シュウ

「いいだろうサウザー。散っていった六星のためにせめて聖碑を積もう!!」

「光を失った役たたずのこの目でも、涙だけは枯れぬ!!」

プロフィール

漫画およびTVアニメ『北斗の拳』の登場人物。
南斗六聖拳の一つ「南斗白鷺拳」の伝承者にして、己を犠牲にしてまでも民衆を救う「仁星」の宿命を背負う男。
声優は『サイボーグ009』の島村ジョー、『科学忍者隊ガッチャマン』の大鷲の健などのヒーロー役でも知られる森功至氏。

「南斗鳳凰拳」のサウザーと同じ道場で学び、「南斗水鳥拳」のレイとは親友でもあった。
南斗聖拳の例にもれず外部からの破壊、特に足技による斬撃を得意とする。
シュウがケンシロウの腕試しに挑んだ際、ケンは「南斗聖拳に脚が!!」と驚いていた。
(多くの分家を持つ南斗聖拳には武器を使う流派も存在し、シン足技を披露していることを思えば別段驚くほどでもない気もするが、
南斗の頂点である南斗六聖拳に足技に重きを置く拳法があることは、あるいは異例だったのかもしれない。)
自らを「聖帝」と称し「聖帝十字陵」建設のために、幼い子供達を奴隷とするサウザーに対して
レジスタンスを組織、そのリーダーとしてサウザー率いる聖帝軍に抵抗していた。

荒廃した北斗の世界においても非常に自己犠牲の精神にあふれた人物であり、劇中でも北斗側のトキと並ぶ数少ない人格者。
(有名な十字稜のシーンだが、原作者はイエス=キリストがモチーフと語っており外見がキリストを思わせるトキとの共通点がここからも伺える)
主人公であるケンシロウも尊敬する人物としてその名前を挙げている。
ケンが幼い頃に一度出会っており、その命を救う際に両目を潰したためである。
顔に大きく残っている特徴的な傷跡はその時に負ったもの(当のケンシロウは再会時にすっかり忘れていたが)。
ケンシロウとの戦いでは、盲目であるため聴覚を頼りにしていると思われており、水影心による伝衝裂波で追いつめられていた。
が、実は心眼で敵を捉えることができ、後に雑音攻撃を仕掛けた多数の聖帝軍を秒殺している。
まあ雑魚ならともかく達人相手では聴覚を封じられると辛いということなのだろう。
盲目でもなおサウザーが最後まで直接対決を避け、アニメでは過去に「自分と互角」とまで評した実力を誇るのだが、
相性最悪のユダにはもう勝てないんじゃないのかとはファンの間でもよく言われる。

登場する拳法家のなかでは珍しく既婚者のようで、劇中にシバという息子が登場する。多分、母親似
原作漫画では特に語られていないが、アニメでの設定によると妻は既に他界しているらしい。

+以下ネタバレ
サウザーに敗北して聖帝軍に捕えられたケンシロウを救出するために、
シバは全身にダイナマイトを巻いて追っ手に突撃、その若い命を散らしてしまう。
仁星の宿命に殉じた証、とシュウが息子を喪った哀しみをこらえる中、
レジスタンスの本部が聖帝軍に発見されたとの知らせが入る。

サウザー戦での傷がまだ癒えないケンシロウを逃すため、迎撃に出るシュウだったが、
人質をとったサウザーに脚の筋を切られ敗北し、聖帝十字陵完成のための人柱とされてしまう。
しかし最期の一瞬、両目に光を取り戻し、ケンシロウの成長した姿に満足しつつ落命した。
その死に様はラオウをして「見事だ」と言わしめ、ケンシロウの打倒サウザーへの大きな原動力となった。

原作以外では、『北斗の拳 イチゴ味』でも登場する。
原作で対立していたサウザーが主人公の作品だけあって、他の南斗勢ともども出番は増えてきている。
「南斗 DE 5MEN」(ユリアを除く南斗六聖拳のメンバーで組んだアイドルグループ)中で最年長であり、
サウザーのフリーダム具合もあってか苦労人ポジションが多い。
途中から、作中世界でのシュウの女性人気の高さを僻んだサウザーからはシュウ様と様づけで呼ばれている。
原作で命を懸けた戦争をしていたはずの二人が、紅白帽をかぶり二人三脚をしている姿を見られるのはこの漫画ぐらいであろう。
基本的には常識者ポジションだが、ユダのリボルテックの件など時に余計な一言を発して場の騒動を大きくしてしまうこともしばしば。
また、ある話ではとうとうサウザーの横行に耐えかねたのか、 聖帝十字陵の聖碑をサウザーに投げつけたりしている
あとユダのUDを指摘、5MENのPVでカメラ目線で手を振る、カメラを指差すとどうも目が見えてる疑惑がある。

サミーのCR北斗の拳シリーズにおいては主にサウザーリーチ絡みで登場。
初登場の二代目【剛掌】では、リーチ発展後のアニメムービーにてシュウ最期のシーンが描かれている。
また大当たり確定のプレミア演出である縦カットインはシュウが担当している。「私はいつもお前を見ているぞ!」
三代目【覇者】ではサウザーリーチ中のチャンスアップであるムービー挿入演出で登場。サウザーに白鷺拳を刻むシュウがケンシロウに変わり
「せめて貴様の体にシュウの拳を刻みたかった!」とシュウの無念を晴らす。
またケンシロウバトルモードのvsサウザー時にシュウが割り込めば大当たり確定。誘幻掌をサウザーに叩き込み原作の無念を晴らす姿は必見。
ST機百裂でもケンシロウの盟友として登場。確変変動時は南斗白鷺拳の演舞を見せてくれる。
ケンシロウが殴り飛ばした雑魚を蹴りでとどめるというサッカーみたいなことをするシーンがあり、シリアスな笑いをさそう演出になっている。
四代目【拳王】ではサウザーリーチの前半にて登場。原作通りサウザーに敗北し、ケンシロウが呼応すれば後半へと発展する。


ゲームにおけるシュウ

格闘ゲームでは、SFC『北斗の拳7 聖拳列伝 伝承者への道』に突っ込みたくなる技の数々を引っさげて登場。
RPGではあるが、FC『北斗の拳4 七星覇拳伝』に同じ南斗白鷺拳の伝承者としてジンギが登場し、
シュウの墓から最終奥義「黄明醒破」を伝授される。
続くSFC『北斗の拳5 天魔流星伝 哀★絶章』にはシュウ本人が登場しており、同じ奥義を使用している。
PS『北斗の拳 世紀末救世主伝説』の覇者決定戦モードでは無敵時間の長い技のおかげで接近戦では最強候補との声も。

(実際には異様に飛び道具が強いので、人操作ではボウガン無双のマミヤ1強だが)


原作でも人気があるキャラのため、AC『北斗の拳』への参戦が期待されていたが……
マミヤやハート様が出られたにも関わらず、南斗六聖拳(ユリア除く)で唯一ハブられてしまった
(ユリアもシンの勝利演出に出てくる程度だが、こちらは非戦闘キャラなので分からなくもない。)
ジャギの投げ技食らった場合不謹慎すぎるからだとか、北斗側と南斗側の人数を同じにしたかったからだとか
いろいろ噂されているが、結局サウザーステージの背景で延々と△を運ぶハメに。
補足しておくが、当時のTVアニメ版でシュウを演じた森氏のボイスは基盤のデータ内に存在しており当時から参戦予定はあった模様。
また、公式攻略本の人物関係図でもダガールやコマクは顔グラがのっているのに彼だけこの背景の画像だった。

上の通りいまいちゲームでの客演に恵まれないキャラであり、北斗無双でもユダと同じくコンパチで操作不能という扱いであった。
しかし、真・北斗無双ではプレイアブルキャラとして久々に登場する。待ち望んだ人も多いだろう。
スピーディーな技が多く、特に見切り状態での攻撃速度や手数は圧巻。
しかし全体的に火力が低めでタイマン向けの伝承奥義も持たない。
打ち上げ技もなく、防御などをしてくる中ボス以上だと戦いづらい。投げが使いやすいのは幸い。
前作でいなかったからか、突っ込みどころだらけの技(グルングルントキィとか)はない。
原作のイメージ尊重と喜ぶか、ただでさえ登場機会に恵まれないのにネタもないと悲しむかはプレイヤー次第。


MUGENにおけるシュウ


Fixxxer氏によって製作されたAC『北斗の拳』仕様のシュウが存在する。
一見してまるで公式と見紛う程のハイクオリティな手描き作品である。
ケンシロウやサウザーとの特殊イントロや、一撃必殺時のBGMもアニメよろしく数種類あったりして、
原作再現の演出に並々ならぬこだわりを感じさせる。
他にも、レイやジャギの投げ、死兆星カットイン、秘孔やられや壁吹っ飛びやられ(自分相手共)などの演出も対応。
サウザーの「聖帝十字陵」を喰らった際の自決コマンドまで用意されている至れり尽くせりぶりである。

技名や動作は原作およびTVアニメのわずかなシーンや、上記の北斗の拳ゲームに使われていたものから採られており、
白鷺拳らしい多彩な足技を備えている。
またユダの様なストライカー用の「レジスタンスゲージ」を搭載しており、
このゲージを使用することで、息子のシバやレジスタンス達が援護攻撃を行ってくれる。
ただし究極奥義「仁の星の血脈」を使用するとその試合中は(ラウンドを移行しても)ゲージが溜まらなくなるので注意。
同じく究極奥義「されど心の眼はひらいておる!」はいわゆる当身系の技。
これが成功すれば、敵の頭上から急降下で襲いかかり手刀で攻撃、星を2つ奪える。不発に終わった場合は、
「心眼ゲージ」をストックし(最大3個まで)ゲージを消費して一度だけ無想転生のような回避技が使用できる。

他と同じく北斗キャラの宿命か、mugenにおいてちびキャラと相性が悪い。加えてシュウは通常攻撃、
必殺技に打点が高いものが多いのでさらに苦手となっている。盲目ゆえいたしかたなし
現状でバスケは未搭載、主なダメージソースは壁コンに頼ることになる。

2010年8月1日にスプライトを除き全ての技やシステム等を実装し一般公開となったが、長きにわたりβ版が続いていた。
そして2015年4月1日をもって完成宣言。ついにmugenで仁星が輝くこととなった。
製作者によると今後も更新は続けていくとのこと。現在の最新版はVer.1.02(2015年4月23日現在)。
デフォルトでAIは未搭載だが、紅炎氏からAIパッチが公開された。
ただし2011年頃に作成されたAIのため、最新版には対応していないので使用には注意が必要である。
(更新による性能変化が反映されていないのはもちろん、Airファイルの番号が変化しているため一部アニメモーションに不具合が見られる)
今後の最新版に対応するAIに強く期待したい。
製作動画 コンボムービー
完成版試合動画(4:13〜)


またジャギ様など北斗キャラ製作者であるTs氏によって、Fixxxer氏承諾の元、一部改変アレンジされたシュウが公開されていた。
こちらはフリーティケットシアター終了による公開場所の消滅で現在入手不可能。

その他にも、上記のSFC『北斗の拳7』のスプライトを使用したSUGIO氏製作の「仁星のシュウ」も存在するが、
公開場所が整備中のため現在は入手不可能。


余談だが、前述の通り参戦していないにも関わらず、AC『北斗の拳』を使用したMADに当たり前のように顔を出す事がある。
この辺りの境遇はアミバと似ている。
どの動画も北斗の拳MADといいつつMUGEN要素を隠し切れていない点は御愛嬌である
音声がないのはご愛嬌 北斗イチゴ味日和
わたしには人の心がわかる

出場大会

出演ストーリー

人造生物03RIA-紅(非戦闘)
Timekeepers(非戦闘)
となりのむかいさん(戦闘時には別の盲目の人に変身)
神様なんていらない(非戦闘)
幻想銀聖者(P操作での戦闘あり)

「も・・・もはや悔いはない。私の仁星の血は間違っていなかった!!」


「行けケンシロウ!! そして時代を開け!! 私はいつもお前を見ているぞ!! さ…さらばだ!!」

「まさか… 木人形狩り隊…?」