タイガー(形意拳)



「俺らはみんな罪人だ、主の前で懺悔しな、
    主を信じるものは長生きできるぜ。」

名前:虎克
流派:虎形拳
年齢:27歳
性格:知勇に優れるが、少しばかり女性に対し軽薄である
趣味:中国のおかず、風景
家族:養父

台湾のゲームメーカーIGSの対戦格闘ゲーム『形意拳』のキャラクター。英字表記は「TIGER」。

渋い風貌とチョッキ姿が特徴の白人のクリスチャン。
幼少時アメリカで宣教師の養子となるが、中国に渡り伝教をしている最中イギリス・フランス連合軍の攻撃に巻き込まれ、
宣教師は消息不明となってしまう。
タイガーは形意門の掌門に助けられ九死に一生を得た後掌門派に師事し、虎拳の免許皆伝を受ける。
そして彼は養父を探す為に中国各地を旅するのであった。
そんな中、各地で白蓮教により他の宣教師が迫害されるのを見かけ、義憤を募らせる。
自身の掌門派までもが迫害を受けていることを知った彼は、急いで広州へと引き返すのであった。

巨漢キャラのモンクほどではないが、中々の体躯の持ち主。
それに見合わぬスピードと虎のごとき鋭い爪を武器とする。
タイガーというと帝王のイメージが強いが、どちらかと言えば性能はウルヴァリン、あるいはそのライバルに近い。
ロボットサーヴァント?そこまでは知らん。

また、上記の通りまともなキリシタン(と言うか、異教徒設定のキャラ)である。
日本のゲーム界ではまずお目にかかれない。*1
いや、だってこの人はオロチの力受け継いでいるしこの人は邪神と契約しちゃってるし、
この人この人この人この人らは存在が異端だし、
この人はなんか教団の黒いとこ凝縮した感じだし、こいつにいたっては布教する気があるのかすら疑わしいし…。
いや、まああんまりネタにしたら怖いけどね、キリスト教ってのは。

なお、どういうわけかパーフェクト時の勝利ポーズシャツを破って脱ぐなんなんだこの宣教師
あとなんで金髪なのに黒眉なのとか言わないように。こまけぇことはいいんだよ!

本名は英語圏の苗字Hookeの中国語表記と思われる。
中国語ではイギリスの学者ロバート・フックも「虎克」と呼ばれている。


MUGENにおけるタイガー

ゴーストキックと同様、Dick Buckus氏が製作したものが存在している。
原作再現ではなく、所謂アレンジ仕様。
原作の4ボタンではなく弱中強PKの6ボタン操作となっており、立ち技同士、しゃがみ技同士限定でチェーンコンボが可能になっている他、
前後緊急回避やセービングアタックなどの特殊動作が追加されている。

アグレッシヴで中々強いAIがデフォルトで搭載されている他、斑鳩氏による外部AIも公開中。
技が豪快でかっこよく、ルックスも割といいのもあって中々見栄えが良い。

この他に、ガワ替えキャラとしてマーベルコミックのヒーロー「ホワイトタイガー」が存在する。



主イエスに懺悔しな!」

出場大会

出演ストーリー



*1
…え?「じゃあ、海外だとどうなのよ?」だって?
例えばナイトクロウラーは見た目こそアレだが、敬虔なキリスト教徒だったりする。
このように、日本と比べると真面目に取り上げられているようだ。
まあ、「神父が黒幕でした」な作品は国内外問わずあるのだが。


最終更新:2023年03月28日 20:49