ライノ


"I am the Rhino! I told you I'd be back!!"

(ハッハッハ!俺は、ライノだぁ!戻ってくると言っておいただろうがぁ!!)

+ 日本語吹替声優
加藤治
『スパイダーマン(1967年アニメ版)』
石川ひろあき
『スパイダーマン(1994年アニメ版)』
梁田清之
PS『スパイダーマン』
松丸幸太郎
『アルティメット・スパイダーマン』
楠見尚己
『アメイジング・スパイダーマン2』
堀総士郎
『マーベル スパイダーマン』『スパイディとすごいなかまたち』
山野井仁
『Marvel's Spider-Man』シリーズ

アメリカのマーベルコミックに登場するヴィラン(悪役)。初出は1966年の『The Amazing Spider-Man #41』。
以降も『ハルク』など、多くの作品に登場している。
なお、「ライ」だとMUGENオリジナルキャラクターになるので注意。

本名はアレクセイ・ミハイロビッチ・シツェビッチ。ロシア人である。アレックス・O・ハーンという名を名乗る事もあるようだ。
身長196cm。体重322kg。
粗暴な性格であり、安易な金を求めてロシアンマフィアに所属した。
その後、名声を約束されて人体実験を繰り返され、超人的な力を身に付けた。
それ以降、スーツと「ライノ」というコードネームを拝命した。

能力は、人体実験の結果身に付けた超人的な力と、特殊なスーツによるもの。
名前の通りサイを模した、顔以外を覆う全身スーツを身にまとっており、熱や衝撃に対する防御力が高い。
また、カミソリのように鋭い角も搭載されており、パワーを最大限に生かせるようになっている。
なお、このスーツは肌と癒着しており、脱ぐ事はできない
一度着用したが最後、もはやサイ男として生きていくしかないのである。
皮膚呼吸とか垢とかトイレとかどうしてんのかは聞くな。マーベルの人そこまで考えてないと思うよ

実力的には自動車やビルを破壊できる程度の腕力に、単純な銃撃程度ならば防ぐ防御力など、
ヒーロー物の敵役としては非常にありがちな標準的な強さと言った所。
そのせいか、キャプテンアメリカの新型ビームシールドやアイアンマンの新型アーマーといった、
新兵器の恰好の噛ませに使われる事が多い。

能力やポジションから「粗暴な脳筋」として捉えられがちで、まあ大体の場合は実際その通りなのだが、
「実験で知能も強化されている」という設定のためか、作品によっては比較的常識的に振る舞う事もある。
まあアメコミの性格設定なんてライターとか作風とかによってもコロコロ変わるし……

実写作品では映画『アメイジング・スパイダーマン2』に登場。
この作品では、アイアンマンのような「ロボットスーツを着た常人」という形にアレンジされている。
サイズ的にはハルクバスター並なのでもはやスーツというか有人人型兵器の類である
サイのような頭部を持ち、怪力を発揮するのは原典と同じだが、四足型にも変形でき、重火器を装備しているなど全体的には別物。
同『3』にも登場予定だったらしいが、シリーズ自体が打ち切られてしまったためどういう役どころだったのかは不明。
「スパイディの実写版ってそんな話題ばっかだな!」は言わないお約束

PS4で発売された『Marvel's Spider-Man』でも登場。
同作での多くのヴィラン同様、現代的にアレンジされており、角張った表面にパイプが剥き出しになったメカメカしい造形となっている。
スコーピオンと共にスパイダーマンを襲うも、連携が上手く取れずに失敗する。

また、本国アメリカのネット界隈では、1967年アニメ版でのシニスター・シックス
(ライノ以外の面子はエレクトロ(右から二番目)、ヴァルチャー(左から二番目)、グリーンゴブリン(一番右))の集合シーン画像が、
「Me and the Boys(ぼくとみんな)」というミームとして有名になっている。
なお上の画像はコラであり、実際はライノを除いた3人が映っている。
元ネタ解説


MUGENにおけるライノ

Batzarro氏によるものと、上記のインターネットミームを元ネタにカオスな改変を施した「Me and the Boys」が存在する。

+ Batzarro氏製作
  • Batzarro氏製作
現在は「Infinity Mugen Team」にて代理公開されている。
ドットのベースはザンギエフと思われる。
操作方法は『MVC』風の6ボタン方式で、チェーンコンボやエリアルレイヴ等も可能。
まだβ版との事でやや技数が少ないが、どれも使い勝手は悪くないので十分戦っていけるだろう。
性能としては原作同様のパワーキャラであり、突進系の超必殺技「Rampage」を持つなど接近戦に向いている。
また、Batzarro氏は専用ステージ「Rhino Rampage」も製作しており、本体同様こちらも「Infinity Mugen Team」にて公開中。

AIは未搭載だが、ホルン氏による外部AIが公開されている。
恒例のコンボ・立ち回り・反応・ガードレベルに加え、アドバンシングガードの使用頻度を設定可能。想定ランクは強との事。
なお、コンボレベルを最大にすると永久を繰り出してくるので注意。

+ Brergrsart氏製作 Me and the Boys
  • Brergrsart氏製作 Me and the Boys
MUGEN1.0以降専用。
前述した通り、同名のインターネットミームが元ネタのカオスな改変キャラ。
見た目は上記のライノと変わらないが、ストライカーとしてエレクトロ、ヴァルチャー、グリーンゴブリンを呼び出す。
……が、ヴァルチャーが銃から鳥を発射したり、エレクトロが「パワーウェイブ!」と叫んだり、
スパイディグリーンゴブリンを投げ付けてきたり、果ては謎のオッサンが現れて踊り狂ったりと実にカオス。
とはいえ各種技の性能自体は優秀であり、単なるネタキャラに留まらない強さを持っている。
AIもデフォルトで搭載されている。
プレイヤー操作(3:43~)

出場大会

プレイヤー操作

MUGENキャラをさっくり触ろお!!(さまざま40、Batzarro氏製)
R-9cで色々と戦う動画(part64、Me and the Boys)


最終更新:2022年04月07日 19:48