ブリザード・ヴォルファング


「これも使命…すまぬが死んでもらうぞ!イレギュラーハンター!」

CAPCOMのアクションゲーム『ロックマンX6』に登場する8体のステージボスの1体。
CVは氏。
オオカミ型のレプリロイドで冷気を使うことから『ロックマンゼロ4』のフェンリー・ルナエッジと似通っているが、関連性は不明。
ちなみに、必要以上の戦闘はしないヴォルファングに対し、ルナエッジは非常に好戦的と、両者の性格は見事に正反対である。
ステージBGM

北極エリアで開拓チームのリーダーを務めており、冷静な性格と責任感の強さから仲間からの信頼は厚かった。
ところが、ある日の任務中にイレギュラーの仕掛けた罠に襲われ、彼以外のメンバーが全滅してしまう。
ゲイトを嫌う何者かがこの一件を理由にヴォルファングの処分を計画してオペレーターのエイリアを唆し、
目論見通りにエイリアの手によって海中へ投棄処分されてしまった
(後にエイリアは騙されて全く非がないレプリロイドを処分してしまったことを知り、トラウマになっていた)。
ゲイトによって蘇生された後も「ゲイト様に迷惑をかけた」「償いをしなければならない」と強い忠誠心を見せ、
「昔の話をしても仕方がない」「これも使命」と割り切ってエックスゼロに戦いを挑んでくる。
なお、ゼロとは旧知の間柄だったらしい。
8大ボスでは唯一、レプリロイドでありながら四足歩行をしたりその状態からの攻撃を得意とする(一応、二足歩行も可能)。

ボス戦では体当たりや氷弾・氷柱などによる攻撃を行ってくる。
体力が減るとダッシュ際に氷柱を残してステージを圧迫したり、それまで単発で出していた氷弾を連続で打ち出す「アイスフラグメント」を放ってくる。
『X6』の8ボスの中ではアルゴリズムの出来こそ悪くないものの、氷弾を出す攻撃をはじめ全体的に隙が大きいため攻め放題。
エックスは勿論、ゼロでもバスターや弱点の炎攻撃を軸に攻撃すれば苦戦することはないだろう。
むしろ終盤に即死し易いエリアが集中するステージ自体の方が厄介かもしれない
(ただしこれは彼のステージに限ったことではなく、『X5』と『X6』全体の問題点として、棘地帯はもちろん、
 マグマ即死ビーム・落とし穴・迫りくる壁や、天井に挟まって圧死といった即死トラップがやたらと多かった)。

ただ、『ロックマンXアニバーサリーコレクション』で追加された「Xチャレンジ」というボス2体と同時に闘うモードでは、
集中攻撃して真っ先に処理するべき相手 として君臨する。
他のボスも動き回ることや、彼含めてボスの多少耐久力が上昇していることから、中途半端に体力を残しやすい。
体力が減ると厄介な行動を取るようになる上、地味に体が大きく攻撃中の動き自体がそこそこ早いため、
彼が出てくるステージでは弱点武器のエネルギーを全消費してでも早めに倒さなければ、一気に体力を減らされる。
幸い、弱点武器のマグマブレードがそれなりに優秀な性能なので、チャージしたマグマブレードで相方の体力も削りつつ、ヴォルファングを倒す方針がオススメ。

ステージ5-2ではメタモル・モスミーノス、6-2ではバーン・ディノレックス、とコンビを組んで登場。
前者はモスミーノスの性質上、彼の部屋で戦うことになり、先にモスミーノスを弱らせて部屋を広げないと、
ヴォルファングが所狭しと走り回って氷塊や氷柱をバラ撒いてくるため非常に厄介。
後者はヴォルファングの部屋なので広々とした戦いが出来ると思いきや、両者共巨体で攻撃の範囲が広い上に、行動パターンが読み辛いため回避が難しい。
こいつよりもっと厄介な奴同じく厄介な奴と組んでたりするし、まだマシな方とも言えるが…。


MUGENにおけるヴォルファング

Z Sabre User氏が製作したものが存在していたが、
代理公開先であった「Random Select」が2019年10月に閉鎖されたため、残念ながら現在は正規入手不可。
格闘ゲーム用に色々と動きもプラスされており、違和感は少ない。
サイズが小さい上に四足歩行するので、打点の高い攻撃をかわしやすい。
全体的な間合いは短めだが、突進技「Flying Cut」がバリエーションも多くて使いやすい。
「Wall Cling」や「Roof Cling」でに張り付き、飛び道具で攻撃することもできる…が、通常のキャラでは対処が難しいため、やめた方がいい。
AIは未搭載なため、大会動画で見る機会は無いだろう。

出場大会

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最終更新:2022年11月29日 17:24
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