不律






「寄らば…

           シュナイデン!」





アカツキ電光戦記』の登場人物。キャッチコピーは「彼岸の剣客」。
中の人は響紫音氏。同ゲームのラウンドコールも担当している。

設定

大戦時、帝国陸軍で軍事視察団の一員として渡独し、「ある研究」に携わった軍医。
戦後は行方不明となっていたが、アカツキの復活と時を同じくして姿を現し、関係者を次々と抹殺していく。

この作品のキャラの中では珍しく、冬眠制御などを経ること無く正常に老いた戦時の人間であり、
日本刀を携え、無骸流(由来はおそらく実在する流派「居想無外流」、または「無外流剣術」)というを修めている。
電光機関は所持していないが、手足がアカツキやエレクトロゾルダートなどが装着しているものと同じなので、
恐らくは外部バッテリーなどの何らかの手段によって電光被服に電力を送り、身体能力を瞬間的に増強して
技を出しているとされているのではないか?と憶測されている。
しかし、あくまでも憶測であり公式の設定資料集が発売されていないため詳細は不明。
後述の通り、直接攻撃手段には電撃を使わないが、プロトタイプ『アカツキ試製一號』では必殺切込刀法で電撃のエフェクトが出ている。

性格は厳格で「ある研究」に関わることに対しては容赦が無いが、アカツキやゾル、電光戦車などとの会話の端々から本来は厳しくも優しい性格であることがうかがわれる。
アカツキとはかつて同僚だったらしい。
また、ミュカレアドラーとは大戦中に面識があったようだ(もっとも、ミュカレに関しては体が変わっているが)。

+ 「ある研究」とは何か

+ ED(ネタバレ注意)

そんなシリアスかつストーリーに深く関わるキーパーソンな彼だが、プレイヤーからはかつては マスコット扱い されていた。

+ コッチジャ!コッチジャ!

このような面もあってか、プレイヤーからは「萌えおじいちゃん」などと呼ばれる事もあった。
が、最近はエレクトロゾルダート電光戦車に萌えキャラとしての立場を脅かされつつある。
え、女性キャラ?ちゃんと居ますよ、5。で、完全に萌えキャラ扱いされてるのがその内約1名
……ホントになんなんだこのゲーム

+ エヌアイン完全世界の不律について


原作での性能

通常技の大半が刀を使った技で構成されている。
また、最終特別攻撃である「必殺切込刀法」を除いた必殺技が全て移動技という極端な性能が特徴。

見た目からは想像しにくいが、機動力は間違いなく全キャラ中トップ。その気になれば画面を所狭しと動き回れる。
刀を使った通常技は、単発威力が非常に高い、リーチが長くて攻撃判定が強い、中段技・下段技が揃っているのでガード崩しも可能、
その上に削り効果まであるという鬼のような性能。特に遠距離立ちCなどに代表されるC攻撃は威力が凄まじい。
(例:原作での投げのダメージが2000。それに対して遠距離立ちCのダメージは2800。総体力が一律14400のため約2割の威力である。
カウンターや背面ヒットで当たってしまうとドえらいことに。
その分、外したりガードされたりすると隙が非常に大きくキャンセルも利かないため、下手をすれば死が見える。

通常版の必殺技は移動中も無敵がなく、喰らい判定も投げられ判定も常時存在するが、相手をすり抜けることができる。
またフェイントも可能なので、これで近づいたり裏回ったりと立ち回りや択一攻撃などに用いる。
一方、特攻版は動作開始から動作終了まで打撃・投げ問わず完全無敵。
その点を生かして相手の攻めや、画面端に追い詰められた時などの脱出・回避に使用する。
1ゲージ必要ではあるが、画面端での攻めを確実に拒否出来るのは魅力的。

前述のような性能なので、連続技はほとんどない。4HIT以上繋ぐと驚かれるとか。
+ 一応の補足
よって「いかにして一発の大きい刀技を当てて、ダメージを奪っていくか」が主な戦法となる。
そのためにはただ刀技を狙っていくだけでなく、通常投げでの揺さぶり、4Bや空中投げなどの対空を他のキャラクター以上にしっかり使いこなす事が、刀技と同じくらい(もしくはそれ以上に)重要となってくる。
覚えることはあまり多くないので、初心者でも扱いやすいキャラであり、
「いかに上手く立ち回れるか」という使い手の力量やプレイスタイルが強さに如実に表れる、シンプル故に奥深い玄人向けのキャラでもある。

こういった特徴的な性能から「一人サムライスピリッツなどと呼ばれる事も。

最終特別攻撃の「必殺切込刀法」はロック系の突進&乱舞(?)技。
性能や演出がたびたび変わっているが、シリーズを通して発生が遅く、ぶっぱではまず当たらない点は共通。
通常技からキャンセルで出すこともできないので、JBや攻性防禦で浮いた相手を2Aで拾い、そこに当てるのが基本になる。
また、突進の姿勢が低いため、軌道の高い飛び道具を回避しながら当てることもできる。
『エヌアイン完全世界』では浮かせた相手にダッシュ攻撃を当てて壁に貼り付け、そこへ切り込むといった形も可能。

  • アカツキ電光戦記(同人版)
「必殺切込刀法」がガード不能だった。一応、攻性はできたのだが…。
演出もやりすぎなくらい相手から血が飛んで過激だった。

コンボをほとんど必要としないという特性上、同人版のオンライン対戦で処理落ちを起こしている状態でもわりと動きやすい。
それどころか、慣れないと(発生が遅すぎて)攻性防禦をとりにくい必殺切込刀法が余計に攻性しにくくなり、
しかも前述通りガード不能なので場合によってはラグってる方が当てやすくなったり。
一部では冗談交じりに「ラグ不律は強キャラ」などと呼ばれていたりする。
そういった要素を考慮しなければ中堅の扱いをされることが多かったが、研究の結果他のキャラに6:4~7:3で有利をつけることが多く現在は上位。
また、あまりにもプレイヤー性能に依存しすぎるキャラなのでランクが付けられない、と専らの噂

同人版の「必殺切込刀法」(流血が苦手な人は注意)

余談だが、当初は刀を使った攻撃は全部ガード不能というとんでもない案が出ていたらしく、切込ガー不はその名残だという。
実現していたらどんなことになっていたのだろうか…。
また、初期版である『試製一號』では通常投げがヤバいことになっていた(MUGENではみきた氏不律のEXモードの通常投げがこれになる)。

  • アカツキ電光戦記(アーケード版)
各種行動の隙が増えてやや厳しい闘いを強いられるようになった。
しかし、結局はプレイヤー性能が全てのキャラであるので戦えないという事はもちろんない。
「油断したら死ぬ」というプレッシャーを常に与える事が大事なのも変わらない。
ラグに気をとられる必要もなく、同人版と同様の理由から上位。
一説にはアカツキ・マリリンと合わせて3強とも。これについては同じランクのアノニムに大きな不利がつくためダイヤでは不律が下だが、
未だ不律は研究が続いており、アノニムを使うのは難しいこともあって意見が分かれている。

同人・アーケード版共に、特に相性の良いキャラとして挙がるのが電光戦車
単発高火力の通常技は、戦車の数少ない長所であるスーパーアーマーを悉くブチ抜き、コッチジャの存在から満足に動く事も出来ず、
地上全ての位置で立Cが当たると言う悪夢っぷり。たとえ両者が画面端にいようとぶった斬ることが可能。
実にダイヤは7.5:2.5。一時は、アカツキ最悪のダイヤグラムとも言われているほど厳しい組み合わせであったが、現在では鼎:戦車(8:2)が最悪の詰みゲーと言われている。
他に大幅な有利が付くのは完全者と鼎二尉。
完全者はとにかく装甲の紙っぷりと切り返しの無さが響いて、一回斬られるとそのまま地獄の択攻めから抜け出せずに昇天。刀で斬られると人は死ぬ。
鼎二尉は牽制技のリターンの差があまりにも絶望的。なんとか牽制を潜って接近してもたった1ゲージの超コッチジャで最大の強みである択攻めが完全に無効化される。
彼女らは今泣いていい・・・と思うよ。

必殺切込刀法はガード可能となり、流血演出は削除された(他キャラのEDや技なども同様の配慮をされている)。
代わりに紅葉が舞い散る演出に換えられている。これはこれで美しいので中々好評。

アーケード版の「必殺切込刀法」(動画のラスト)

  • エヌアイン完全世界
完全煉鎖や2段ジャンプなどのコンボ要素が増えたものの基本的な部分はほとんど変わっておらず、
立ち回りは相変わらずサムスピのままだった。しかし、そのせいで置いていかれる形に。
全体的に旧キャラは爆発力が増したためトータルで見るとむしろ最大火力は低い部類だったりする。 火力が高いのに低いとはこれいかに。
それに加え2段ジャンプが追加されたことにより4Bでの地対空による圧迫感が減少したのが非常に痛い。
さらに、刀を使った通常技から削りが無くなってしまうという謎の弱体化を受ける。攻撃できる必殺技は無いのに、あんまりじゃないか。
「相手にプレッシャーを与える」という重要な部分が弱体化してしまい、前作以上に読み勝たねばならない回数が多い。
また、完全者、鼎はかなり強化されたため、有利どころか不利が付くようになってしまった。
キャラランクでは長く電光戦車の上、テンペルリッターと並び下位として扱われていたが、
研究の結果エレクトロゾルダートおよびマリリン大姐と並ぶ中堅下位まで持ち直している。

難敵が多く、特に挙げられるのは大魏とエヌアイン。
どちらも1ゲージあれば 5B、2B、さらには全てのC攻撃をガードした瞬間にどこでも特攻技で反撃確定 というかなりどうしようもない相手。
大魏の場合は反確の特攻タックルからダッシュ攻撃、そこから壁コン+起き攻めのフルコースまでごちそうされる。
おまけにJBも2Bで落とされる上に防御力も高い。
しかも接近して投げようにも、投げ間合いは向こうの方が広い。
エヌアインの場合は特攻技を生で喰らうだけで済むが、それ抜きにしても素の立ち回りが絶望的だったりする。
というか 5A、2B、2C以外の技は全て2Bに負ける 。しかもエヌアインはゲーム中最強と名高い高性能昇竜まで所持していて飛び込みも強い。どうしろと。
他には異常な運び性能とコンボに組み込まれる特攻邪視で頼みの綱の特攻前駆を役立たずにされる、立ち回り全般で不律の上を行き易いムラクモ完全者辺りも相当苦戦を強いられる。
しかし、前述したようにプレイヤー性能に依存する部分が大きいので全く戦えないほど弱いわけではない。最後にはやりこみがものを言うのだ。

必殺切込刀法からは紅葉の演出が削除されたものの、背景文字カットインは赤色に変わって文字も白黒で彩られるようになり、
最後の納刀時に追加ダメージがヒットエフェクトとともに数ヒット入る仕様になっている。
これはこれでかっこいいのだが、ヒット数が増加したせいで相手にゲージを譲る量が増えてしまったという欠点も抱えている。
また、出がかりに完全無敵が追加された模様でアカツキの2Cをすかしてヒットしたという声も。

エヌアイン完全世界の「必殺切込刀法」 (3:10~)

追加された完全神殺「鉄一文字」は単発ヒットの突進技。単発故アカツキなどと違いガークラ連携は狙えないが、
ムラクモと同様にガードされても相手をすり抜けて反対側まで一気に行ってしまうので反撃をもらいにくく、そこそこ優秀な神殺となっている。
通常の神殺とは違い1ヒットしかしないが、その分威力が高い。なのでうっかり背面から喰らおうものなら大変な事になる。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13228789
ただし神殺自体の発生が微妙に遅く、不律自身がキャンセル技に乏しいため狙って当てにくいのが難点。
同タイプのムラクモは出が速く、B攻撃からキャンセルで連続技に組み込めるのに比べると雲泥の差である。
確実にいくならダッシュ攻撃で壁に貼り付けた時や、攻性防御成功時からの追い討ちを狙う程度しかない。
後は相手の行動を先読みして放つしかなく、実戦ではやや使いにくさを伴う。
…が、出が遅いのが幸いすることがあり、出が早く暗転見てから攻勢余裕のムラクモの神殺とは違い、暗転直後に攻勢を出すとモロに喰らう。
いきなり出すと相手の攻勢ミスを誘えることもあったり初見殺しでもある。


MUGENにおける不律

+ みきた氏製作 同人版『アカツキ電光戦記』仕様
+ 名無し氏製作 『月華の剣士』風アレンジ
+ 青っぽい猫氏製作 第弐拾参型不律『白雪』
+ way-oh氏製作 『エヌアイン完全世界』風仕様
+ 青っぽい猫氏製作 第漆型不律『鍔鳴』

何故か同作内の他の面子と比べて動画での露出が少ない。
まあ、確かに濃い面子ばかりといえばそうなのだが……






「生々流転…

           死もまた有様」


出場大会

+ 一覧

出演ストーリー