金曜ロードショーオープニング


水野晴郎「いやぁ、映画ってほんっとうにいいもんですね!」

『金曜ロードショー』は日本テレビ系列で、毎週金曜夜9:00から10:54の二時間枠で放送されている映画番組である。
1972年に水曜放送の『水曜ロードショー』としてスタート。1985年の放送曜日移動に伴って現在の番組名になった。
2012年4月6日から2021年3月26日までは番組名が『金曜ロードSHOW!』に改名。
映画以外も放送する単発特別番組枠となっていたが、2021年4月2日より再び『金曜ロードショー』として映画番組に戻っている。
具体的な番組の歴史などは情報が膨大なので wikipediaの当該ページ ニコニコ大百科の記事 を参照してもらいたい。

OPについて

特筆すべきはあのどこかノスタルジックなオープニングとテーマ曲についてである。
現在のOPは五代目であり、以下のように変化している。

初代

夕日と海とヨットハーバー。フィルム映像で1985年10月から1997年3月まで使用された。
金曜ロードショーと言えば最も多くの人がイメージするのは恐らくこれだろうか。
テーマ曲は「フライデー・ナイト・ファンタジー」。作曲と演奏はピエール・ポルト&ヒズ・オーケストラ。
トランペットのソロは、日本人トランペット演奏家である数原晋氏が日本で演奏した。

流れは海辺の家で景色を眺める人→夕日と鴎→ヨットハーバーで犬と戯れる人→黄昏の人
→夕焼けの海に浮かぶヨット→画面中部に番組ロゴ表示(夕焼けの風景から大きくフェードインし、ヨットハーバーの風景が一瞬にして夜になる)
→映画名表示→提供クレジット表示。

二代目

スタジオジブリの宮崎駿監督によって製作された。作画・演出は近藤喜文氏。
1997年4月から2009年3月まで初代と同様に12年間使用された。若年層には初代よりもこちらの方が馴染みがあるかもしれない。
テーマ曲は久石譲作曲の「シネマ・ノスタルジア」

流れは紳士が映写機を動かすアニメーション、その画面の左右は映画フィルムの縁となっており、
画面上部に番組ロゴ表示→提供クレジット表示(その間に紳士と映写機はこちらを向く)
→映画名表示(映写機のレンズが拡大し放送する映画名がフェードインで表示される)
このオープニング映像は、スタジオジブリが制作した短編アニメやCMなどを収めたDVD『ジブリがいっぱいSPECIAL ショートショート』に収められている。
ちなみに、左右両端が映画フィルムの縁になっているので(本来なら「オープニングのみ額縁放送扱い」になる)、
地上デジタル放送でも違和感なく表示されていた。

三代目

タイトルは「The Moon and The Rabbit」。アニメーション制作はAirside。
2009年3月27日から2012年3月30日まで使用された。
金曜の夜、お月様が出る頃に始まる「金曜ロードショー」を見るためにうさぎのスタンリーと仲間達が映画館に向かって必死に走る様子を描く。
テーマ曲は「スタンリーの週末」。作曲は岩代太郎氏。

流れは先代同様ロゴ表示→提供クレジット表示→映画名表示(スクリーンに放送する映画名が表示される)の順で、
オープニング映像としては初のハイビジョン制作である。

四代目

アニメーション制作はオムニバス・ジャパン。
番組名が『金曜ロードSHOW!』へ変更されたのに伴い、2012年4月6日から2016年3月25日まで使用された。
先代と同じく登場するのはうさぎのスタンリーと仲間達。
彼らがアクション、SF、サスペンス、ラブストーリー、アニメといった映画の世界に迷い込んでワクワクドキドキしている様子を描く。
テーマ曲は「TGIF(Thank God, It's Friday!)」。作曲は大野哲二氏。

五代目

2018年7月20日放送分から使用されている。
アニメーション制作は『おおかみこどもの雨と雪』等で知られる細田守監督とスタジオ地図。
内容は17歳の女子高生ミアちゃんが、犬のような不思議な生物「アンク」と共に、
謎めいた伯爵夫人ターニャが主催する秘密のプライベート映画サロンに迷い込むというもの。
テーマ曲は「Era」。作曲は高木正勝氏。歌は上白石萌歌女史が担当している。

(以上、wikipediaより一部改変して抜粋)


MUGENにおける金曜ロードショーオープニングは、GooGoo64氏とThe_None氏の提供でお送りいたします。

+ GooGoo64氏製作
  • GooGoo64氏製作
ガメラなどの製作者であるgoogoo64氏によって二代目のOP(映写機を回す紳士)がMUGEN入りした。Ver 1.0で完成度は70%との事。
ネットにある上記のネタgifから着想を得たのか、映写機をマシンガンにしたり、タイトルを投げ付けたり、足を延ばしてキックなどやりたい放題。
通常技の性能が異常に高く、人操作ならびっくり箱(アヒルを出す)を連打するだけで永久が完成するほど。
自分からは動けず、技の発動中に回り込まれると隙が大きい。その代わりDEFは150と高め。
イントロ及び勝利演出ではシネマ・ノスタルジアと共に作者であるgoogoo64氏の名前が提供としてクレジットされるなど、意外と芸が細かい。
扇風機氏の外部AIが存在していたが、氏のサイトが消滅したため現在入手不可。

+ The_None氏製作
  • The_None氏製作
金曜ロードショーが放送されていない地域の製作者によるまさかのリリース。
GooGoo64氏の金曜ロードショーのコンセプトを引き継ぎつつ、通常技や通常移動を加えてより格ゲーっぽくリメイクされた。
スプライトも一新されヌルヌル動くようなり、脚立を振り回したり、フィルムの中の人物に助けてもらったりとやりたい放題ぶりはさらに加速。
性能自体は格ゲーらしく控えめ。小ジャンプが異常に鋭いのが特徴。

AIはデフォルト搭載されている他、ホルン氏による外部AIが公開されている。
ホルン氏のAIは恒例のコンボ・立ち回り・反応・ガードレベルに加え、ワープの使用制限を設定可能。想定ランクは強~凶下位との事。


この他に、ちょwwおまww氏により初代OPもステージとしてMUGEN入りしていたのだが、現在は入手不可。

出場大会



最終更新:2021年12月08日 03:20