サムス・アラン

―私は今  賞 金 稼 ぎ (バウンティ・ハンター)として生きている―

任天堂のアクションゲーム『メトロイド』シリーズの主人公。
『Other M』での日本語CVは小林愛。
宇宙を股に掛けるバウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)
銀河連邦がサムスに依頼をし、宇宙支配を企むスペースパイレーツの掃討に向かうというのがシリーズで最も一般的なシナリオである。
身長は190cm、体重は90kg(ただし、パワードスーツ装着時の数値)。
キャラ名をゲームタイトルの「メトロイド」だと思われやすいが、メトロイドは敵である。
同じ任天堂ヒーローであるゼルダの伝説の主人公『リンク』と似た境遇と言えるだろう。
パッと見たらロボットっぽい見た目と、「~ロイド」というアンドロイドを連想させるタイトルもそれに拍車をかけている。
「メトロイドと呼ばれる主人公のロボットを操り、機械の建造物の中をねり歩き、敵を銃で倒す。」 と間違って紹介されたのも仕方ない。

パワードスーツの見た目に反し、サムスは女性である(ただし、FCD版のメトロイドの取扱説明書では男性として画かれていた)。
ファミコンで初代が発売された当時、ごっついアーマーの中から出てくるのが(しかも主人公)妙齢の女性というのは衝撃的だった(さらには下着に近い格好)。
今ではそう珍しくもないが
以前はゲームを一定条件でクリアしてやっとスーツを脱いだ姿を見ることができたが、
最近では『ゼロミッション』や『コラプション』『Other M』など、サムスの素顔を前面に押し出した内容のシリーズもある。
作品ごとに顔や胸の大きさが変わるけど、仕方ないね

+経歴
サムスは父のロッド・アラン、母のバージニア・アランと地球人のコロニーK-2Lで暮らしていたが、
三歳の頃宇宙海賊の急襲に遭い、両親ともどもコロニーK-2Lの住民はほぼ全滅、サムスのみが唯一生き残った。
その後、サムスは鳥人族によって救出、彼等に引き取られる形で惑星ゼーベスへ移住することになったが、
惑星ゼーベスの環境は地球人種にとって苛酷であるため、それに適応させるためにサムスに鳥人族のグレイヴォイスのDNAを移植。
さらに戦闘技術と彼女専用のパワードスーツを与え、自分たちの代わりに銀河の平和を守る守護者として育てた。
こうしてサムスは、一時的に銀河連邦警察に所属した後、アウトローとなり、銀河最強の賞金稼ぎとして戦う、平和の守り手になったのである。

『月刊マガジンZ』で連載されていた漫画版(公式設定扱い。メトロイドプライム/フュージョン公式サイトで1・2話が試し読みできたが、現在は不可能)では、
幼少期の頃の純心なサムスや、成長期の頃のまだ未熟さが残るサムスを拝むことができる。射撃がてんで駄目だった頃のサムスは すごく萌える
コミックスは絶版になってしまっているようなので興味のある御仁はその筋を探してみると良い。

タイトルにもなっている浮遊生物・メトロイド、およびそれを利用しようとするスペースパイレーツ達とは
両親を殺された事をはじめとして浅からぬ関係・・・・・・というかもはや腐れ縁。詳しくはメトロイドの項目を参照。

シリーズの伝統として、クリアタイムやアイテム回収率などの条件を満たすことで、
エンディングでサムスがパワードスーツを脱いだ姿を見ることができる。より厳しい条件でクリアするにつれて、
ヘルメットを脱いで素顔を見せたり、スーツを完全に脱いで生身の体を見せてくれたりする。
しかも その服装は結構露出度が高い。 脱衣麻雀かよ!…まあたしかに見た目からして戦闘力は最強クラスであるのだが。

かつてのサムスの容姿はいくつかのパターンがあり、ウェーブのかかった金髪に胸元と腰回りの衣装、ブーツだけという服装が一般的だった。
しかし、『ゼロミッション』発売後はぺったりした髪型に切れ長の目、全身タイツのような青いスーツというデザインに統一された。
以後のシリーズでも基本的にこのデザインが採用されている。
また『Other M』では若いころの髪型としてショートカットとなっている。
なお、この青いスーツを指して『ゼロスーツ』と呼ぶとか。初出はスマブラ『X』だが、後に原作スタッフも使用し公式設定となった。

原作でスーツを脱いだサムスを操作できる場面があるのは『ゼロミッション』が初めて。
このときは武器が、 「護身用と呼ぶことさえはばかられるような一丁の銃」 しか持っていないため
敵を麻痺させるだけで倒すことは出来ないが、アクションはスーツ着用時と変わらず行うことができる。
だが、防御力はかなり低下しており、敵から受けるダメージが100ダメージまで跳ね上がる。
初期エネルギーが99しかないため、体力の最大値を上げるアイテムを1つも取っていなければ即死する。
このイベントでは同時に、初代においては「バリアスーツ」を取得してもスーツの色が一部変わるだけだったのが
『メトロイド2』以降肩などに追加パーツが着くようにアップデートされた経緯についても触れられている。


シリーズ4作目にあたる『メトロイド・フュージョン』において、寄生生物「X」に襲われ浸食されたスーツの大部分を切除した上に
メトロイドの血清を投与された結果、見慣れたアーマー風のものからフュージョンスーツと呼ばれる生体スーツ風のものに外観が変化した。
ヒレつきで半魚人っぽい独特のスタイルと、「X」の天敵といえる特性を得たとはいえ設定的にも大きく弱体化している部分がある点は
賛否両論あり、最終時系列作品にも関わらずこの姿のサムスが見られる機会は稀である。

……しかし、任天堂スタッフはフュージョンのことを決して忘れたわけではなかったようだ。
メトロイド2の3DS版リメイク『メトロイド サムスリターンズ』において、クリア後にAmiibo「メトロイド」(別売)を使用することで
通常選べるHARDモード以上に高難易度の二周目「FUSION」がプレイ可能になり、久々にフュージョンスーツ姿のサムスが登場することとなった。
時系列的に言えばこの時点でフュージョンスーツになっているのはおかしいのだが、所謂ファンサービスというところであろう。
また、アイテム回収率等に応じて解放される「チョウゾ・メモリー」というギャラリーにも『メトロイド・フュージョン』に繋がる
情報が多数含まれており、過去作をプレイした人へのサービス精神に溢れている。


大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズにおけるサムス・アラン

作品ごとのデザインの変遷

スマブラでは初代からの皆勤賞。
シリーズを通して強力な飛び道具ティッシュなふわっとした挙動ながらそれでいて重く吹っ飛びにくい装甲を生かし戦う。
横の吹っ飛び耐性は強いが上方向への吹っ飛び耐性が弱いのもシリーズ共通。
+各種必殺ワザ(以降「B」と表記)
各種必殺ワザ(以降「B」と表記)
  • チャージショット(NB)
右手のガンポッドにエネルギー弾を溜め、再度入力すると発射。
シールドや緊急回避で溜めた量を保持したままキャンセルが可能。
空中では溜めることができず、それまで溜まっていた分のショットを発射する。
溜めておくだけで相手側に大きなプレッシャーを与えられるので隙あらば溜めておこう。

  • スクリューアタック(上B)
体を丸め、回転しながら上方向へ急上昇
攻撃判定が連続でヒットする。
出始めに無敵があるおかげで切り返しや対空に重宝する。
初代の地上版はとりわけ無敵が長く、 なんと13Fもある。
欠点は後隙の大きさと多段ヒットのためずらしである程度回避される場合があること。
『DX』からは最後の一発に弱めのふっ飛ばし力がついた。

  • ボム(下B)
モーフボールになり、少し跳ねて時間差で爆発するボムをその場に投下。
『DX』以降ボムのそばにいるときに爆発するとモーフボールの状態で上昇する(ボムジャンプ)ようになり、
サムスの復帰力を格段に向上させた重要なワザ。
『X』以降はボムジャンプが低くなったものの重要性は変わらず。
崖際での設置や場外からの復帰、コンボパーツと用途は多いが爆風、威力共に控えめ。

  • ミサイル(横B)
『DX』から追加されたワザ。
スティックを普通に倒すと相手を追尾する「ノーマルミサイル」、
弾くと強力な直進弾「スーパーミサイル」を発射する。
『DX』のみ発射の際の構えモーションが双方で異なっており、
『X』以降はモーションが統一された一方でスーパーミサイルのデザインが変更された。
空中でミサイルを撃ちつつ着地するとモーションをキャンセルすることが可能で
これを利用した「二連ミサイル」なるテクが存在し、サムスを使う上では必須となる。

前方に連続ヒットする極太レーザーを発射。スティック入力で少しだけ上下に角度を調節することも可能。
『X』のみ、発動後はパワードスーツが崩れてゼロスーツサムスに変化する(スーツの残片は投てきアイテムとして使用可)。

初代『64』ではそのふわふわな挙動とヒット硬直の短さ、また上Bの切り返しで、
コンボ即死ゲーと言われる中でもコンボ拒否をしやすいキャラクターで、
単純な吹っ飛びづらさと復帰の強さもあいまってしぶとく生き残れる。
しかし立ち回りではそのティッシュジャンプのせいで差し込みづらく、
火力をとれるコンボもあまりなくダメージソースにもフィニッシュにも一苦労。投げが気軽に使えないのも痛い。
下位・中堅相手ならむしろ有利に戦える相手も多い(プリンとか)のだが苦手な相手はとことん苦手で、特にリンクフォックスは天敵。
リンクにはサムスの長所が全く機能せず(それどころか逆手に取られる)フォックスはそもそも攻撃を当てることができず、
サマーソルトの格好の餌食。(一時期ダイヤグラムでは本作一番の詰みダイヤとされてたこともあった)
キャラランクは中堅に収まっているが、全一サムスプレイヤーの活躍もありプレイヤー人口は割と多め。
尚、本作のみピカチュウネスの電撃系の技を当てると、普通のキャラは中身が透けて骨が見えたり黒こげだったりするのだが、
サムスにあてた場合はスーツの中身が映し出される(ちゃんと女性の外見であることも視認できる)。

『DX』では横B「ミサイル」が追加。
このワザの追加により、飛び道具で場を制圧するキャラとしての地位を確立させる。
ボムジャンプやグラップリングビームを使った復帰は全キャラ中でも最高クラスの性能を持っていて、
一撃で画面外まで飛ばされない限りほぼ戻ってくることが可能。
他にも通常技の性能も全体的に優秀で使い勝手が良かったためか、
以上の性能から現在のタイマンランクではBランクに位置している。
ちなみに投げ入力からグラップリングビームを放つまでの間に特定コマンドを入力(GCコントローラー右下の十字キーを↑↓↑+Aボタン。
簡単に見えるが入力時間が短い上、ボタンが押しづらい)すると以降クラップリングビームの性能が変化する。
具体的には「長さが倍以上に延長」「グラップリングビームが相手を追尾」「ただしボタンを押さないと捕まえられない」、変態極まりない。
何故仕込まれたのか、ボツの名残なのか、只の遊びなのか、その意図は不明である。

『X』では最後の切りふだとして「ゼロレーザー」が追加された他、前述の ゼロスーツサムス も登場。
最後の切りふだ使用時か挑発時またはステージ選択時の特殊な操作で、装甲をキャストオフして現れる。
装甲パージ後は体術とパラライザーで立ち回る。
が、『X』のサムスはチャージショットの吹っ飛ばし力低下を筆頭に決定力がだいぶ低くなってしまっており、
その上ゼロスーツサムスは体重こそ軽くなるものの他に重要な機動力/技の発生・リーチ・ふっとばし力がスーツ着用時より性能が高く、
総合的に見るとスーツを脱いだほうが明らかに強い。というかパワードスーツのはずなのに拘束具扱いされている。
ただし、与えるダメージが最低クラスなうえに初段のジャンプが高いのでショートジャンプが使いづらく、また復帰方法が主にワイヤーによる復帰しかなく、
それ故に復帰阻止にかなり弱くなっているなどスーツ着用時よりも物足りなくなっている部分も少なからず存在する。
パワードスーツ装着時でも持ち前の豊富な飛び道具を生かした遠距離戦ではなかなかの強さを誇り、
近距離戦でも全体的に性能を落とされたからといって全くこなせないという程ではないため、
いかに相手からのダメージを押さえつつ間合いを把握して慎重に立ち回れるかが勝負の鍵と言えるだろう。
また、全体的に吹っ飛ばし力が低いということは相手のダメージを蓄積させやすいという長所でもあるので相手に段々とプレッシャーを与えることができる。

『for3DS/WiiU』ではゼロレーザーを発射してもスーツが脱げなくなり、
通常サムスとゼロスーツサムスはそれぞれ独立したキャラとなった。脱いだ方が強いのは相変わらず。
本作のゼロスーツサムスは色違いで原作の『ゼロミッション』以前のショートパンツスタイルが二種類追加された他、
独立した為に最後の切りふだは「スターシップ」という、前作のスネークを髣髴とさせるものに変更された。


彼女自身とはあんまり関係ないが初代某手強いシミュレーションでは、彼女の名前をもじった「サムソン」と「アラン」というキャラクターが同時に登場している。
名前の通り二人とも男で共通点は皆無だが、発売当時はもうメトロイドは結構昔のゲームになりつつあったので、
コアなファン向けのセルフパロディだったと言えるだろう。

また、ある二次創作漫画のネタから、素顔のサムスに対して「 中身超きめぇ 」というフレーズが使われることがある。
ネタ元はググればすぐ見ることができるが、微エロ描写なので注意。 まあ探すまでもなくこのページの一番下にあるんだけどね
いわゆる、ファンの間でのお約束の様なものだが、知らない人にとっては罵倒ととらえられかねないので気をつけよう。


MUGENにおけるサムス・アラン

国内では古くからぼうし氏製などが公開されていたが、サイトの閉鎖などもあってニコニコでの知名度はあまり高いとは言えない。
しかし海外では人気キャラ故か数多く制作されている。YouTubeなどで探せば他にあるかもしれない。
+ぼうし氏製作 スマブラ仕様
  • ぼうし氏製作 スマブラ仕様
ぼうし氏製作のサムスは動作がスマブラ仕様。スプライトはSFCのスーパーメトロイドから。
体力はストック制。自動的に振り向かないため、後ろ向きに撃つことも出来る。
連射速度は『メトロイドプライム』並みで、Bボタン連打でほぼトリカゴ
グラップリングビームは遠距離の相手にのみ有効な投げ技。近距離の相手を投げる術はない。
最後の切り札のゼロレーザーはいわゆるマスタースパークで完全無敵。
『X』と違って使用後にゼロスーツにならないのはMUGENだからしょうがない
+Heejun184氏製作 メトロイドフュージョングラフィック
  • Heejun184氏製作 メトロイドフュージョングラフィック
Heejun184氏が製作したものもあるが、サイト閉鎖につき入手不可。
メトロイドフュージョンのグラを使用していた。
+maximilianjenus氏製作 ゼロスーツサムス
  • maximilianjenus氏製作 ゼロスーツサムス
ゼロスーツサムスとは名ばかりで、Dampir氏のブレア・デイムスプライトを差し替えたもの。
なので「シュートキック!」とか「ミラージュコンボキック!」とか技もボイスもそのまま。
現在ポートレイトとactファイルが大量に作られている。
+Ax氏製作 MVC仕様サムス
2013年7月8日に公開されたMVC仕様のサムス。
アドバンシングガードや移動起き上がり、ハイパーコンボを駆使する。残念ながらスーツは脱がない。
作者によるAIもデフォで搭載しており、結構強い。
「mugen multiverse」という海外サイトで公開されている。
+chuchoryu氏制作 通常版
Ax氏のサムスを素にChuchoryu氏がスプライトの改変をしたもの。
スプライトのクオリティは高いが、一部の投げ技を喰らうと姿が消えるなど若干の不具合がある。
ミサイルなどが必殺技として搭載されている。
+chuchoryu氏制作 ゼロスーツ版
maximilianjenus氏と同じくブレア・ディム改変だが、ドット絵は大幅に改変され、オリジナルの挙動が増えている。
ボイスも変更されている。
+Shiruzato氏改変版 MVC仕様
Chuchoryu氏のサムスのシステムなどをShiruzato氏が改変した物。性能面で差別化がされている。
地上ではあまり機動力のある方ではないが、空中では二段ジャンプができ、
スマブラと同じようなふわっとした挙動になっている。
「スクリューアタック」は対空技や切り返し手段として有効。
ミサイルやボムなども搭載されているが、残念ながらチャージショットは搭載されていない。
デフォルトAIが搭載されているが、単調な攻めしかしないためあまり強くはない。
今後も更新の予定はあるようだ。
+DMSderProgamer氏改変版 MVC仕様
Chuchoryu氏のサムスの改変。カットインなどの演出面が強化され、より格ゲーらしくなった。
Shiruzato氏の物と同じくMVC風のシステムで、アドバンシングガードの追加やコンボ性能が向上によって近接戦にも対応か可能になっている。
ただし無敵技が少なく切り返し手段にやや乏しいのが難点。設置技のボムをうまく使いこなせるかどうかが鍵となる。
中・遠距離性能はかなり上方修正されており、制圧力は高い。
追加技のチャージショットは原作と違って溜めを必要としない上に連射可能、弾は遅く画面に残りやすいという飛び道具として非常に強力な技となっている。
この他、地上版・対空版の使い分けができるミサイルや発動の早いレーザーなどレパートリーは豊富。

AIは簡易なものが搭載されている。
ホルン氏によるAIも公開されており、五段階のAIレベルの他、立ち回り・反応レベル・ガードレベル・アドバンシングガードの頻度を調整可能。
飛び道具を主体としつつ的確にコンボを決めてくる。相性によっては封殺もできる強力なAIになっている。
想定ランクは強。
+製作者動画(youtube)
+C・ビーム氏製作 モーフボール
  • C・ビーム氏製作 モーフボール
また、サムスではなくオリジナルキャラクターHybrid製作の副産物であるのだが、C・ビーム氏により「モーフボール」が単体で製作・公開された。
攻撃手段は時限式のボムのみとなっている。

更新でAIが搭載され、
通常モードでエルクゥDragonclawを圧倒し、7,8Pの爆弾数無制限モードではウザクを爆弾で削り殺すという狂キャラになっている。

出場大会

モーフボール

大会のおまけ等への出演
モーフボール
アリス主催 相方は選べよ!大会(Part1のエキシビジョンマッチ)


出場ストーリー