ドラム缶

ドラム缶(steel drum)とは200リットル以上の大型の金属製の缶のこと。
ガソリン、灯油のような燃料油や塗料、溶剤、化学薬品、医薬原料などの工業材料とその製品といった液体を入れて運搬・貯蔵に用いられる。

「…押してもいいんだぜ!懐かしいドラム缶をよ!」



データイースト(通称デコ)製作のRPG『METAL MAX』シリーズに登場するオブジェクト。
寸胴な体型を指す俗語でもあるが、ここでは省かせて頂く。
主人公であるハンター、連れのメカニック、ソルジャー、ポチ)、そして戦車に次ぐ代表キャラクター。 ……キャラクター?
バーのテーブル、ダンジョンの障害物、通路や梯子を塞ぐギミック等その用途は広く、あちこちで見かけられる。
特に『METAL MAX 2』では罠に掛かった主人公達が刑務所に収監されてしまい、そこでやらされる作業というのが、
庭の端から端までドラム缶を押して往復する 」というよく分からないものである。
そのあまりにも無意味で無価値で非生産的な行為に「自分はドラム缶を押すために生まれてきたのかもしれない」と
変な悟りを開いてしまったキャラ も居る程。
普通の生活に満足出来なくなった者は、解放後にもわざわざドラム缶を押しにやってくるとか。

データイースト亡き後に発売された、事実上の続編作品『メタルサーガ ~砂塵の鎖~』にも登場。
今回は強制的にやらされる作業ではないが、押さずにはいられない何か妙な魅力があり、
エンディングでドラム缶を押した距離が表示されたりもする。

日λ...

+わすれえぬドラムかん(ネタバレ注意)
ただ押して動かすだけならまだいいのだが、初日は1往復、次の日は2往復…と日が経つにつれ
往復の回数がに増えていき、ループしているのではないか、延々と増え続けるのではないかという
焦りがプレイヤーの不安を煽る。
しかしここで居た堪れなくなって看守にケンカを売っても、戦闘ですぐに全員マヒさせられまず倒すことは不可能
更にこの刑務所までの道程が長く、敵も強く、しかし脱出するまではセーブも出来ないという
止めるに止められない 」という数多くの不可抗力が成立している。
行動を誤るとドラム缶押しは 最初からやり直し という、多重の罠による強烈なインパクトまで持つ。
これらの絶望感からプレイヤーの記憶には(時にトラウマとして)色濃く刻まれている。
ドラム缶は、その象徴なのである。

+更に付け加えると
実は、この刑務所からもう少しだけ先に進むとまともな街がある
苦しい旅の最中に目の前のエサにつられ、まんまとブービートラップに引っ掛かってしまったことを、
脱出後のプレイヤーはもう一度悔やむことになるのだ。
このドラム缶押しを含む刑務所でのイベントをクリアした後に可能になる事は、
8番目の戦車を作れる場所へ行きやすくなる程度(クリアしなくても行けるルートがある)。
他はこの刑務所の近くを通りかかっても砲撃されなくなるくらいである。

+『METAL MAX 3』『METAL MAX 2:ReLOADED』でのドラム缶
十余年の時を越えて別企業での展開となった『METAL MAX 3』でも各所で障害物やら水路の橋やらで使われている他、
記憶喪失の主人公が仮に名乗る事になる名前が「 ドラムカン・スミス 」 「 ドラムカン・ジョーンズ
ドラムカン・ジューロ 」の三択だったり、メインヒロインが追っ手から身を隠す際に名乗る偽名が「 ドラム子 」だったり、
ヒロインの家にインテリアを送れるインテリアショップの商品に「 黄金のドラム缶 」( 300,000G )があったりと、
ドラム缶ファン納得の出来となっている。
『METAL MAX 2:ReLOADED』はこの記事内で取り上げられている2のリメイク作であり、当然の事ながら上記の刑務所が登場する。
その際、最近のゲームの親切&快適仕様の流れを受けて、イベントの軽減があるのではという 懸念 希望があったが
そんな事は全くなかった。
成分無調整もいいところだよ!それどころかうろ覚えな過去の記憶で行動するほど、
ブービートラップに引っかかりやすくなるという罠から経験者の方が危ないとさえ言われる状態に…。
ただ、ドラム缶を押すスピードが速くなってたり、一連のイベント攻略後の街では
特殊な戦車をレンタルあるいは購入できるようになっていたりと
しっかり見返りとして帰ってくるようになっている。
なお、それ以外にもこの作品には「 金食い虫 」というペットがいるのだが、
成長させると一定確率でマップ上での姿がドラム缶になる。
全く説明がないので、初見では全員がバグかと勘違いするほどの現象だが そんなことは全くなかった。
公式である。(ちなみにドラム缶以外にもタンス等の家具になることもある。)
戦闘シーンでは金食い虫としての姿を現すのだが。

余談であるがこの『METAL MAX』は初代のキャッチコピーに「竜退治はもう飽きた」という
RPGへのアンチテーゼをぶち込むという中々度胸のある事をしていた。
当時は物語重視のRPGが流行となっていた時期であり、その流れに対抗するものを目指したせいもあるのだが。
ちょっと毛色の違うRPGをしてみたいという人は、一度プレイしてみてはいかがだろうか。


MUGENにおけるドラム缶

『METAL MAX』シリーズのドラム缶が流れ者氏によって公開された。
直接攻撃したりすることはできず、ただ左右に押せるだけである。
ステージ内を押して往復すれば倒すことができるが、ラウンドが進むほど倒すのにかかる往復数が増える。
所謂ボーナスゲームのようなものだが、特にスコアなどの記録的要素は存在しない。
しかし、それが「原作再現」なのだそうだ。確かに正しいっちゃ正しいのだが……なんだかなぁ……

キャラクターとしてのドラム缶以外には、ジャギ設置するのが一番有名か。
最近ではジャギった妹がこれでもかというほど投げつけてくることがあるようだ。
その他、一部のステージで背景や前景などにおかれていることもある。
ファイナルファイト』シリーズのステージがその代表であろう。

出場大会

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