いっしょにとれーにんぐ


「いっしょにトレーニング」

日本一ソフトウェアキャラ製作に定評のあるstupa氏の作成した、キャラ作成支援用のキャラクター。
その名の通りトレーニングモード補助用のキャラとして作られており、
キャラやAIを制作する上でかゆい所に手が届く、便利な特殊機能が多数盛り込まれている。
当初はKFMの改変で造られていたが、その後様々なサイズに合わせた木偶が追加(詳細は後述)。
現在は制作者のサイトが閉鎖しており、本体はDHQ氏のスカドラで代理公開中。
VSモードでも使用できるように自動回復+KO不能になっている。
しかし、このままだとアーケードやサバイバルなどで出てきたときに先に進めなくなるため、
その対策に、かつてはMUGENスレにてサバイバル等で出てきたときに、
キャラが勝手に自殺する『自殺パッチ』というパッチも存在した。(他のパッチ類などの互換性は不明)
機能一覧
  • head.posやmid.posの測定
  • 判定枠の表示(判定の長さの確認)
  • attack.distの表示
  • 距離測定用グリッド(ルーラー)の表示
  • 当身動作確認用の出の遅いゆっくりした打撃と、Projectile、Helperの二種類の飛び道具
  • ダメージやヒット数、有利フレーム数等の数値の表示
    • 単発ダメージ計測
    • コンボダメージ計測
    • 最大ダメージ計測
    • 有利、不利フレーム計測
  • コンボ練習、確認用の1hit以降ガードと自動受身の設定
  • ダウン回避、移動起き上がり、アドバンシングガードの設定
  • 受身と起き上がりのタイミングの調整
オプション
  • 待機状態の指定
  • 待機位置の指定
  • 自動でガードさせる
  • 自動で受け身させる
  • 受け身時間の指定
  • 対象との距離を数値化
  • 起き上がり時間設定
  • キャラサイズの変更(SMM(色んな意味で)L

紹介動画

DHQ氏製パッチ

機能を一部変更するパッチ。
本体とは別途でパッチが公開されており、当てたければ自分で適用作業を行う必要がある。
このパッチを適用すると変わる機能
  • ダメージなどのリセットがワンボタンで行える。
  • ガードタイミング学習・ランダムガード機能が追加される。
  • ダウン復帰時リバーサル行動練習モードを追加。
  • STATE TYPEをCやAにしたときも、時間経過でライフが回復するように。
後、KFMとMサイズに当たり判定を調整したairファイルや必須スプライト以外を削除したsffファイルもついている。
ちなみに 乱入者氏のパッチ以外、重複使用が出来ない ので注意。

ADI氏製拡張パッチ

かゆい所へ手の届く拡張パッチで、いくつかの機能が追加される。
主にAI制作の補助を目的としたものだそうだが、キャラ制作でも技の調整に便利である。
このパッチで追加される主な機能
  • ★中下段記憶装置
  • ★割り込み・起き上がり攻撃機能
  • 命中・終了フレーム測定装置
  • 座標移動装置・強制動作機能
  • ガードキャンセル・くらい抜け機能
  • 擬似ブロッキング機能
  • 擬似グレイズ機能
★の機能は最初からオン、それ以外は全て初期設定がオフになっている。
21日更新版で以下の機能も追加された。
  • 反撃攻撃のAttr属性・飛び道具設定
  • ライフ量調整装置
  • ゲージ量増減装置
これら以外にも強制動作させるまで相手が動けないようにする設定や
強制動作後に反撃用の攻撃を行える設定が可能になり、
より細かい調査ができるようになっている。

乱入者氏製拡張パッチ

このパッチを搭載すると既存のトレーニングキャラでは出来ないことを出来るようにして、
コンボやAIの動作の詳細な確認が可能になっている。
また、このパッチは前述のADI氏の拡張ファイルやDHQ氏の改変パッチと重複していても、
全く問題なく動作するように作られており重複使用も可能となっている。
このパッチで追加される機能、および調整された部分
  • Lifeが7895160まで増加
  • 一部喰らい判定が通常のKFMより縮小
  • 空中受身までの時間調整(かなり早い)
  • 立ち摩擦、しゃがみ摩擦を調整(デフォより滑る)
  • 特殊地上受身の搭載
  • 空中受身の設定追加
  • 地上ダウン関連の設定追加
  • 木偶にKOFキャラ対策としてテリーが追加(なぜかセリフがボンガロ風味)
  • カラーによる重力処理の違い(キャラによるエリアルコンボや永久の確認)
  • その他無敵に関しての設定追加(連携やコンボ確認)

いっしょにトレーニングMk-2

∞ロダにて公開された改変版で製作者は不明。他のパッチ類とは互換性はないと思われる。
木偶はKFMのみだが、色々と仕様変更が施されている。
このキャラで追加された機能、および変更された部分
  • lifeが3000まで増加
  • デフォでオート1hitガード
  • デフォで最速受け身の前転&立ち上がり
  • Cボタンが一時停止に変更。止めてる間はXでスロー・Aでコマ送り・Cで解除。
  • Xボタンの攻撃は押した時の相手プレイヤーの状態で変化するように。
  • Xボタンで出せる飛び道具は発射後にX連打で連射可能に。
  • 密着時にXボタンで通常投げが出せるように。
  • Aボタンのヘッドポジションチェックに全攻撃対応のReversalDefの当身投げを追加。
  • Bボタンのミッドポジションチェックに全攻撃対応のHitOverrideからのカウンター攻撃を追加。
  • ENEMY CTRLのon/off表示を廃止し、代わりに攻撃開始~ヒットまでの時間表示に変更。
  • p2bodydist表示にY軸と速度表示追加。
  • ステートを取られてる間は、ルーラーを除く各種表示が黄色に変化するように。
追加パッチを入れたりして設定するのが面倒な人にお勧めである。

ADI氏製追加キャラ・Attack Storage

拡張パッチとは別に使える、AI制作補助用の追加キャラパッチ。トレーニングと言うよりアナライズ。
本体とは異なり調査にのみ特化しており、AI制作などで知らないキャラクターの性能を調べる時に使う。
基本的な使い方はP2側から『 StateNoを入力してAボタンを押すだけ 』で、あとは勝手に調べてくれる。

調べた内容は並べて表示してくれるが、MUGEN上に細かい説明が無いので、
表の見かたや設定項目については説明書を随時見ることになる。

調べられる項目

  1. Aモード:どの体勢に当たってどのガードを崩せるか調査。中下段とか倒れ追撃とか。
  2. Bモード:攻撃範囲測定。複数フレーム調べるので突進技がどのくらい進むかも分かる。
  3. Cモード:無敵フレーム測定。設定で調査する判定を変えられ、基本的なアーマーも確認できる。
  4. Dモード:硬直差測定。通常ヒットの他、ガードヒット時や通常のキャンセル時の硬直差も分かる。
  5. Eモード:ダメージ測定。通常ダメージとガード削りダメージを調査できる。
一々コマンドを入力して調べるといった手間を省けるが、特殊な技の場合は上手く調べられないとのこと。
調べる際はMUGENと説明書、CMDファイルと記録用のファイルなどを一緒に開いておき、
基本的な条件と一緒にStateNoを調べ、調べたことを並べていくと良いそうだ。

Jaki氏製 スプライト変更パッチ

仮面ライダーキックホッパーを製作したJaki氏による差し替えパッチで
適用するとトレーニングが仮面ライダーWの仮面ライダージョーカーになる。

ミフ氏製 一緒に模擬戦

模擬戦の人ことミフ氏による差し替えキャラでこちらはガンダム00のイナクト(パトリック・コーラサワー機)となる。
機能的追加要素としては受身等のテストにボタンの長押しによるダウン攻撃が追加されている。
パイロットがパイロットなので少しやかましい。

アシスタント

こちらはいっしょにトレーニングではないが、似た物なので一応紹介。夜氏製作。
いしょトレの後継機キャラとも言えるキャラだが、前者と比べて拡張性が高めに作られているのが特徴。
いしょトレと違ってMUGEN1.0でも使えたり、改変用の情報がまとめてあったり等、
いしょトレに劣らず、非常に丁寧に作られており、改変も自由との事。

出場大会

プレイヤー操作?



最終更新:2014年08月25日 20:41
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