ヴァニラ・アイス


「ひとりひとり 順番に順番に」

「このヴァニラ・アイスの暗黒空間にバラまいてやる」

概要

ジョジョの奇妙な冒険』に登場するDIOの最後の部下にして最強の刺客(実際はあと一人ヌケサクがいたが)。
DIOに心の底から忠誠を誓っている(自分の首を切断して血を捧げるほど)。
声優はAC版(初代)ではデーボンドゥール、ダービー兄も演じている岸祐二氏、
PS版及び『未来への遺産』ではドラマCD版の花京院典明、『オールスターバトル』のエンリコ・プッチを演じている速水奨氏、
OVA版では青野武氏が演じている。
『オールスターバトル』では吉野裕行氏だったが、TVアニメ版ではPS版以降から実に16年振りに速水奨氏が再び演じる事となった。これによりCAPCOM制作の格ゲー版から唯一続投している事になった。
2015年に発売された『アイズオブヘブン』でも引き続き速水氏が演じており代わりに前作『オールスターバトル』で演じていたプッチ神父は中田譲治氏へバトンを譲った。

平常時は冷徹な性格だが、DIOの事が関わると激情し、普段以上の残酷さそして非情さを発揮する。
その精神は、イギーが作ったDIOに似せた砂人形を自分で破壊したことに激怒した際、
ポルナレフ バリバリ裂けるドス黒いクレバス と形容されたほど歪んでいる。

「必ずイギーを飲み込み、ジョースターどもを殺すッ!
 わたしが死ぬのはその後でいいッ!」

彼の持つスタンド「クリーム」の由来はイギリスのバンド「Cream」から。
また、彼の名(由来は「Ice Ice Baby」で知られるミュージシャン、ヴァニラ・アイス)と合わせて
ヴァニラ・アイス・クリーム(バニラアイスクリーム)でもある。
タロットカードネタやエジプト神話ネタが途中で枯渇したのか(オインゴ・ボインゴ兄弟のせい)、初掲載時はスタンド名がなかった。
そのため、DIOの館の住人であるケニーGとヴァニラ・アイスだけ、スタンド名の由来が他の第三部キャラから浮いている。
(ただし極めてかなりごく一部で、この二人とヌケサクとホリィはタロットカードの小アルカナ「ワンド」「ソード」「カップ」「ペンタクル」を、
 もしくは「王」「女王」「騎士」「小姓」を表しているという非常に強引な妄想がされている。ていうかヌケサクスタンド持ってないけど
ちなみに格ゲー版ではオリジナルの暗示カードが用意されている。(『亜空間』のカード。ちなみにケニーGは『迷宮』。)
また、上の「暗黒空間にばらまいてやる」の台詞はなぜかゲームで「亜空間にばらまいてやる」に改変された(説明書にも載ってる)。

怒ると唇がピクピクするという癖があり、ゲームではタンデム入力中のカットインでそれが見られる。

+原作ネタバレ

「おれは死なん……苦痛に意を介しているヒマもない………」
DIOの館でポルナレフ&アヴドゥル&イギーと闘い、アヴドゥルとイギーを葬った。
本人は気づいていないがDIOに血を与えられ、吸血鬼になりかけている。
それ故に、致命傷を負ったにもかかわらず戦闘を続け、ポルナレフを追い詰める。
最後は自分で開けた穴から差し込む日光を浴びて消滅した。
この長期の激闘を収録したコミックス26巻は、JOJOシリーズのコミックスでも異例で2種類の表紙が存在する。
デザインは、アヴドゥルがヴァニラ・アイスに殺された次の週のジャンプで、JOJOが巻頭カラーをもらった時の改変。
当時としては珍しく、ポルナレフが叫ぶカラーページと相まって、荒木氏のお気に入りとなりでそのまま表紙に流用された。

ちなみに第一部の設定からすると吸血鬼の血で蘇ったヴァニラは吸血鬼ではなく屍生人(ゾンビ)ではないのか?という意見もあるが、
3部では「屍生人」という言葉がめっきり使われなかった上に
波紋使いではないポルナレフが相手だったこともあってか、作中では吸血鬼としか述べられていない。

+スタンド「クリーム」

『ガォン!』
破壊力 - B スピード - B 射程距離 - D
持続力 - C 精密動作性 - C 成長性 - D
ヴァニラの操るスタンド『クリーム』の口はヴァニラ以外のあらゆるものを『粉みじん』にする暗黒空間へと繋がっている。
粉みじんにするといっても細かすぎて実質入った瞬間に消滅すると言い換えてもいい。
また『スタンドの口の中に入る→スタンドがスタンド自身を脚から順に飲み込む』といった手順で
最終的には通常空間から姿を消し、暗黒空間への入り口を球状に露出させる。
実質的に『触れるもの全てを消滅させる不可視の球体』が浮遊している、といった状態。

イギーの嗅覚やアヴドゥルの探知機にも一切反応せず、移動も完全に無音で行われるため、相手は逃げる以外の一切の抵抗が出来ない。
この「あらゆるものを消滅させながら移動する」という特性は非常に恐ろしいが、逆に何だろうと無差別に消し去ってしまうため
ポルナレフはイギーの『ザ・フール』の砂を空間に巻き上げることで、砂が消えていく様から見えない筈の動きを読むことが出来た。

暗黒空間に入っている間は通常空間から攻撃できない(たとえ攻撃を加えようとしても、本体のヴァニラに届く前に粉みじんになる)ため、
ほぼ無敵に近い能力だが、暗黒空間からは通常空間の様子が見えず、攻撃の際に一切の衝撃・手ごたえが無いため、
本体のヴァニラ自身も相手を攻撃できたかわからないなどの欠点も併せ持っている。
そのため、相手の位置や攻撃の成否を確認するために顔を出す必要があり、その時に生じる一瞬の隙こそが弱点であるとも言える。
それを防ぐには相手の姿が見えなくてもやたらめったらに動き回るしかない。
クリームに入らなければいいのでは?とか言ってはいけない

第四部『ダイヤモンドは砕けない』に登場する虹村億泰のザ・ハンドも似た性質を持ち、能力は右手で触れたものを削り取るというもの。
空中で素振りを行うと空間を削ったことになり、相手との距離を一気に縮めるといった戦法も可能だが、いかんせん本体の頭が悪いおかげで苦戦はしなかった。
だが物語終盤では仗助めがけて飛んできた爆弾を接触するギリギリのところで自分の方に引き寄せてそのまま削り取るという活躍をみせた。

ファンからもなど似た能力のスタンドでどっちが強いのかでしばし議論が交わされ、この二つも例外に漏れず話題に挙がる。
ザ・ハンドは右手でしか削り取ることが出来ず動作も大振りなため、複数で襲ってくるタイプや素早いスタンドとの相性が悪い。序盤では空間を削った際に無差別に引き寄せてしまった植木鉢が直撃するという自滅もあった。
クリームには空間を削る効果はなく「スタンドに入らないと暗黒空間が発動しないのか?」など使用条件も謎。
しかも自分以外を無差別に削ることから敵の一網打尽には向いてるかもしれないが、下手をするとDIOや他の部下達が巻き込まれる可能性もあることからリスクを差し引いても手に余る。
第6部でDIOが語ったとおり「強い弱いの概念ではなく適材適所」なのだろう。

『アイズオブヘブン』では同じタイプのスタンドとして二人に専用の絡みがあり、視聴者のコメントから「ハンドクリーム」というコンビ名が誕生した。


ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険』でのヴァニラ・アイス

もともとは無印でのCPU専用キャラであり、その戦闘自体も特殊なものだった。
さまざまな軌道でのガード不能の球状体当たり(視認可能。直径は画面の縦幅の約半分を占める)をしたあと、
無防備状態で降りてくるという行動を繰り返す一種のストーリーモードとも言える仕様。
攻撃力は高く、上半分直進、下半分直進、⊂字状、蛇行などさまざまなパターンが存在したが
屈んだり大ジャンプ・2段ジャンプや回り込みで容易に回避可能なため、
パターンを読んで回避した後に攻撃を叩きこむという、ある種ミニゲームの様でもあった。

『未来への遺産』においては、ストーリーモードの敵としては前作のままの性能(少し弱体化している)で登場するが、
新たに調整を施された別バージョンとして、全く別の技構成になってプレイヤーキャラ入りもしている。
この二種類のヴァニラ・アイス、一見同じに見えて実は若干の違いがある。本当に間違い探しレベルの差ではあるが。
左がNPC版、右がPC版である。
この絵だけでは分からないが、攻撃のモーションや攻撃された時ののけぞり方も全然違っていたりする。
なおNPC版も設定的には通常キャラと同様のシステムを備えているので、チートで無理矢理使うことも可能だが、
元々ミニゲーム的な性能なので対人戦ではパターンを読まれればどの技も簡単に回避されてしまい…

一方、遺産でのプレイヤーキャラ版は前作でのCPU仕様と比べ、技の出はプレイヤー用だけあって早くなっており、
一律ガード不能だった球状体当たりにもガード可能なものが出ている。
体が大きいため喰らい判定は大きいが通常技のリーチが長く、中段技のスタンド攻撃「クリ-ム!」や、
空中ガード不能の空中突進「ダークスペース」など癖はあるが強力な技を多く揃えている。
特にSoff「クリ-ム!」は『屈弱→6強→クリーム!→D屈弱→屈弱→6強→クリーム!→(ry』でループしたり
攻撃判定も長いため起き攻めでも扱い易いヴァニラの強さを支える要因である(『6強→クリーム!』の目押し猶予2Fだが)。
なお、この中段技と屈弱をダウンした相手に同時に重ねると、リバサが無いこのゲームでは、完全なガード不能連繋として成立する。
そして『屈弱から入るコンボ→強制ダウン技→クリーム重ね→屈コン→強制ダウン技→クリーム重ね→(ry』
「終わりがないのが終わり。それがクリームハメ。」
ただ、元ゲーではタンデムで殴り殺す方が普通なので、実践でこんなループ等に遭遇することはまず無い…筈。

クリーム重ねの有効活用例
二試合目最終ラウンドから囲碁開始のお知らせそういうゲームだからこれ!!

その他にも、空中攻撃と空中ダッシュが無制限に使えることによる空戦能力の高さも強み。
入力は難しいが低空ダッシュをマスターすれば、ただでさえ強い崩しが更に強化される。

スパコンもコンボに組み込める「ド畜生がッ!」、切り返し・対空・起き攻めに使える「サークルローカス」など高性能なものを所持。
またタンデムの性能が非常に良く、6中以外の攻撃がすべて繋がる上に拘束時間が長く、本体による攻撃が多く入る。
6中は繋がらなくても中段なので、ここでもまたガード不能連繋に。さらに上記の「クリ-ム!」をタンデムに加えると拘束時間も向上、
自動で相手を押し込みノックバックの心配が無くなり、更なるダメージ向上が見込める。
素の攻撃力も普通に高く ノーゲージ4割、タンデム絡めて5~10割も可能 など恐るべき火力を備えるキャラとなっている。

入力音がヤバイ(ガガガガガガガガガガガガッ)
尚、タンデムを入れた強力なコンボに目が行きがちだが、実は牽制、刺し合いの重要な立ち回りメインのキャラ。
そこでチャンスを握り、上記のタンデムやスタンドの見えない中段攻撃と本体の下段攻撃によるガード不能連携で
一気に勝負を決めるというのが、典型的なヴァニラの戦闘スタイルである。
ダイヤグラムでは花京院に次ぐ上位キャラ(アンクアヴは除く)。
ただ、PS版ではタンデムが弱体化している代わりに 一人だけダメージ補正が一切かからない というトチ狂った仕様で、
花京院や鳥をもブッちぎってダイヤグラム最強に君臨している。
え、アンク?そんなもの、PS版にはないよ…
また、ネット対戦のあるHD版では連射コントローラーを使って強力なタンデムを決める通称「蓮根バニラ」が蔓延り、
そのあまりの強さに鳥と並んでブロック(対戦拒否)されてしまうことがよくあったりする模様。

ちなみに「ド畜生がッ!」はボタンを押しつづけてタメると「プッツン」という表示が出てから発動する。プッツンするとガード不能に。
普段は確定状況などにこの技を使うため対人戦では見ることが出来ないが、
プレイヤー操作でイギーと戦う時等は是非プッツンまでためてから当てて貰いたい。
…ちなみに、原作では「ド畜生がァーーーーーーーッ」と叫んだ後、「プッツン」している。順序逆じゃないのか。

こんな風に http://www.nicovideo.jp/watch/sm3275899

「蹴り殺してやるッ! このド畜生がァーーーーーーーッ」

余談だが、アレッシーの能力によって若返りを起こすと、子供の頃から既にスタンドが発現していることがわかる。
ムキムキのマッチョマンでなく、女性か中性的なキャラデザインだったら、その奇抜なファッションと相まって大変なことになっていただろう…
作者の荒木先生が連載当時、ハートとドクロと筋肉モリモリマッチョマンデザインにハマっていたせいで…


MUGENにおけるヴァニラ・アイス

  • 悪咲3号氏製作
原作再現AIも最初から入っており、タンデムコンボからの『ド畜生がッ!』が猛威を振るっているが、
原作でも『コンボ→タンデム→コンボ→ド畜生』で 7割近く減っていた ので、アレが正常である。
現在は氏が引退したため入手不可。

misobon_ism氏によるAIが存在する。
氏のAIの特徴であるガン攻めが抑え気味だが、タンデムとゲージ技を利用した高火力コンボや
スタンドモードと通常モードの使い分けなど、見事な出来栄えのAIになっている。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6404556
ニコニコではよく
「大変だ! このままではヴァニラさんが死んでしまう!
「ヴァニラさん、あなたは天使だ
などのコメントがつくが、言うまでもなくヴァニラさん違いである。
「ヴァニラさん、あなたはド畜生だ」などと言われる場合もあるがド畜生はヴァニラにとっての犬である。まぁ読者からするとヴァニラのほうがド畜生だけど。

+大会ネタバレ
ゲージMAXタッグトーナメント【ゲジマユ2】にてパワプロくんと『亜空間プロ野球』チームを結成。
ゲージ無限を活かし問答無用のガオン連打で相手のペースを乱し、パワプロくんの援護と
スタンドを使っての3人タンデムを見せるなどバツグンのチームワークを見せた。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5004119

  • humi氏製作 ミニ・ヴァニラ・アイス
子供化したヴァニラ。
いわゆる凶悪キャラで、12Pカラーでは簡単な即死対策と一部攻撃proj化がされている。

  • にまめ氏製作 CPU専用版
こちらはアーケードモードに登場するNPCバージョンのヴァニラで、いわゆるボスキャラ性能になっている。
必殺技、超必殺技ともに全てガード不能であり、火力も高い。
イントロではアヴドゥルが殺されるシーンから始まり、撃破時にアヴドゥルとイギーの幻影が現れたりと、原作を知っている者からすると感動物である。
小物ロダでAIが公開されている。
ディオボロ氏によるAIもあったが現在は公開されていない。

出場大会

+表示
シングル
タッグ
チーム
その他
削除済み
更新停止中
凍結
非表示
【ミニヴァニラアイス】

出演ストーリー

+表示