白樺羽紗木


 誕生日:1993年6月6日
 星座:双子座
 血液型:AB型
 身長:169cm
 体重:54kg
 スリーサイズ:86/58/88
 学校: 私立白金学園2年
 クラブ:テニス部
 趣味:クレー射撃
 好きなもの:スピード
 好きな人:自分
 嫌いなもの:恋愛映画

「私が勝つんだもの。誰が相手だって同じよ。」

1995年にDISCOVERYが製作したPC98の18禁格闘ゲーム『ヴァルキリー』の登場キャラクター。
名前は「しらかば うさぎ」と読む。

大学受験の前日に受験票を失くしてしまったプレイヤーは、ほとぼりを冷ますまで田舎に雲隠れしようとするが、
乗った飛行機がすぐに空港へ引き返し、胴体着陸してしまう。
それは、魔法の国の次期女王決定戦の審判に選ばれたプレイヤーを連れ戻すために、羽紗木が魔法で引っ張ったからであった。
彼女は自分を「優勝候補ナンバー1の女王候補」と称し、プレイヤーを連れて次期女王決定戦に臨む事となるが…。

事故を起こしたジェット旅客機を一人で浮かせて救った事があるとの発言が他キャラのストーリーであるように、魔力の強さはトップクラス。
その実力に裏打ちされたものか、不敵なまでの自信家である。
相手を見下し挑発的な言動を取る事も多い典型的なビッグマウスだが、それは裏表の無い素直な性格の表れなのかもしれない。

EDでは、飛行機を操縦するスリルに目覚め、主人公を付き合わせて練習飛行をする姿が見られる。


原作での性能

扱いにくい通常技が多い代わりにリーチが全体的に長く、横方向に強い必殺技も併せ持つ、一見中距離特化型の技構成。
しかし、その肝心の必殺技「ウィップバスター」の性能が悪いため牽制で気軽に振れず、
ガードキャンセル技としても全く信頼できないので、中距離では大したプレッシャーをかけられない。
そもそも常時ガードキャンセルし放題の『ヴァルキリー』においては中距離での牽制自体が危険であり、
近距離で有用な切り返し技を持たず、遠距離に対応できる飛び道具等もないため、どの距離でも辛い。
さらに、空中で出せる必殺技を一人だけ持っておらず、上方向に強い空中技もないため空中戦も苦手で、敦子のように超必殺技が強力というわけでもない。
その上投げ間合いまで狭く、あらゆる状況で苦しい立ち回りを強いられるため、誰がどう見ても明らかな最弱キャラである。
地上通常技によるコンビネーションの自由度が非常に高いと言う特性(具体的には通常技の強→強ルートがある)を持つため、
連続技の爆発力だけは高いのだが…。

+ 必殺技解説
どこからともなく取り出した鞭(?)で3回殴り付ける、横方向へのリーチと判定に優れた技。
3段目の威力が一番大きく、相手をダウンさせる効果もある。
至近距離でガードさせても3段目がスカる程ノックバックが大きく、そこから歩いて投げが間に合う程隙も大きいためヒットさせないと反確
首尾よくヒットさせたとしても、距離が遠い場合はノックバックのせいで途中からスカってしまいやはり反確となるので、非常に扱い辛い。
……というか、1・2段目が当たっていても、相手がガード方向にキーを入れていれば3段目がガードされる。そして当然反確
反撃を受けずに当てたいならしゃがみ大Kなどで浮いた相手に空中ヒットさせるしかないが、それだと1段目しか当たらずダメージが激減。どうしろと。

地面から光の柱を噴出させる、飛び道具扱いの技。
姿勢が低くなり攻撃判定が高い位置まで発生する上、空中ガード不可なので先出し対空としては優秀。
判定が本体の足元から真上に向かって発生するため、横方向には弱い。
無敵は無いが発生保証があるので、相打ち上等にはなるがガードキャンセルでの切り返しに使える。

  • ドゥームスタンシング
本体のやや前方に巨大な光の柱を噴出させる超必殺技ボイスはどう聞いてもドゥームズダンシング
ヴァルキリーの仕様により、体力が一定以下まで減少する事で使用可能になり、そのラウンド中は何度でも出せる。
一応連続技に組み込めるためか威力が低く、空中ガードが可能な上に空中ヒットではカス当たりするため、対空には全く使えない。
主な使い道は多段ヒットする事を利用しての削りとなるが、無敵時間が全く存在しないため、相手によってはガードキャンセルの的となってしまう…。

なお、しゃがみ大Pは飛び道具を相殺でき、一応削りもあるので必殺技扱いではある。
飛び道具を見てから反応してもほとんど間に合わないし、キャンセルもかからないから意味無いけど…。


MUGENにおける白樺羽紗木

AkagiK氏による、にゃん☆鬼龍氏製作の桃子をベースにしたアレンジ仕様が存在。
氏のサイトは消滅してしまったが、公開先の4shared自体は健在なので現在も入手可能。

原作には無かったパワーゲージが追加され、体力減少で使い放題だった超必殺技や、ノーコストだったガードキャンセルが1ゲージ消費に変更されている。
システム的には弱体化と言えるものの、元々これらに頼れなかった羽紗木にとっては影響が少ないかも。
また、必殺技は強弱の差別化が図られ、EX必殺技(0.5ゲージ消費)や前転(他キャラにおけるフロントステップ扱い)が追加されている。
他にも、「ウィップバスター」の隙の軽減や立ち強パンチへの飛び道具相殺・削り能力の付加等の強化点があり、
原作よりもずっとまともに戦える性能に仕上がっている。
AIは未搭載だが、Azmix氏とNS氏による外部AIが公開されている。


「簡単に勝ちすぎたわ!ああ、つまらない。」

出場大会

更新停止中
凍結


最終更新:2023年10月02日 16:08