メカゴジラ

MECHA GODZILLA・・・・・・TAKE OFF!!!!

ゴジラシリーズに度々登場する、文字通りゴジラを模した怪獣型ロボット。
作品によって設定は異なるものの、“ゴジラを倒す事を目的に製作された”という共通点を持つ。
映画製作時期における機械のイメージが投影されているため、作品によってデザインや機動性などに大きな差がある。

+ 歴代メカゴジラ一覧

昭和ゴジラシリーズのメカゴジラ

全高:50メートル
重量:4万トン


『ゴジラ対メカゴジラ』『メカゴジラの逆襲』に登場するメカゴジラ。
ブラックホール第3惑星人の操る地球侵略用兵器として「スペースチタニウム」を原料に、地球最強の生物ゴジラをモデルに作られた。
全身が武器であり目からビーム、口から炎、指からミサイルを発射可能。
足底からのロケット噴射で自在に飛行でき、ゴジラの熱戦を防ぐバリアも張れる。
+ 劇中での活躍
岩石に収納されて飛来し、富士山の火口から爆発しゴジラに偽装した姿で現れた。
その正体を見破ったアンギラスと戦いとなり、これを口を引き裂くという残虐ファイトで倒した後、東京湾の工業地帯を襲う。
この時、倉庫の屋根を破って突如出現した本物のゴジラと鉢合わせし、「ゴジラ対ゴジラ」の決闘となる。
戦闘中次第に表皮が破れてしまい、人間にも機械の正体を見破られた所で、表皮を燃やし尽くして本来の姿を現した
沖縄の決戦でも圧倒的火力でゴジラとキングシーサーを苦しめたが、帯電して身体を電磁石化したゴジラに動きを封じられ、
更には首をもぎ取られて敗北、沖縄の海底に沈んだ。

このメカゴジラはコントロールセンターから遠隔操作を受け、司令官の口頭の指示に従うが、
ヘッドコントローラーが脆く、ゴジラとの初戦でいきなり壊れて退却している。
尤も、ゴジラもメカゴジラの圧倒的な砲火で重傷を負ったため、実質痛み分けだったが。

その後『メカゴジラの逆襲』では、前作で海底に沈められたメカゴジラを、
ブラックホール第3惑星人が真船博士の協力の下で修復した「メカゴジラII」が登場。
前回の敗因を元に、頭の下には強力なレーザー発射装置が仕組まれており、首がもがれても戦えるためゴジラをピンチに陥れた。
更に前回の反省からか、コントロールはコントロールセンターではなく、
真船博士の娘であるサイボーグ・桂の脳波とリンクさせる事で行っており、彼女の心臓が止まらない限りは活動が可能で完全に倒す事は不可能。
だが、桂自身が命を絶ったため、コントロールが失われ、ゴジラに破壊された。

ちなみに真船博士は『「恐竜を発見した」と言って学会から追放された』という設定なのだが、
「ゴジラやアンギラスやラドン等の恐竜が生き残った怪獣が普通にいる世界で、何故恐竜の生存が否定されるのか」とよく突っ込まれるが、
実際の劇中では恐竜生存説の発言そのものが問題となった描写は存在せず、彼を知る科学者からの評判を聞くに、
真船博士が学会を追放されたのは、むしろ恐竜を人間がコントロールする研究の方が原因と考えた方が妥当だろう。
追放された15年前を映画の公開年から計算すると1960年となり、初代アンギラスが倒されゴジラが北極海に眠っていた時期と重なる。
その後の怪獣頻発期ならともかくこの頃は怪獣=脅威であった。


『ゴジラvsメカゴジラ』のメカゴジラ

全高:120メートル
総重量:15万トン(スーパーメカゴジラ時:15万482トン)
飛行速度:マッハ1(スーパーメカゴジラ時:マッハ2)
動力:レーザー核融合炉
燃料:重水素ヘリウム3ペレット

『ゴジラvsメカゴジラ』に登場するメカゴジラ。こちらは侵略者が作ったロボットではなく、Gフォースがゴジラに対抗するために作った兵器。
前々作でゴジラと共に海に沈んだメカキングギドラを引き上げ、23世紀の技術を解析して作った対ゴジラ兵器。

スーパーX2の外装に使用した超耐熱合金を更に上回る耐熱性を持つ金属「NT-1」をベースに、
スーパーX2のファイヤーミラーで使用した人工ダイヤモンドをコーティングする事によって、ゴジラの熱線を完璧に防ぐ事が出来る。
耐久面ではそれまでのG兵器の比ではなく、ゴジラに決定打を与えられるほどの兵器を搭載しているが、機動性は劣悪。
さらに関節の稼動限界もあるため、格闘戦は不得手。
そのためゴジラの熱線を無効化しつつ、ホバリングで移動しながら距離を置いての砲撃を主戦法とする。
この戦法はスーパーXから継承されたもので、これまでの対ゴジラ兵器・戦術の集大成と言える機体である。
旋回する首部分により目標を常にセンサーで捕捉しているため、砲撃戦では高い命中率を誇り、機動性の低さをある程度カバーしている。

余談だが、生頼範義氏が手がけたポスターに描かれたものは劇中とは大きく姿が異なっている。
これは初め昭和メカゴジラのような角張った姿でデザインされていたものの、
後に曲線を主体としたものが提示され、これが本編に採用されたためである
(ちなみに合体メカとして検討されており、背景に分離形態が見られる。このアイデアは次作モゲラで日の目を見る事となる)。

+ 詳しい性能や劇中での活躍
搭乗員は通常3人、追加の搭乗員を含めて4人。さらに後述のスーパーメカゴジラ形態を含めると最大5人乗りとなる。
主な武器は、
  • 口から放つメガ・バスター
  • 目から放つレーザーキャノン
  • ゴジラの熱戦を吸収し跳ね返すプラズマ・グレネイド
  • ゴジラの弱点であるゴジラの腰にある「第二の脳」を粉砕し行動不能にするGクラッシャー
などである。
ただ、23世紀のオーバーテクノロジーを利用しているためか、武装のオーバーヒートを頻繁に起こし、
窮地に陥る場面がしばしば見られた。

後に火力不足からお蔵入りされていた対G高機動戦闘機「ガルーダ」と合体し、
スーパーメカゴジラと呼ばれる形態になれるよう改良され、これにより弱点であった機動力が上昇。
ゴジラの腰部にある「第二の脳」を直接攻撃するGクラッシャーの使用によって一度はゴジラを完全に沈黙させたが、
ラドンの生命エネルギーを吸収して復活したゴジラのハイパーウラニウム熱線により、装甲の耐久限界を超えた末に爆発炎上した。

SDガンダム戦国伝の獣王頑駄無が恐竜形態に変形して鉄鋼迦楼羅(メタルガルーダと合体するというギミックは本作が元ネタ。

『ゴジラvsスペースゴジラ』に登場したMOGERAは、後継機である。
ちなみに、撃墜時に「This ship was ……」に表記されている事から、外観はともかく艦艇である。

+ 漫画版でのメカゴジラ
坂井考之氏の漫画版では、あろう事かメカキングギドラのパーツを流用しており、
しかも流用したパーツに「ゴジラ抹殺用プログラム」が残っていたせいで暴走
更にいやらしい事にディスプレイに「ゴジラに死を」と表示して暴走している事をアピールしていた。
ちなみに、この時点でゴジラは人類に害意が無かった事が判明していたので、この展開にGフォース側はゴジラを応援する側に回った
第二の脳を破壊されたゴジラのみならずベビーゴジラをも抹殺しようとし、ゴジラの首を切断して致命傷を与えたが、
映画と同様にラドンの力で再起したゴジラに圧倒され、最後はゴジラにしがみついて自爆したが、護るべき者を得たゴジラには通用しなかった。

坂井孝之の漫画版『vsスペースゴジラ』では修理が完了していたメカゴジラが登場。
強奪されたモゲラを追ったが、モゲラのビームバリヤーで攻撃を全て無力化され、直後に粉砕されてしまった。

川石てつや氏の漫画版では旧型メカゴジラが登場している。
クルーの訓練のために本物のゴジラに偽装して模擬戦の相手となったが、そのデザインは昭和メカゴジラそのものだった。


3式機龍

全長:60メートル
総重量:4万トン(重装備型)、3万6千トン(高機動型)

『ゴジラ×メカゴジラ』『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』に登場するメカゴジラ。
ゴジラの襲来を皮切りに頻発した巨大生物の襲来に対処するために設立された、陸海空に次ぐ四つめの自衛隊である、
「特生自衛隊」が初代ゴジラの骨をメインフレームとして製作した。
……なので厳密にはロボットと言うよりはサイボーグ、あるいはゴジラ版フランケンシュタインの怪物とも言える
(『ゴジラ』ではオキシジェンデストロイヤーによって骨まで溶解しているのだが、この作品では骨は残った事になっている)。
劇中ではあくまで兵器名である「機龍」と呼ばれており、「メカゴジラ」の呼称はCPUを開発した人物の娘が、
「機械のゴジラだからメカゴジラ」という愛称として呼んでいるのみである。

人間が乗り込むのではなく、支援航空機「AC-3 しらさぎ」から遠隔操作で操縦する。
メンテナンスベースから本体に乗り込んで直接操縦する事も出来るが、その際のGは凄まじく、人間には耐えられない。
伝達システムにはゴジラのDNAを使用したDNAコンピュータが使用されており、従来のコンピュータを大幅に超える処理速度を誇る。
そのおかげでゴジラの形はしていても実質砲台だった従来のメカゴジラとは違い極めて素早い生物的な動きが可能であり
(近距離で放たれたゴジラの熱線を瞬時に身を屈める事でかわしたほど)、
格闘戦でゴジラを手も足も出させず圧倒するほどの性能を得た。
+ 劇中での性能など
このDNAコンピュータは当初、骨に残留していたゴジラの骨髄間質細胞を使用していたため、
初陣ではゴジラと共鳴した事で暴走事故を引き起こし、戦場となった八景島周辺を壊滅させる大被害をもたらしてしまう。
後にDNAコンピュータのDNAをゴジラのDNAと違うものに書き換える事により、暴走する事はなくなった。
その直後の品川での決戦では、メインオペレーターである家城茜の心に応えるように奮戦し、
満身創痍になりながらもゴジラを撃退している。

搭載されている武器は、
  • 99式2連装メーサー砲
  • 0式レールガン
  • ミサイルとロケット弾が内蔵してあるバックユニット
そして切り札が胸部ハッチ内に装備されている「アブソリュート・ゼロ」である。
-273.15℃という絶対零度の光弾を発射、直撃した物体を一瞬で凍結し、更には僅かな衝撃で分子レベルまで破砕してしまう。
極めて強力な兵器だが、エネルギーの大半を使用するため、ここぞという時にしか使えない。
ゴジラとの戦いでゴジラにダメージを与えたものの、アブソリュート・ゼロも破損し右腕も壊れてしまった。
『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』ではアブソリュート・ゼロが予算面の都合で修復不能になったため、
胸部ハッチには4式3連装ハイパーメーサー砲、右腕にはドリルが装備され、
前回のゴジラ戦でバックパックを強制パージしてぶつける戦法が有効だったため、
バックパックをロケット弾のように射出する事が可能になっている。
このバックパック弾、二発の内一発は熱線で撃墜されその隙に飛ばした二発目がゴジラに直撃したのだが、
大爆発でゴジラを気絶させるほどのダメージを与えていた
更には右手のドリルで皮膚を貫き重傷を与え、そこと胸のアブソリュート・ゼロで負った古傷にメーサーを集中砲火する事で、
命は奪っていないもののゴジラを倒す事に成功したが、初代ゴジラの意識が目覚めた事で再び暴走。
幼虫モスラの糸で雁字搦めにされたゴジラを抱え、内部に閉じ込められていた整備士を解放した後、
静かに眠る事を望むかのように共に海底に没していった。
整備士の去り際にモニターに「SAYONARA YOSHITO」の文字を残して……。


『レディ・プレイヤー1』のメカゴジラ

2018年公開の映画『レディ・プレイヤー1』では、VRオンラインゲーム「オアシス」の巨大ロボット召喚アイテムとして登場。
オアシスの支配を企むIOI社の社長、ノーラン・ソレントが搭乗して暴れ回った。

+ 劇中での活躍など
主人公の駆るデロリアンを破壊し、口から吐く白熱光で味方側巨大ロボットのアイアン・ジャイアントに大ダメージを与えたうえ、
日本人のダイトウが「俺はガンダムで行く!」の名台詞と共に変身したRX-78-2ガンダムと格闘戦を繰り広げるなど、
まるでMUGENを映画化したかのような夢の対決を繰り広げた末、時間切れで変身解除されたダイトウを撃破した。
更にフィンガーミサイルで主人公らを狙うも、ヒロインのアルテミスがパルスライフルでコックピットの風防を破壊し、
手榴弾(マッドボール・ダストブレイン)を放り込んだ事で首が爆散、ソレント諸共撃破された。

なお、原作小説「ゲームウォーズ」では三式機龍がそのままのデザインで登場。レオパルドンやライディーンを撃破したが、
主人公がベーターカプセルを使ってウルトラマンに変身した事で形勢逆転。八つ裂き光輪とスぺシウム光線のコンボで撃破された。
映画版ではウルトラマンが版権上の理由で参戦出来ず、その役割をガンダムが務めている。

本作でのデザインは先述の前述の生頼範義ポスター版を意識したオリジナルだが、
腕を回転させてフィンガーミサイルを発射したり首が吹き飛ぶ部分は昭和版メカゴジラを髣髴とさせる他、
口から吐く熱線の色や背びれの形状などは、レジェンダリー制作によるモンスターバース版のゴジラ(2014年)にも似ていたりする。
また、BGMは伊福部昭氏が作曲した「ゴジラのテーマ」のアレンジである。



アニメ映画『GODZILLA』シリーズのメカゴジラ

体長:100メートル
総重量:3万トン

人類と同盟を結んだ異星人「ビルサルド」が、自分達の科学技術の全てを注ぎ込んで造り上げた対G兵器。
建造素材には自立思考金属体「ナノメタル」が使用されている。
このナノメタルは微小さと数の多さを利用する事で基本形から自在に変形が可能であり、多少の損傷も自己修復可能。
さらに有機物をナノメタルに変換して取り込み自己増殖する事もできる。
まるでデビルガンダムだが、あちらと違って外部入力による制御に忠実に従うので暴走の心配はない。

+ 劇中の活躍
西暦2042年より富士山麓に作られた地下の建造プラントにて製作が進められていたが、肝心のゴジラ襲撃時に何故か起動に失敗。
頭部を残して破壊されてしまう。
最後の希望たるメカゴジラを失い絶望した人類達は地球からの脱出を選択、新天地を求めて旅立つ事になった。
だが生き残っていた頭部が基地跡地で人知れずナノメタルを増殖し続けており、
主人公達が地球に帰還するまでに経過した2万年の間に、直径14キロメートルの機械都市「メカゴジラシティ」へと変貌していた。
偶然メカゴジラシティを発見した主人公達は、同じく2万年の間に身長300メートルまでに巨大化したゴジラ(通称「ゴジラ・アース」)を迎え撃つべく、
シティを要塞へと作り替えた。
身長50メートルのゴジラ・フィリウスを撃破できた実績を持つ主人公の作戦をもとに作り上げられた要塞だったが、
フィリウスを遥かに上回るアースの能力に苦戦。
さらに人類とビルサルドの価値観の違いが露呈した事による対立も重なり、想定していた能力を発揮し切れないまま完全に撃破されてしまった。

上画像の通りメカゴジラ本来の姿も設定されてはいるのだが、劇中には起動失敗シーンで一瞬映っただけで、後はメカゴジラシティとしての登場になった。
そのためシリーズファンからの評価も賛否が非常に大きく分かれている。


映画『ゴジラVSコング』のメカゴジラ

巨大テクノロジー企業「エイペックス」が創り出した兵器で、
前作でゴジラに噛みちぎられたキングギドラの首から得られた頭蓋骨をベースとしたDNAコンピュータを搭載している。
決戦直前まで想定の40%の出力しか出せていなかったが、地下空洞世界から産出される地球のエネルギーを得たことで動力の問題は改善。
ところが、エネルギーを注入したことでDNAコンピュータが自我に目覚めて暴走してしまい、自分が「王」になるべくゴジラを殺そうとする。
先のコングとの戦いで消耗したゴジラを敗北寸前に追い詰めるが、地下空洞探査船ヒーヴの自爆によるショック療法で蘇生したコングが人類の説得で参戦し、
怪獣映画史上最も有名な二大怪獣のタッグ相手に挑むことになる。

上記のギドラの死骸を使用したことで「(自分がやっとの思いで倒した)ギドラを人間が利用している」
と感知したことがゴジラが本作で人間を敵視した原因であり、加えて地下空洞のエネルギーは本来怪獣が活用していたものであり、
それを人類が簒奪しようとしていることを察知していたため、ゴジラは人類を地下空洞に行かせまいとコングの輸送を妨害しようとしていたのである。
一応コングの祖先とゴジラの祖先が過去に対立していたため、コング自身も敵視はしていたようだが。

先の戦いで両者が既に満身創痍のコンディションだったとはいえ、
豊富な武装と地球の核から得た無尽蔵のエネルギーでゴジラとコングのツープラトン攻撃も物ともせずに圧倒。
ゴジラが気を引いているうちにコングアックスを回収して応戦したコングの攻撃も決定打にならず、
ドリルテイルを抑えるのに手一杯となったコングに熱戦を放とうとするが、
事態を把握した人類の妨害で機体全体の制御を補佐していたエイペックス社のコンピュータが破壊され、
戦闘こそ継続可能ながら動作不良を起こして動きが鈍ってしまう。
その隙を突いたゴジラはメカゴジラではなくコングアックスに放射熱線を放ち、
咄嗟の出来事に驚きつつもその意図を理解したコングも、エネルギーを最大限にチャージされたコングアックスで拘束を脱出。
ゴジラのエネルギーをふんだんに蓄え、コングの剛腕により振るわれたコングアックスは、
強固なメカゴジラの装甲を軽々と切り砕き、メカゴジラは両腕と片足を失い、
苦し紛れに熱戦を放とうとするも首にコングアックスをブチ込まれてそれも敵わず、
その破損部位を攻められた挙句頭部をもぎ取られて完全に機能を停止してしまった。

同作の見せ場はゴジラとコングの「決着」がメインとなっているが、
一方でゴジラ、コング、人間が共闘してようやく倒せたメカゴジラの存在も、両怪獣に平等に盛り上げ役を与える、
クライマックスを飾るに相応しいヒール役として大きなカタルシスを生んだ。

(以上、Wikipediaより一部改変を加え転載)

+ ゲームにおけるメカゴジラ

ゲームにおけるメカゴジラ

ファミリーコンピューターの『ゴジラ』では6面からボスキャラクターとして昭和版が登場。
防御力が高く、光線を連射してくる上に格闘攻撃も素早い難敵である。

スーパーファミコンの『超ゴジラ』2面では平成版が登場。宇宙人に乗っ取られており、人類に制御されたゴジラと戦う。
ミラーコーティングによって放射火炎を跳ね返す他、通常技が何故か阿修羅閃空のような分身攻撃なのが特徴。
なお、海外では『ゴジラVSメカゴジラ』が映画公開されていないためか、海外版ではスプライトが昭和メカゴジラに置き換えられている。

PCエンジンの『ゴジラ爆闘烈伝』では初代、II、スーパーメカゴジラの三体が登場。
IIは初代の強化版であり、周囲に飛び道具を乱射する全兵装攻撃が使用可能な他、瀕死になると首が外れてレーザーを撃ってくる。
リメイク作の『ゴジラ 怪獣大決戦』には初代とスーパーメカゴジラが登場しておりこちらがMUGENキャラのドット元になっている。詳細は後述。

セガサターンのSLG『ゴジラ列島震撼』では初代とIIが敵ユニット、平成版とスーパーメカゴジラが味方ユニットとして登場する。
昭和版は偽ゴジラとして出現し、一度撃破するとメカゴジラとして再登場するという特徴を持つ。
スーパーメカゴジラは残念ながらNPC専用で、戦う相手が凶悪過ぎる上にイベントで弱体化しているため、プレイヤーから不満を持たれる事が多い。
平成版を二機操ってゴジラ一匹を迎撃する一見楽勝なミッションもあるが、ゴジラのステータスがゲーム後半の強化仕様なのでかなり手強く、
実は偽ゴジラなので、損害を抑えておかないと中から出てくる昭和版に圧倒されてしまう。

ゲームボーイの『怪獣王ゴジラ』では昭和版が最終面中ボス、スーパーメカゴジラがラスボスとして登場。
昭和版はやはり偽ゴジラとして出てくるうえに『列島震撼』と同様、連戦を強いられるので厄介な相手。
スーパーメカゴジラは攻撃頻度が非常に高く、熱線反射能力とゴジラの動きを停止するGクラッシャーを使ってくるなど強敵である。

PS3のゲーム『ゴジラ-GODZILLA-』ではメカゴジラII、スーパーメカゴジラ、三式機龍改が揃い踏みで参戦。この時点ではNPC扱いであった
(ゴジラ系以外の怪獣全てに当て嵌まるが)。
続編の『ゴジラ-GODZILLA- VS』では更に初代メカゴジラが追加され、上記3体共々操作キャラとして使えるようになった。

対戦系のゲーム以外では、アイレムの『絶体絶命都市』シリーズのスピンオフ『巨影都市』に三式機龍が巨影の1つとして登場。
他のゴジラシリーズの怪獣がVSシリーズに基づいたデザインで登場している中、
唯一ミレニアムシリーズのから登場となっている。
そのため、ゴジラとの戦いも「VSシリーズのゴジラ対三式機龍」という絵面になる。

他、『スーパーロボット大戦X-Ω』では「ゴジラ対エヴァンゲリオン」名義で三式機龍がイベント期間限定参戦。
パイロットの家城茜も登場するが、肖像権の関係なのか常にヘルメットを被った姿であり目元も隠されている。
更にクロスオーバー機体としてNERVが保管していた機龍の二号機・3式機龍乙型も登場する。
こちらはエヴァンゲリオン初号機を意識したカラーリングであり、碇シンジが大破した初号機の代わりに搭乗する。

ちなみに劇場版マジンガーシリーズのギルギルガンが進化したスパロボオリジナルの強化形態「メカギルギルガン」は、
メカゴジラをモデルにした事がギャラリーモードの「ロボット大図鑑」内で示唆されている。

戦姫絶唱シンフォギアXD UNLIMITED』では、なんと『シンフォギア』の登場人物であるウェル博士が機龍の開発者になるという、
ある意味で衝撃的なクロスオーバーが行われた。
また、コラボギアとして「3式機龍型ギア」が登場しており、マリア・カデンツァヴナ・イヴが装着している。


ゴジラ 怪獣大決戦』での性能

本作では昭和(旧メカゴジラ)とVSシリーズ版(新メカゴジラ)、
加えて隠しボス(ある条件でプレイヤーキャラとしても使用可)としてスーパーメカゴジラが登場している。

旧メカゴジラはフィンガーミサイルやスペースビームなどの必殺技を持ち、遠距離戦に優れる。
その反面通常技の使い勝手が悪く、これが災いしてダイヤグラムではジャンプ出来ない図体がでかすぎるビオランテと並んで最弱候補である。
飛行形態に変化する事も可能だがガードが出来なくなる、技がホーミューショットしか使えなくなる、
ショックゲージが回復しない(確かに攻撃は当たりにくくなるが相手側の「咆哮」という動作で増加する)、
などデメリットが多いためほぼ死に技

一方、新メカゴジラは旧とはうって変わって通常技・必殺技共に性能がよくオールラウンダーなキャラ。
原作設定とは異なりゲーム中随一のスピードを誇り、通常技は特にしゃがみ強攻撃、ジャンプ強攻撃が横方向に強く、使いやすい。
必殺技はメガバスターやレーザーキャノンなどのビームやミサイルといった飛び道具の他、
特殊なものとしてプラズマグレネイドがあり、これは相手の飛び道具吸収跳ね返すというもので、吸収した分だけ威力が増加する。
このため飛び道具に頼る戦いを主とするゴジラはメカゴジラに対して非常に不利である…そもそも通常技の性能からして負けているのだが。

ちなみに跳ね返したビームにも吸収判定があるため、新メカゴジラ同士だとこの跳ね返したビームを吸収し合うというちょっとした遊びが出来る。
3:21~
超必殺技のホバーアタックはガード不能で非常に強力な乱舞技

スーパーメカゴジラは難易度ノーマル以上でのみ登場するボスキャラ。
もとの新メカゴジラに2段ジャンプや対空技が追加されていたり、さらにはガルーダとの分離攻撃も可能となっている
(分離中は各性能が新メカゴジラになる)。
撃破するとエンディングでコマンドが表示され、タイトル画面で入力すると対戦モードで使用可能になる。

申し分ない強さである事に加え、隠しキャラでバージョン違いまで出ているなど、
ここまで優遇されているのは開発時期当時の最新映画の敵怪獣だったからだろうか?


MUGENにおけるメカゴジラ

ジロウガキ氏製作の平成VSシリーズ版メカゴジラが2010年1月14日に公開された。
強クラスかつ程よい強さのため、多くの大会に出場しており知名度が高い。
また、muu氏製作の昭和シリーズ版メカゴジラが2011年11月3日に公開されており、
こちらも強クラスの強さなので大会にも起用しやすいだろう。
2015年8月にはDr.T氏による3式機龍が公開され、MUGENに新旧メカゴジラが勢揃いする事となった
(以前からキャラ自体は存在していたが、必須スプライトが欠けているなど不完全な状態だった)。
他には海外産などが何体か存在するが、AI未搭載、公開停止、
完成度不充分でスプライトが消えるなど、いずれも動画使用には適していないため、
動画で活躍しているのはジロウガキ氏製かmuu氏製のどちらかなのが現状である。

+ ジロウガキ氏製作 『怪獣大決戦』仕様(平成VSシリーズ版)
  • ジロウガキ氏製作 『怪獣大決戦』仕様(平成VSシリーズ版)
ジロウガキ氏によって製作された『怪獣大決戦』仕様版。2010年1月14日に公開開始。
原作再現度が非常に高く、現在の完成度は97%との事。デフォルトAIも追加された。
動画内のリンクは現在無効なので注意

原作ゲームではラスボスだけあって優れた性能を誇っていたが、MUGENにおいてもその強さは健在である。
口から吐く熱線「メガバスター」は高威力の飛び道具で、直撃すればかなりのダメージを与えられる。削りでのダメージも大きい。
AIが結構この技を連発してくるため、待ちガイルよろしく遠距離からの飛び道具への対抗手段が無いと、手も足も出ずに倒されてしまう事も多い。
だからといって飛び道具で反撃しようとすると、飛び道具を跳ね返すプ「ラズマグレネイド」の仕様も再現されているので、
逆に反撃されてしまう事も多い。特に弾幕キャラと戦ったりするとプラズマグレネイドが凄まじいダメージになる。
なんとか接近出来ても、接近戦での技も強く、機動力もあるので油断は禁物である。
映画だと接近戦は強くなかった? ゲーム版の接近戦も強い仕様の再現だから仕方ない
ただしメガバスターはそれなりに硬直があるため、飛び道具に対して緊急回避などを持つAIに対しては、逆にかわされて反撃を貰う事もある。

ちなみに、原作プレイヤーなら一度はやった事があるであろう、プラズマグレネイドでの飛び道具ラリーも可能。

ゲージも原作同様「怒号ゲージ」と「ショックゲージ」を搭載している。
他の特徴としてはサイズが少し小さめ(恐らく実機(SFC)の解消度の問題)。
ただサイズを変えても影響が無いようにしてあるので、好みで変えても問題ないとの事。

MUGEN内での強さは強上位クラス。
近年のコンボキャラとも充分に渡り合える実力を持つが、飛び道具中心のパワーキャラである事から相性差がかなり激しい。
レトロゲーの再現故に火力がかなり高く、動画に使う際には多少テストプレイをしておいた方が良いかもしれない。

また、7P~12Pにおいてスーパーメカゴジラを操作出来る。
このモードでは一部の技が使用可能になり、超必殺技もさらに強力な「全兵装攻撃」に変化する。
とはいえ、スーパーメカゴジラになってもそこまで大きく性能や立ち回りは変化しないので、好きな方を好みで使うと良い。
さらに6Pおよび12Pでは、性能が強化されたEX(暴走)モードとなる。
とはいえ暴走モードは強力すぎて普通の試合には向かないので、基本的には1Pか7Pカラーを使うと良い。
+ 暴走モードの性能について
基本的には対12Pカラー怪獣モードと言うべき性能で、改変ゴジラやデストロイアなどの12Pと戦えるような凶悪な性能を誇る。
防御面に優れており、防御力が通常の5倍もある上、低体力時にはさらに防御力が上昇する。
さらに6Pなら300以上、12Pなら200以上の大ダメージを無効化出来る。
ハイパーアーマーも搭載されているが、12Pの場合は多段ヒットする攻撃も無効なので、アーマー殺しも通用しない。
その上当身耐性や即死耐性まであるので、撃破するのは非常に難しく、タイムアップの判定で決着が付く事が多い。
とはいえ、12Pカラーの怪獣には珍しくライフ自動回復が搭載されていないため、判定負けを喫する事も多い。
ただしプラズマグレネイド中にダメージを受けると体力が回復する。

攻撃面は最初はそこまで強力ではないのだが、ダメージを受けると攻撃力が上昇し、
攻撃力が最大まで上昇するだけのダメージを受けている場合、12Pカラーなら特定の条件で「Gクラッシャー」が使用可能になる。
この技はオーバーフローの即死攻撃であり、これらの特性故に攻撃性能が高いキャラほど苦戦しやすい。

+ 大会ネタバレ
並~凶の3000キャラ以上が参加するMUGEN祭 大盛りシングルトーナメントに、1Pの通常版と7Pのスーパーメカゴジラが出場。
スーパーメカゴジラは苦手な背の低いキャラと当たり1回戦落ちしてしまったものの、
通常版のメカゴジラはメガバスターの連射で対戦相手を圧倒し続け、途中シードもあり、4回戦まで駒を進める事に成功する。
そしてpart226にて、同氏の大会で幾度も上位入賞を果たしている鷹野三四と激突した。

ラウンド1では桁外れの速さをもつ相手に完封されてしまうが、続くラウンド2ではメガバスターや超必を的確に当て、辛くも勝利する。
そして最終ラウンド、覚醒し強化された鷹野から大打撃を受けつつも投げと超必で地道な反撃を続け、格上の相手をKO寸前まで追い詰める。
しかし最後の最後で一歩及ばず、大接戦の末に惜敗した。

+ muu氏製作 『怪獣大決戦』仕様(昭和シリーズ版)
  • muu氏製作 『怪獣大決戦』仕様(昭和シリーズ版)
muu氏によって製作された『怪獣大決戦』仕様版。2011年11月3日に公開された。
同氏のゴジラやキングギドラと同じく原作再現度が高く、AIもデフォルトで搭載されている。

「フィンガーミサイル」などの各種飛び道具や、飛行形態への変形、バリアーなどが再現されており、遠距離戦の性能は中々優秀。
その一方で通常技の性能の悪さも再現されているため、接近戦は非常に不得手である
(地上強攻撃はヒットガード問わず不利Fが大きく、密着でガードさせると投げにいけるが発生とリーチに難あり)。
しゃがみ強攻撃はスライディングで、前進しながら繰り出すので比較的リーチがある上、一瞬無敵になるので人操作の時はこちらを主力にするといい。

フィンガーミサイルに関する補足として、光線系の技を吸収する新メカゴジラのプラズマグレネイドに対し、
「物理的な攻撃であるミサイルを吸収出来ない」という点もしっかり再現されている
(他のキャラの飛び道具に対しては全て一律に「飛び道具」として処理が行われるため、スタンドの銃弾やちせのミサイルだろうと吸収されてしまう)。
このため、MUGENで新旧のメカゴジラが戦うと、旧メカゴジラのミサイルに対して、
「吸収出来ないにも拘らず新メカゴジラがプラズマグレネイドで反応してしまうためダメージを受ける」といった事が繰り返されてしまい、
旧メカゴジラがストレート勝ちしてしまう事がよくある。

また、原作ではイマイチ使えなかった飛行形態だが、MUGENでは一種のAI殺しになっており、
遠距離攻撃で適当に削った後にこれで上空に逃げてタイムアップ勝ちを狙うという事が出来る。

他の怪獣大決戦の再現キャラと比較するとやや大きめだが、サイズを自由に変更出来る(AIやエフェクトも自動で対応する)ので、
必要に応じて調整するとよいだろう。

+ Dr.T氏製作 3式機龍
  • Dr.T氏製作 3式機龍
Win、新MUGENの両方に対応。
海外製作者のDr.T氏によって作られた機龍版のメカゴジラ。
スプライトはUltramanTiga氏によるものを使用しており、
必殺技の追加やエフェクトの改変なども行っている。
また、従来氏のスプライトを用いたキャラにあった投げやられなどのスプライトの欠損も補完されている。

キャラとしてはこれといった特徴のない、シンプルな4ボタン式の格ゲーシステムになっている。
原作で見せた豊富な飛び道具が搭載されている。
ミサイルを雨あられのように降らせたりするなど攻撃範囲の広い
技が多い。軌道が異なるため、状況に応じて使い分けが可能。
切り札である「3式絶対零度砲(アブソリュート・ゼロ)」も超必として搭載されており、中々の見栄えと威力を誇る。
しかしデフォルトのサイズがやや大きいため、一部の技は通常キャラ相手には使い物にならない。
また機動力はダッシュや回避系の動きが全く搭載されておらず、その他の動作も全体的に鈍重とおよそ最低の部類であり、見事なまでの砲台仕様になっている。
以上の事から一部のキャラ、特に頭身が低めで高い機動力を持つキャラ相手には何もできずサンドバッグになる可能性が高いため、使用する場合は注意。
デフォルトAIは搭載されていない。

+ Kaiju Wars氏製作 ゴジラ怪獣大乱闘アドバンス版3式機龍
  • Kaiju Wars氏製作 ゴジラ怪獣大乱闘アドバンス版3式機龍
ゲームボーイアドバンスで発売された「ゴジラ怪獣大乱闘アドバンス」のスプライトを使用した海外製の3式機龍。
元のゲームが海外で発売されたものである影響か、かなりアニメチックな見た目や動きをしている。
見た目は『東京SOS』版だが、アブソリュート・ゼロも使用可能。
他にもミサイル攻撃や相手を掴んで宇宙まで飛び上がるダイナミックな投げも搭載されておりかなり動いてくれる。
AIは搭載されていなかったが、2020年11月3日にカーベィ氏によって外部AIが搭載された。
適用するとキャラのサイズが大きくなる他、技の威力や性能も強化される。
どちらも新MUGEN専用なので注意。

+ zektard氏製作 メカゴジラ2018
  • zektard氏製作 メカゴジラ2018
前述したハリウッド映画『レディ・プレイヤー1』に登場したメカゴジラ。
氏の他のキャラ同様手描きで製作されており、ディティールや動きがかなり書き込まれており迫力がある。
2020年6月7日に公開され、現在は下記の動画にて公開されている。

技は近距離向けのパンチやキック、また範囲の広いデストファイヤーが搭載されている。
超超必殺技の「アンリーシュド・プラズマグルネイド」発動時の動作がかなり書き込まれており、威力も申し分ない。
MUGEN上での表示サイズも大きく、LIFE1550、DEF310とかなり高い耐久力を誇る。
攻撃中は無敵になる技も多いなど強力な性能を誇り、人操作なら凶キャラ撃破も可能だろう。
デフォルトAIは搭載されていないが、2020年11月3日にカーベィ氏によって外部AIが公開された。

+ カーベィ氏製作 メカゴジラII
  • カーベィ氏製作 メカゴジラII
上記のmuu氏によって製作された『怪獣大決戦』仕様版をベースにカーベィ氏が制作したもの。
外見が『爆闘烈伝』のメカゴジラIIに変わっている他、
ライフが0になると首が取れた第二形態へと移行することが可能。
このため実質ライフが二倍となっている。

技の性能や仕様は威力が上昇した他は基本的に改変元と同じだが、
第二形態では使用できる技に制限がかかる代わりに新たに頭部からレーザーを発射することが可能になる。
また、7P以降では最初から第二形態を使用することが可能になる。
AIもデフォルトで搭載されている。

+ francis-zabi氏製作 メカゴジラ2021
  • francis-zabi氏製作 メカゴジラ2021
中華圏の製作者である氏による『ゴジラVSコング』に登場したメカゴジラ。
Baiduで公開されており、日本からは入手できないため、現在はカーベィ氏のサイトにて代理公開されている。
ミサイルの誘導が強力過ぎる気はするものの、同氏の他のキャラとは異なり、真っ当に格ゲーできる性能となっている。
AIもデフォルトで搭載されている。

+ zektard氏製作 メカゴジラ2021
  • zektard氏製作 メカゴジラ2021
francis-zabi氏と同様にハリウッド映画『ゴジラVSコング』に登場したメカゴジラ。2022年9月18日公開。
こちらは氏の他のキャラ同様手描きで製作されており、ディティールや動きがかなり描き込まれており迫力がある。

エルリク氏のRX78-ガンダムをベースに作られており、
技は近距離向けのパンチやテイルハンマー、また範囲の広いビーム砲やキャノン砲が搭載されている。
MUGEN上での表示サイズも大きく、LIFE1500、DEF230と高い耐久力を誇る。
攻撃中は無敵になる技も多いなど強力な性能を誇り、人操作なら凶キャラ撃破も可能だろう。
IX氏による外部AIが公開されている。

+ カーベィ氏製作 Mechagodzilla Walk
  • カーベィ氏製作 Mechagodzilla Walk
MireGoji_San氏が製作した3Dモデルのアニメーションを基に作られたメカゴジラ。
昭和・平成・ミレニアムの三体のメカゴジラが歩くだけという中々シュールなキャラである。
ちゃんと前進には攻撃判定もあり、右端まで移動すると左端に戻ることが可能なため、
相手に突撃しつつ攻撃を行うことがメインとなる。
アニメーションの元ネタは海外ミームの「Dr. Livesey Walk」で、例の耳に残るBGMも流れる。
AIもデフォルトで搭載されている。

+ その他のメカゴジラ
  • その他のメカゴジラ
他にも海外産が何体かいるようだが、公開停止だったり完成度不充分でスプライトが消えるなど動画使用には適さない。
また、カーベィ氏が「サイバーゴジラ」を公開している他、
同氏によってfrancis-zabi氏によるアニゴジ版メカゴジラ「MEACH-GODZILLA-E」も代理公開されている。
サイバーゴジラ紹介動画

そして2022年9月にはカーベィ氏により、
パチモン怪獣大熱戦』をベースに描画AI「Stable Diffusion」で出力された画像を使用したコンプゲー『#AIメカゴジラ対戦格闘ゲーム』が公開された。
浮世絵風やら聖職者風やらエジプト風やらの人類の歴史に寄り添うメカゴジラを名乗るナニか達が死闘を繰り広げる様はSAN値を削られそうある意味必見。
詳細は当該項目を参照されたし。

単体キャラ以外では、モゲラストライカーとして昭和のメカゴジラが登場している。

+ 特殊カラーだとメカゴジラになるキャラ
SSSS氏製作のスーパーフォルテの3~5Pカラーは、
何故かスプライトが『怪獣大決戦』版メカゴジラになっているという謎仕様である。
3Pは昭和メカゴジラで頭上に轟天号が浮かび、4Pは平成メカゴジラで頭上にガルーダが浮かぶ。
そして5Pはスーパーメカゴジラとなっている。
技も当然ながらフォルテとは違うものが搭載されているが、操作法はかなり複雑で、AIも3~5Pカラーには対応していない。
カットインがフォルテのままなどメカゴジラとしては未完成な点も多いが、下記のように出場している大会も存在する。

出場大会

+ 一覧
+ ジロウガキ氏製作、一般カラー
【メカゴジラ(1~5P)】
【スーパーメカゴジラ(7~11P)】
+ ジロウガキ氏製作、暴走カラー(狂上位以上)
【暴走カラー(6P)】
【暴走カラー(12P)】
+ 旧メカゴジラ(muu氏製作、昭和版)
【旧メカゴジラ(muu氏製作、昭和版)】
+ スーパーフォルテ(メカゴジラカラー)
【スーパーフォルテ(メカゴジラカラー)】

出演ストーリー



最終更新:2023年09月29日 20:57