「──誠に、在り続けるということは、戦いなのだと判断できます」
川上稔のライトノベル『終わりのクロニクル』シリーズに登場するキャラクター。
赤毛のショートカットに泣きぼくろが特徴的な、
オートマタのメイドさんである。
『
ドラゴンボール』の人造人間8号(ハッチャン)とは関係ない。
かつて存在した
10の異世界の一つ、3rd-G(サードギア)出身の自動人形。
現在は日本のUCAT神田研究所で自動人形たちのまとめ役をしている。
3rd-Gは
ギリシア神話の原型となった世界であり、金属に命を与え、重力制御に優れた技術を有していた。
作中に登場する武神(
巨大ロボット)や八号のような自動人形の技術も元を辿れば3rd-Gの技術である。
見た目どおり、身の回りの世話をすることを目的として設計された自動人形だが、重力制御を含めた戦闘機能も有しており
冷静な判断力と重力制御によって操る複数の拳銃で多数の自動人形相手に互角の勝負をする事もできる。
作中では、当初主人公たちと対立するものの、それ以降は日本UCAT会長の大城・一夫専属の世話役として抜擢された。
主人公である
佐山・御言を密かに主として設定しているが、当の佐山は新庄・運切一筋なので表立ってそれを伝えることはない。
……何かにつけ専門用語が多いため、出来れば原作を読んでみることをお勧めする。
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ただし…… |
この『終わりのクロニクル』シリーズという本は、一言で言えば ブ厚いことで有名。
2年半の間に全14巻を出したが(これだけでも十分ハイペース)、平均ページ数は 500ページを越えている。 ( 普通の電撃文庫で300ページ程度)
おまけに電撃文庫最厚記録を 6回更新し、最終巻は 1089ページ。
(ちなみに現在の記録は同作者の次作『 境界線上のホライゾン』II下巻の1158ページ)
もはや携帯できる鈍器である。
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大城・一夫とは… |
役職はIAI局長兼日本UCAT全部長。要は大企業とその裏組織の両方で偉い人である。
通称、 「全世界の恥部」。
仲間や息子も省みず殲滅戦を支持した冷徹な人物だったのも今は昔……。
老いた今では18禁ゲームをHDD内に 120G程溜め込み、全て実名プレイでオールコンプリートという酷い有様(後に製作サイドにも立つ)であり、
他の主な趣味としては美少女フィギュアの製作、美少女の写真撮影(後に 動画にも目覚めてしまう)という 変態。
大城全部長と言えば全世界の恥部であり、全世界の恥部と言えば大城全部長、
というのが 作品世界全ての登場人物の共通認識と言っても間違いではないだろう。
ちなみにこの作品、他にも眼の覚めるような変態が数多く登場するのだが、なぜ大城全部長だけがこんな扱いなのかは謎である。
……本人のキャラによるところが大きいかもしれない。
なお、本人の名誉の為に補足すると各国UCAT間の権力抗争の矢面に立ったりと主人公達が活動できるように影で活躍している。
「あ、痛っ、さっきから痛いなぁ八号君! わしが何かしたかなぁ一体!」
「Tes.、──生きております」
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MUGENにおける八号
リアス式海岸氏による物が存在している。
翡翠のスプライトをベースに改変した模様。
「ブレイブルーのν‐13を弱体化させたもの」がコンセプトだそうで、
遠距離から間合いを詰めつつ戦っていくタイプだが、全体的な間合いは短め。
重力操作で銃を設置して遠距離攻撃する技もあるが、隙が大きいため追撃用になる。
3ゲージ使用技の「一斉掃射」は一撃必殺技になっているが、ライフが30%を切っていないと使えない。
また、12Pだと常に大城・一夫全部長が登場する「全部長と一緒モード」となり、自分で攻撃してくれる。
八号と重なると勝手に転んで当たり判定付きの攻撃となる。今後、技を追加で搭載していく予定だとか。
2011年の更新でAIが搭載された。
他、ホルン氏による外部AIも存在する。
出場大会
最終更新:2018年11月27日 00:46