財前五郎


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山崎豊子の長編小説『白い巨塔』の主人公。
幾度もTVドラマや映画等で映像化されており(以下、特記なき限りテレビドラマ)、
1965年~1966年のラジオドラマ・1966年の映画・1978年~1979年のテレビドラマでは田宮二郎氏、
1967年版では佐藤慶氏、1990年版では村上弘明氏、
2003~2004年版では唐沢寿明氏、2019年版ではV6の岡田准一氏がそれぞれ演じている。

旧姓は黒川。小学校教諭をしていた父に小学生の時死なれ、母の内職と父の遺してくれた財産で高等学校まで進み、
篤志家である近所の医師、村井清恵(せいけい)の支援で浪速大学に入学。
苦学生ながら猛勉強を重ね、恩人村井の知己で、五郎の実力を高く評価した大阪医師会の実力者・財前又一の婿養子に迎えられ、
財前五郎となってからは、財前産婦人科医院という強力なスポンサーと実力で助教授にまで上りつめる。
義父の建ててくれた西宮市夙川の豪邸に住んでいる。

もう一人の主人公である里見脩二は大学時代からの同期生。
進む道も考え方も全く対照的だが、お互い良いライバルとして、また良き理解者として接している。

食道噴門癌を専攻。食道・胃吻合術を得意としており、「食道外科の若き権威者」と評されている。
次期教授を狙う野心に燃える男で、その実力から、財前は周囲から次期教授就任を確実視されていたが、
しばしば師である東貞蔵教授を差し置いてのスタンドプレーを行なった事により東の矜持を逆撫でし、
退官後の自分の影響力低下を危惧する思いなどから、母校・東都大学外科教授の船尾徹に候補者の推薦を依頼、
財前排除を図る動きを見せるようになる。

そして自らが執刀した初期の噴門癌患者佐々木庸平が執刀後の訪独中に死亡したため、
医療訴訟を起こされる。その一方で医学部長の勧めで学術会議選挙に立候補。
選挙では見事当選を果たすが、控訴審では一審とは異なり敗訴する。
しかも財前の体は癌に蝕まれており、かつての師である東執刀の下、手術が行われたが、
既に手術不能なまでに進行しており、何もせずに縫合した。

その後、遂に肝転移による黄疸が出た事によって彼は自らの病を悟る。
それから間もなく財前は症状が悪化し、この世を去る。

遠くない未来に、癌による死が、この世からなくなることを信じている。
ひいては、僕の屍を病理解剖の後、君の研究材料の一石として役立てて欲しい。

屍は生ける師なり。

なお、自ら癌治療の第一線にある者が早期発見できず、手術不能の癌で死すことを、心より恥じる。

(以上、Wikipediaより一部抜粋、改稿)

上のAAにもなっている「総回診」の場面は本作を象徴する名場面である。
もちろん現実の現場ではこんな大名行列のような事はしない。


MUGENにおける財前五郎

Y.Kikyo氏が手描きで製作したものが存在していたが、とある事情により現在は公開停止。
氏のコメント等によるとこの作品の大ファンであり、そしてMUGENにハマり、どうしてもキャラとして製作してみたかったとの事。・・・・すごい愛だ。
モデル及びボイスは初代の田宮二郎氏のものになっている。黄昏ドットを参考にしたようで、頭身は低め。
メスを用いた攻撃や、田宮氏が初代司会を務めた『クイズタイムショック』をモチーフにした技で、相手の動きを止めたりする。
また超必で90年版の村上弘明と03年版の唐沢寿明をストライカーとして呼び出し総攻撃する事が出来る。
デフォルトでAIが搭載されている。

ちなみに、前述の里見脩二も同作者によって 製作されている


「財前教授の総攻撃です」

出場大会

出演ストーリー



最終更新:2020年08月09日 12:15