キスメ


「お前の落とした死体はこれかい?」

『東方Project』の登場キャラクター。初出は『東方地霊殿』の一面中ボスとして登場。
種族は妖怪「釣瓶(つるべ)落とし」。「鬼火を落とす程度の能力」を持つ。二つ名は「恐るべき井戸の怪」。
緑色の髪の毛を頭の両端で縛り、白装束を纏って巨大な桶に入った少女。
例によって中ボスなので専用BGMは特に持たないが、
彼女の出現する一面の道中曲「暗闇の風穴」が専用BGMとしてファンに扱われる事が多い。

+詳細な原作設定
釣瓶の中に入った状態で登場する。暗い夜道を歩いていると真上から頭めがけて落ちてくる恐怖の妖怪。
実際ゲームでも画面上部に現れたかと思ったらいきなり下方まで猛スピードで落ちてくるという不意打ちキャラ
初見で頭をカチ割られた人も少なくないだろう。

普段は洞窟や井戸の中におり、狭い所が好きでいつも桶に入っている内気な妖怪。
難易度Hard以上でスペルカードを使用し立ち絵が表示される。立ってないけど立ち絵。
win版『東方Project』三人目のツインテール(旧作の北白河ちゆりも入れれば四人目)。
ファンからZUN帽と呼ばれるような帽子や髪飾りの類は無いが、釣瓶に入って登場したインパクトからか
入っている桶をZUN桶と呼ばれることも。

釣瓶落としは見かけによらず凶暴な性質の妖怪らしく、
『ダブルスポイラー~東方文花帖』では上下以外の方向にも意外に活発に動く様子が見られる。
その動きは、鴉天狗である姫海棠はたてが「ああ、思ったよりすばしっこくて捕らえられないよ」と言う程。
『東方求聞口授』では涸れ井戸から現れ、悪い笑顔で人骨を投げる様が文々。新聞の記事になっていた。
まるでいどまじんの様。
同書籍の後書きではZUN氏曰く「桶から出ている少女もキスメではなく犠牲者の余りかもしれない」とのこと。

+元ネタ
  • 釣瓶落とし
釣瓶おろしとも言われる。また『釣瓶火(つるべび)』という妖怪と同一視されることもある。
大木の梢に潜み、その下に人が通りかかると、生首や釣瓶が上から勢いよく落ちてきて驚かせたり、
そのまま引っ張り上げて喰ってしまったりするという妖怪である。
見かけによらず恐ろしい子なのかもしれない。

  • 鬼火
日本の各地に伝わる怪火(空中を浮遊する正体不明の火の玉)で、
人間や動物の死体から生じた霊や人間の怨念が火となって現れた姿と言われている。
また、ウィルオウィスプ、ジャックランタンといった怪火の日本語訳として鬼火が用いられることも。
尚、狐火火の玉、人魂とよく混同されるが厳密には違うものとされる。

+二次創作での扱い
「こつこつ頑張って、皆からの尊敬を得られれば、
  中ボスから1面ボスへの昇格も夢ではないかもしれません」

(※公式の台詞に非ず)

なにぶん原作で台詞ないキャラのため、作者によってどんなキャラクターかは様々。
設定通り内気で恥ずかしがり屋だったり、そこから発展してぼそりと毒を吐く陰湿なキャラだったり。
中には原作では中々イメージできないフリーダムな性格で同人誌で描かれ、その強烈なインパクトが離れなくなったという事例も。
一応スペルカードは一枚のみだが披露した為、カットインによる立ち絵はある分まだましか。

呼び名は当初「ZUN桶」「桶子」などと呼ばれていたが今は「キスメ」でほぼ固定。呼びやすいしね。
また某セサミストリートのキャラを連想されたり、
海外ではその外見から某マクロスより「Bucket Ranka(バケツランカ)」と言われたりもした。
さらに韓国産の生首鉢植えギャルゲー『Tomak』を思い浮かべる人も多かったが、
クソゲー故イメージが悪いのか 最近ではあまりこう呼ばれない。

またキスメ→kiss meということでキス魔というネタもたまに見かける。いいぞもっとやれ

他のキャラクターとの絡みは、黒谷ヤマメと一緒に描かれる事が多い。
ヤマメが動けばキスメも動く、というような感じでヤマメの後をついていくような描写がなされる。
キスメを吊り下げているのはもっぱら彼女との噂。
その他、地底の比較的浅い場所に住む勇儀パルスィとの絡みも見られるが、それ以外のキャラとの絡みはあまりない。
初出となる地霊殿での設定上地上のキャラクターとの接触が殆どないため、地上との交流が少ないのは仕方のない事ではあるが。
ギャグ方面では、 ドリフの金ダライよろしく 釣瓶落としらしくキャラの頭上に落ちてくる事があり、
同人ゲーム『魔理沙と6つのきのこ』では魔理沙が近づくと落下してくるトラップ(通称、キッスン)として登場する。
(桶のみで中身は不明)

上から紐で吊るされた桶に入っている為、その移動方法には色々な解釈がある。大きく分けて、
  • 紐なんてグラフィック上用意するのが面倒なのでぷかぷか宙に浮いて移動する
  • そもそも紐を外してゴトゴト床・地面を跳ねて移動する

といったところか。
いずれにしろ紐は屋内・屋外とどこまで上に用意すればいいか分からないので事実上無視する感が強い。
ハイジの巨大ブランコがどこから吊るされているのか考えるようなものである。
一応どこから吊るされているのか明確にしないまま(天井・空を映さない等)、
ずっと紐に吊るされている作品も多いといえば多いが。

戦闘力に関しては、幼い外見相応とされる事が多い。
が、その桶に隠された大きな胸を持つ隠れ巨乳として描かれる事も。 桶につっかえる巨乳のエロス。
その辺は作者の趣味が大いに反映される所だろう。桶の中には夢がいっぱいである。
中身が確認できないことから中は亜空間なんてネタもある。

「…そうなったらヤマメちゃんは2ボスですね。
  で、パルスィさんが3ボスになって勇儀さんが4面で…」

「最終的に東方地霊殿が全7ステージになります」


MUGENにおけるキスメ

kita氏によるものが氏のskydriveで公開中。現在の最新版は3月3日の物でこれが完成版となる。
夫氏のゆっくり霊夢を改変したとの事だが小さくて非常に可愛らしい。 ゆっくり霊夢もカワイイデスヨ。ウン。
見た目の通りぶらぶらとある程度自由に空中移動できるが、
その中身は移動ボタンを押さなければ移動できないという特殊な操作系統になっているのが特徴。
上(どこ?)から縄で吊るされて浮いているので足元(?)に当たり判定がない。振り子運動なのでダッシュに攻撃判定がある。
ちなみにこの縄はHelperを使って本体とは別に表示されており、相手キャラがキスメの遥か上空までジャンプしても、
ひたすら縦方向に長いステージであろうと縄のグラフィックが見切れることは無い。 しかし紐が余り過ぎである。
打撃はパンチやキックの他に、桶を使った体当たりや釣瓶落とし的な落下攻撃、そして運送技があるが、
総じてリーチがあまりない(ちなみに8Bで愛らしい全身が見られる)。
射撃は近射の鬼火と遠距離の通常弾があり霊力ゲージを消費して射出する。
超必として3種類のスペルカードと霊撃が使用可能。
使用回数にはそれぞれ上限があり、相手をダウンさせた際に出るアイテムを回収する事で回数が回復する。
そのうち「大井戸天井落とし」は画面上部からランダムで大きな井戸が落下するうえに、
その間キスメ自身は行動可能だが20秒経つと消える。

デフォルトのAIは未搭載。
ニコロダにて有志による外部AIが公開されていたが、完成版の1つ前のバージョンまでの物であり、
更に同所の休止により新規DL不可能。
その他、誠治氏が最新版に対応したAIを公開中。こちらは殺し性能の高い一部技のガード段に調整を加えた微改変パッチとなっている。

出場大会

出演ストーリー