「女神の私が何とかしてあげる!」
ギリシャ神話における太陽神アポロンの娘である。半人前(文字通りの意味で)の女神。
母親は離婚したのか死別したのか作品中には登場しないが、人間であるらしい。
そもそも原典じゃ親父のゼウスに似たのか、美女をとっかえひっかえな奴だし。
一人前の女神になるべく色々と努力しているが、他の神の弱みを握って脅迫したりと若干手段を選ばない所がある。
ただ、悪気は全く無く、困っている人を見ると放っておけない優しい性格のため、半人前扱いされながらも皆に愛されている。
父子家庭のためか炊事洗濯が得意。芸術の神でもある父に似なかったのか
歌や音楽は壊滅的。しかも自覚が無い。
当然だが元ネタのギリシャ神話に登場しないオリジナルキャラだが、
イアソンやケイロン(
射手座の元ネタ)との関係から、
半分人間の医学の神「アスクレピオス」ではないかと読者からは指摘されている。アスクレピオスは男性だけど。
と言うかその場合、母親が居ない理由は「浮気されたと勘違いしたアポロンが殺したから」って事になるけど…。
所謂「
魔女っ子もの」に近いが、エロースが不細工だったりヘパイストスがマッドサイエンティストだったりと、
周囲を固めているメンツも相当にカオスなため、破天荒な性格のポロンがほとんど浮いていない。
……まあ、元ネタのメンツも
原典ではとんでもなくカオスだったりするんだけどな!
それでも少女漫画誌で掲載されたためか、過激な下ネタに定評のある吾妻氏の作品にしてはかなり自重している。
なお相棒のアヒルの「ガヒル」も、女神アルテミスの裸を見たために
永久
にアヒルに変えられた人間だったりする。
まぁ「同じ理由で鹿に変えられ、
自分の飼い犬(猟犬)に八つ裂きにされた
」狩人のアクタイオンよりはマシという見方も出来るあたり、
原典の恐ろしさが窺い知れようというものである。
MUGENにおけるポロン
googoo64氏が製作したものが存在している。
技数も多いが、全体的にかなり癖が強い。
例えば、
飛び道具「愛の天使エロースの弓」はガード不可だが発射される高さが完全にランダムである。
また、ワンボタンでガヒルにまたがって「飛行形態」にもなれる。
この状態だとミサイルやマシンガンを撃ちまくれる上に、さらに「怪鳥モード」となることで、
自由自在に空中を動き回れるようになる。
超必殺技「ポセイドン」は、画面全体を水で浸して持続ダメージを与えるというエグい技であるが、
自分自身は回復&強化されるという外道性能である。
出場大会
最終更新:2019年08月10日 10:02