スコーピオン(形意拳)



「はっ!口程にもなかったな!」

名前:白少廷
流派:蠍子拳
年齢:21歳
性格:自己中心的、冷酷、女好き
趣味:女好き(蛇拳を除く)
家族:両親

台湾のゲームメーカーIGSの対戦格闘ゲーム『形意拳』のキャラクター。英字表記は「SCORPION」。
忍者でもアメコミでもレスラーでもない。

黒い長髪と紫のスーツが特徴である、薔薇の花を片手に携えたキザな青年。
金持ちの一人息子であり、そのせいか性格はやや自己中心的である。
無類の女好きであり、作中でも女性キャラのクレーンサオジンに(一方的に)アタックをかけては嫌がられている。
幼馴染で許婚でもあるレッドスネークは唯一頭の上がらない相手であり、彼女から逃げるために各地を転々としている。
エンディングでは美女を両手にウハウハ気分でいた所を彼女に見付けられ折檻されている。
しかし別にモテないというわけではなく、
故郷では名を知らぬ者はいないほどのプレイボーイであり、現在もその名は衰えていることは無い様である。
ゴーストキックとは世界最高峰の脚技使い「神の脚」の座を懸けたライバル関係にある。

     
海外製のゲームを日本に持ってくると言語翻訳のミスが生じる事は多々あるが、
この『形意拳』も例外ではなく、この人もなんか微妙に日本語がおかしい
しかしそれ以上におかしいのはドット絵である。
冒頭プロフィール下のニュートラルポーズや上記のしゃがみポーズ、これが蠍子拳(サソリ拳)の構えである。
一見して美形なキャラが何の脈絡もなくこんなポーズを取ってるだけでも十分おかしいのだが、
レバーを左右に入れるとこのポーズで這いつくばっていくのである(上記左のgif画像参照)。
しゃがみポーズの画像の姿勢で前後に動くので一見「特殊動作のしゃがみ移動なのか?」と思ってしまうほどだが、
れっきとした通常移動モーション「き…気持ちわるー!!(ガビーン」と声を上げてしまうこと必至。つーかこっちくんな。
普通にしていれば(多少濃いが)カッコいい方なのに対戦中の所作一つでそれを台無しにしている…という点では
ある意味げんじんしん様の先駆者であったといえるかもしれない。
とはいえ、一旦攻撃に移るとアクロバティックで実に華麗な動きを見せてくれる。この辺はさすが形意拳と言った所だろうか。
そんなこんなで一定の人気は得ているようで、某漫画のファンの投稿ネタに引っ掛けて「スコ様」と呼ばれたりとか呼ばれないとか。

+ モデル?
恐らく1989年の映画『スコーピオン・ファイター』に登場する、ウォンジン演じる悪役の「サニー」がモデルと思われる。

髪型、ポーズ、モーション、どれを取ってもスコーピオンです、本当にありがとうございました。
なお、蠍子拳は実在する拳法である。中国4000年の歴史をナメたらダメと言うことだろうか……。
「五毒拳」の一つでもあるが、『形意拳』にはムカデ拳、ヤモリ拳、ガマ拳の使い手は登場しない。

功夫映画ネタが多数盛り込まれた特撮作品『獣拳戦隊ゲキレンジャー』にもサソリモチーフの怪人が登場。
「戦慄の踊り子」の異名を持ち、その流れるような攻撃はスコーピオンにも通ずる…と思う。
同作にはムカデ拳、ヘビ拳、ヤモリ拳、ガマ拳の使い手も登場し、その5人で「五毒拳」を名乗っている。

2011年放送の特撮テレビドラマ『仮面ライダーフォーゼ』のサソリモチーフの女性幹部(ただし変身後の声は竹本英史氏)もこれをやっている。

地味にではあるが、蠍子拳の知名度は上昇しているようだ。
いつかメジャー拳法になる可能性が微粒子レベルで存在している……?

ゲーム中では長い手足を使った変則的な高速打撃を武器とし、攻撃、移動共に同作トップクラスのスピードを誇る。
攻撃力はあまり高くなく、遠距離戦はあまり得意ではないが、中段・下段両方の技を豊富に持っており
しかもそれらをキャンセル(派生)で連携させることができるので、接近しての攻撃能力は中々のもの。
中距離では隙の小さい空中二段蹴り「天刀旋風腿」で牽制しつつ姿勢の低い前後移動で隙を窺い、
首尾よく接近したならガードを激しく揺さぶれる連携によるガード崩しと、弱攻撃から(必殺技までお手軽に繋がるコンボ狙いで一気に削っていく。
移動の姿勢が低いのを利用して相手のジャンプをくぐり、背後からコンボを狙いにいくのも強い。


MUGENにおける白少廷

+ Lord Skiff氏製作
  • Lord Skiff氏製作
一通りの必殺技超必殺技は完備されており問題なく使用可能なものの、分身攻撃などの「形意拳」固有のシステムは実装されておらず、
素材が揃えられていないのか、一部必殺技の追加入力がないなどやや体験版的な内容。
また超必殺技「天蠍狂刃斬」がオリジナルの非ロック乱舞技に差し替えられている。
ゲージも3本しかない(原作では9本溜まる)。
その代わりコンビネーションに原作になかったルートが多数追加され、全体的に必殺技の隙が少なく調整されていたり
ダウン追撃判定が追加されていたりして、これはこれで中々爽快なアレンジである。
攻め攻めな感じのAIもデフォルトで搭載されている。
ちなみに、アケ版と同様のEDも付属(但し字幕は英語)。

+ 日本破壊結社NHK氏製作
  • 日本破壊結社NHK氏製作
フリーティケットシアター終了によるリンク切れで長らく入手不可であったが、現在はMouser氏によって代理公開されている。
こちらのスコーピオンは上記の分身攻撃の他、リープアタックや後転奇襲、崩し投げ、ダウン追い討ち、移動起き上がりなどといった、
原作の特殊システムをすべて搭載、必殺技、超必殺技も追加入力も含めて完備されており、流石の完成度。
一度見たら忘れられない独特過ぎる挙動の数々を余す所なく楽しめる。
デフォルトのAIは存在しないが、5%オフ氏による外部AIが公開された。


「俺が男の中の男だと分かったか!」

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最終更新:2022年04月12日 11:46