御殿谷サキ




 「これで…お引き取りください!!」


 身長:158cm
 体重:42kg
 スリーサイズ:B82 W55 H80
 血液型:O
 年齢:16
 誕生日:5月30日
 戦闘スタイル:「ひとひら」に振り回されがちな剣術
 好きなもの:友達、おでん
 苦手なもの:蛙

剣道部主将でルエリア聖学園の次期生徒会長候補。
神剣のデータを基に軍が開発した神刀「ひとひら」の性能テストとデータ収集を任される。

神剣の使い手、忽那ゆいとの試合を求めて戦いの地へ赴く…。

2009年の同人ゲーム界を騒然とさせたツクール格ゲー『ヴァンガードプリンセス』に登場する
「みとのやさき」と読む。
担当声優は同作のナタリア・グリンカと兼任の 本多しの舞(現・本多未季) 女史。




 主人公である忽那ゆいと技が似ており、ストーリーモードでもライバルキャラに設定されているが、
 一方的にゆいに対抗心を燃やしているだけな節があるため、
 実質的なライバルキャラは幾世あやねということになっている。
 ある意味ストーリーから浮いており、キャラセレ画面でもゆいから離れた場所にいる。
 このことから、ライバルというよりも春日野さくらのようなポジションと言えるかもしれない。
 ……その内この人みたいに自身の対になるキャラが現れるんじゃなかろうか?

若干天然気味ながら基本的にはしっかりした性格だが、試作段階の神刀「ひとひら」の魔力の影響を少なからず受けているらしく、
イラストやデモ画面に比べ、戦闘中は比較的好戦的な表情を見せる。
イラストよりドットの方がかわいいとか言われたり。
目の下のぐるぐるも「ひとひら」の個人認証システムによるもの。
血染めの刀といういかにも禍々しい外見通り、「ひとひら」は実質呪いの刀でありサキの身体を蝕んでいるらしいが、
サキ本人にその自覚はない。その設定を受けて「暴走サキ」というキャラを作成する構想もあった模様。
Ver1.06では「ひとひらフェイズ」というサキに何かがインストールされるシステムが追加され、
発動時には別性能化するという構想もあったのだがキャラ容量が足りないため廃止となった。
現Ver.では二段階まで自身の性能を強化できる「フェイズシフト」という技にその面影が残るのみである。
また、公式ブログでは「ひとひら」に乗っ取られてしまう(?)没エンディングのイラストが見られる。
友達や後輩からも慕われており、学園ステージの背景や彼女のEDにはみずほ、こよみ、かんなという3人の友達が登場する。
この学校は同作のプレイヤーキャラの1人であるリリスという投げキャラのロリ悪魔が乗っ取って理事長の座に就いているのだが、
彼女が悪魔だということを全く信じていない様子。


よく苗字を「おでんや」と読まれるため、通称は「おでんやサキちゃん」。
しばしばおでん屋を切り盛りする少女としてネタにされる……と思ったら公式設定で好きなものがおでんになっていた
また、前述の設定通りゲーム中のモーションでは剣に振り回されていたり
剣道部主将なのに剣の柄の握り方が適当という点から、実際は一人剣道部ではないかと噂されている。
開発当初は主人公になる予定だったらしく、調整はサキを基準にしていることが多いとのこと。



原作での性能(~Ver.1.05b)

初期バージョンの段階で完成されており、現行バージョンに至るまでほとんど性能に変化のないキャラ。
無敵対空「妖星斬」、高速突進技「清流斬撃」、特殊飛び道具「想桜破」など、格ゲーの王道的な技を揃え、
さらに「清流斬撃」の上位版のリバティアーツ「濁流斬撃」は発生・リーチ・威力と三拍子揃った作中屈指の性能。
追撃や連続技の締め、確定反撃に大活躍するサキ最大の武器となり、
特に単発カウンターヒット確認からの一撃で4~5割を持っていくことができるため、ゲージがあると非常に怖い。
現行バージョンの1.08ではこの「濁流斬撃」はロック式の技に変化、ヒットするとさらなるカットインと同時に攻撃するようになった。
そのため、相打ちになってしまうとダメージが1になってしまう上に、ヒットしても花びらが出ないので「想桜破」による起き攻めが出来なくなったが、
その分基礎ダメージが大きくなっている。
なお、これまでの「濁流斬撃」も裏版として残っており、表とは逆のコマンドを使うことでこちらを出すことが可能なので、
必要に応じて使い分けられるようになった。
膝丈スカートでも見える技は中段の「踵落とし」。名前通りの蹴り技だがこのゲームのお約束としてスカートの中を隠す気が無いため、
チラリを通り越して完全にパンモロである。ごちそうさまです。
しかし、背負い投げのみ、鉄壁スカートが見られる。

しかし、濁流が強力な分、ゲージがないと途端に火力が出なくなる
中央では取れても2割が限界で、ノーゲージでどこからでも4~5割持っていくキャラがザラにいる中では屈指の安さ。
また、通常技の使い勝手が全体的にイマイチで、崩しの要となる踵落としもモーションのせいで見切られやすいのが難点。
クセのあるキャラが多い本作の中では比較的挙動が素直なので、スタンダードな初心者向けキャラのように見えるが、
実際は雀の涙程の威力しかない想桜破の弾幕を盾にしてチクチク技を当て、
相手の技の出掛かりを潰して追撃を狙っていくことが基本の差し合いキャラ。見た目に反して繊細な立ち回りが要求される。
サポートキャラは近距離戦とコンボを同時に強化できるえこやじゅりえっとあたりとの相性が良い。

全体的なバランスは決して悪くはないのだが、下段・投げ無敵のいわゆる「リープアタック」を作中で唯一持っていない
(強いて言えば「残空の太刀」がそれに当たるが、発生が致命的に遅いので立ち回りではまるで使えない)という痛い弱点をはじめ、
小技が貧弱で、頼みの濁流も無敵が短いため、切り返しをハイリスク・不安定な昇龍に頼らざるを得ないこと、
体力が低めなことなど、様々な要因が重なった結果、Ver.1.05bの総合キャラランクでは3弱の一角という位置。
1.05b以前のバージョンには制限時間が存在しないため、時間を使った駆け引きができないのもカウンターが命綱なサキに災いし、
待ちに徹底されると崩しの弱さが露呈することが追い討ちをかけている。
性能が似ているゆいと比べても、人間サイズの巨大なカツオ節神剣を振り回す彼女とはリーチや判定の差が歴然である。

とはいえ、起き攻めや画面端限定の高威力な壁コンボを持っており、ハマれば高い爆発力を発揮する。
またサポートゲージの回復が速いという長所もあるので、牽制手段にはあまり困らない。
濁流斬撃の回転率を上げるリフレクト(ブロッキング弾きの中間のような防御システム。成功するとゲージが溜まる)の精度も鍵になるため、
一筋縄では使いこなせないが、一瞬の隙を突いて一閃を叩き込む爽快感が魅力のキャラである。
ゲージ依存率が高いことといい、間合やゲージの管理が重要なことといい、覚えなければならない確定ポイントの多さといい、
端的にはMOW時のロックに似た器用貧乏キャラと言えるかもしれない。


「頑張りました☆」


MUGENにおける御殿谷サキ

+ chikuchikugonzalez氏製作 原作再現
  • chikuchikugonzalez氏製作 原作再現
サポートキャラはしえらとヒルダしか選べないが、ほぼ原作通りに操作できる。
コンフィグで様々な調整ができる他、常時ゲージMAX・攻撃力強化状態の上位カラーも存在する。
簡易なものとは言えAIが付いており、そこそこ戦ってくれる。

ホルン氏によって付属AIを改変したものが氏のOneDriveで公開されている。
付属のAIと比べ、より攻撃的な調整がされている。

+ 大会ネタバレ
彼女の大会参加はヴァンプリキャラの中でもトップクラスに多い。
そんな彼女を一躍有名にしたのは大!凶者ランセレバトルであろう。
この大会では自慢の「濁流斬撃」の火力を物に言わせ開幕4連勝を達成。その時の台詞をもじって「お引き取りさん」の愛称が定着した。
だがその強さを地上最強の生物に目をつけられてしまいこの人と人違いで襲われ当大会顔パン犠牲者第1号になってしまう。
それにもめげず多くの凶者相手に連戦連勝を重ね、優勝候補に名乗りを挙げた。
残念なことにPart.63でミリアに敗れてしまい、最終パートに残れず敗退となったが、14勝7敗の144人中5位という成績を残し、
彼女の名をMUGEN界に轟かせたのだった。

トップを狙え! チーム&シングルトーナメントでは黒カラーで出場。
序盤のチーム戦ではチーム朔夜の一員で参加、彼女自身は大した仕事を出来なかったものの、チームメイトのお陰でチームは勝ち抜け、2部進出を果たす。
だが、後半のシングル戦ではチーム戦での鬱憤を晴らすかのような獅子奮迅ぶりを見せつけ、トーナメントを勝ち上がった。
準決勝でカインに敗れるものの、3位決定戦では激闘の末に超サイヤ人4孫悟空を撃破、3位入賞を果たした。

ランセレクレイジーバトルでは、開幕3戦連続でストレート勝ちという最高のスタートダッシュを切るが、直後に3連敗(うち2戦はストレート)。
脱落危機に陥ってしまうが、その後の破竹の勢いで体制を持ち直し5連勝を達成。上位になだれ込んだ。
リリスとの試合では、カウンターのせいで中々お引き取り出来ずに苦戦するも死闘を制したり、
オヤシロリカ戦ではメタによるゲージ消しの影響でお引き取りが中々出来ない状況下の中勝利するなど、意外な頑張りぶりも見せていた。
だが、終盤で思わぬ相手に当たるやストレート負けを喫し、再び危機に陥り何とか奮戦するも、結局最期は悲惨な結末を迎え敗退することになった。

+ サキの受難(閲覧注意)
そんな彼女のこの大会で欠かせない存在といえばレイとの因縁だろう。
大会中盤Part.35で対峙することになるが、1R目は自慢のお引き取りが決まるなどして奪うも、
次のラウンド以降必要以上に通常投げでセクハラされたりバスケされるなど、やりたい放題された挙句、3R目早々飛翔白麗を受けて敗北してしまった。

本来サキはレイの通常投げには対応していないのだが、大会投稿主の手によって密かに対応されていた。
その後彼女は傷心のまま次のPartで試合を組まされてしまい、僅か1分足らずで秒殺されるという大惨敗を喫し脱落リーチになるも
(しかもこの時の対戦相手はよりにもよって自称ライバル同声優キャラであり、同じゲームのような何かとまで呼ばれていた)、
CV本多対決を機に前述の通り5連勝で持ち直している。

その後大会終盤で再びレイと脱落リーチになった状態で再戦し、奮戦するも、4回セクハラされた上にバスケされたりバグ昇竜されるなど、
結局やりたい放題された挙句、またしても飛翔白麗で敗れてしまうという最悪の形で大会敗退することになった。
二度に渡るレイとの因縁
余談だが彼女の8度に渡るセクハラシーンがEDの最期にて流され、この大会を締めくくることとなった。
この人に酷い目に遭わされたもう1人のサキといい、MUGENではサキの名は受難の名かもしれない……。

ボスハルク&DIO前後ランセレバトルでは、念願の自称ライバルである忽那ゆいとの対戦がMUGEN内にてようやく実現した
(しかもお互い負ければ敗退の状況下で)。
ステージやBGMこそヴァンプリのものではなかったものの、同じ作者のAI同士ということあって、意外にも噛み合う試合だったことには間違いない。
宿命の対決(一方的)は10:37から

+ Speedy9199氏製作 アレンジ仕様
  • Speedy9199氏製作 アレンジ仕様
MUGEN1.1専用。
必殺技キャンセルとチェーンコンボが可能な通常技や、シンプルなストライカー形式のサポートキャラなど、
原作と比べスタンダードな格ゲーキャラに近い仕様。
必殺技には大きく手が加えられ、リバティアーツに至っては6種類もオリジナル技が追加されている。
ただ海外の製作者故か、ボイスの切り出し・割り当てが残念なことになっている。

+ kagetsu yuki氏製作 BBBアレンジ仕様
  • kagetsu yuki氏製作 BBBアレンジ仕様
BigBang Beat』風のコンボキャラに調整されたサキ。
技構成は原作に近いが、サポートキャラは完全に撤廃されている。
りどみに「苗字はみとのやと読む、おでんやではない」と明記されている…にも拘らず、ディスプレイネームは「ODENYA SAKI」
こちらにもホルン氏のAIが公開されている。

+ 影縫氏製作 戦乙女サキ
  • 影縫氏製作 戦乙女サキ
chikuchikugonzalez氏のサキをベースに作られた狂キャラで、現在ははいうぇい氏によって代理公開されている。
ポトレとパレットが独自のものに改変されており、サポートキャラも廃されているため、判別は容易。
実質常時無敵の清流斬撃や妖星斬、弾幕を展開するリバティアーツとなった想桜破、
体力が減ると即死級の威力になる濁流斬撃など、攻撃面の大幅強化に加え、
ステート抜けや全画面即死技を使う上位カラーも用意されている。
ただし、プレイヤー操作用の記述が全く存在しない観賞専用キャラなので注意。

+ ゴンドワナ氏製作 葉桜サキ
  • ゴンドワナ氏製作 葉桜サキ
上記の戦乙女サキ同様にサポートキャラを廃した狂キャラ改変だが、こちらはプレイヤー操作にも対応している。
緑を基調としたド派手で美しい演出が特徴で、画面映えのするキャラに仕上がっている。
カラーにより5段階に性能が強化され、一番弱いカラーですらガード中完全無敵でゲージ回収能力も異常と、凄まじい強さを見せる。

強力なAIがデフォルトで搭載されており、特殊な防御・回避システムが存在しないキャラは永久コンボで瞬殺される。
想定ランクは狂下位~狂上位とのこと。

出場大会

+ 一覧
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チーム
その他
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削除済み
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出演ストーリー



最終更新:2023年07月16日 03:06