ストロングガイ


アメリカのマーベルコミックの人気シリーズ『X-MEN』に登場するヒーロー。
初出は1985年の『New Mutants #29』。
上半身がごつくて下半身が細く髪の毛はほとんど無い。両目のゴーグルがトレードマーク。

本名はグイド・カローセラ(「グイード」と表記される場合もあり)。身長213cm。体重340kg。
ニューヨークのラインベックにて、イタリア人労働者の両親の下に生まれる。
だが、両親は落ちてきたスペースデブリのせいで死んでしまい、叔父夫婦の元で育てられる。
生まれつきのミュータントだったようで、小学校でバスに撥ねられたことで能力が完全に開花した。
その後、遺産が無くなったことでボディガードとして働き始めるが、紆余曲折あってX-Factorsに入った。
M-Day」の後も力を維持していたが、J・ジョナ・ジェイムソンを庇って死亡。
死者蘇生能力を持つミュータント、ライラ・ミラーに蘇生されるが、魂までは蘇らなかった。
一時的に地獄の王を務めていたが、後に復活してニューミュータンツに協力した。

能力は、名前通りの非常に強力なパワーが一番に目立つ。
その腕力はハルクに匹敵するほどで、スタミナも同じぐらいに優れている。
また、物理エネルギーを吸収して自分の腕力に転化する能力も持っている。というか、こっちが本来の能力。
相手が強ければ強いほど自身の攻撃力も上がる強力な能力だが、受けたエネルギーは90秒以上保持しておけず、それが過ぎると体の中で暴発する。
彼の「上半身がごつくて下半身が細い」体型も、バスに撥ねられた時の運動エネルギーが体を歪めたせいである。

性格は見た目によらず繊細で、あまり他人に本心を見せない。
自分の能力の反動で常に全身に鈍痛が走っているが、よほど親しくないとそうと察せないほどである。
ミュージカルの喜劇役者や舞台コメディアンとしての才能もあり、ニューヨーク大学から舞台芸術の学士号ももらっている。
欧米においてはコメディアンというのは、かなりのインテリでないと務まらない事が多く(チャップリンやモンティ・パイソンはその典型である)、
被差別対象のミュータントであるにも拘らず学士号が取れたというのは、彼が見た目通りの脳筋ではないということの証拠だと言える。


MUGENにおけるストロングガイ

McCready氏、GokuSSJ4氏、Buyog氏、DG氏らによる共同製作のMUGEN1.0以降専用キャラが存在していた。
Buyog氏のサイト及び「Scruffydragon Team」にて代理公開されていたが、現在はサイト消滅により入手不可。

操作方法は『MVC』風の6ボタン方式で、チェーンコンボやアドバンシングガード、エリアルレイヴが可能。
やはりと言うかパワーキャラであり、投げ技や突進技はあるが飛び道具の類は持っていない。
超必殺技の「Touchdown」はブロッキングされると即座に投げに移行するという素敵な性能である。
また、独自の要素として「キネティックバー」が搭載されており、ダメージを受けると増えていきダメージを与えると減る。
増えるごとに攻撃力が上がっていき、最高で5段階(攻撃力200%)までパワーアップする。

出場大会



最終更新:2023年05月24日 16:45