風間蒼月







          流派: 風間流忍術
          武器銘: 青龍
          出身地: 肥前国 渡橋の下
          生年月日: 明和五年(1768年)二月二十九日 丑の刻
          身長: 五尺七寸(約174cm)
          体重: 十七貫目(約64kg)(~『斬魔伝』)
                      十六貫目(約60kg)(『零』)
          血ノ型: B
+
好きなもの:「葉月の作る料理は、まあ…美味しい…ですね」(『天』)
                         葉月の料理(『ポリ』・『零』)
嫌いなもの:「無い…ですね」
趣向:「くだらないことに時間をかけるなど…」
宝物:「…」
特技: 牡丹狩り(『零』)
コンプレックス:「答える必要は無い…でしょう」と語るが、
                               火月の秘められた力を気にかけている(『天』)
                               なし(火月の天賦の才能に、若干の嫉妬あり)(『ポリ』)
                               火月の底知れぬ能力に嫉妬している(『零』)
                               火月の底知れぬ能力に嫉妬を感じてしまう自分(『剣』)
尊敬する人:「いません…ね」
剣の道について:「ふっ…愚問です」(『天』)
                               密殺の手段(『ポリ』)
                               効率的に人を殺す手段(『零』)
平和を感じるとき:火月と葉月を遠くから見守っているとき
好みのタイプ:火月と葉月が完全に離れていったら考えてみる

「ふん、見事に期待外れです」

+ 担当声優
及川直紀
『天草降臨』『侍魂』『アスラ斬魔伝』『零』『零SP』
間島淳司
『剣サム』
長谷川芳明
『令サム』

及川氏は『ザ・キング・オブ・ファイターズ京』で草薙京の従兄の草薙蒼司も演じた。
余談であるが及川氏は『蒼紅の刃』主役の「九葵蒼志狼」も演じており、名前に「」が付くキャラと縁があるようである。
間島氏はガルフォード天草と兼任。

サムライスピリッツ』 のキャラクター。風間火月の兄で、弟と共に『天サム』の主人公である
しかし覇王丸の(以下)。


設定

肥前国(現在の佐賀県・長崎県)を拠点とする封魔の秘術を持つ隠密集団、風間忍軍の一人。
設定が安定しないためかなりややこしいが、風間一族の血は引いていないことは一貫している。
弟・火月および妹・葉月との血縁関係は少々不明な点が多いが最初期の設定では火月と葉月は血の繋がった三人兄弟であり、
のちに設定が後付けされた際もその設定そのものが変更された訳ではない。
『零』で更に設定が増えたが、その時の後付は「元々あった裏設定の発掘」という場合もあるため、一概に設定変更と言い切ることは出来ない。
風間忍群に属する養父がいたが、人形師(壊帝ユガ)を探る任務の途中で死んだらしい。
その後は風間忍群の頭領である月心斎の下、忍として働くようになった。

炎使いである火月とは対照的に、蒼月は水を使う。性格は沈着冷静そのもの。
弟妹にも表面的には同様の態度を貫いているが、プロフィールの「好きなもの」「特技」「平和を感じる時」「好みのタイプ」からも察することが出来るように
(特技の牡丹狩りは一見関係なさそうに見えるが、牡丹は火月の「好きなもの」である。『零』の蒼月EDの後で蒼月は間違いなく牡丹狩りに出かけている)、
本心では火月や葉月を誰よりも大事に思っており、2人のために越権行為に出ることもしばしば。

抜け忍として追われる火月と葉月を見逃した際も、「斬った」と報告して自らの手柄とする(それも2回もやっている。2回も騙される頭領って…)など強か
(尤も、2人が死んだことにすれば積極的な追っ手は無くなるし自分が頭首になればより安全に暮らすことが出来るという計算もあったのだが)。
口調こそ丁寧なものの、言動はやや人を見下したものが多く、勝利すると相手に対して失笑したりする。

ストーリーは火月らと共通する部分が多いので、詳細は風間火月水邪炎邪の項目を参照。


性能

ここでは『天サム』の「修羅」と、『零サム』以降の蒼月について解説。
『天サム』の「羅刹」蒼月(および『ポリサム』の水邪蒼月)については水邪の項を参照。

特殊な設置飛び道具とリーチのある通常技を持つ、中~遠距離戦に特化したキャラ。
ゲーニッツの「よのかぜ」のように離れた位置に水柱を出す固定飛び道具「月光」と、
前方に水の玉を飛ばして設置する「浮月」、ワープ技「月隠れ」で翻弄しながら相手を寄せ付けずに戦うのが基本。
「浮月」のボタンを押しっぱなしにしながらレバーを操作することで設置を動かす「浮月操水」という技もある。
常に先読みで技を置いていく意識が必要な、どちらかと言えば玄人向けな性能である。

初登場の『天サム』では、リーチと発生が非常に優秀な遠立ち中斬りの牽制・差し込みが主力。
屈み強斬りもズームアウトの間合から余裕で届くほどリーチが長く、対空は横に強いJ中斬りの空対空で安定している。
しかしそれ以上に凶悪なのが、怒り時の「月光」の異常な性能強化。
やたらと段数が増えて威力・削り能力・持続時間が大幅に伸び、さらに必殺技が出ている間は怒り時間が減らない」
という『天サム』の仕様により、強に至っては一度ガードさせたら連続で出すだけで永久に削ることが可能なのだ
(食らい逃げや怒り爆発で一応脱出は出来るが、やられるとかなり萎える)。
「浮月」も置き方次第で相手の動きを大幅に制限することができ、相手の背後に設置した状態から、
怒り爆発→ノックバックで浮月に押し込む→一閃という強力なガード不能連係の切り札もある。

一方、接近戦で使えるのは始動技が速い連斬ぐらいで、決まれば強力な連続技はあるが、崩し技の性能が微妙。
暴れが効く小技も無く、ジャンプもティッシュなため、「月隠れ」や三角飛びなどで仕切り直しながら戦うことになる。
突進系の武器飛ばし技「消波・風月斬」には無敵がなく、外すと非常に隙が大きいのでほぼ連続技専用。
総合的には強い状況と弱い状況がはっきりしているが、ハマると手が付けられない強さがあり、上位の一角を占める。
ちなみに「羅刹」蒼月も上位に入るが、こちらは攻めが主体で、修羅と羅刹で180°戦い方が変わるキャラである。

『零サム』でも変更点は少なく、基本的には遠距離でじりじりと相手の体力を削っていくキャラ。
オカシイ性能の「怒り月光」等が無くなって爆発力は落ちたが、相変わらずリーチのある斬りは強力。
『零SP』でも全くと言っていいほど変更が無く(「消波・風月斬」の無敵付加ぐらい)、どちらも中堅あたりに位置する。
絶命奥義分身とともに相手を挟んで乱舞を繰り出し、最後は胴を真っ二つにして消え去る「湖月・水鏡の陣」。
珍しい左右非対称の乱舞という演出の評価が高く、これは弟・火月の不完全な分身に対し、
蒼月の分身が完璧であることを表現しているものでもあるらしい。

『剣サム』では新たに追加された「消波・風月斬」の簡易版「風月斬」と、武器飛ばし技になった「湖月・水鏡の陣」が優秀。
他にも当て身避け「月読」の追加や「浮月」、「月隠れ」のバリエーションの増加と、立ち回りの幅が広がった。
多彩な起き攻めを中心にある程度の攻めも可能になり、上位に食い込む。
どのスピリッツでも戦うことが出来るキャラだが、強いて言えば剣スピリッツあたりが無難だろうか。


MUGENにおける風間蒼月

+ CKenni氏 & System ID氏製作 天草降臨仕様+アレンジ
  • CKenni氏 & System ID氏製作 天草降臨仕様+アレンジ
現在は入手不可。
修羅と羅刹全ての技を使用可能で、オリジナル技も搭載されている。
バグなのかやや挙動がおかしいがAIも搭載されており、2013年以前の動画に登場している蒼月は主にこれのようである。
内部的に怒りゲージが再現されており、原作通り攻撃を食らうか、自力で溜めることでゲージを増やせる。
もう一つの特徴としては、何人かのキャラに対して特殊イントロが設定されていることが挙げられる。
火月は当然として、同じ水使いで玄武の翁オルバス、青龍繋がりでなど。
ちなみに火月カラーも用意されている。

+ 元町氏製作 天草降臨仕様+アレンジ
  • 元町氏製作 天草降臨仕様+アレンジ
現在では唯一正規入手可能な蒼月。
李典徳などで知られる元町氏により、2013年にに続いて公開された。
AIもデフォルトで搭載されている。

2013年以前はCKenni氏 & System ID氏以外にも、Sela氏、SonKyo氏、Raziel氏が製作していたようであるが、
現在はいずれもサイト閉鎖などによって正規入手は不可能。
上記の事情に加え、ニコニコMUGEN動画では水邪の方が出番が多い所為もあって影が薄い。揃ってそんな扱いである






 「あなたとの実力差を考えれば

  当然の結果としか言えませんね」

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 「クッ……失礼。あまりの弱さに笑いが」


最終更新:2023年07月28日 18:46