プチラヴォス

旧スクウェア(現スクウェア・エニックス)から発売されたSFCのRPG『クロノ・トリガー』のラスボスラヴォスの子供。
死の山で3体と戦う他、実質的なラストダンジョンである黒の夢では更に強力になった「プチラヴォスR」と戦う事になる
(ラヴォスについての詳細は上記のリンクを参照)。


原作での性能

まだ成体になっていないため、プチラヴォスはラヴォスほどの能力は無い。
使える能力としては「天からふりそそぐものが世界をほろぼす」の弱体化版とも言える、
パーティ全体攻撃の「プチラヴォスニードル」と魔法らしき攻撃を行う他、
混乱効果のある「乱れ吹雪」や眠り効果のある吐息を吐く事ができる。
なお、小さいからなのかまだ柔らかいのかは不明だが、弱点となる頭だけでなく外殻にも攻撃可能で、
僅かながらダメージも与えられるが、普通に頭を倒した方が早い(頭を倒せば外殻は自滅する)上に、
外殻を攻撃するとプチラヴォスニードルが反撃で飛んでくるため、メリットは全く無い*1
というか初期のカーソルは頭ではなく外殻となっているため、
適当に「たたかう」連打などしようものなら頭が弱点という事に気付かず、反撃を喰らいまくるであろう。
ラスボスのアレと合わせて考えると、ラヴォスは相手を騙す戦法を好んでいるのかもしれない。
ちなみに強引に外殻を壊すと頭部だけが残り、面白い事になる

その検証結果がこちら。頭部だけで活動する姿は正にシュール


MUGENにおけるプチラヴォス

アフロン氏が原作のドットを用いて製作したものが存在する。
搭載されている技は通常版とRが使うものを合わせたもの。
外殻を攻撃した時の反撃までも再現されており、本体となる頭部を攻撃しないとダメージを与えた事にならない。
凶悪な性能を持つ上に非常に厄介なAI殺しなので、対戦する(させる)際には気を付けよう。
AGGLI氏によって外部AIが公開されている。
参考動画
カンフーマンでもギリギリ倒せるようだ(~3:40より)

+ 技解説(及び、戦う際の対処法)
顔が開いたら直後に攻撃が飛ぶものとして注意する事。
回避が間に合わない事が多いので、下手に避けるよりはガードで凌いで、攻撃の合間に頭部へ攻撃した方がよいだろう。
  • スプレッドボム
    • 前方に爆発が発生する。発生が早い。
  • ウォーターライズ
    • 相手の足下から水が吹き上がる。かなり発生が早いので、余程素早いキャラでなければ回避は困難。
  • ラヴォスの吐息
    • 相手に向かって吐息を飛ばす。当たると少しの間操作不能になり、危険。
  • ダークボム
    • 一定範囲がドーム状の黒い空間に覆われ、それが消える際に攻撃判定が発生する。
      少々厄介だが、プチラヴォスの攻撃の中では対処しやすい部類の技。
  • 破壊空間
    • 全画面判定の攻撃で、ガード以外に対処法は無い。
      幸いにも攻撃判定の発生が非常に遅く、削りダメージも小さい。
  • プチラヴォスニードル 乱れ撃ち
    • 殻からニードルが飛び出し、しばらくしてから2発落下してくる。
      画面に出てくるまで相手を追尾するので、落下音が終わってから回避行動をとると良い。
      ただし、2発の内1発だけ少し離れた場所に落ちるので注意。
  • カラが反撃 プチラヴォスニードル
    • 前述の通り、殻を攻撃すると自動的に(プレイヤー操作だろうと)繰り出される反撃。
      乱れ撃ちと違い、2発とも相手を狙って落ちる上に、こちらの針はガード不能。

出場大会



*1
ちなみに、強化版のプチラヴォスRは頭と殻がそれぞれ強力なレア防具を隠し持っており、
エイラの特技「色仕掛け」で盗めるが、殻に対しては盗みの成否に拘らず攻撃時と同様の反撃を喰らってしまう。
なお、こちらの反撃はプチラヴォスのものと違って単体攻撃だが、代わりに威力が非常に高い。


最終更新:2021年02月18日 17:41