蛭湖

安西信行氏の漫画『烈火の炎』の登場人物。
森光蘭率いる裏麗(うらうるは)の幹部・死四天の一人。ゲーム版のCVは千葉進歩氏。

敵の組織「裏麗」の幹部「裏麗四死天」の一員として登場。
キザな所はあるが義に篤く、交わした約束は必ず守る。
特殊な血液を生成する心臓のような魔導具「血種」の使い手。
その戦闘力の高さと能力によるタフネスから「不死身の蛭湖」の異名を持つ。
血種により血の全ての作用(循環、凝固etc)を自由に操り攻撃するが、
使いすぎると貧血になる(そのため、土門戦では輸血用血液を用意していた)。
凝固させた血の塊を投げて鋼鉄の壁を打ち抜くほどの膂力と、
土門に「水鏡級」と評されるほどのスピードを誇る。

性格は、裏麗四死天の中では一番まとも。
もっとも、比較対象が「自暴自棄なコンプレックスの塊」「度を超えた戦闘狂」「自己同一障害」、
と散々な面子なので、あまり威張れた物ではないが。

作中の初戦は火影の花菱烈火、及び小金井薫と水鏡凍季也の三人を相手に戦う。
この時は押し切られて引き下がるものの、もともとの目的は単なる時間稼ぎであり、
同じ四死天の葵より任された十分間を守りきった。
二戦目では自身の本拠地で水鏡凍季也と一対一で戦うが、これは実質引き分けに終わっている。
その後の三戦目では石島土門との死闘の末に敗北する。
それまでは戦闘のプロフェッショナルとして冷徹に戦闘に徹してきたが、
土門との戦いで戦士として忘れていたものを思い出し、考えを改める。
元々森の非道なやり方には反感を持っていたらしく、最後の戦いでは火影の援軍として参戦。
天堂地獄を相手に烈火から任された五分間を戦い抜いた。
デザイン原案は安西信行氏の友人である氏で、
安西氏が個人で出版した同人誌「FRAME OF RECCA 0」に、
そのデザインラフ及びゲストイラストが掲載されている。

(以上、wikipediaより一部抜粋、改稿)

いい年して長袖白衣に半ズボンというファッショナブルな人。
真面目で義に厚い一方、目的意識が薄い仕事人間。終盤で戦った土門からは「動機が薄っぺらい」と言われてしまった。
使用魔導具は身体に装着することで血液と血液作用を自在に操る第二の心臓「血種」。
あまり使いすぎると貧血になるため、戦闘時は輸血パックを用意している。また、O型の相手からなら直接補給することも可能。

『烈火の炎~THE GAME~』では中盤の分岐ルートで門都と択一で現れる敵で隠しキャラ
まっすぐと斜めに同時に飛ばす飛び道具が強い。
飛び道具である「血塊弾」は空中で出せたり連射できたりと弾幕を張れる性能。
特に「血塊球」は判定が大きいので、空中に飛んでいる相手はまず避けられない。
「血固め」は相手の動きを一定時間止める飛び道具だが、空中専用な上に射程が短く、
技を出すと後退するため、使いづらい。そうでもしないと永久が出来てしまうからだが。
なお、原作では血液型が同じ人間からのみ吸血できる設定だったが、ゲーム版ではお構いなしにHPを吸収できる。


MUGENにおける蛭湖

『烈火の炎~THE GAME~』仕様+αのものをSIM氏が製作していたが、現在は氏のサイト消滅により入手不可。
完成度は78%とのことで、まだ技を追加する予定があったようだ。

サイズはかなり小さめだが、「ブラッディカッター」の間合いが長く、隙も少ないため中距離で立ち回れる。
飛び道具の「血塊弾」も使いやすく、だいたいどの距離でも戦っていけるだろう。
超必殺技の「特大血塊球」は攻撃範囲が広く、火力も高いが、隙が大きいのが欠点である。

出場大会



最終更新:2019年01月19日 21:03
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