リンディス








「・・・草原の民は
  同族を見捨てない。
   エリウッドも、ヘクトルも
    私の大切な友・・・」
ゲームボーイアドバンスで発売された任天堂のSRPG『ファイアーエムブレム 烈火の剣』の主人公の一人。
愛称は「リン」。というかユニット名もリンで作中でも本名で呼ばれることは少ないので、プレイヤー間でも専らリンと呼ばれる。

原作設定

遊牧民族サカの血を引く、リキア同盟の一国・キアラン侯爵家の公女。
サカの民ロルカ族族長ハサルと駆け落ちしたキアランの公女マデリンの忘れ形見。
容姿は祖父ハウゼン曰くマデリンに瓜二つ、名前はマデリンの母親から貰ったもの。
15歳まで草原で育つが、物語の半年前に両親と部族の仲間を目の前で山賊*1に殺され、仇討ちを誓う。
それ故に山賊や海賊への憎悪が強く、自分たちを助けてくれたファーガス海賊団に対しても当初はあまりいい感情を抱いていなかった。
また家族思いであり、唯一の肉親である祖父を慕う気持ちは非常に強い。
リン編終了後、性に合わない貴族生活を続けているのも、全て祖父の元を離れたくないためである。


リン編において、軍師見習いのマーク(デフォルト名)が倒れているのを発見し手当てする。
そのことがきっかけとなり、お互いに自分を磨くための旅に出ることになった。
旅の支度のために立ち寄ったブルガルの街でキアラン騎士のケントとセインに出会い、
自身の出生や、命が狙われていることを知る。
長い旅の末に祖父を暗殺しようとしていた公弟(=リンの大叔父)ラングレンを討ち祖父と再会、正式にキアラン公女になった。

その1年後、キアランがリキア諸侯の一人ダーレンと謎の男エフィデルの軍に狙われたことをきっかけにエリウッド達の旅に同行。
キアランを取り戻し、エフィデルの背後にいた黒幕ネルガルを倒した後、
祖父の死を見届け、キアラン領を盟主のオスティア家に託して草原に帰った(ゲームの進め方次第ではリキアの地に留まる場合もある)。
小説版『封印の剣』ではクトラ族族長の息子ラスと結婚し娘のスーを儲けるが、ベルンがサカに侵攻した際に行方不明になってしまうとされている。

そして、『大乱闘スマッシュブラザーズX』でアシストフィギュアとしてゲスト出演(声優は大本眞基子)。

2012年には『ファイアーエムブレム覚醒』においてDLC配信のシナリオにおいて仲間にすることができるようになった。


(以上、wikipediaより転載、改変)

ゲーム中の性能

クラスはロード→ブレイドロード。属性は風。マーニ・カティとソール・カティという2つの剣を専用武器として使える。
ロードは本来ステータスの伸びが平均的なのが特徴だが、彼女はどちらかと言うと剣士クラス寄りの成長をする。
よって回避力が伸びやすく、避ける盾として重宝する。
こう聞くと素早さによる手数で攻めるタイプに見えるが、力の成長も悪くなく(成長運が悪くなければ)常に最前線で戦える。
加えてロード定番の専用武器として初期に入手するマーニ・カティの性能が非常に良い。
さらに本来剣士専用で高必殺率を誇る倭刀も装備可能と武装面でも優秀かつ、
素の必殺率も剣士並なので、並の剣でもなかなか必殺率に恵まれる素敵ユニット。
さらにクラスチェンジ後は弓も使えるため、三竦みで不利な槍や後述のソードキラー等から距離をとって反撃を封じたり、
飛行ユニット相手に特効で有利に戦えたりと更に活躍できるようになる。

ここまで聴くと至れり尽くせりの強ユニットだが、主人公らロードの死は敗北条件の1つなので、
あまり過信していると倒されて即アウトになってしまう。
素早い分装甲&低体力な事もあって、烈火ロード三人の内で最も事故死率が高い。
特にクラスチェンジした後には剣士系特効の斧ソードキラーに要注意。一発昇天も十分有り得る。
(特効時の攻撃力が39+使い手の力、命中が95%。HP上限は60だがリンの成長では良くて50程度)

草原の女剣士で実は公女という設定や、凛々しく快活かつ健気な性格。
緑髪のポニーテールに露出した太腿、15歳らしからぬ戦闘力など、
外見設定共に人気の高いキャラである。色々な意味で。
『烈火の剣』公式サイトにて行われたキャラ人気投票では全キャラ中6位(女性キャラ中2位)という好成績を残している。
(ちなみに女性キャラ1位はニノという14歳前後の女の子。女性キャラどころか全キャラ1位である。このロリコンどもめ!ほぼ同い年だけど)


発売前は、『烈火の剣』の20年後に当たる前作『封印の剣』のキャラクター「フィル」と容姿がクリソツで、
同じく女剣士でサカの血を引いていたために親子なのかと勘繰られ、
(『封印』で登場していたフィルの父親である)暑苦しい男バアトルとくっつくのかと心配したファンもいた。
実際は別のキャラがバアトルとくっつくことが確定しており、その心配は杞憂に終わった。

なお日本語版ではバグで表示されない*2が、北米版ではソール・カティで攻撃する時は原作の小さなグラフィックながら、大きく 揺れる
しかしソール・カティの重量はリンの体格ではドーピングしても補えない程に重く、持ち味の素早さを殺してしまう。
日本版では特殊モーションも前述の通り発生しないので、
対ラスボスに限れば有効打を与えやすくデメリットも少ないが、それ以外の状況では全くと言っていいほど使う意味がない。
そもそも入手自体が最終決戦の直前なので、使う機会もそんなにないのだが……


『覚醒』の配信ユニット及びDLCユニット時のクラスはソードマスター。
特典スキルは配信ユニットが侵入可能地形の移動コストを1にする「軽業」、
DLC版はそれに加えて必殺率が上がる「熱き心」を修得している。
剣士専用武器としてソール・カティも登場する。
『烈火の剣』だと弓使えるんだからアサシン(剣・弓の歩兵)じゃね?と言ってはいけない。

+軍師見習いのマークについて

  「おはよう、マーク!

    やーね、ねぼけてるの?

      昨日の戦いで疲れた?」


本作では初心者向けを考慮してかプレイヤーの分身である「軍師」が登場する。名前に加えて性別・誕生日・血液型を設定可能。
「キャラクターがプレイヤーに向かって話しかけてくる」と言う特徴は、作品がリリースされるたびに姫騎士幼馴染から近親・同性まで数多のカプ厨対立を生み出してきたFEシリーズでも『烈火の剣』が初めてである。ついにまさかのギャルゲー仕様である。

とは言っても、FEはSRPGであってギャルゲではないので、この軍師は誰ともくっつかない。
それ以前に一度たりとも台詞を発することはなく、時々話しかけられるだけなので存在感は薄い(リン編以外では特に)。
プレイヤーの感情移入を深めるためという目的もあったらしいので、RPGによくある無口系主人公と同じ理由…
…とはいうものの、根本的な問題として そもそも主人公じゃないし
「無口主人公」から「主人公」を引いたら、残ったのは ただの無口 でしたという話。
当然リンや他のキャラとフラグが立つようなことも一切無し。

なお、リンが男主人公とくっついた場合は「産まれる子供の名前をつけてくれ」と大役を任されることになる。
…のだが、その子供は前作『封印の剣』に出てくるキャラ( =名前は既に決まってる )。実際にプレイヤーが名前を決められるわけでもない。
本格的なギャルゲー化に抵抗があったせいかと思われるが、結果的に何のためにいるのか分からない状態になっている。
シリーズの謳い文句「手ごわいシミュレーション」は伊達じゃなかった…恋愛的な意味でも。

そもそも、女性キャラがプレイヤーに話しかけてくるだけでギャルゲー扱いされることがおかしな話だし、
主人公がプレイヤーに話しかけてくるという仕掛け自体も別に珍しいわけではなく、
SFCのRPG『ダウン・ザ・ワールド』やSFCのADV『ワンダープロジェクトJ』などですでに採用されている。主人公はどっちも少年だけど。
そして、 二周目以降は軍師なしにすることも可能 。まさに主人公(笑)ならぬ プレイヤー(笑)

+以後のプレイヤーの分身
スタッフも反省したのか、『新・紋章の謎 光と影の英雄』におけるプレイヤーの分身は、
サブタイトルでいう「光の英雄」マルスに対するもう一人の主人公として登場し、
ゲーム上の性別・外見や能力値をある程度細かく設定し「 マイユニット 」として戦闘に参加するようになった。
これがまた初期値・成長率ともに高次元で、マルスを差し置いて最初から登場するため高難易度攻略の鍵も担ったり、調整すれば全ステータスカンストも狙えたりと間違いなく同作中最強の性能を持つ。
(ただし主人公なので、このキャラが倒れてもアウト)
それを差し引いても、しっかりと毎話登場してマルスや他の仲間と会話をするし、
更に、仲間との関わりが「特定の仲間を特定の章で出すとプレイヤーと会話する」「誕生月や血液型に応じて特定のキャラに補正がかかる」という一種の隠し要素であったマークとは異なり、
こっちは 仲間全員に支援効果を与えられる他、その殆どと3段階の拠点会話が用意 されており、挙句の果てにはそれで他のキャラを嫁にしそうになるなど、
「もう一人の主人公」としての存在感をいかんなく発揮し、好みは分かれるだろうが烈火の軍師とは全く違う方向に進んでいる。
ちなみに、マイユニットと一緒に騎士団に入隊する人物は軍師志望なのだが……。

また、『覚醒』でも同様に「もう一人の主人公」としてのマイユニットが実装されており、
こちらは戦術師という専用クラスで登場。剣と魔法の両方を使える万能っぷりを見せつけている。
そして相変わらず高水準パラメータを持ち全員と支援を付けられるが、今回はさらに「キャラ固有及び異性専用クラス以外の全てのクラスに転職できる」
「全ての異性と結婚でき、その際に固有のCGが用意されている」ようになった。
特に後者に関しては親友だろうとその娘だろうと、年齢1000歳の見た目幼女だろうとその娘だろうと異性であるなら結婚(もしくは恋人に)できる。
そんなこの作品に対して生まれた通称は「 ときめきエムブレム 」である。マイユニが女性だと「Girl'sSide」。
さらには上記の「マーク」という名も実は…。これ以上はぜひ自分の目で確かめてほしい。

ただし、軍師的な役割や主人公の相談相手役となる非戦闘キャラは基本的に毎作品登場している。
なぜこういったキャラクターが登場しているのかというと、
HPが0になると本当に死んでしまうFEでは誰が死んでも物語が成立するようにしなければならないので、
できるだけ会話シーンが主人公の独り言になってしまわないように、プレイ内容によらず殺されないキャラクターがいなければならない。
にもかかわらず烈火の軍師が目立たないのは、前作との辻褄合わせなどのため倒されても死なない(戦線復帰不能になるだけの)キャラが多く、
おまけに主人公(=死んだらゲームオーバーな)キャラも3人いるのでわざわざ軍師と会話する必要性が薄くなりがちなのも理由の一つではないかと思われる。
…逆に言えば、軍師と会話する絶対的な必要性がないからこそ、選択性の軍師が採用できたとも言える。

ちなみに、先に述べた通り名前は自由に付けられる上、入力欄には記号もあるので、プレイヤーの選択次第では……
こうなる。 http://www.nicovideo.jp/watch/sm2742954 http://www.nicovideo.jp/watch/sm5005500


MUGENにおけるリンディス

某スレにてアンバサ氏が製作したものが公開されている。
アフロン氏の扇奈を改変して製作されているが、元の戦闘スタイルがどちらも居合いということもあり、違和感は感じない。
一部のゲージ技のモーションは原作の弓・剣攻撃の必殺バージョンに準拠しているので、
ファンならニヤリとさせられる事間違いなし。
また声は上記のスマブラXの素材が見つからなかったため、女史のボイスが搭載されている。
ブリス技に対応しており、対象技を受けると上記の『覚醒』登場時の姿を披露してくれる。
現在は本体に後述の大本ボイスパッチと誠治氏製作のAIが標準搭載されており、桑島ボイスはdefファイルの書き換えで変更可能。

原作のスタイルを反映してか移動速度が速く、弱攻撃から技を繋いでいくコンボキャラとなっている。
当身、飛び道具、対空、避け、無敵有り移動などなど一通り揃っており、動かしていて面白いキャラクターである。
ただし隙が大きい技もいくつかあり、適当に振るだけでは反確なことも多々ある。
タメ可の必殺技「抜刀」とタメをキャンセルする「抜刀キャンセル」を上手く組み合わせて隙を消そう。
ちなみにこの抜刀&キャンセル、使うと少しだがゲージが溜まるので、高速で繰り返せば…
なお北米版のようにソール・カティ使用時に 揺れる 。足技も良く使うため時折前掛けも捲れ上がるが……
中身をどう解釈するかは各自に任せる。一応、『スマブラX』では「黒」だったようだが。
現在、誠治氏のHPにて代理公開されている。

AIは某スレ産のものと誠治氏のものが公開されており、
両AIとも11段階のレベル設定付で誠治氏のAIは抜刀キャンセルの頻度も調整可能。
どちらのAIも中々に強く今後の活躍に期待ができる。
ちなみに某スレ産のAIは本体公開から一日で投下されている。ジェバンニってレベルじゃ(ry

また、某スレ産のAIには2010/1/15の更新から大本眞基子女史のボイスパッチが同梱されており
AI未導入or誠治氏AIとの併用も出来る親切設計となっている。
なお、『スマブラX』ではプレイヤーキャラで無いためボイスが少なく、声優繋がりで
ガンダムSEED DESTINY』のシホ・ハーネンフースと『戦国無双』の稲姫の声が使われている。


出場大会

シングル
タッグ
チーム
その他
削除済み
更新停止中
凍結

出演ストーリー



*1
リンの父ハサルの好敵手であり元キアラン騎士隊長であったワレスが、
リンの心が憎しみにとらわれて歪んでしまう事を心配して一人で全滅させている。
しかしこの会話を発生させるには、
ハゲ親父のワレスと3回会話して支援Aにする必要がある=各キャラ5回までしか会話できないので
カップルEDが見られないという欠点がある。
戦略的にも、実質上級職キャラなので成長率が低く足も遅くおまけにルート限定なジェネラルのワレスよりは
遊牧民のラスや斧使いの主人公であるヘクトル等と支援させた方が効率が良いので、
結果的に狙わない限りはまず見られない会話になってしまう。

*2
専用アニメの指定先を別キャラの専用武器と間違えた超イージーミスであり、
データそのものはあるためちょっとプログラムをいじれば見ることが出来る。
責任者出て来い。