特殊技

特定のレバー1方向+ボタン、もしくはボタン同時押しといった簡単なコマンドで出る、通常技とは別の技。
本来は 「特殊入力技」 の略だが、中段、ダウン確定、空中判定(投げ無敵)、部分無敵などの属性を持つものも多く、
「特殊な性能の技」として意味が通る場合もある。
基本的に通常技のように全キャラが同じものを持っている訳ではない(一部共通システムとなっているタイトルもある)が、
必殺技よりは出すのが簡単で一般的に性能が低い、両者の中間にあたる技と考えて良い。
古くは『ストリートファイターII』から存在し、現在に至るまでほとんどの格闘ゲームで導入されている。

「レバー1方向+ボタン」とは言ってもしゃがみ通常技(↓要素+ボタン)や空中通常技(↑要素+ボタン)とは異なり、
特殊技は決まった方向にレバーを倒すことが必須(→、←、↘、↙、空中で↑or↓などがよく使われる)。
タイトルや個人によるが、通常投げもここに分類されることがある。
ほとんどは必殺技のように名前が付いているが、技名で呼ばれることもあれば、
「前A」、「6A」のようにコマンドで呼ばれることもある(技名が浸透していない場合はこちらが多い)。

主な使い道は立ち回りにおけるアクセントやフェイント、連続技の始動や繋ぎなど。
ブレイカーズ』や『THE KING OF FIGHTERS』('97以降)では  通常技>特殊技>(超)必殺技
という流れが連続技の定型のひとつとなり、特殊技を挟むことで操作やヒット確認が容易になるという利点が生まれた。
KOFでは特殊技を通常技キャンセルで出すと、性能が変化して繋がりやすくなるものが多い。
「チェーンコンボ」などに組み込める場合もあり、特に「コンボゲー」と呼ばれるタイトルでは重要なコンボパーツとなることも多い。
あまり目立たないが、格闘ゲームの多彩な駆け引きを演出する上で欠かせない要素である。

有名な特殊技はリュウの「鎖骨割り」(通称中ゴス)、ダルシムの「ドリル頭突き」、「ドリルキック」、ガイルの「ニーバズーカ」、
テリーの「ライジングアッパー」(兼避け攻撃)、草薙京の「外式・轟斧 陽」など。