同シリーズの
クラッコのような
一つ目が特徴のダークマター族の親玉で、黒い雲と共にポップスターにやって来た侵略者。
巨大な白い球体に赤色の瞳を持つシンプルな外見。だが間違っても「このロリコンどもめ!」と言ったりはしない。
本編では
ダークマターを撃破すると戦闘になる。
ラブラブステッキを使ってのシューティング形式で戦うことになり、さながら
横スクロールシューティング
(このラスボス戦近辺がいきなりシューティングになる形式は、2作目『夢の泉の物語』以降シリーズの定番となっている)。
体力が非常に高く、弾を100発以上命中させないと倒せないなどかなりしぶとい
(外殻128発、本体8発でいずれも1人プレイ時。2人プレイだとプレイヤーの攻撃力が下がるので更に多く当てなければならない)。
攻撃は赤い光弾(体に裂け目ができてそこから撃ってくるので、血のように見えて非常に不気味)、
小さいダークマター達の発射、体当たりの3パターン。
体当たり攻撃は
カービィに向かってぶつかってきた後、また元の位置に戻るものとそのまま画面外に出るものの二種類がある。
画面外に出た後は、画面奥を移動しながらカービィの位置をサーチして光弾をいくつも撃ってくる。
軌道は単純な一直線なのだが、こちらに向かってくるのと巨体のために意外と避けにくい。
一度倒しても白い球体から目玉の部分が飛び出し、第2ラウンドとなる。
高速でこちらを追尾してくるため油断していると体当たりを食らってしまうが、逆に言うと体当たりしかせず体力も低いので、
円を描くように移動しつつ方向転換時に攻撃すれば狙わなくても当たって勝手に倒れてくれる。
…ところで、この移行時の演出が
血みどろの眼球が飛び出たようで、非常にスプラッタ。
この演出はVC配信時に全く変更しなかったため、こだわりを感じる。
ファンシーなカービィシリーズとは思えない…と思いきや
『ウルトラスーパーデラックス』でも子供にトラウマを与える演出もある。
そういう伝統でもあるんだろうか?
ゲームクリア後に登場するボスラッシュモードでは背景の色が真っ黄色になり、
さらに正面に赤と青の雲が飛び交うので光弾が非常に見えにくくなるという事態になり、プレイヤーを苦しめた。
VC版ではこの問題は解消されている。
その後なかったことにされるのかと思いきや、2018年の『スターアライズ』では
ラスボスの真の最終形態のカットイン演出でよりにもよって修正前の背景演出が採用されている。
前作及び本作には
ダークマター、
『64』には
ゼロツー、『鏡の大迷宮』にはダークマインド(一見人型に見えるが本体の胴体部分が巨大な目玉)、
『参上!ドロッチェ団』ではダークゼロという似た姿の敵が登場しているが、ゼロとの関係性は未だに明らかではない。
ちなみに、カービィ公式twitterで
デデデ大王がゼロを紹介した際、他のキャラクターの時とは違い若干後ずさっている。
『ロボボプラネット』のクローンデデデの解説文も踏まえると、自分を操った存在に対しトラウマを抱いているのだろうか。
MUGENにおけるゼロ
夫氏が製作。
小型のダークマターを放ったり突進したりと、ほぼ原作と同様の動作をする。
殴ると攻撃の強さに応じて一定時間(最低でも10
F)無敵になったり、倒された時の演出なども再現されている。
常時体当たり
判定があるので、動くだけでもダメージを与えられる。
デフォルトの状態では、攻撃の合間の待機時間が2秒空くので反撃はその間が狙い目。
ぴったり張り付くと攻撃が一切当たらなくなるが、
AIはこちらから離れるように動こうとする。
また、一度倒されると以降のラウンドは無条件に勝利。
オメガや
神竜と同じである。
原作では常に右側にいたが、MUGENでは左側にも移動してくる。
ちなみにこのキャラ、常駐ヘルパーが3つ、ダークマターでさらに4つ、背景射撃では8つと最大11コのヘルパーを使うことになり、
KO時も大量にexplodを垂れ流す設定になっているので、使用する場合はオプションの設定に注意。
出場大会
削除済み
更新停止中
最終更新:2022年05月29日 23:48