うちはイタチ


「…愚かなる弟よ… このオレを殺したくば、恨め!憎め!
そしていつかオレと同じ ”眼” を持って、オレの前に来い…」

『週刊少年ジャンプ』連載のスーパー忍者漫画「NARUTO」に登場するキャラクター。
一人一人が常識外れの力を持った抜け忍たちで構成された組織「あかつき)」のメンバーの一人であり、
主人公のうずまきナルトの友でありライバルでもある、うちはサスケの実の兄。
モチーフというわけでもなく、名前が何でよりによって「いたち」なのかは不明。
担当声優は石川英郎氏。

プロフィール

一部の術を除いたあらゆる体術・忍術・幻術の性質を見破り、視認した技を(自分の技量の範囲で)コピーする事ができる眼「写輪眼」を持つうちは一族の中でも一際優秀な人物であり、
わずか8歳で写輪眼を開眼させた天才である。
特に手裏剣術や幻術を得意とする。
13歳の時には暗部の部隊長になり、木の葉の里の平和のために働いていた。
人格面においても良くできた人物であり、サスケにとっては自慢の兄であった。

しかしいつからか不穏な行動が多くなり、ある日突如としてサスケ以外のうちは一族を皆殺しにし、自分への憎しみを植え付けた後、どこへともなく姿を消した。

その後、三代目火影が大蛇丸との戦いで死んだ後に、暁の一員としてナルトの九尾の力を狙って突如姿を現す。
以前のような心優しい兄ではなく、いかなる時にも表情をまったく変えない冷徹な性格へと変化していた。

そして木の葉の里を裏切って抜け忍となり大蛇丸を吸収したサスケと、うちはのアジトでついに対決。
長いうちはの歴史の中でも数人しか持っていなかった「万華鏡写輪眼」を開眼しており、
そしていずれサスケが万華鏡写輪眼を手に入れて復讐しにきた際にその眼を奪い、
自分の万華鏡写輪眼を完全なものにするという野望のためにわざとサスケを見逃した事を明かし、
限界が来始めていた自分の眼の代わりに弟の眼を奪おうと壮絶な戦いを繰り広げ、
サスケを追い詰めるが、後一歩で眼を奪えるという所で絶命した。

+イタチは犠牲になったのだ…(ネタばれ注意)
と、今まで書いてきたことは全てイタチの 自演 である。

イタチは本来争いを好まない平和主義者であり、一族を皆殺しにしたのも里の為であった。
実はうちは一族はクーデターを起こして里を乗っ取ろうとしており、イタチはスパイとして上層部に送り込まれた。
しかし里の平和を守るために、イタチは逆にうちはの情報を里に流す「二重スパイ」となったのであった。
そしてイタチは里から「うちは一族を皆殺しにし、抜け忍となって里を出ろ」という命令を受け、実行する。
うちは一族がクーデターを起こせば、それが成功しようと失敗しようとそれが切っ掛けとなり
忍世界の微妙なパワーバランスが崩壊し、再び悲惨な戦争になることをなんとしても防ぐため、
自ら全ての罪を背負い込み、汚名を被り一族滅亡への苦渋の決断をするのだった。

だが、最愛の弟であるサスケだけはどうしても殺すことができず、
イタチは三代目火影にサスケを里の上層部から守ってくれるように嘆願し、
「もしサスケに手を出せば里の情報すべてを非同盟国に漏洩する」と上層部を脅して里を抜けた。
三代目の死後に姿を現したのも、実際には九尾の力が目的というよりは
里の上層部に自分はまだ生きているということを伝えるためである。
イタチはサスケを守るためにあえて自分を悪役に仕立て上げ、真実をひたすらに隠し、
サスケが強くなって「極悪人」である自分を倒し里の英雄となることを願っていた。全ては弟のためなのだった。

イタチは病に蝕まれ、瀕死の状態にもかかわらず薬で無理に延命して何とか生き延び、
サスケの体から大蛇丸を消し去るために最後の戦いに赴き、
最後に自分の力の全てをサスケに託して死んでいったのであった。

「許せ、サスケ… …これで最後だ」


私欲の為に同胞を皆殺しにして逃げた極悪人かと思いきや里を守る為に犠牲になった超良い人だったでござるの巻。
この事実をマダラから聞かされたサスケは「兄への復讐」という今までの生き方を破壊され、苦悩。
悩んだ末に、今度は兄をないがしろにした木の葉の里を潰す事を宣言するのだった。なんでやねん。
まあ復讐の人生を今さら変えられないし、事実を隠してイタチを恨む人生を取らせるという不器用な手段を取ったのは他ならぬイタチ自身である為仕方ないっちゃ仕方ない。

マダラが己の目的達成の為に「忍界大戦」を起した時は、薬師カブトの死人を復活して操る「穢土転生」という術で復活。
病気のハンデもなくなりナルト達の大きな壁として立ちふさがるかと思われたが、生前にナルトに仕込んだうちはシスイの万華鏡写輪眼によって術の束縛から解かれ味方となった。
カブトの穢土転生を止める為に、彼を見つけ付いてきたサスケと共に奮戦。
サスケに自らの考えと謝罪を告げ、穢土転生の停止と共に消えゆくのであった。
+万華鏡写輪眼の術
月読(ツクヨミ)
眼を見た相手の精神を、自分の支配する精神世界に引きずり込み、相手の精神に干渉し精神ダメージを与える幻術。
物理的攻撃力は一切無いが、精神世界では時空間の感覚すらイタチの思うままになるため、現実では一瞬でも、相手には「十字架に磔にされ、72時間も刀で刺され続ける拷問」などイタチの思うままの壮絶な苦痛を、
外部からの邪魔なく体感させることが出来る。
天照(アマテラス
視認した場所に高温の黒い炎を発生させる術。
この炎は対象を完全に燃やし尽くすまで消えず、炎ですらも燃やし尽くす。
須佐能乎(スサノオ)
月読と天照を開眼したときに手に入れたイタチの切り札。
チャクラで巨大な巨人を作り出す。術者はその巨人の中に入るため高い防御力を得る。
突き刺したものを幻術空間に封じ込める霊剣「十拳剣(トツカノツルギ)」と、どんな攻撃も防ぐ盾「八咫鏡(ヤタノカガミ)」を持つ。
八岐の術を発動した大蛇丸を十拳剣で封印し、サスケから引き剥がした。
また、最強の遠距離忍術として「八尺瓊勾玉(ヤサカニノマガタマ)」を使う。
伊邪那美(イザナミ)
うちはの究極瞳術の1つ。簡単に言えば視力と引き換えに無限ループに相手を落としこむ幻術。
対になる伊邪那岐に対する対抗術として生まれた。
通常の幻術と違い、相手の感覚に対して幻術をかけるため、回避手段はない。
不都合な現実を受け入れることで解除することが可能。
…逆に言うと、頑なに自分にとって不都合な現実を拒み続ける限り、ずっと精神が幻術世界に囚われたままと言うある種残酷な術。

この他にイタチ以外が使う瞳術として空間ごと別の場所に飛ばす「神威(カムイ)」、最強幻術である「別天神(コトアマツカミ)」、視力と引き換えに運命を改変する「伊邪那岐(イザナギ)」が存在する。
+サスケェ!!

単行本42巻ではいつもクールなイタチ兄さんが突如素晴らしい顔芸を披露した為、
「ふたば☆ちゃんねる」のナルトスレ(通称ナルトス)ではコラが多数作られ、その他にも
犠牲になったのだ」、「キー」、「お体に触りますよ…」、「やめろォ!!」、
ちょっと待てよ!→ 何です?」等の様々な誤植、名言により多くの腹筋が犠牲になったのだ…。
特に「よつばと!」とコラした「うちはと!」シリーズが人気である。
さらにアニメでは兄さんの顔芸が素晴らしい再現度であり
担当声優である石川氏による、多くのタイプのキャラを演じるだけあっての絶妙の演技と相まって、多くのファンが犠牲になったのだ…。






尚、この顔芸は全てイタチの幻術である。
ちなみにニコニコでも現在絶賛流行中となっているこれらのネタだが、
嫌う原作ファンも多い為注意してコメントするように。

…ふたばは極力外部へ内輪ネタを放つことをタブーとしているのだが、
今回ニコニコで流行った切欠となったのは、恐らくマクドナルドのハッピーセットのおまけ、
チャクラ宙返り」が2chやニコニコで幅広くウケたところからと思われる。

MUGENにおけるうちはイタチ


海外のAnjel氏が制作。いわゆるちびキャラであり声も付いている。
アップデート前と後の二種類があり、前の方は体術とクナイ投げで攻め、
ゲージが溜まると月読と天照を放ってくる。
月読は一定時間相手の速度を遅くさせることが可能。
天照は相手を吹っ飛ばした後に、地面に着地しようとする相手に使用することが多い。

後のほうは投げ武器の選択可、技追加、エフェクト追加、ヒット音変更、AI搭載など殆ど別物といってよい。
瞬間移動と多彩な飛び道具で相手を翻弄し、攻撃を受けると変わり身の術で分身と入れ替わって
相手の後ろに回りこみ、分身と共に怒涛の攻めを見せてくれる。
相手を分身で挟み込んで一方的に倒すことも多く、さらに攻撃の削り性能がかなり高いので
ガードしていてもライフをどんどん削られてしまい倒されてしまう。
凶キャラですら隙を突かれれば数の暴力でアッという間に倒されることも…
月読と天照はあまり使用しなくなった。

また現在はフリーティケットシアター終了によるリンク切れで入手不可だがドロウィン氏も手書きで作成。
こちらはアニメ初登場時のイタチをイメージしてあり、「ナルティメットヒーロー」シリーズを一部参考にしている。
超必殺技ではストライカーとして相棒の干柿鬼鮫を呼ぶことが可能。
氏制作のナルトと特殊演出があったりと隠し要素もけっこう多い。

出場大会