ガデス

「我の名は、ガデス。破壊を司る神だ!!」


SFCで発売されたRPG「エストポリス伝記」シリーズに登場する『四狂神』の一人。破壊を司る神である。
ロム兄さんの宿敵ではない。重力使いのサイキッカーでもない。
神々の時代の終わりを告げる剣、デュアルブレードが地上に現れたことにより、地上へと降り立つ。
DS版エストポリスでの声優は小西克幸氏。

作中の時系列的にはIIはIよりも過去の話であり、Iのプロローグ=IIの最終戦となっている。
最初はIIの主人公マキシム達と戦い一蹴するが、後に再戦し打ち倒される。
が、四狂神の一人である死を司る神エリーヌの力で再び復活し、三度マキシム達と戦う。
最終的には浮上した四狂神の拠点『虚空島』で最後の決戦に挑み、マキシム達との死闘の末倒される。
その後100年間、地上の平和は守られ続けたが、転生したエリーヌの力を受けて復活。
マキシムの子孫であるIの主人公(デフォ名なし)の前に時を越えて立ちはだかる。
その後、再度浮上した虚空島で主人公達と戦うが、成長した主人公の力の前に敗北。
エリーヌを除く残りの二人が倒された所で四狂神全員で合体しようとするが、エリーヌが合体を拒否したため三人で合体し戦いを挑んでくるが、またも敗北する。
更に100年後、またも復活したが、今度もマキシムの子孫に破れる。ここまで来るともう一種のお約束となってしまっている。

その後、神々との戦いに決着がつくであろうIIIが発売される予定であったが…
…残念ながら、当時発売を予定していた販売会社の倒産により発売は絶望的になってしまった。
一応、後に携帯機で外伝作品が2作ほど発売されている。

+シリーズと製作・販売会社関連の経緯について
エストポリス伝記はネバーランドカンパニー製作のシリーズで、SFC版の2作はタイトーが1993年・1995年に発売していた。
その後販売権が日本フレックスに移り、三部作を締めくくるPS版「エストポリス伝記Ⅲ ルーインチェイサーズ」が1998年発売予定……だったのだが、その日本フレックスが倒産し、開発はストップ。
エストポリスシリーズ自体の版権は再びタイトーに戻ったのだが、Ⅲの発売はうやむやになってしまった。
(「今後もタイトーからIIIが出ることはありません」という告知まで出されてしまった)

後に、IIIと並行してGBC向けに作られていたIの100年後を舞台とした外伝が海外でナツメから発売、遅れて日本でもタイトーから「エストポリス伝記 よみがえる伝説(通称よみ伝)」として発売された。
ただしこれは「三部作のエピソード3」というわけではなく、あくまでも番外的な内容となっている。
この他、タイトーからGBAで独自に「エストポリス外伝 沈黙の遺跡」(こちらはオリジナルスタッフが関わっていない)も出されたのだが……。 まあ、うん…その、なんだ。
2006年にはシリーズ全3作品(I・II・よみ伝)のBGMを集めたサウンドトラックも発売された。

そして時を経て、まさかのオリジナルスタッフによる新作「エストポリス」が2010年にDSで発売決定。
DS版はⅡをベースとした大幅なリメイクで、ジャンルがアクションRPGになっている。
なおタイトーがスクウェア・エニックスの子会社になったため、新作はスクエニが発売元になっている。

外伝を除く全てのシリーズにおいて、四人の神の中で最も最初に登場し、主人公に『神』の力を存分に見せ付けるかのごとく一蹴する。
なお、この時にレベルをかなり上げていると倒すことも可能で、『ガデスのつるぎ』という強力な剣を落としていく。
破壊を司る神だけあり、一撃の威力は四狂神の中でも最高だが、神としての位は四人の中でも最低である。
言わば「ヤツは我々の中でも最も小物」という立場である。
だがそれだけに出番も多く、言わばライバルポジションであるといえるだろう。
俗に言うパワーキャラ枠でもあるがバカというわけではなく、どちらかというと頭のいいパワーキャラである。
破壊の神であるため、人類の作り上げたものを灰燼と帰し、神の力を示す事が、その存在理由にして行動理念の全て。
そこには善も悪も疑問も妥協もなく、力で対抗する以外の道はない。
……のだが、時系列の最後に当たる外伝では、微妙に人間味のようなものが芽生えたようにも見えたり見えなかったり、リメイク版では相変わらずだが、強者を求めるような面が追加された。
なお、四狂神は全員行けと言われて来てる存在なので、特別に人に対してどうこうという意識はない、また良い面を司る神も当然の如く存在はするが、ディオス達を否定して、都合の良い神様だけを得ることもできない。
彼らはそれぞれの役割をしっかりとこなしているだけなのだ。

+残りの四狂神

ディオス

恐怖を司る神。四神の中では最も位が高く、力も強い、リーダー格の存在である。
IIではラスボスを勤め、死に際の一撃でマキシムの恋人セレナの命を奪った。
DS版の声優は銀河万丈氏。

エリーヌ

殺戮を司る神。死を操る=生も操る存在というわけなのか、彼女が存在する限り四神は復活を続ける。
ある意味で全シリーズを通しての最重要人物である。というのも……。
+全シリーズ重要なネタバレ注意
Iの主人公の幼馴染、ルフィアは彼女が転生した姿。四神復活の鍵であり、彼女を殺さない限り四神は復活し続ける。
最後はデュアルブレードの放った波動にその身を貫かれ、息を引き取る……が、この時死んだのはエリーヌだけであり、
人間としてのルフィアは全ての記憶を失いながらも生き残ることが出来た。
またIIで主人公マキシムを導く謎の女性アイリスの正体でもあり、この時マキシムに興味を抱いたことが転生に繋がったと思われる。
更に外伝でも占い師シーナに転生し、マキシムの子孫(=I主人公とルフィアの子孫)ウェインと共に旅をする。
ルフィアの時と違いエリーヌとしての記憶を引き継いだ転生であり、その目的は四狂神が二度と復活しないよう自ら滅ぼすことであった。
どうでもいいことだが、転生した場合は何故かツンデレ幼馴染系の属性が付属する。
DS版の声優は沢城みゆき女史。

アモン

混沌を司る神。立ち位置的に中途半端で、どうにも他の神々に比べて影が薄い。
どのくらい影が薄いかと言うとDS版の声優発表時に一人だけ名前が無いくらい。
ただ戦闘になると使ってくる全体ステータス異常の攻撃がとてもイヤらしい。

アレクディアス

全ての神々を束ねる絶対存在、四狂神は、彼の命令を受けて、地上に降り立った。
IIのオープニングなどにしか出てこないため、偉さの割に影が薄い。

ちなみにゲーム自体の評価は、Iは特筆するほど特別なシステムはないが、IIはパズルを活かした複雑なダンジョンとシナリオ音楽ともに高い評価を得ており、
ゲームバランスもほどよく、地味ながらも良作として根強いファンが未だにいるほどである。
特に音楽は 某ス○ロボで作曲者が丸パクリするほど 名曲揃いであり、大会などでも時折BGMに使われている。

  • 原曲集

II以降のタイトルでは、「怒りゲージ」のシステムが導入されている。
HPの減少で増加し、消費して必殺技を発動できるというもの。強敵相手には、こちらも大技を繰り出せるチャンスが増えるようになっている。


MUGENにおけるガデス

吉岡達也を作成したクモ丸氏が製作した手書きのものが存在する。
重いデカい遅いの三拍子が揃ったパワーキャラであり、原作で使用していた技も使用する。
また全ての必殺技にゲージを使用し、挑発することでゲージを溜めることが出来る。
現在はDS版のボイスがデフォルトでついている。

スプリッドバスターアタック
1ゲージ技。配下のカミュを呼び出し飛び道具で攻撃する。

オクトストライク
1ゲージ技。強力な八連攻撃を行う。尚、IIではガデスの剣の持つ特殊能力だった。

破壊の一撃
2ゲージ技。出は遅いが破壊力は抜群の一撃で攻撃する。ガード可能だが削りでも直撃と変わらないほどのダメージを食らう。
原作ゲームでは最もHPが高いキャラでも一撃で沈みかねないほどの破壊力を誇っていた。

破壊の波動
3ゲージ技。広範囲を攻撃する波動を放出する。

なお簡易ながらデフォルトでAIも入っているほか、st-exupery氏のAIパッチも公開されている。

出場大会

凍結