マリー・エージェント







「未熟な癖に強がるからさ!」


 年齢:24歳
 身長:170cm
 体重:54kg
 スリーサイズ:B94-W62-H90
 一人称:わたし
 声: 天野由梨
ナムコ(現バンダイナムコゲームス)のRPG『テイルズオブデスティニー』の登場人物。記憶喪失の女戦士
1年以上前、ルーティと出会った時には自分の名前以外何も覚えておらず、
旅をしている内に記憶が戻るかもしれないということでルーティと行動を共にしている。
ちなみにエージェント姓はルーティが付けたのだが、ルーティ曰く「カッコいいから」という理由で人をスパイ呼ばわりする辺り
(漫画『神の眼をめぐる野望』のみスパイのように近付いてきたから)、
どうやらネーミングセンスはルーティ譲りらしい。まあ本人は気に入っているらしいので結果オーライと言うべきか。
海外版では「Mary Argent」で微妙に違う。こちらだと「銀」の意なので、「カッコいいから」という理由にも納得である。

かなり脳天気で変わった性格で、「見るもの全てが新鮮で記憶喪失も悪くない」などと記憶喪失を楽しむほど。
その一方、昔話を語る人を羨ましく思っていたり、記憶喪失前から持っている剣(PS2版では短剣)を大事にしているなど、
記憶を取り戻したい気持ちも当然ながらある。
剣の腕は確かで、ドラマCDではベルセリオスが健在なら彼女がマスターになっていたかもしれないとのこと。
普段は穏やかだが、一度戦いとなると人が変わったように血気盛んになり、口調も荒々しくなる。
料理が得意など家庭的な一面もある他、アイスキャンディーが好物で、所持しているとそれを食べているミニイベントが起きる。
また、囚人用の高圧電流が流れるティアラを綺麗だと言って気に入り、外してもらった時には何故か残念そうだったり、
真面目な話をしている周囲の空気を無視して画面の隅でふらふら自由に動き回っていたりと、やや天然気味。

料理が得意なのは元々主婦だったためで、得意料理はファンダリアの郷土料理「ビーストミートのポワレ」。
また、『デスティニー』だけでなくシリーズ全体で見てもかなりの戦闘力の持ち主。
そして付いた称号が「ボンキュッ」。

本名は「マリー・ビンセント」。ファンダリア王国のサイリルに住む自警団の剣士ダリス・ビンセントの妻であり、
1年以上前にサイリルがグレバム勢力の襲撃を受けた際、ダリスの手によって逃げ延びるもその際に記憶喪失になっていた。
なお、PS版ではプレイヤーの行動によりダリスの生死が左右されることとなり、彼の生死が第二部においてマリーを仲間に出来るタイミングを変えることになる。
条件はハイデルベルグの城下町に入ってダリスに会う前にサイリルの町に立ち寄ってイベントを起こすだけだが、
ダンジョンを抜けた先に目と鼻の先に見えている目的地のハイデルベルグをスルーしてしばらく南下し、森をいくつも抜ける必要があるので気付きにくい。
第二部の隠しマップの開発室でスタッフからダリスを活かすルートの存在を示唆してくれるが、条件は教えてくれない。
ちなみに、隠しダンジョン「ドルアーガの塔」の入り方のヒントを何故か知っていて説明してくれたり、
空中都市シュサイアの敵の撃破率と隠し宝箱の存在を何故か知っていて教えてくれたり、
ダイクロフトでパーティー全員がバラバラに飛ばされるトラップで何故かマリーがいる場合だけ残って2人で行動出来たりと、妙に優遇されている。

ダリスはメディアミックス作品でドラマCDと矢島さら氏の小説版では死亡、くおん摩緒氏の漫画版では生存することになるが、
本編の『TOD2』では接合性のためか受けた傷が原因で死亡しており、マリーはある町で宿屋を経営しひっそりと暮らすこととなる。
オフィシャルガイドブックによると彼女を気遣ったウッドロウからプロポーズを受けているのだが、
ダリスのことを忘れることが出来ず、そのプロポーズを断っているという。チェルシー涙目。
ちなみに、漫画版『TOD2』にも1コマだけながら登場している。

PS2版ではダリスの設定の大幅な変更のため、サイリル襲撃の詳細や記憶喪失の経緯が異なり、
ダリス死亡の可能性が無くなったため、彼との熱愛ぶりが強調されるイベントが追加された。
また、気配りの細やかさなどの家庭的な一面が色濃くなり、
記憶が戻ってからは女戦士としての凛々しい一面なども覗かせるようになった他、可愛い物が好きという設定も追加された。
PS版では剣や斧など近接武器全般を装備出来たが、PS2版では武器が斧に限定されている。
PS版では何故か固有イベントが多かったが、そういったイベントは全て無くなり、
活躍の場になるであろう料理絡みのイベントも、料理システムの関係やリリスの存在で影を潜めてしまった。
上記の通りダリスが死亡するルートが無くなったため、PS版ではあったウッドロウとの関係も無いかと思いきや、
決戦前夜のイベントで彼に意味深な発言をする。


原作での性能

典型的な戦士タイプの前衛キャラ。ただしパラメータはコングマンほど極端ではない。
技はスタンのそれと似たものが多いが、マリー版は全体的に浮かせ&吹き飛ばし性能に優れる傾向にある。

PS版では魔神剣の強化版である「魔神剣・改」「剛・魔神剣」「烈・魔神剣」を始め、
突進後に斬り上げる「猛襲剣」、攻撃範囲の広い「剛雷剣」、吹き飛ばし技「獅子戦吼」、奇襲技「陽炎」、
そして全技中最高威力を誇るパンチラ技乱舞技「斬!」と全ての技が高性能なため、
メインのソーディアンマスター達を差し置いて強キャラ扱いされた程だった。

PS2版では差別化のためか、スタンよりも『TOD2』のロニに近い性能になり、ロニの技の一部が新規追加された。
能力や技の性質から、ゴリ押して崩すパワーファイター的な面が強い。
命中率と術攻撃力が低いので、宝石や「チャージ」で補強しておきたい。
技はPS版の性能を踏襲する「猛襲剣」「獅子戦吼」、ガード崩しの効果が追加された「烈・魔神剣」、
攻撃範囲が大きい上に浮かせ+ガード崩し効果もある「爆神狂刹」、鋼体状態で突進する「割破爆走撃」などが使い易い。
ブラストキャリバーは攻撃範囲が広い「森羅爆砕」と、レベル2ながら威力が高い「斬!」の2つ。


MUGENにおけるマリー・エージェント

古くはBIRD氏によるPS仕様が存在していたが、ちびキャラ故か出番は少なかった。
後にMATY氏が『リメD』&アレンジ仕様の2体を製作。現在はhamer氏によって代理公開されている。
以下はMATY氏のマリーについて解説する。

10段階のレベル制AIや原作イメージイラスト風の2Pカラーを搭載している他、
原作のCCや晶石、固有装備等のシステムをアレンジを加えて実装している。
また、オリジナル技としてコマンド投げの「獅吼万砕陣」や、レベル3ブラストキャリバーの「天将雷吼閃」が追加されている。
なお、ブラストキャリバーで止めを刺すとリメDのテーマソングが流れる

同じくMATY氏による斧とPS版の剣盾を使い分けるアレンジ版のマリーも存在する。
こちらはシャインナックル風の術技「剣狼・天照」が追加されていたが、
その後の更新で前述の天照や斧動作が削除された代わりに、中段攻撃にPS版で使っていた金のフライパンを使用したり、
他のテイルズオブシリーズからも技を拝借していたりと、剣盾装備の別キャラに生まれ変わった。
7P以上はボスモードで、POWER自動回復・攻撃力1.2倍・根性値付与・OVLゲージ自動上昇の効果がある。
12Pは常時ゲージMAX・攻撃力2倍・根性値付与・常時オーバーリミッツと格段に性能が上がり、
狂中位クラスの実力ながら相性によりSMHを倒してしまう。

出場大会

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出演ストーリー



最終更新:2023年04月26日 09:21
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