リッド・ハーシェル





「平和で良いじゃないか。
 何もないって事が、一番の幸せなんだよ。」

 年齢:18歳
 身長:178cm
 体重:62kg
 声: 石田彰

ナムコ(現バンダイナムコゲームス)のRPG『テイルズオブエターニア』の主人公。インフェリアの片田舎ラシュアン村に住む猟師の青年。
ファラ・エルステッドキール・ツァイベルとは同じ村で育った幼馴染みであるが、ファラには何かと振り回されがち。

のんびりと空を見上げているのがお気に入りで、平穏で静かな生活を望んでおり
猟師として分相応な生活を求めていたが、メルディと出会いファラに連れられて旅に出る事になる。
当然、その事について本人は嫌っているが、敵対していたレイスが身を挺してまで助けてくれた時から、
大切な人を守るため、そしてその人を応援するためにまずは自分が頑張ろう、と戦う事に前向きな姿勢を見せ始める。

前述通り変化を嫌う保守的な性格で、「食べたい時に食べたいだけ食べる、寝たい時に寝たいだけ寝る」
「何も起きず平穏ならそれが一番」というリッド節が信条。また、他人に干渉するのも干渉されるのも嫌う。
その点で言えば、色々とリッドに干渉するファラは彼にとっては特別な存在と言える。
しかし、他のメンバーが緊迫している状況でもしばしばこれが出てしまうため、周囲から呆れられる事も少なくない。

冷静ではあるが、どちらかというと脳天気な性格である。口癖は「~~っと!」(例:終わり終わりっと!)
幼馴染のキールとは皮肉を言い合うなど口喧嘩が絶えないが、彼の目線からの幼少期の過去を知った事で、
彼の内面を気遣うようになり、皮肉もあまり言わなくなった。

食べる事に関してはかなり意欲的……なのだが、作り方にはあまり頓着せず、彼の干し肉の製造法は周囲が呆れるほど大雑把。
また、お化けや怪談が苦手(幼い頃に関わった“ラシュアンの惨劇”という事件が背景となった強いトラウマ)。
であり、歌を歌った時はファラから「それは音楽じゃない」と言われてしまった。

剣術に天賦の才を見せ、我流であるにも拘らずその腕前は中々のもの。
しかもを装備可能という万能さ。
「鳳凰天駆」から派生する秘奥義「緋凰絶炎衝」を初めて使用したキャラクターでもある。
ちなみに初期装備が斧(ハンドアックス)という珍しいキャラ。職業が狩人で、狩りの場面からゲームが始まるからなのだろうが。
後の外部出演ではもっぱらラストフェンサー(本編終盤のサブイベントで入手出来る剣)を装備している。

また、“神の力”である「極光術」を扱うための素質(他世界では「フィブリル」と呼ばれる力)を持っており、
本作のメインキャラクターの一人、メルディに触れると虹色の光が出るが、これは彼の持つ“光の極光”とメルディの“闇の極光”が反発するためである。

「俺は猟師だ! 生きてく為には…仕方ないんだ!!」

外伝作品では、同じ猟師として『テイルズオブファンタジア』のチェスター・バークライトと仲が良い。
彼とは歌の才能を認め合う仲でもあるだが、お互い音痴と気付いていないため、ある意味こいつが二人いるような状況である。
さらに、空を見上げるのを眠る事と勘違いしているスタン・エルロンとも、所属ギルドが違うも仲がいい(まぁ、何か少しずれているが…)。

また、外伝・原作問わず、
他「その剣術何処かで習ったの?」
リッド「いや、狩りをしてる内に身に付いた我流。」
他「まともに修行とかしないのか?」
リッド「俺は猟師だからな。その日の分を狩れる剣術で十分だ。」
というやり取りは毎回行われ、もはやテンプレである。

『テイルズ オブ ジ アビス』に闘技場団体戦エキジビジョンマッチでゲスト出演している。
秘奥義は「極光壁」、海外版では「緋凰絶炎衝」を何回でも使用する。
「極光壁」は、自分の周りにほぼ即死攻撃&パーティ死亡関係なく1/4回復。もちろん自分の体力が1残るわけでもない。実に鬼畜。
ただ、ファンからは「極光壁」から派生する「極光剣」「インフィニティ・リヴァイヴァー」を見たかったという声も多く、
派生が省かれるリッドと違い、同じく派生技を持つハロルドやアニスの連携秘奥義が実装されている事もあって、
お祭りゲーの度に「で、極光剣の実装はいつですか?」と言われている。
+ 「極光壁」使用時のカットイン

『テイルズ オブ ザ ワールド なりきりダンジョン2』及び『3』に出演した際には秘奥義として極光剣を使うことが出来るのだが、
他シリーズの主人公の秘奥義に比べ、彼の極光剣だけが桁違いの破壊力を誇っていたりと優遇されている。
といってもこいつのチート通常技がそれ以上にヤバイせいで目立たないけど
また、『テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー』では、『エターニア』キャラの中で唯一出演。
だが性能やストーリーの絡みのせいで影が薄い。
『テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー2』でも、新たに3人のキャラと一緒に参戦。
性能はかなり強化された上、初期から使えるのだがストーリーのせいでやはり影が(ry
『テイルズ オブ ハーツ』では援護攻撃キャラクターとしてゲスト出演している。
『テイルズ オブ バーサス』では、ヒロインのファラやサブキャラのバルバトスが出演しているのに、何故か出演していない。
というかストーリー上で存在すら消されている。…と思いきや、オマケのミニゲーム『テイルズ オブ ウォールブレイカー』にギリギリ滑り込み出演。
元々、『バーサス』自体、出演キャラに対して不満の多い作品であり、「参加人数や所属の国が偏っている」「主人公が出ていない」事はよく言われている。
ちなみに主人公では『リバース』のヴェイグ、『ラタトスク』のエミルが出ていない。
ただしラタトスクは外伝扱いなので出る事の方が珍しいかもしれない。リヒター?何の事です?
『レディアントマイソロジー3』では、様々な技・挙動が原作っぽくなり、性能自体は落ちたがファンからの評価は上がった。
まあ、落ちたと言っても斧や盾を装備出来る事もあってトップ陣(クレス・ヴェイグ等)に次いで強いのだが。

…とはいえ、シリーズ公式サイトで行われた人気投票では、主人公達の中では最も高い5位に輝いている
(何故か主人公でもなんでもない同作品のセルシウスに4位を奪われているが)。
ちなみに他作品の主人公ではクレスが8位、スタンが13位である。

『テイルズオブヒーローズ ツインブレイブ』でも参戦し、秘奥義には「極光剣」が採用された。


MUGENにおけるリッド・ハーシェル

4体の存在が確認されている。

+ BIRD氏製作
  • BIRD氏製作
現在は入手不可。
『なりきりダンジョン』のドットを使用した所謂ちびキャラ
原作の全ての技を搭載しており、さらに没技の閃空千裂破や、動画でもよく見かける最も有名な改造技「天覇極光斬」も搭載されている。
エフェクトも『なりダン』のものを使用しており、その再現度はかなり高い。
さらにコマンドは、原作で装飾品として存在する「コンボコマンド」を装備する事で可能なコマンド操作と同じという、原作プレイヤーには嬉しい仕様。

+ AQ氏製作
  • AQ氏製作
自作ドットで製作された高頭身のリッド。
2019年のYahoo!ジオシティーズ終了によりサイトが消滅し、残念ながら現在は正規入手不可。
新版と旧版が存在し、旧版は普通の剣を、新版はエターナルソードを装備している。
エフェクトは綺麗だが技が若干少なく、秘奥義も存在しない。

+ Z.A.I.氏製作
  • Z.A.I.氏製作
『なりダン』ドットを拡大し、手描きで修正され製作されたリッド。武器はラストフェンサー。
技はほぼ全て搭載されており、投げは無いが十分戦える性能。
こちらはコマンドがオリジナルであり、波動や竜巻、昇竜などの簡易的なコマンドで技が出せる。
ボイスは『マイソロ3』と原作のボイスを混ぜて使っている模様。

MAXSA氏、亞氏によるAIが存在したが、いずれも現在は入手不可。
MAXSA氏AI

+ A.M氏製作 ラストフェンサー
  • A.M氏製作 ラストフェンサー
上記Z.A.I.氏のリッドを強化改変したもの。
常時AI起動しているため、プレイヤー操作は基本的に不可能。
秘奥義を除く全ての技がキャンセル可能で、技性能自体も大幅に上がっている。
秘奥義自体も風塵封縛殺を含めいくつか追加されており、そのどれもが凄まじい性能。
多数の設定項目があり、更にカラーが上がるほど耐性や即死の種類が増えていくため、凶から神下位まで対応可能。


「ラシュアンに帰ったら、腹いっぱい食べたいなあ。ファラのオムレツ。」

出場大会

出演ストーリー



最終更新:2023年05月23日 09:40