メガトロン

                Decepticons Atack !

  「デストロン軍団、アターック!」

1984年より放送された米国アニメ(製作は東映動画)『THE TRANSFORMERS』のキャラクター。
日本では1985年より『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』のタイトルで吹き替え版が放送されている。

金属の星「セイバートロン」出身の「トランスフォーマー」と呼ばれる金属生命体(超ロボット生命体)。
宇宙征服を企む悪の軍団「デストロン」(『仮面ライダーV3』の悪の組織と同名だが、これは日本語限定。原語版では「ディセプティコン」である)を率いる破壊大帝であり、
平和を愛する正義の軍団「サイバトロン」(原語版ではオートボット)と長年戦い続けている。
あしゅら男爵シャアに並ぶロボットアニメを代表する悪役として知られる。

日本語版の声優はメフィラス星人などを演じた加藤精三、原語版の声優はフランク・ウェルカー。
加藤氏はこのキャラを大層気に入っており、
メガトロン、ガルバトロン(『ビーストウォーズⅡ』の同名別人ではなく、メガトロンがユニクロンにより改造された姿)の玩具は(自分が演じていない物も含め)全て購入しているとか。
その思い入れ故、「当時と同じように演技できる自信がなかったから」と2007年の実写版吹き替えを辞退したという話もある。

玩具的にはタカラが発売していた『ミクロマン』のラインナップ、『ミクロチェンジシリーズ』シリーズに存在していた
拳銃からロボットに変形する『ガンロボ』、ワルサーP38のリデコ(塗装などを変更した)商品である。
(なおミクロマン時代は「普段はモデルガンのフリをして居るが、悪が迫ってきたら変形して子供達を守る 正義側のロボット 」だった)
トランスフォームした時には唯の拳銃ではなく色々とオプションパーツが付いているが
これは元ネタが『0011ナポレオン・ソロ』というテレビドラマに登場した国際機関「U.N.C.L.E.」構成員用のカスタム銃のため。
同作のワルサーP38は、延長バレル、スコープ、ストック、サプレッサーを追加する事でカービン(簡易ライフル)として使える機能があり、
これを元ネタとした「ガンロボ」の付属品をそのままメガトロンにも流用したという経緯がある。

来歴・パーソナリティ

セイバートロン星ではその名を知られるエリート的存在であったが、
ある日突然自ら軍隊を率いて武装蜂起、エネルギー集積所を攻撃し多数の死傷者を出す。
(この際致命傷を負った労働者、オライオン・パックスが後のコンボイとなる)

その後、メガトロン率いるデストロン軍とそれによる実効支配を良しとしない人々が集まってできた
レジスタンス、サイバトロン軍の間で長きに渡る戦争が続くことになる。
長い戦いの末、セイバートロン星のエネルギー資源は枯渇し、両軍が共倒れになりかねない事態となり
サイバトロン軍は外宇宙へ向け、エネルギー資源の豊富な星目指して探索を開始。
部下の働きによりその情報をキャッチしたメガトロンはただしにサイバトロン軍を追撃すべく
宇宙船で出発するが、交戦中に両軍の宇宙船がコントロールを失い地球に墜落してしまう。

その後、400万年の間両軍ともに機能停止したまま過ごすが、
火山が噴火した衝撃により先にデストロン軍のリペア装置が作動。
メガトロンはサイバトロンが目覚めないうちにエネルギー資源を獲得すべく、
地球侵略を開始した…のだが、この時部下のスタースクリームが完全に余計な事をしたせいで
サイバトロン軍のリペア装置も作動し、1985年の地球を舞台にサイバトロン軍と
デストロン軍は再び長い戦いを繰り広げる事になる。

「破壊大帝」という肩書に相応しい圧倒的な強さと知力、狡猾さを持つ悪の帝王。
一筋縄ではいかない バカ 荒くれ者が揃いのデストロンをまとめあげ、宇宙征服を実現するため
地球のエネルギー資源を狙って様々な悪事を繰り広げる。

地球においてはワルサーP38(細かく言うと前述した「ワルサーP38アンクルスペシャル」と呼ばれる架空の改造拳銃)に変形。
変形後は攻撃力が向上するようだが射手を必要とし、サウンドウェーブかスタースクリームがその役を担うことが多い。
なおロボット時は拳銃時のスコープを武器(融合カノン砲)としている。
ロボット時は他のTFと同サイズなのに拳銃になるとTFの手のひらサイズになるぐらいだし、たいした問題じゃないが。

単純に暴力による制圧や略奪のみならず、知略にも長けており
自ら新兵器を開発したり新たな作戦を考案する、偶然手に入れたものをうまく転用してサイバトロン軍を苦しめる、
さらにはメディアを利用してコンボイ達を社会的に抹殺するなど、非常に多岐にわたる。
反面、非常にワンマンな経営方針であり、デストロン軍の行動指針はメガトロンによる独裁という格好に(一応)なっている。
その為、メガトロン不在の際にはデストロン軍が統制を欠いてしまうという描写もある。
宇宙支配の目的は、座右の銘「圧制を通じての平和を(Peace through tyranny)」から、自由を封殺した上での平和創造であることが分かる。
(また、この言葉はコンボイの主義である「自由は全ての知的生命体に許された権利だ(Freedom is the right of all sentient beings)」と対になっている)

+ 慈愛大帝

また、TFでは比較的よくあることではあるが、不安定なエネルギーを利用しようとしたり、裏切り者のNo2のせいで何かが大爆発して
地球が滅亡しそうになったりする場合は、コンボイと敵味方の範囲を超えて協力する場合も多い。
他にも、毎週毎週裏切りを繰り返してきたスタースクリームがめずらしく作戦を成功させかけたときは 「今までいろいろひどいことをしてすまなかったな。」 と言って謝罪したり、
コンバットロン絡みの騒動の際、最終的にスタースクリームの作戦のおかげでコンバットロンの確保に成功した時に至っては、
「追放処分取り消しの上、今まで通りNo.2に据え置き」といういつも以上、それこそスタースクリームが 素で戸惑った ほどの寛大な態度を示した。
前述の規制の影響で作中で人間を殺すシーンが無いのだが、その描写が妙に人間に気遣っているように見え、 実際優しいんじゃないの? などと言われてしまったりする。
……なんかカメの王様ポンコツ魔王みたいな部分がある。
このような性格は後述するガルバトロンになった後も残っており、『2010』では止むを得ない理由で自分を騙した(サイクロナス自身予想だにしなかったとはいえガルバトロンは意識ユニットを取られかけた)サイクロナスを一発殴っただけで許し、
『ザ・ヘッドマスターズ』でサウンドウェーブが玉砕した時には心の底から悲しんでいる。

そして現在WEBやフィギュアの封入特典において連載されている『漫画トランスフォーマーレジェンズ』においては、飽くまでも合法的な世界の統治を
目的とすると明言しており、犯罪行為に及ぼうとするデストロンメンバーを制止したり、更にはレジェンズの世界を滅ぼさんとする脅威に対しては
自ら率先して立ち向かったりなど、デストロン破壊大帝の肩書を持つというだけでほぼ正義の味方として描かれている。

ちなみにアメリカにてトランスフォーマーを展開しているハズブロ社は他にも看板シリーズとして『G.Iジョー』『マイリトルポニー』などがあり、
アニメにおいて『G.Iジョー』とのコラボ回が存在する、公式CMで『マイリトルポニー』のテーマソングが一番好きだと暴露したりしている。
『G.I.ジョー』はともかく『マイリトルポニー』は女の子向け作品なんだけど…。
(ちなみに『G.I.ジョー』は「対テロ部隊vsテロリスト」な作品なのだが、やっぱり人は死なない)

実力もあり頭脳や知略の高さ、裏切り者も許す寛大さ、テックスペックでも弱点が不明とされる程の能力、
そしてお茶目さとリーダーとしては相当優秀な部類に入る。
尚且つ普通の親玉ボス系に多い後方からの指揮では無く、部下たちと一緒に積極的に戦線に出て来たりするなど、
視聴者にカリスマ性や好印象を与える為フリーザ様に代表される悪の 理想の上司 として挙げられる事が多い。
ただ、その高い能力故に作戦立案からそれに必要なものの開発や製造から前線指揮からなんでもかんでも全部一人でやってしまうため、
部下達が成長や自分の頭で考えるということをせず、「メガトロン様がいないと何も出来ない」という弱点を生み出している。
逆に言えば裏切りの多いスタースクリームに対しては、その野心の高さ故にメガトロンが居なくてもまともに戦える行動力の高さを評価して、
裏切りが多かろうともNo2に据え置いている節がある。
実際、意図的に野心を煽って能力を引き出そうともしており、スタースクリームのテックスペック欄でも「野心を煽るとよく働く」とコメントしていた。
特に『マイクロン伝説』では立派な次期破壊大帝になることを期待していた(尤も、こっちはきれいなスタースクリームだが)。


+ 死亡、そしてガルバトロンとしての復活

彼もコンボイに負けず劣らず同名の別人(海外では同一人物扱いの場合もある)が後年の作品に登場する。
同名の別人に関しては世紀末ナレーターで有名な千葉繁氏(通称、チバトロン様)、
他にも『ビーストウォーズ』及び『ビーストウォーズメタルス』でデプスチャージ役をつとめた梁田清之氏、
同シリーズでダイノボット役だった藤原啓治氏、
そして中田譲治氏や若本規夫氏などMUGENやニコニコで有名な方々が担当した作品もある。
千葉繁氏が吹き替えを努めた「ビーストウォーズ」版メガトロンはアドリブ部分のおふざけが有名なものの、
平然と利用価値のなくなった部下を切り捨てる、部下の離反にあってもそれを織り込んだ
策略として利用する…と非常に冷酷で恐ろしい存在である。
また、サイバトロン陣営をかなり追い詰めており、一時期セイバートロン星を完全に掌握している…と、
歴代の中でも最も恐ろしい事をやってのけている。

  「おい、誰か俺のエビチャーハン見なかった!?」

(あくまでもチバトロンのアドリブであり原作には一切存在しない。詳しくはコンボイの項を参照。
 ちなみにエビチャーハンはチータスがおいしくいただきました)

アメリカの公式ファンクラブが企画した善悪が逆転したパラレル世界『シャッタードグラス』だと
「悪のサイバトロンから皆を守る為の自警団ディセプティコンのリーダー」に収まっている。
正史でさえファンからは理想の上司と評された性格は「自分よりも仲間の命を優先」とさらに人格者に磨きがかかっており、
大学の数学教授だった時代の教え子が自警団に何人も在籍しているなど納得の人望である。
ファンからは表世界のコンボイよりも良い人だと言われていたりもする。
(こちらはマニア向け漫画で規制が無いのか残虐表現(ロボ相手だが)が山盛りである)

+ 余談:アメリカ国内における銃型玩具の扱い



MUGENにおけるメガトロン


+ Omega Supreme氏製作 初代アニメ仕様

+ Soruzin氏製作 『コンボイの謎』ボス仕様

+ BaganSmashBros氏製作 プライム版メガトロン

+ Frederry II氏製作 決闘ビーストウォーズ ビースト戦士最強決定戦版メガトロン

出場大会

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出演ストーリー




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