アメリカの
マーベルコミックスのシリーズ『アベンジャーズ』に登場するヒーロー。
初出は1964年の#9と、かなりの古株である。
『アベンジャーズ 地球最強のヒーロー』での日本語吹替声優は柳田淳一氏。
本名は
サイモン・ウィリアムス。
実業家の父サンフォードの息子として生まれ、父の会社を継ぐが、
トニー・スタークの会社と競合して左前に。
そこで会社の財産を横領しようとするがバレて逮捕・投獄。このことでトニーを逆恨みし、ヴィランのゼモ男爵(バロン・ジーモ)の提案に乗ってヴィランとなる。
彼の力により、イオン・エネルギーを操る力と「ワンダーマン」の名をもらい、何食わぬ顔でアベンジャーズに入隊。
後に内部からかき回し、アベンジャーズを崩壊させる手はずだった。
だが、そこに長くいる内にアベンジャーズに愛着を覚え、ゼモに命がけで反逆し、死亡した。
その後、トニーが取っておいた脳のデータを元にして復活する。
一般人に正体を明かして
俳優の職についており、普段は映画のスタントマンをやっている。
そのため、『シビル・ウォー』では超人登録法賛成派に回り、登録法を推し進めるCMに出演した。
……なお、名前からDCコミックの
ワンダーウーマンを連想する人も多いであろうが、会社が違うので無関係。
まあ、DCにも「ワンダーマン」はいるのだが。
マーベルとDCで同じ名前のキャラがいるのは
よくあることである。
ちなみに「ワンダーマン」という名前のヒーローが最初に生み出されたのはどちらの会社からでもない。
(なんでも、「
スーパーマンに似すぎ」という事でアメコミ初の
著作権侵害訴訟になったとか)
そもそも「Wonderman」という単語自体、日本語にすると「
すごい男」というようなニュアンスなので、
色々な人がヒーロー名に思いつくらしく、これまた別の会社にも「ワンダーマン」というヒーローがいる。
MUGENにおけるワンダーマン
Infinity mugen teamのZvitor氏によるものが公開されている。
飛び道具など、原作ではあまり使わなかったものもあるが、
超必殺技は接近技が多いため、近距離戦に向いている。
出場大会
最終更新:2021年06月18日 22:02