オロチ(戦国ランス)


アリスソフトの地域制圧型エロSLG『鬼畜王ランス』及び『戦国ランス』に登場する迷宮ボス。
戦国ランスの舞台であるJAPANの地底に潜む、体長数kmに及ぶ聖獣。
そのモチーフは言わずもがな、日本神話に登場する大蛇「ヤマタノオロチ」。
沢山の首(=支流)を持つ事から暴れ川の化身説、赤く燃え立つ目と体内から剣が出て来る事から出雲のたたら製鉄の象徴説等、
その由来は神話らしく諸説存在する。
『KOF』の半裸ワノ国を支配する暴君等、これを由来とするキャラも数多い。

はるか昔、真面目に大陸を支えずに遊び歩いていた聖獣オロチが、散歩中に誤って大陸に衝突した結果、
大陸の一部が割れて大陸東方の島国JAPANができた。
JAPANは当初オロチの体の上に支えられる形で浮遊していたが、現在はオロチの体が縮んで浮遊力も弱くなってしまったため、
大陸とJAPANの間にかけられた「天満橋」が実質的にJAPANを支えている。
弱体化したオロチは100年に一度の脱皮の時以外は基本的に大人しくしているが、時々思い出したように地底から逃げ出そうとして暴れるため、
その度にJAPANの文明が壊滅するほどの規模の大きな地震が起きる。

その後JAPANの足利家によるオロチと地震の研究の結果、負を背負った者をオロチに喰わせる事で地震規模を縮小できる事が確認され、
負を集めオロチを鎮める事を目的に巫女機関が設立された。
この機関は負の感情を凝縮した巫女を作り出す事、それを生贄に捧げる事などを取り仕切っている。
オロチの生贄となった巫女は「オロチっこ」として未来永劫オロチと魂だけで生き続ける事になる。

また、オロチの脱皮の際に発生するエネルギーは「妖力」として発散され、妖怪の力の源となっている。
このため、ランス世界において妖怪はJAPANにしか生息できず、オロチの鱗などの特殊な妖力源がなければ大陸では長く生きられない。
例外として初代妖怪王である黒部はオロチの折れた牙そのものから生まれた存在であるため、本人はもちろん他の妖怪を引き連れて大陸に出る事も可能。
正史では『戦国ランス』で倒されてしまったが、死亡の際に放出された莫大な妖力がJAPAN全土に染み込み、
オロチの体が朽ちる頃にはJAPAN自体が妖力を発生する土地となるため、妖怪が絶滅する事は無い。

なお、以上は『戦国ランス』における正史設定で、パラレルの『鬼畜王ランス』ではとある神社で「神獣」として崇められている怪物にすぎず、
メインストーリーに関わるような重要性は持っていない。

『鬼畜王ランス』では数あるダンジョンの一ボスにすぎなかったが、
『戦国ランス』ではイベントを起こす事で戦う事ができる、作中最強の迷宮ボスとして登場。
とにかく強い。下手をするとラスボスより強い。
開幕後に使われる地震は弱いキャラだと即死する全体攻撃(地震は一回だけ使用する)、さらに貫通攻撃のブレスも非常にダメージが高い。
また、取り巻きのオロチっこがオロチを回復させたりして鬱陶しいので、先に倒しておく必要がある。
地震をあえて戦力外のキャラに受けさせて主力を温存する事や、防御式神の使い方、スピードの高い忍者を使った交代攻撃が攻略のポイント。
最短ターン撃破など、やり込みの対象として扱われるが、倒すと玉籤風華が死亡してしまいキャラクリができない。


MUGENにおけるオロチ(戦国ランス)

シロト氏によって製作されたものが存在。
公開先のyahoo!ボックスが2020年9月にサービスを終了したため、現在は交差氏によって代理公開されている。
特徴としてはとにかくでかい。画面の半分くらいの大きさがある。
また、ボスキャラとして製作されているため非常に強い。
技は原作で使った地震などを使う他、オロチとオロチっこのキャラチェンジが可能。
オロチとオロチっこでHPを別個に処理しておりオロチを倒せば勝ちとなる。また即死攻撃が一度だけ使える。

出場大会

更新停止中

出演ストーリー

Tea Party of Witches
わたしたちのすわこさま(製作者であるシロト氏の動画)

プレイヤー操作



最終更新:2023年03月03日 05:26
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