バンシー


+ 日本語吹替声優
安井邦彦
1992年アニメ版(テレビ東京版)
西健亮
『ファースト・ジェネレーション』

アメリカのマーベルコミックの人気シリーズ『X-MEN』に登場するヒーロー。モビルスーツではない。
初出は1967年の『Uncanny X-Men #28』で、第二期からの登場である。

本名はショーン・キャシディ。身長183cm。体重77kg。
アイルランド人のミュータントである。
日本語の表記ゆれによってはカーネイジと同姓になるが関係は無い(バンシーはCassidyでカーネイジはKasady)。
地元の女性Maeve Rourkeと結婚し、インターポールに職を得るがIRAのテロで妻を失う。
実は彼女は妊娠しており、娘テレサ・キャシディ(後のサイリーン)を得るが、
妻の死後自暴自棄になっていた彼は、保護していた友人トムと諍いを起こし、トムは彼女を独力で育てた。
その後はヴィラングループのファクター・スリーに拉致され、爆弾ヘッドギアつきで働かされていた(ちなみに、コードネームもこのとき自分で付けた)。
ファクター・スリーが壊滅したのをきっかけにX-MENに入り、メンバーとして活動し始めた。
チーム内では年長者として比較的常識人のポジションで、X-ジェネレーションズの教官をしていたこともある。
最期は、旅客機をヴァルカンが操縦する戦闘機ブラックバードから守ろうと全力を出し、力及ばずブラックバードと衝突した。
なお、旅客機もブラックバードと衝突して墜落し、乗客は全滅した。

能力は、喉から超音波を放つ「ソニックスクリーム」
衝撃波として敵や物体にぶつけて破壊したり超高音を発して人を傷付けずに昏倒させたり、
反響音を利用することで周囲の物の位置を把握するソナーにしたり空気を振動させて空を飛んだり、
さらには超音波の振動数を制御する事によってプッシュ音のように用いてプログラミングをしたり、
その応用でEMPパルスのように用いて周囲一帯の電子機器をダウンさせたりと、とにかく多彩な応用性を持つ能力である。
……器用貧乏すぎて結局地味キャラだが。

「バンシー」というコードネームも、アイルランド伝承の泣き女から来ている。いい年したおっさんだけどな!
なお、娘のテレサ(サイリーン)も同じ能力を持つ。
また、インターポール時代の経験からか、近接戦闘や射撃、戦略立案などの能力も高い。

余談だが、「常識人が馬鹿を見る」のはどこの世界も同じようで、癖が強すぎるメンバーが周囲にいるせいで、
あまり目立っていない上、周囲には振り回されてばかりである。
亡くなった妻の忘れ形見であるテレサも、よりにもよってデッドプールに懸想するしでさんざんである。

その上一度とあるイベントで蘇り、そしてそのイベントが終わり再び死んでいった時も、
娘に「どうせまた生き返るわよその内」とか言われたりするあたりなんというか……。
勿論、このセリフ自体は悲しみを隠すために言ったセリフなのだが、周りが周りなだけにねぇ……

どうでもいいが、彼には巻数を重ねるごとに外見が若返るという妙なジンクスがあった。そこ、作画のブレとか言わない


MUGENにおけるバンシー

     
Acey氏によるものが存在し、現在は「Infinity Mugen Team」にて代理公開されている。
最新版はMUGEN1.0以降専用。サイクロップス等のドットを元に作られている。
原作通り超音波の飛び道具を使える他、飛行能力も持っている。
また、ストライカーとしてサイリーンを呼び出すこともできる。
AIは搭載されていない。
紹介動画(リンクは古い物なので注意)

出場大会

  • 「[大会] [バンシー]」をタグに含むページは1つもありません。


最終更新:2022年04月16日 20:47