サッチー



「ボク、サッチー。ヨロシクネ。」

ノスタルジックSFアニメ『電脳コイル』に登場するキャラクターである。野球の野村元監督の奥さんとは関係ない。
正式名称「サーチマトン」。大黒市の空間管理室(郵政局管轄下)が導入した強力な違法電脳体駆除ソフト。
開発は電脳ペットや電脳空間開発を手がける世界最大の電脳機器製造メーカー、メガマス社に委託されている。

電脳空間を巡回パトロールする自動プログラムであり、
「電脳メガネ」と呼ばれる電脳世界を覗けるメガネをかけることでその姿を視認できる。
視覚化された姿は、赤く丸みを帯びたたらこのような形で巨大(高さ2.5から3メートル)、顔は日本の郵政省のマスコットキャラクター(〠)に似ている。
そのデザインは子供受けを狙ったものらしいが、そもそも体格が大のおとなより大きいので不気味な威圧感しかない。
腹部(にあたる部分)にセキュリティプログラム「キュウちゃん」を4機収納することができる。
大黒市内に複数機が配備されており、「ぼくサッチー、よろしくね」と音声を発しながら滑るように移動する。

大黒市では、古い宿場町から現代的な都市への急激な再開発により管理者の居なくなった電脳空間が多数発生し、
そうした電脳空間に電脳メガネをかけた子供たちが迷い込み、そのまま行方不明となってしまう事案が発生していた。
それを防ぐために大黒市に配備されたプログラムがこのサッチーである。
サッチーは違法なプログラムやそうした電脳空間を発見すると、
収納したキュウちゃんから駆除対象に向けてビームを放ち、命中した電脳物質のデータを初期化する。

いわば電脳空間の保守用の自動プログラムなのだが、認識機能が貧弱という欠陥があり、
「まだ人が居る電脳空間を破壊しようとする」「わずかなバグを持った電脳ペットを破壊しようとする」
等の挙動をしてしまうことがある。
そのため、電脳ペットがどこかで不正なプログラムを拾ってきてしまうと、なんらかの手段で
分離させない限りサッチーはその電脳ペットそのものを追跡して破壊しようとする。

また、こうした「違法プログラムの駆除」は電脳メガネに含まれる違法データにも適用されており、
電脳メガネの不正改造などに対しては電脳メガネを破壊して駆除しようとし、
「子供の作ったジョークプログラム」程度でも反応して追跡・破壊しようとする。

作中では子供たちの間で老朽化データなどから発生した存在である不正プログラム(イリーガル)等から
得られる「メタバグ」が通貨のように扱われており、このメタバグを集めるために管理放棄された空間への立ち入りや、
イリーガルの捕獲などが子供たちの間で行われている。
そのため、こうしたメタバグを保有している子供たちはサッチーの追跡対象に含まれ、度々現れては子供たちを追いかけまわす。
(このメタバグは他のものと組み合わせてメタタグにすることで他の機能をもたせることができるが、
 使い方を間違うとその電脳空間を破壊しかねないという危険があるため、サッチーによる駆除対象となっている)

こうした性質から大黒市の子供たちには非常に恐れられているうえ、
自らを壁から壁へ「郵」の字の文様の陣を通し転送でき、距離を無視して駆除対象に近づくことができる。
ただし郵政局管轄ソフトという立場上、「郵政局管轄のドメインおよび公共のドメイン」しか介入ができないため、
文化局ドメインである寺社仏閣や教育機関・独自ドメインへは介入できない。
そのため、こうした場所はサッチーから子供たちが避難する場所として使われることがある。


 γ⌒ヽ                     ∩∧_∧∩ 
 | ( ゜∀゜) <ボク サッチー          ( `Д ::.;:.. .... 
 l 屮 屮                 从 :フォーマット :::.;: .:.. 
 |  8 8┼ ‐── ──────< >:しています::.:::;.. ..... 
 ヽ、_.ノ                  W(_/ ヽ_) 




MUGENにおけるサッチー

MUGENではムシム氏作のサッチーがいる。
原作通り滑るように移動する巨大キャラとなっており、ビームや手?で相手を攻撃する。
ワープ能力も備えているが、基本的にはビームで牽制して相手を近づけないように戦う。


出場大会

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