キール・ツァイベル




「し、知るわけないだろうそんな事!
 レオノア百科全書にも載ってない!」

 年齢:17歳
 身長:174cm
 体重:51kg
 声: 保志総一朗

ナムコのRPG『テイルズ オブ エターニア』の登場人物。
リッドファラの幼馴染。
7歳の時、両親と共に生まれ育ったラシュアンを去り、学問の町ミンツに移り住む。
13歳で学問の才能を見出され、ミンツ大学に飛び級で入学。
現在は同大学の最難関こと光晶霊学部に所属する学士。

昔から運動神経は鈍く泣き虫で、活発なリッド・ファラにからかわれるのがお約束だった。
そんな自分に幼い頃から劣等感を持っていたような一面も垣間見え(彼が元々学業に没頭するのもコンプレックスを取り払うため)、
現在でも他のメンバーと比べるとあまりにも体力不足が目立つ。5歳も年下の少女であるチャットに劣るほどなので相当である。
また女性の色気に弱く、アニメでは鼻血を2回も出した。
その一方知識欲は非常に旺盛であり、大学に飛び級入学するほどの並外れた頭脳を持つ。
しかし、知識のほとんどを百科事典の丸暗記で得るなど、理論面に偏重し融通が利かない一面もある。
何かことが起きる度に、滔々と専門事項について解説する衒学趣味の癖もある。
大学では「連鎖的世界崩壊仮説」なる胡散臭い理論を唱える変人として白い目で見られており、数少ない理解者以外からは評価はされていない。
こういった面からRPGにおける解説役を担当している。
しかし、あらゆる憶測を全く信じないが故に勘が鈍くなり、序盤はそのことでパーティメンバーの足を引っ張ることになる。

嫌いなものは辛いもので、幼少の頃ファラによってタバスコを無理矢理飲まされたのが原因
このため料理スキルにおける「エビチリ」の習得率が全体的に異常に低い。
味が濃い傾向にあるセレスティア料理も口に合わない模様。
ついでに言うと魚料理も骨が面倒で嫌いな様子。もしかして好き嫌い多めだから体力不足になっているんじゃ…。

当初はメルディのことを「自分の出世(王立天文台に就職するという夢)のために利用価値がある」くらいにしか認識しておらず、
ファラに咎められるような態度を取ることもしばしばだった。
しかし共に旅を続けていく中、自分に学びの機会を与え、それを手伝ってくれたことでメルディに感謝の念を持つようになり、徐々に打ち解けていく
(恋心さえ抱いてきているようで、甘えられたり水着姿を披露された際は必要以上に狼狽えている)。

ちなみに、メインキャラクターの中で唯一、他のマザーシップタイトルにゲスト出演していない
(『なりきりダンジョン』系や『ファンダム』などの外伝作品には出演している)。
『テイルズ オブ ファンダム Vol.1』の晶霊探偵! ~キール・ツァイベル最後の事件?~』では準主役。

その後『テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー2』に出演し、
『シンフォニア』でのファラ・メルディ、『アビス』でのリッドのエターニア組に続いて、遂に3Dモデル化した。
『レディアントマイソロジー3』では秘奥義として光の大晶霊「レム」が採用されている。


「メルディ、頑張れ!僕がついてる!」


性能

晶霊術の使い手で、様々な攻撃術や回復術を習得する。
晶霊(各属性・各元素を司る精霊)の長「」をクレーメルケイジに入れ、
これをもう1つのケイジ(メルディ所持)と「フリンジ」(混ぜ合わせ)することで、
「自分の持っている大晶霊の、相手の持っている属性に対応する術」が使えるようになるシステム上、
2つのケイジに入れた大晶霊の組み合わせによって使用可能な晶霊術は大きく変わる。
よって、キールとメルディが使える晶霊術の大半は共通かつ共有不可能となっており、
キール固有の晶霊術は大晶霊の力を必要としない火・水・風属性の下級術3つのみ
(ちなみに、メルディには専用召喚術「ティニー」がある。キール専用召喚術は没になった模様)。
一応メルディよりも知力が高めになっているので、同じ術を使えばこちらの方が高威力(TP最大値はメルディの方が高い)。

また、彼を操作キャラにして術を詠唱すると、彼のキャラアイコンの所に十字キーが表示され、
その指示通りに十字キーを入力することで詠唱時間を短縮出来るが、入力をミスすると詠唱時間が延びる
(1回成功するごとに1/60秒短縮、1回失敗するごとに2/60秒延長)。
キールの術詠唱モーションは片手で十字を切り続けるというものなので、一緒に詠唱している気分になれて結構楽しい。

+ 『マイソロ』シリーズでの性能
『マイソロ2』で参戦した際は原作再現のためか秘奥義が無いものの、攻撃・回復を高レベルで兼ね備えた万能術師。
特に無属性・全画面判定・高威力の「シューティングスター」が強力。
『マイソロ3』では高水準な術ラインナップはほぼそのままに、上記の通り秘奥義が追加。
その性能も「光属性の全体攻撃と同時に味方全員のHP・戦闘不能を含む状態異常・状態変化(能力の低下)回復」という高性能っぷり。
ついでにパートナーのメルディもシリーズ初参戦、ストーリーでも扱いが大幅に改善される…など大躍進を遂げた。
ただし、シリーズを通して「足が非常に遅い」という欠点はずっと変わっていない。


MUGENにおけるキール・ツァイベル

BIRD氏によるものが存在していたが、現在は入手不可。
『なりきりダンジョン』のドットで製作されており、原作通り「フリーズランサー」等の術を使って戦う。
原作と同じように攻撃するのに詠唱が必要なため単独での活躍は難しく、ちびキャラなのもあってかあまり動画では見かけない。

出場大会

出演ストーリー



「実際に見たり調べてみないと分からないこともある。それを学んだ。」


最終更新:2022年03月06日 19:15
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