棗鈴


「弱いものいじめは、めっだ!」

Key製作のゲーム『リトルバスターズ!』及び『リトルバスターズ!エクスタシー』のメインヒロイン。「なつめ りん」と読む。
「なつめ すず」ではないし「」でも「」でも「」でもない。
身長:153cm、体重:43kg、3サイズ:77/54/80
中の人は田宮トモエ氏(全年齢版)、民安ともえ氏(18禁版)、たみやすともえ氏(アニメ版)。
みんな同じ声に聞こえるのは多分気のせい。

主人公の直枝理樹とは小さい頃からの幼馴染で、理樹が両親を亡くして落ち込んでいたときに、鈴の兄である棗恭介
理樹を自称正義の味方(実際は恭介を中心とした遊び仲間の集まり)「リトルバスターズ」に引き込んだことで出会った。
(ちなみにこの時点では鈴はジャージ姿&ショートカットなので理樹は男の子だと勘違いしていた)
小さい頃から恭介の庇護の下育てられたため人付き合いが苦手で人見知りも激しく、
物語開始時点では「リトルバスターズ」の面子(恭介、理樹、井ノ原真人、宮沢謙吾)以外とはまともに会話することすらできないほど。
このようにただでさえ人付き合いが苦手なのに男友達しかいないために口調も非常にぶっきらぼうで、同性の友人が全くいない。
……が、その容姿ゆえに男子からの人気は高く、一部の連中は様付けで呼ぶほど。
また天然ボケの気があるほか(本人は否定しているが)大の猫好きで、
兄の恭介が頻繁に拾ってくる猫(なぜか名前が軒並み史実の有名人、ちなみに命名はいずれも恭介)を貰い、
学校内で半ば野良状態にして面倒を見ている。というか本人が猫っぽい。
そのせいもあってか一部ではニャンデレ娘と呼ばれることも。

+原作ストーリー
2年生に進級してからしばらく経ったある日、理樹の「ねぇ、昔みたいに、みんなで何かしない?」という一言を切っ掛けに、
恭介は唐突に草野球チーム「リトルバスターズ」を結成すると宣言する。

が、唐突すぎて理樹と恭介以外はあまり乗り気ではなく、そもそもメンバーが野球をするためには全く足りなかった。
さらに恭介は燃えるからというそれだけの理由の元、野球素人の理樹を4番バッター、鈴をピッチャーに任命し、
しかも10日後には部長連合チームとの試合を取り付けたと言い出す。

いつもの事とはいえ恭介の発想の突飛さに不安を覚えつつも、メンバー集めと練習に励む内に、
徐々に新しいリトルバスターズの仲間も集まり、みんなとやる野球の楽しさにも目覚めていく……。

+鈴ルートネタバレ
野球チームリトルバスターズが結成されてからしばらく経ったある日、鈴は飼い猫の一匹のレノンの尻尾に
誰かがくくりつけた手紙を発見する。差出人が言うには「この世界には秘密がある」と。
その秘密を知りたければ与える指令をこなせという事で、野球チームのメンバー集めや練習を行う傍ら、
毎日与えられる指示をこなしていくことになる二人。

必死になって集めた面子による野球の試合も終わってしばらく経った後、
二人はとある切っ掛けから(恋愛感情とかは無しで)恋人として付き合いだすことになるが、
その直後に鈴は系列校との生徒交換プログラムに志願せよという指示を受ける。
二人はその指示には従わないことを選ぶが、直後理樹の持病(ナルコプレシー)により眠りに落ちてそのまま終了。
タイトル画面に戻る。

終わったッ!鈴ルート完!

+鈴ルートさらにネタバレ
一周目の鈴ルートを終えた時、タイトル画面に戻る前に何者かに「選んでいない可能性を選べ」のようなことを言われる。

その言葉の通り理樹が他のキャラと付き合うルートを全て終えた後に、もう一度鈴と付き合うことになることになると、
今度は鈴は系列校との生徒交換プログラムに志願せよという指示を、
悩んだ末に交換プログラムに志願し理樹と離れて一人別の学園に行くことになる。

しかし、ただでさえ人付き合いが苦手な鈴は、転校先の学校で友人を作ることが出来ずに日々落ち込んでゆくばかり。
そんなある日理樹はレノンが恭介の元にいるのを発見し、全ては恭介が仕組んだ事だったという真相を知る。
理樹が問い詰めると恭介は今までは自分が鈴の面倒を見てきたものの、
来年からは就職でそうもいかなくなる為、今の内に鈴を強い人間にしようとする為に仕組んだ事を明かす。
しかしその計画も鈴自身が日々元気を無くしている為に逆効果だと反対し、ついにある日二人は学園から逃げ出す。
二人は鈴の祖父の家に辿り着きそこで二人で暮らし始めるものの、
理樹の抱えるナルコレプシー(眠り病)などのために生活は日々苦しくなるばかり。
そしてある夜、居場所を突き止められ……。終わったッ!鈴ルート完!

何も解決してないどころかオチも何もないという始末。
実際それに合わせるかのようにエンディングテーマも暗い。

+Refrain(上のregion読了後推奨、さらにネタバレ注意)
鈴ルートをクリアすると新ルートのRefrainに入れるようになる。
このルートは他のルートと異なり、スタートの条件から、決定的に違うところが多数ある。
まずこのルートにおいて鈴はそのあまりに酷い対人障害故に
学校に在籍していながら特殊学級のような場所に通っているだけでなく、
本来リトルバスターズの兄貴分でリーダー格の恭介もなぜか心を閉ざしきってしまっている為に
リトルバスターズもまとめ役がいないためガタガタ、野球チーム「リトルバスターズ」も当然結成されない。

その状況で理樹は鈴を昔のようにしようと取り組み、キャッチボールに反応を示した鈴を見て
幼馴染の「リトルバスターズ」の面子に野球をしようと持ちかけるものの、鈴以外はなぜか野球からは下りると言い出す。
そして時を同じくして、「リトルバスターズ」の一人である井ノ原真人が暴力沙汰を起こし……。

+Refrainおよび原作ゲームそのもののネタバレなので閲覧注意。
Refrainというルート名からしてすればすぐに分かることだが、
このルートは本来の鈴ルートの文字通りの「やり直し」に近い。
つまり2週目の鈴ルートの結末の影響が、鈴やその周りに出ているルートということ。
早い話が時間のループである。
なぜこのような事態が起こっているのかといえば、それは『リトルバスターズ!』の世界が
恭介を初めとする野球チーム「リトルバスターズ」の皆が作り出した虚構世界だからに他ならない。

現実世界で彼らは修学旅行中のバス事故で生死の境目をさまよっているのだが、
状況的に理樹と鈴以外は誰も助かりそうにないという悲惨な状況にあった。
しかし、鈴たちの学年の修学旅行に紛れ込んでいたために事故に巻き込まれた恭介は
2人は自分たちが支えなければ生きていけない「弱さ」を抱えていることを知っており、
自らも死の淵に立たされながらもそれを未練に思っていた。
しかしその想いは残りのリトルバスターズのメンバーの意識と想いが集め、
周りに比べれば軽症だったものの気絶状態にあった理樹と鈴の心を「強く」するための虚構世界を作りあげ、
野球チーム「リトルバスターズ」が結成された日からバス事故までの日々が起きる世界を何度も繰返すことで
二人を精神的に成長させようとしていた。

理樹が他のヒロインたちと付き合う展開になるのも、虚構世界を存続させたいと心のどこかで願っている
ヒロイン達の未練を開放させる役を理樹にさせることで成長させる意味があり、
また、ゲームを最初からやり直すたびに、理樹と鈴のみ初期能力値が高くなる。

理樹と鈴のみ生き残るのか、恭介達が助かる運命が無いのかは、プレイヤーの選択次第である。

ちなみに野球の方の腕だが、最初の時点では神なるノーコンと言われるほどのノーコン。
……が、大好きな猫をぞんざいに扱われたことを切っ掛けに覚醒してライジングニャットボール(命名は恭介)なる剛速球を習得する。
以降は野球ゲーム中にグラウンド内に猫に打球が一定数当たるごとに様々な球が使えるようになる。
なお件のライジングニャットボール、球速は最速130キロ台と甲子園球児涙目な代物だったりする。なんなんだアンタ

ちなみに、ライジングニャットボールの強化版:真・ライジングニャットボールというものを覚えるのだが、
この球恐ろしいほど球速が速く(150~160キロ)試合中は兎も角、練習中に出されるとかなり厄介である。

幼馴染で猫好きでアホの子……ここまでくるとお家芸である。
ただし初めから主人公に好意丸出しのデレデレではないし牛乳好きでもないし猫アレルギーでもない。
また『リトルバスターズ!』という作品自体が過去のKey作品とは違って主人公の直枝理樹が主人公なのにショタ枠だったり
(共通ルートでCGこそないが女装イベントがあったり『EX』追加シナリオでは女装CGが追加されたり
鈴の兄である棗恭介は男キャラなのに専用テーマ曲持ちだったりと全体的に男キャラがヒロインじみているため、
それに対応してか鈴も彼女だけに見られる特殊な点として今まではKeyの『主人公』がやっていた役割や
持っていた特徴を幾らか引き継いでいる。
実際シナリオラストでの活躍などを初めとして、彼女の立ち位置は『ヒロイン』というよりは『もう1人の主人公』である。
ちなみに公式サイトのキャラ紹介での順番は主人公である理樹が一番最初で、次は幼馴染の恭介、真人、謙吾と続いて
その後小毬、鈴、他のヒロインという順番になっているため、ぱっと見小毬がメインヒロインにしか見えない。
まあ小毬は理樹にとっても鈴にとっても重要な人物であるということを暗に示しているわけだが……。
詳しくは実際にプレイして確かめてほしい。

+紳士的余談
スポブラ愛用設定*1などから貧乳と思われがちだが、意外にもリトバスでは中位だったりする。
(笹瀬川佐々美と同じCカップで9人中同率4位)
ただ、これはあくまでもリトバスだけの比較の場合であって、鍵キャラ全体だとやはり下位だったりする。
椎名繭みちると同じということを考えると…。)
しかもCG担当のNa-Gaの絵柄か実際のバストサイズ以上に小さく見える。
(というかNa-Ga担当キャラは朱鷺戸沙耶以外大平原 と小さな家
 EX制作時の朱鷺戸沙耶は、ありえないほど胸がでかく描かれたらしく、
 単にNa-Ga氏が巨乳キャラを描くのが下手なだけかもしれないが…)
一方の樋上いたる担当のキャラは三枝葉留佳や二木佳奈多のようにBカップ設定のキャラでも
服の上からでも膨らみが目立つほどにデカく描かれてるのに…。
そのせいか上位3人(来ヶ谷唯湖、朱鷺戸沙耶、神北小毬)を除くと平均以下のリトバスは
一部紳士からは リトルバストーズ! とも呼ばれていたり。

また、OPテーマの「Little Busters!」は演出も合わせて人気が高く、
ニコニコ動画では一時期『リトルバスターズ!』並びに『エクスタシー』のOPのパロディが流行ったので、
そっちの方面から鈴を知った人も多いかもしれない。
ちなみにOPでも紹介順番は小毬→鈴。メイン……ヒロイン……?

↓リトバスOPとOPパロディ比較動画の一例。兄貴の存在感が半端ねぇっす。
↓さらに凄いのになるとこんな風になる。数の暴力って恐くね?

(∵)


MUGENにおける棗鈴

チェンシロウ洩矢諏訪子を製作したしーぽん氏によるものが公開されている。現在のVerは1.53(2013年4月23日)。
基本システムはKeyキャラだけにEFZベースで、ドットも観鈴起雪などがベースになっている模様。
EFZ風の勝利台詞画面も搭載されているがボイスはついていない(まあEFZもそうなのだが)。
さらに秋子さんの謎ジャムやられや、UNKNOWNの「たるのなか」やられにも対応している。
全体的にリーチの長く判定の強い技が多いが、動作がやや遅めなのが弱点。
性能としては割と普通の波動昇龍タイプだが全体的に浮きが低い、受身不能時間が短い、速いジャンプ速度と行った要素から
空中でのコンボルートが殆ど無い上超必殺技が軒並みコンボに組み込みづらいので火力は低い。

2012年8月に更新され、10P~12Pカラーが追加された。性能が強化され8匹のネコが勝手に攻撃をしてくる。
そのネコを攻撃するとさらに鈴の性能が強化(攻撃力上昇・防御力上昇・攻撃中無敵付与)されるため、
範囲の広い攻撃をするとネコに当たった回数によってはとんでもないステータスになる。
しかも11Pではある程度ネコに攻撃を当てなければ鈴へダメージが通らず、
12Pに至ってはネコに攻撃を当てなければ鈴のライフが減少しない仕様になるため、
これらのカラーには範囲の広い攻撃がなければ勝てない。非常に相性の出る特殊カラーとなっている。
2015年5月に更新が行われ、カットインが追加された。また7~9Pの追加、勝手に攻撃する猫の数が設定できるようになった(最小0匹、最大8匹)。

AIは蓬莱氏のものが存在していたが、公開停止のため長らく存在していなかった。
しかしこの度、最新版に対応したAIが同梱された。

またKELN氏によって最新版対応の外部AIが公開されている。

+技解説

必殺技

◆ボール投げ◆   
文字通りボールを投げる。弱でストレート(軌道は斜め下)、中でチェンジアップ(軌道は放物線。ゆっくり)、
RF版はライジングニャットボール(高速)になり、本体に攻撃判定が出るほか特殊ガード不能&ヒット時ダウン確定。
Ver1.13よりFIC対応に。

◆ニャッパー◆       
アッパー。それ以外の何物でもない。発生が早く無敵のある切り返し技。
弱、中で距離が変わり、RF版では近距離で多段HIT技になる。

◆「ドルジ」◆
上から飼い猫の一匹であるドルジを落下させる。弱、中で落ちてくる位置が変化し、
RF版では相手の頭上に発生。ドルジが完全に消えるまでは次のドルジは呼べない。

なおこのこの猫、名前の由来が朝青龍(本名「ドルゴルスレン・ダグワドルジ」、ニックネーム「ドルジ」)だからか
やたら肥えている(立ち絵がヒロインよりもデカい)上に鳴き声も「ぬぉー」という猫離れしたものである為、
登場人物からも本当に猫という生物なのかと疑われてる。
そのデカさはバトルランキングの際にも発揮され、2ターンごとに落下攻撃してくるのだがダメージが凄まじい。
よって鈴がドルジを引き当ててしまえばほぼ鈴の勝ち確定。
ちなみにドルジのCVは『AIR』のOPである「鳥の詩」を歌ったLia氏。
所謂ゲスト出演という奴である(EX以降は一部ルートのエンディングを歌っているため?)。

◆空中落下蹴り◆
空中から急角度で落下して攻撃する。見た目の割に遅めで、けっこう地味。RF版では多段HITする。
でも当たりにくい。ヒット時ダウン誘発だったがVer1.10より浮くようになり追撃可能に。
発生の割に中段判定、着地硬直なんてものはないのでうまく使えば見えない超高速中下段二択が可能。
ICこそかからないものの、着地硬直なんてものは無いのでヒットさせたら消費無しで拾えてコンボへ、
ガードされても大幅有利なのでローリスクハイリターン……だったがVer1.11でガード硬直は修正されたためリスクは増加。

超必殺技

◆真ライジングニャットボール◆  
少し溜めた後剛速球を投げる。発生が遅いのでコンボには使えない。
ボールは当たった時点で消えるためタッグで2人に当たることはほとんどない。
2ゲージでガード不能、3ゲージで特殊ガード不能(投げ判定)になる。

◆ネコネコ大行進◆
くるっと回ってネコを大量に出す。2ゲージ以上ならドルジも現れる。
ただし「ドルジ」同様他のドルジが消えるまでは発動しない。
何気にLv2のほうが突進速度が早いので繋がりやすい。
Ver1.13よりFIC対応に。

◆飛び蹴り突進◆  
前に向かって蹴る。見た目のわりにあまり飛ばない印象を受ける。
多段HIT技だが1撃目の威力が高い。(その後補正が高い)
3ゲージは1度後ろに下がるが飛ぶ距離は長く、飛び道具無敵になっている。
発生が早く使いやすいが無敵はないので注意。

◆FM「いけ」◆ 
体力が3分の1以下のとき、3ゲージ消費で発動。
しゃがんだ後相手の頭上に現れ、膝蹴りで攻撃する。
最新版で空中ガード不可、ハイパーアーマー付きとかなり強化された。
およそ5割の大ダメージだが、出始めに若干隙がある。
見た目はにそっくりだが、一応原作『Refrain』でのネタである。
ちなみに原作では屋上から飛び降りて蹴り飛ばしている。

またVer1.02に対応したボイスパッチも公開されている。
β版とのことで一部の技にまだ声が無いが、元々戦闘向けのボイスが多いゲームなので全体的に違和感なく仕上っている。
このボイスパッチを導入すると簡易なイントロが追加されるだけでなく、相手キャラによっては特殊イントロが発生するようになる。
18禁版である『リトルバスターズ!エクスタシー』からボイスを流用したとのことなのでカンチョーボイスもしっかり実装済み
パッチ自体は最新版に対応していないが、現在は本体の最新版に対応済みのボイスが同梱されている。

また、兄の棗恭介も、アドベントチルノ等の作者であるプレート氏によって製作・公開されている。

「お前斉藤っす」

出場大会

更新停止中

出演ストーリー



*1
とは言うものの、Cカップでスポブラ愛用はまだましな方で、鍵キャラにはDカップでノーブラがいるくらいだからねえ……。
女の人を胸で判断するのは良くないことですよ!!



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