モンク


「ふん!自ら侮辱を取ったか。」

名前:釋武真
流派:羅漢拳
年齢:42歳
性格:悪を仇の如く憎む
趣味:武術バカ
家族:両親(他界)、弟

台湾のゲームメーカーIGSの対戦格闘ゲーム『形意拳』のキャラクター。
英字表記は「MONK」。アナウンスでは「SHAOLIN MONK」と呼ばれる。

英語の「モンク」とは「修道士」を意味するが、
ゲーム業界の「モンク」は「(カンフー映画に登場する)少林寺の修行僧(僧兵)をイメージした格闘家」であり、
前述の「SHAOLIN MONK」も「少林寺のモンク」と言う意味である(「少林」の中国語読みが「シャオリン」)。

豪傑で武術の鍛錬に全てを懸ける修行
幼い頃から頭も良く聡明であったが、武術をこよなく愛す性格故に喧嘩ばかりしていたという。
両親の他界した後は家財一式を売却し、それを弟に与え自分は正式に武術の師範に弟子入りする。
22歳の時、形意門の達人の立ち合いに惨敗したことで、剃髪して出家、少林寺の修行僧となる。
20年間もの苦行の末に再び達人に会いに行くものの、彼はすでに高齢により闘いから遠ざかってしまっていた。
こうして彼は自らの汚名返上の為に国中の達人を倒す旅に出るのであった。

同作随一の巨体を誇るキャラクター。その巨体から繰り出される圧倒的なパワーとリーチで相手をねじ伏せる。
近距離一辺倒ではなく、地面をぶん殴って地震を起こす(全地上判定ではなく、ボタン強弱に応じた距離に攻撃判定が発生する仕様)「山河動」や、
印を結んで上空から(お供え物を入れる青銅器)を落とす「千斤鼎」といった遠距離を攻撃する技を持つので、距離を問わず戦えるのも強み。
前者は発生が速いのでコンボに組み込むことができ、後者はやや発生が遅いものの、中段判定かつダウン追い討ちにも使え、
さらに印さえ結び終えていれば攻撃を喰らっても中断されない、と中々使い勝手が良い。強化版と言うべき超必殺技「千鼎落」もほぼ同様の性能である。
反面巨漢キャラの宿命か、移動速度は鈍重で喰らい判定も大きいという欠点を抱えている。

ちなみに「形意拳」は割と登場人物同士の人間関係が多い作品であるのだが、モンクだけは本作の中で唯一他のキャラとの関わりが殆ど無い


MUGENにおけるモンク

2種類確認されているが、いずれも原作再現ではないアレンジ仕様。
割と昔からMUGEN入りしていたもののあまり出番はなかったが、昨今の『形意拳』キャラ増加により徐々に知名度は上がってきている…かも?

+ MADRE氏製作
  • MADRE氏製作
必殺技は一通り搭載されているが、EX技が存在する他、「千斤鼎」及び「千鼎落」はヒット時も相手がダウンせず、
「山河動」は岩盤をぶち割って周囲に攻撃判定を発生させる仕様に変更されている。
超必殺技は乱舞技の「金剛印」が削除され、代わりにオリジナルの乱舞技と投げ技が追加。
分身攻撃も実装されてはいるものの、前方へ走って行くタイプのものは異様に速度が速く、かつ相手を貫通するため3~4ヒット程しかしない。
…実は画面上に出せる数に制限が無かったりするのだが、持続時間や0.5ゲージ消費する関係上、精々3体程度が限界である。
以上の様に原作とは結構差異があるものの、これはこれで中々のパワーファイターに仕上がっていると言えよう。
AIもデフォルトで搭載されている。
また、アーケード版のED(字幕は英語)が付属している他、何気に凍結やられにも対応してたりする。

Lord Skiff氏のサイトにて代理公開されている他、下記の動画からもDL可能。
紹介動画

+ Duracelleur氏製作 To Six仕様
  • Duracelleur氏製作 To Six仕様
上記のモンクを改変したもので、何故かサイズが若干大きくなっている。
「To Six」という、Duracelleur氏が製作しているMVC風改変シリーズの1体である。
6ボタン操作でエフェクトはMVC準拠となっており、もちろんエリアルコンボも完備。超必発動時にはカットインも挿入されるようになった。
ガタイの大きさや豪快な動きはまさに中華ハルクといった感じだ。
なお、EX技が削除されていたり、相手を浮かせる必殺技の「覇王開路」がエリアル始動の通常技に格下げされていたりと、
改変元からの変更点も結構多いのだが、コマンド表や解説の類は一切付属していないため注意。
一番変化しているのは分身攻撃で、コマンドが簡略化(AX or YB同時押し)されて出しやすくなり、なんと ノーゲージでも使用可能 に。
…一応消費自体はするのだが、設定ミスなのかゲージ残量に関係なく繰り出せてしまうのである。そして、画面内に出せる数の制限も無い。
という訳で、「自身と同じ姿の飛び道具を連発して相手をハメ殺す」という人間弾幕(自分一人)が可能。ジェネラルか貴様は。

デフォルトAIは未搭載だが、ホルン氏の外部AIが2019年4月24日より公開されている。
恒例のコンボや立ち回りレベルなどに加え、タッグ戦で砲台化するかどうかを設定可能。
各種レベルを高くすると、人間弾幕はやるわ永久コンボはやるわととんでもない事態に。
ちなみに改変パッチも兼ねており、導入すると、サイズがですからー氏や日本破壊結社NHK氏の『形意拳』キャラと同程度に収まる。


「虎の頭の毛を抜くような真似は、やめたほうがいいぜ。」

出場大会



最終更新:2021年03月17日 18:50