カライ

+IDWコミックス版(2013)の御姿

アメコミの名作『ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ』の登場人物。
タートルズの宿敵である忍者軍団「フット団」の幹部である女忍者。
名前の由来は、漢字の 「辛」 から。 どんな名前だ。 ツライと読まなかっただけマシかもしれんが

元々はフット団日本支部の責任者であり、シュレッダーの養女。
シュレッダー亡き後混乱の極みにあったニューヨーク支部にやってきて、再び一つにまとめようと奮起する。
その際、「共通の敵」という名目でタートルズと手を組もうとした。
以降も、何かとタートルズに取引を持ちかけてくる一癖あるキャラクターである。

かなり性格が悪いシュレッダーと異なり、かなりまっとうな人格をしている。
武士道を重んじていて卑怯な行為を嫌っている。忍者だけど。
レオナルドとは敵ながら腕前を認め合った仲である。

アニメにおいては2003年度版(通称新亀)およびニコロデオン版にも登場しているが、いずれもシュレッダー存命中の登場となっている。
2003年度版の声優は魏涼子女史、ニコロデオン版の声優は渋谷はるか女史。
アメコミキャラの例に漏れず、彼女もまた容姿がコロコロ変わっている。
+カライさん色々
        

なお、原作での初出は1992年からであり、ネット上では「2003年のアニメから逆輸入されたキャラ」との情報が散見されるが、それらは誤りである。


格闘ゲームにおけるカライ

コナミが1993年にSFCとメガドライブで発売した対戦格闘ゲーム『T.M.N.T.ミュータント・ウォーリアーズ』及び、
『T.M.N.T.トーナメントファイターズ』において、養父を差し置いてラスボスとして登場している。
当時の日本で放映していた1987年のアニメには登場せず(というか放映時点ではそもそも原作にいない)、
国内での知名度なんぞほぼ皆無であろう彼女が、何故2作品に渡ってラスボスに抜擢されたのかは謎。
新キャラのプロモーションも兼ねていたのだろうか?

+『T.M.N.T.ミュータント・ウォーリアーズ』

ストーリーモードとトーナメントモード双方のラスボスとして登場。
前者ではタートルズを自身の率いる「シュレッダー・エリート団」へ引き入れようと企み、人質としてスプリンター先生とエイプリルを拉致する。
後者では「THE Tournament Fighters」のチャンピオン、ラットキングを倒すとプレイヤーに挑戦してくる。
対戦モード時のみ、ラットキングと同様の方法で使用する事が出来る。

当時の格ゲーでは珍しい女性のラスボスであるが、上記の様に日本での知名度が皆無(本作では亀以外の面子もそんな感じだが)だった上に、
軍服っぽい肩幅がすごい衣装に歌舞伎の見得を切っているかの様なニュートラル 無駄にクルクル回転する 歩行モーション、
天翔百裂拳のごときジャンプ強Pなどの変態的奇抜な動きと技、何よりボイスがカマっぽかったのと相まって、
なんかキモい動きをする怪しい男 としか認識されなかった。
一応取扱説明書に女性である事が明記されてはいるのだが、↑のポトレと挙動を見て一目で女性と分かる人は少ないだろう。

だがラスボスだけあってその性能は強烈…というか狂っており、ぶっちゃけ大会があるなら使用禁止レベル
というのも、彼女は←+攻撃ボタンで前進しながら攻撃が出せるのだが、これの弱P版がリーチが長い・隙が無い・連打可能という鬼性能。
当て続けていれば相手はその内気絶する為、1回刺されば永久が確定し、ガードされても即座に投げへ移行して崩せるので手が付けられない。
また、←+Kや/+Kで繰り出されるダッシュキックやスライディングも、異常なスピードとリーチを誇る。
幸いCPU戦では永久コンボをして来ないが、それでもかなり手強い相手である事は間違いない。

必殺技は三角跳びから襲いかかり、天翔百裂拳のごとき連続パンチ(実は動作自体はジャンプ強Pと同じ)を繰り出す「爆裂地獄拳」、
同じく三角跳びから相手を掴んで脳天逆落としを仕掛ける「カライスラム」、上空からきりもみ状に突っ込む「カライパンチ」。
そして、超必殺技はいきなり超サイヤ人の様なムキムキの姿に変身し、
「ダークサンダー!!」と叫びながら電撃を 口から 周囲にバラ撒く「鬼変化」。おかげでますます女性に見えない
全てボタン同時押しで簡単に出せる上に、威力が高く隙も少ない。まぁ上記の前進攻撃だけで事足りちゃうんだけど
超必殺技の使い勝手は他のキャラと比べて良くないものの、ゲージがあっという間に溜まる為、比較的気軽に繰り出せるのが強み。
だが、爆裂地獄拳とコマンドが被ってしまっているのが難点である。
特殊な方法でカライを使ってプレイしている動画。
永久こそ使っていないが、ご無体な性能である事が分かる

+『T.M.N.T.トーナメントファイターズ』
    
クランゲと手を組み、タートルズのクローンを使ってスプリンター先生を拉致している。またかよ
気で槍を生成して投げ付ける技や、クラックシュートの様な突進蹴りを持っており、ラスボスだけに威力は尋常ではない。
だが、真に恐ろしいのは情け容赦の無い投げハメである。

こちらでは『ミュータント・ウォーリアーズ』と違って鎧にレオタード(ハイレグパンツ?)という前衛的セクシーな出で立ちであり、
女性である事が一目で分かるデザインになっている。
……が、いかんせん本作でのご尊顔は あまりにも濃ゆい悪人面だった 為、あちらのくのいちの様な有難味はあんまり無いのであった。


MUGENにおけるカライ

『ミュータント・ウォーリアーズ』と『トーナメントファイターズ』双方のカライがMUGEN入りしている。

  • The Great Matsutzu氏製作
『ミュータント・ウォーリアーズ』仕様。
ベータ版だが基本的な動きは一通り搭載されている。
同氏のアーマゴンと同じくアレンジが施されており、空中ガードやダッシュ(バックステップ)が可能。
上述の前進攻撃はヒット時にダウンする仕様に変更され、永久コンボは不可能となっている。
また、爆裂地獄拳と鬼変化には別々のコマンドが用意され、双方を使い分ける事が可能になった。
AIは未搭載。

ちなみに、The Great Matsutzu氏も当時はカライを男だと誤解していたんだとか……さもありなん。

  • kamekaze氏製作
『ミュータント・ウォーリアーズ』仕様。新MUGEN専用。
挙動やエフェクトも含めて原作再現。簡易AIも搭載済み。
原作再現故に空中ガードは出来ず、鬼変化と爆裂地獄拳のコマンド被りもそのままである。
そして、原作でも可能な前進弱パンチを連発するだけのお手軽永久もしっかり再現。ラスボスだから仕方ないね。
AIはこれを容赦なく使って来るため、簡易とはいえ全く油断できない強さを持っている。

  • Joey Faust氏製作
『トーナメントファイターズ』のドットを使用しており、若干サイズが拡大されている。
また、プレイの直撮りなのか、勝利時のボイスにステージBGMらしきものが被ってしまっているのはご愛嬌。
氏の他のキャラ同様、入手するにはキャラパックを丸ごとダウンロードする必要があるが、
彼女が入っているパックは 解凍前で2.15GB(解凍後は3.65GB) と尋常でないサイズなので注意されたし。
だが同じ『トーナメントファイターズ』のクランゲとトリケラトンをはじめ、多くの怪しげな珍しいキャラが手に入るので損は無いだろう。

原作ではパンチ・キック・挑発の3ボタン方式(強弱は方向キー前入れで使い分ける)だったが、6ボタン(+挑発)方式にアレンジされている。
氏の製作物全般に言える事だが、広い攻撃判定と高い単発火力を持つキャラ。
ただ、武器持っている方々に比べればリーチは短く、飛び道具も連射は効くが発生が遅いと、性能は(比較的)控えめな方である。
原作での必殺技に加え、突進蹴りを連続で繰り出しアッパーで〆る超必殺技が追加されている。
飛び道具は上記の通り発生が極端に遅いものの貫通力が高く、通常の飛び道具では相殺出来ない。
AIは簡易的なものがデフォルトで搭載済み。


この他にPioupiou氏による『トーナメントファイターズ』ドットのものが存在するが、現在は公開場所が消滅している模様。
90年代格闘ゲーム最強女王決定戦」及び「19XX年!作品別女性タッグトーナメント」に出場しているのはこちらのカライである。
10:01~


出場大会