シャドウ

「闇、あれかし…」

ナムコのRPG『テイルズ オブ エターニア』に登場するキャラクター。
ロボットでもシャドルー改造人間でも究極生命体でもハートレスでもなければ、
ヴァンパイアの肋骨や『FF6』の忍者やパルプ小説のヒーローでもない。同名キャラが多すぎる
闇の大晶霊であり、セレスティアの大晶霊ノーム(地)・セルシウス(氷)・ヴォルト(雷)を統括する存在。
CVはフォッグと同じく 江原正士 氏。奇しくも前述したパルプ小説のヒーローも演じている。

冑と甲冑を纏い双刃の槍を持った人型の精霊で、普段は光の届かないセレスティア海底の闇の洞窟に住んでいる。
シナリオ中では対を成す光の大晶霊レムと共に現れ、光属性の剣「エクスカリバー」を授けてくれる。
…が、シナリオボスであり必ず力を貸してくれるレムと違い彼は隠しボスのため、
最後まで仲間にしなくてもクリア可能という微妙な扱いになっている。

戦闘ではお供のエンプティドール2体を引き連れて現れる。
自身の移動速度は遅いものの、迂闊にダッシュで近寄ると「ダッシュカウンター」で反撃されてしまう。
近~中距離では闇属性の突進突き「シャドウスラスト」を、遠距離では闇属性晶霊術「サモンデーモン」「ダークフォース」を使用する。
また、こちらが空中に居ると毒効果のある闇属性大ダメージ技「パニッシュメント」を使ってくる。

強力な攻撃を殆ど持たないため、落ち着いて戦えば実の所然程苦戦する相手ではない。
ぶっちゃけダンジョン道中に出現する雑魚敵のドラゴントゥースの方がよっぽど強い
リッドの「空破絶掌撃」とフォッグの「アクアスパイラル」を連発し、エンプティドール諸共画面端に押し込んでいこう。
ダッシュは勿論、「パニッシュメント」のトリガーになるジャンプや跳び上がり技も使用は控えたい
(仮に喰らった所で1人が死ぬ程度の被害なので、ライフボトル1つで簡単に対処出来るのだが)。

どうしても勝てなければ、先にシナリオを進めてしまうのも1つの手。隠しボスなので何時でも挑める。
ただし、その場合でも「アクアスパイラル」習得のために1度は洞窟入口を訪れておくこと。

「サモンデーモン」の発音が非常に独特

他のシリーズでも闇の精霊ポジションとして登場するが、姿はシリーズごとに大きく違っている。
『ファンタジア』『シンフォニア』等では黒紫の液体が上半身だけ人型を形成したような姿で、
無感情かつカタコトで喋るというキャラ付けがなされている。


「我、思う。協力、する…」


MUGENにおけるシャドウ

DEMAN氏によるものが存在したが、現在は公開されていない模様。
原作のドット絵を使用しているため、他のキャラと比較すると小さめである。
氏のテイルズキャラでも強めに作られており、ある条件が揃うと凶~狂クラスの強さになる。

+ 必殺技超必殺技解説
「Shadow Spin」以外の技はゲージが必要だったりライフが減らないと出せなかったりするが、相手へのゲージ減少効果が付いている。

  • Shadow Spin
槍を回転させ連続ヒットさせる技、シャドウの技で唯一ゲージが必要ない。
ヒット時にボタンを押しっぱなしにすると最後に突きを出しそこでさらに別のコマンドを入力すると「Dark Grave」に派生する。

  • Shadow Thrust
power300消費&ライフ半分以下で出せる突進突き、条件の割に威力は低いが
射程距離が長く相手を突き抜けるのでジャンプやダッシュが出来ないこのキャラにとっては数少ない回り込みの手段でもある。

  • Barrier
power500消費、少し防御が上がる。
原作では使ってこない。

  • Dark Force
power500消費、闇の術で攻撃する。
威力は低めだが発生が早くガード不能。

  • Summon Demon
power1000消費、詠唱が長めで発生も遅いが
直撃すると普通のキャラではライフを半分近く持っていかれる上にゲージも大幅に減らされてしまう。

  • Bloody Howl
power2000消費&ライフ半分以下で使用可能な闇系の上級晶術。
赤い飛び道具が画面を飛び回り攻撃する、ダメージはキャラのサイズや当たり方にもよるが大体4~7割。

  • Dark Grave
上記の「Shadow Spin」からの派生技、power2000消費&ライフ3分の1以下で使用可能。
日本語版で言う「パニッシュメント」のことだが、原作とは発動条件等が違う。
ダメージは4割くらい。

  • Super Spell Self Summon "Shadow"
power3000消費&ライフ3分の1以下で発動可能、原作での召喚時の攻撃。
全画面判定でライフを7割減らす強力な技だがラウンド中1度しか使えない。

プレイヤー操作(5:14~)

この他にお供のエンプティドールも同氏によって公開されていたが、こちらも現在は入手不可。
単体では使用できないタッグ専用キャラであり、セルフ改変の凶悪キャラ「Doll Queen」も存在していた模様。
Doll Queen参考動画(9:48~)

出場大会

プレイヤー操作



最終更新:2023年05月05日 01:56
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