「善哉! まことに善哉!」

身長: 181cm(I) - 182cm(V)
体重: 76kg(I) - 77kg(V)
血液型: B型
誕生日: 4月2日
出身国: 日本
好きな物: 羊羹、庭掃除
嫌いな物: 怪談話

+ 担当声優
青野武
ドラマCD『II』シリーズ
上田燿司
『6』(日本語音声)
Ben Balmaceda
『6』(英語音声)

間違われやすいが、ブランカ役のうえだゆうじ氏(旧・上田司)と、烈役の上田司氏は全くの別人なので注意
(というかこれがうえだゆうじ氏の改名の理由の一つであるとか)。

初代『ストリートファイター』の登場キャラクター。「レツ」と読む。
『ファイナルファイト2』のラスボス同名だが、全くの別人。海王卯ノ花さん一条寺でもない。
少林寺拳法という格闘ゲームの中でも珍しい格闘スタイルが特徴。
かつては少林寺拳法の師範だったが、私闘を繰り返したために破門にされた。

以降の対戦格闘ゲームには長らく登場していなかったが、
『I』の敵キャラクターの中では比較的出番に恵まれている方であった。

『II』のドラマCDでは第2作『復讐の戦士』と最終作『魔人の肖像』に登場。
ダルシムの知人で、CIAの協力者。
飄々としてスケベな所もあるが、サイコパワーを抑え込むなどの活躍を見せた。

ZERO』シリーズの公式イラストでは、
左に載せた「顔を押さえてうずくまるダンと背中を向ける烈」というものが存在する。
なお、このイラストの烈は妙に老けた描かれ方をしている。

UDONのアメコミでは回想シーンに登場。
剛拳の旧知としてリュウと手合わせする様子が描かれているが、
殺意の波動の片鱗を見せたリュウに返り討ちにされてしまった。

CAPCOM格ゲーオールスター『CAPCOM FIGHTING Jam』では、
開発段階ではイーグルサガットと共に「初代ストリートファイター」チームとして登場する予定だったが、
『初代』チーム自体が参戦候補から外されてしまい、出番無しに終わった。専用のドット絵まで作成されていたというのにもったいない話である。

他の『初代』のキャラと共に、「シャドルー格闘家研究所」でプロフィールなどが記載された。
それによるとリュウとの手合せが更生のきっかけとなり、現在は格闘家として修行に励んでいるようだ。
アメコミ版で語られた剛拳だけではなく、前述のドラマCDの設定が拾われたのか、
ダルシムと友人である事が語られ、あのオロの過去を知っているらしい。
また、好物に羊羹があるように、甘いものに目が無い設定も追加された。

そして、『6』で「ワールドツアー」のNPCとして遂に復活
プレイアブルキャラではないものの、格ゲーへの登場は『初代』から実に36年ぶりとなった。
これほどまでに長らくご無沙汰となった格ゲーキャラは(今のところ)前代未聞である。
CAPCOM VS. SNK 2』に参戦したイーグルですら14年ぶりなので、その倍以上となるのだから正に奇跡中の奇跡と言っても過言ではないだろう。
破戒僧故か結構口が荒く、一人称が「拙僧」「ワシ」「わし」、二人称が「ヌシ」「お前」と安定していない。
リュウとの関係性が掘り下げられており、互いから互いに関する話を聞ける。
ちなみにリュウとは違い、スマートフォンの操作は既に理解している模様。
単なるチョイ役などではなく、主人公と何度も交流および手合わせをし、道を示す美味しい立ち位置となった。
『ウルIV』のディカープリ参戦PVでミカと共に粗雑な扱いを受けていたとは思えない良待遇

またワールドツアーモードでは、キャラクターの強さを示すレベル表記が採用されており、
メトロシティで出会う序盤の烈こそ簡単な相手だが、最終的に日本の玄武寺に移動した時のレベルは60と大幅に強化されている。
ワールドツアーモードのラスボスのレベルは58なので、なんと『6』の烈はワールドツアーモードのラスボスと同格なのだ。
流石『1』の頃から戦い続けてきたレジェンドファイターと言った所か。
なお、最終的に絆を深めたリュウのレベルは70になる点にはツッコんではいけない

また、公式サイト内のコラムでは彼のバックストーリーや、『6』に登場する事になった経緯が記載されている。
興味のある方は一度覗いてみてはいかがだろうか。


原作での性能

初代『ストリートファイター』では、日本の始めの敵として登場する。
選択カーソルが始めは日本に合わさっている事から、
恐らく、最も『ストリートファイター』をやったプレイヤーと戦ってきたであろうキャラである。

そんな戦闘回数の多い彼であるが、彼の持っている技を覚えている人は少ない。
というのも、他のキャラが必ずと言っていいほど一つは持っている特長的な技を、彼は一つも持っていないからである。
それでも思い出せるのだとしたら、波動拳を飛び越えて繰り出してくるなんの変哲も無い飛び蹴りくらいのものであろうか。
非常に地味である。
さらに無理やり思い出せるのが、先に述べた飛び蹴りのグラフィックを少しいじった程度の足払いがあったかなーぐらいだろう
(ただしこの足払いはなんとガード不能の足払いも同様)。
いくら格闘ゲーム最初期の頃とはいえ、彼以上に地味なキャラは存在していないと思われる。
だが、その地味さこそが、少林寺拳法の真髄ではないだろうかと予想される。
とはいえ、他の敵キャラと同様に1ヒット2.5割の正拳突きを持っているなど、意外と侮れない相手ではある。次鋒は2割が限界なのに

『6』ではリュウの通常技に加え、前述の飛び蹴りを元にした「破戒蹴り」を繰り出してくる。


"Go to heaven."


MUGENにおける烈

シリーズ史上有数の地味キャラながら、5体ほど確認されている。

+ CWDEVINE氏 & Falchion22氏製作
  • CWDEVINE氏 & Falchion22氏製作
公開サイトが消失しており、現在は入手できない。
片腕で気弾を放つ飛び道具や、空中で足払いを繰り返すスーパーコンボなどが搭載されている。
その他にも、空中ガードが出来たり、連続技が出来たりと、現代の格闘ゲームキャラとも戦えるようにアレンジが施されている。
それなりに働いてくれるAIもデフォルトで搭載済み。

+ david_bazbar氏製作
  • david_bazbar氏製作
david_bazbar氏によって上記の烈のスプライトが新調されたもの。これで出場機会が増えるかも?
ドット絵は『餓狼MOW』のマルコの改変。効果音は元のままなので結構インパクトがある。

+ ALEJOMA氏製作
  • ALEJOMA氏製作
david_bazbar氏製の改変版。
CWDEVINE氏 & Falchion22氏製の要素を取り入れつつ、『KOF』風に改変しており、見栄えは十分。
AIは搭載されていない模様。
紹介動画

+ Zion氏製作
  • Zion氏製作
CWDEVINE氏 & Falchion22氏製の烈を改変したもの。
更にオリジナル技が増えており、非常に技が多く、見るだけでも楽しいキャラに仕上がっている。
AIは一見あるように見えるが、実際には搭載されていない。今後に期待である。
氏のサイトで公開されていたが、現在はトップページからリンクが消えてしまっている。
が、あくまでもリンクが消えているだけで、公開ページの「CHARACTERmain」自体は健在なので入手は可能。

+ LESSARD氏製作
  • LESSARD氏製作
david_bazbar氏製の烈を改変したもので、MUGEN1.0以降専用。
立ち絵やカラーリングが変更されている他、新しい動きの描き足しや多数のアレンジ技の追加など、大幅な改造が施されている。
12ある必殺技はどれも見栄えが良く、原作の続編である『ZERO』や『III』のキャラと戦わせても遜色のない出来映えである。
所持している技の性質上、ラッシュ能力が高いキャラに仕上がっている。
デフォルトで並程度のAIも搭載済み。
専用アドオンでの使用(下の「制作者動画」の方)を想定しているためか、
バストアップ画像の下に表示されている立ち絵とストリートファイターのロゴまで含めて大ポートレイトになっていて、
通常のアドオンで使用するには不向き。
製作者動画
紹介動画(DLリンクあり)

出場大会

削除済み


最終更新:2024年04月14日 13:14