スーパーズル






「我が輩のオカゲで勝てたのだぁ!!

 誰かパン買ってくるのだぁ!!」

初期ステータス

体力 知力 精神力 素早さ
4 5 10 5 8 10
トレジャーのセガサターン用格闘RPG『ガーディアンヒーローズ』に登場する超色物ラスボス(ラスボスは複数存在する)。
担当声優は 横尾博之 氏。
ステージ25「狂気の舞踏会」に分岐した場合戦闘になる。
恐らく『ジョジョの奇妙な冒険』の究極生物カーズがある程度モチーフになっていると思われる。勝てばよかろうなのだーッ
スパズルとは全く関係無い。ずるい…とも関係無い。

元はズル・パ・イヤーという怪しい男で、王国を裏で操る暗黒魔道士カノンの極秘指令の下、遊撃隊を指揮して専ら特殊任務を担当していた。
他の騎士団長達、特に現王国の王子でもあるバルガですら知らない事実を知っている事からも、王国内で特別な位置にいるようである。
○○のだ~!」が口癖で、後方から「ゆくのだ~!」と部下をけしかけつつ逃げ回ったり、隠し持っていた薔薇をダーツの如く遠巻きから投擲したり、
自らの手を汚す・戦闘に参加する事は嫌う癖に手柄だけはしっかり持っていこうとして譲らないなど、極めて卑怯で狡猾
そしてこの戦法やひょろひょろした身体からも分かる通り、接近されるととても弱い。
なにせガード・しゃがみが無く、攻撃手段も地上空中合わせて4つしか無いのだから当然である。
そうした弱さやその怪しいキャラクターも相まって、序盤のやられ役かつお笑い担当として活躍した。

あくまで序盤雑魚ボス的立ち位置なので、終盤は物語の盛り上がりと共に空気になっていくのだが、
あるルートでは最終決戦において見苦しい姿を晒す彼を見限った黒騎士団の団長・バルガの雷撃を喰らい、すごすごと退散する。
……かと思いきや、怪しい力を使ってバルガの力を奪い取り、スーパーズルへと変態した。

「サイ高の ずノぉぉぉぉぉぉ!

 最コーの パわァァァァァァ!

 チョーみらクル すーパー戦士の

 誕生なノだあああああああああああ

 ああああああああああああああああ

 ああああああああああああああん!!」

白タイツとパンツにマントをなびかせた姿はスーパーヒーローそのもの。
ラスボスだけあってそれまで以上にネタそのものな外見に反して物凄くパワーアップしており、
ノーマル状態での攻撃方法で唯一強力だった薔薇投げやその他3つの攻撃こそ残っているものの、大量の追加技で中身はほぼ別物と化している。
……が、その追加技も相変わらずネタ塗れだったりするのだが。
+ 具体的には
  • 全く投げてないどころか掴んでもいない上に、動きが踊りで何故か追撃が可能な投げ技
    (しかも、相手キャラやステージによっては、この技だけで一応永久が可能
  • 大空へ飛び上がった後、マントを広げて笑いながら滑空する「ジャンピングクロス」
  • マントをくるくる回して笑いながら宙に舞い上がる「ミラクルスピン」
  • マントを広げて前後に無敵攻撃するのだが、広げたマントが蝙蝠の翼のように変形している「ワンダースライサーV」
  • 空中でいきなりマントを広げてやはり笑いながら滑空する「ジーニアスフライング」
    (しかも左右交互に出す事で、挑発的に笑いながら空を左右に飛び回る戯けた行動も出来る
  • 怪しい煙でドロンして、画面内3箇所にワープする「H・D・P・E・S・S」
    (読みは「ハイパー・デンジャラス・パラレル・エクストラ・ストロング・スーパー・・・退散スペシャル」
  • ベルトのバックルから暗黒のエネルギーレーザーを放つ、スーパーズル最強技「世界征服砲」
    (…と言えば聞こえはいいが、溜め発射のエフェクトがデカすぎる上に発射ポーズがガニ股なので、股間から発射しているようにしか見えない

だが他のボスキャラ同様、対戦モードで使う場合もラスボス補正が生きており、
打撃・氷・雷・暗黒属性に強靭な耐性、炎属性は普通耐性、光属性に弱いという、比較的恵まれた属性耐性を持つ上に、当然地上・空中ガードを完備。
更にはゲーム中唯一の自然治癒能力が、攻撃力・防御力・機動力のいずれも彼の能力と最悪の相性を発揮し、
一見ネタ塗れな数々の技も実は使い所を把握して極めれば化ける性能のため、上手く使われると非常に厄介だったりする。
CPUが使っている場合なら動きがある程度パターン化されており、しばしば何の意味も無く空を飛んでいて隙だらけだったりするのでまだマシだが、
上手い人に使われると主人公キャラ達程度の性能では詰むレベルである。……例外が一人だけいるが。
更に本作には削りKOが無いため、例えスーパーズルの体力を0に出来ても、トドメの攻撃がちゃんと当てられない限り、体力が回復していってしまう。
回復速度はおよそ1秒に1ポイントとかなり緩やかではあるが、本作の一般的な対戦モード「レベル198・体力は2620で6人対戦」では、
全員人操作ともなれば決着まで10分=600秒くらいは軽くかかるせいで、スーパーズルの回復量もMAX2620の体力の内、600くらい回復する
そのため、CPU同士で乱戦させても不死英雄戦士か片腕不死戦士かコイツの三人はほぼ確実に最後まで残る。
逆に黒幕で最強キャラのカノンは打撃に弱く、大地神天上神は図体がデカい上に打撃耐性が普通なので、乱戦に巻き込まれると案外呆気なく落ちてしまう。
ゴールデンシルバー?あいつはビットのせいで乱戦なら真っ先に落ちるから

最後は過ぎた力の代償なのか、ムンクの「叫び」のようなポーズで光の中に消滅した。散り際までネタ尽くしな漢であった。

続編である『アドバンスガーディアンヒーローズ』では最初からこの姿で登場。
チュートリアルで口を滑らせまくって懇切丁寧に操作法を伝授してくれたり、
本編では敵の黒幕の思惑で動いている描写があったりと、全編通して前作以上に目立っている。


MUGENにおけるスーパーズル

ガーヒーキャラの製作でお馴染みのcurze氏によるものが存在。
2019年のYahoo!ジオシティーズ終了に伴うサイト消滅以降は、hamer氏によって代理公開されている。

自然治癒能力を持ち、永久やトリカゴも可能だが、原作再現だからしょうがない
1~6PカラーだとMP消費量が10倍、7P以降はMP消費量が原作準拠になる。
MP消費量が10倍だと最大MPが2620なのに対して、世界征服砲のMP消費量が640~1280と膨大な量になる。
そのため燃費の悪さから立ち回りが制限されてくるため、動画での仕様の際は6P以下と7P以上を上手く使い分けていただきたい。
なお、元々甲高いボイスに更にエコーが掛かる上に、キャンセルして同じ技が出せたりするのでうるさい。
というか、キャンセルしなくても行動する度にボイスを発するし、
原作でも唯一全てのダメージモーションで喰らいボイスを発するキャラだったので、非常にうるさい。
AIは5段階に調整可能なものがデフォルトで搭載されており、相手の近距離攻撃をひたすら避けて投げまくる。
2011年1月29日の更新で特殊カラーも実装
プレイヤー操作

出場大会

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凍結

出演ストーリー

プレイヤー操作

アルでVS(part61)


最終更新:2023年05月16日 17:16