フレッド・フリントストーン


「ヤァバダバドゥ~!!」

+ 日本語吹替声優
大平透
『恐妻天国』
近石真介
『こんにちはフレッド』
関敬六
『行け行けバンバン恐竜天国』
山崎唯
『ほのぼの家族』
玄田哲章
『モダン石器時代』
神山卓三
『フリントストーンと呼ばれた男』
金田明夫
『ビバ・ロック・ベガス』
北川勝博
『レッツ・ロカプルコ』『吸血鬼ロッキュラとフランケンストーン』

1960年からアメリカで放映されたハンナ・バーベラ・プロダクション製作のアニメ『原始家族フリントストーン』の主人公。
石器時代のサラリーマンで、美人ながら怪力で恐妻なウィルマを持つ、
フリントストーン家の大黒柱(なお「フリントストーン」とは「火打石」の事)。
家族構成は前述のウィルマに一人娘のペブルス、ペットにイグアノドンとサーベルタイガーを飼っている。
隣人にして職場の同僚バーニー・ラブル(ベティという妻とバンバンという怪力の息子がいる)とは親友で、
家族ぐるみのお付き合いをさせてもらっている間柄。

世界観は石器時代らしく毛皮の服を着て石器を使用しているが、どう見てもネクタイをしているし、
石で造った自動車まである(ただし運転手の足元が抜けており、そこで地べたを走って動かす)。
ちなみにフレッドの職業は採石場でのクレーン操縦士だが、クレーンはアパトサウルスである。
まあコメディアニメの石器時代ですから。
口癖は「ヤバ・ダバ・ドゥー」。あ?「ヤマ・ザナ・ドゥー」でも「ラブ・ミー・ドゥー」でもないない
嬉しい時に叫び、作中ではもっぱら仕事を定時であがる時に叫ぶ。
また、『スクービー・ドゥー』にて主人公のスクービーも事件解決後に「スクービードゥービードゥー!」と叫ぶという形でパロられている。

『原始家族フリントストーン』は日本でも1961年から『恐妻天国』のタイトルで放映された他、
カートゥーンネットワークなどでも放送されている。
1994年には『フリントストーン/モダン石器時代』『フリントストーン2/ビバ・ロック・ベガス』のタイトルで二度映画化もされ、
ジョン・グッドマン氏が演じた(後述)。
製作元のハンナ・バーベラは、黎明期のカートゥンを支えた立役者的な製作会社であり
主な作品に『宇宙家族ロビンソン』『チキチキマシン猛レース』『宇宙忍者ゴームズ』など。
+ 映画版について
上記の映画版だが、評価の差が物凄く激しいことでも有名である。
良い要素
  • フレッドを演じたジョン・グッドマン氏が当たり役。
  • アメリカ国内で13億ドル、国外でも34億ドルを稼ぎ出した。
  • アニマトロニクスで造られた恐竜の出来がよかった。

悪い要素
  • ウィルマを演じたエリザベス・パーキンス女史があまり役に合っていなかった。
  • 隣人のベティを演じたロージー・オドネル女史も役に合わず、この年のゴールデンラズベリー賞助演女優賞を受賞。
  • 以上の要素から、多くの批評サイトで半分以下の点数しか付かなかった。

売り上げ自体は良かったので予算が組まれ『フリントストーン2/ビバ・ロック・ベガス』という続編も製作されたが、
まさかのキャスト総入れ替えを行い、ジョン・グッドマン降板スピルバーグ監督までいるのに何故…。
こちらも第21回ゴールデンラズベリー賞で最低作品賞など4部門にノミネートされた。

ゲームも任天堂のファミコン、スーパーファミコン等から発売されている。
前者は何故か海賊版が出たこともあるが…。
原始の変態


MUGENにおけるフレッド・フリントストーン

ホーマー・シンプソンビッグチキン等、カートゥーンキャラに定評あるWarner氏によるものが公開中。
ディスプレイネームはスペイン語の「pedro」となっている。
現在は氏のGoogleドライブにて公開されている他、旧バージョンも「Infinity Mugen Team」で代理公開されている。
現行版はボイスが多数追加されている他、各種技性能も旧バージョンからかなり変更されているのが特徴。
ストライカーとしてペットのイグアノドンを呼び出したり、棍棒を振り回したりする他、何故か昇龍拳竜巻旋風脚まで習得している。
なお、Warner氏製キャラのフェイタリティにも対応しており、グリフィン氏超必殺技を食らうと首がすっ飛んだりするので苦手な人は要注意。
AIは未搭載だが、BobaFett氏によるAIが本体同梱で某所にて公開中。こちらは英語の「Fred」となっている。
今後の出番に期待したい。
現行バージョン紹介動画
公開先へはこちらの動画から

この他、MUGENJF氏(Mugen Toons氏)による手描きステージ「Bedrock」も存在し、
現在はWlanmaniaX氏によって代理公開されている。

出場大会



最終更新:2024年04月13日 00:46