メガロ


1973年公開の東宝映画『ゴジラ対メガロ』に登場した怪獣
別名「昆虫怪獣」または「守護神」。身長55m・体重4万t。カブトムシの姿をした海底王国シートピアの守護神。
背中の翅でマッハ3のスピードで空を飛行する。
角からは怪光線を発射し、また両腕を合体させ、万能ドリルにして地中を自在に移動する。
そして口から吐き出す地熱ナパーム弾によってあらゆるものを焼き尽くす。

また、1997年10月から1998年9月にテレビ東京系で放映された『ゴジラアイランド』にも登場。
この時はX星人に操られる怪獣として登場し、主にデストロイアと競演する事が多かった。

+『ゴジラ対メガロ』本編あらすじ
196X年、アリューシャン諸島のアスカ島にて行われた国際核実験によって平和を脅かされた海底王国シートピアは、
王国の守護神メガロを地上に放ち、報復を企てる。
若き青年科学者、伊吹吾郎の製作したロボット、ジェットジャガーを強奪しメガロを都市へと誘導させ、破壊活動を促す。
しかし伊吹達はジェットジャガーを奪い返し、怪獣島のゴジラに助けを呼びに行かせた。

ゴジラは即刻メガロに勝負を挑むべく日本に向かう。
そして一足早く戻り、メガロを目の前にしたジェットジャガーは自らの体を巨大化させ、敢然メガロに立ち向かう。
ジェットジャガーはメガロを相手に互角以上の死闘を繰り広げるが、シートピア王国がM宇宙ハンター星雲に救援を頼み
(何故海底王国が異星人と友好関係にあるのだろうか)
駆けつけたガイガンがメガロに助太刀し、形勢不利となってしまう。そこへ到着したゴジラが参戦し、そのままタッグマッチとなる。
ゴジラとジェットジャガーは、メガロとガイガンの圧倒的な火力に押されつつも、絶妙のコンビネーションで反撃に投じ、
遂に敵わぬとみたガイガンは宇宙へ、メガロは地底のシートピアへと退散して行った。

ちなみにこの『ゴジラ対メガロ』、僅か2週間という超速スケジュールで撮影終了している。
そのせいもあってか映画の内容も突っ込みどころ満載といえるものになっており、ゴジラファンの間ではイマイチと評されることが多い。
ぶっちゃけると駄作扱いにされたり無かったことにされたり
一応フォローを入れるなら、ダムを破壊するシーン自体はは見ごたえがあるものになっているのだが…
+メガロ自身の評判に関するあれこれ
ついでにいうと、メガロ自体も劇中では…
  • バッタのように跳ねながら移動、これが非常にシュールな画
  • 自分が壊したダムから溢れ出た水に押し流される
  • 巨大化したジェットジャガーをみて呆然とする
  • ジャガーの救援に駆け付けたゴジラにほぼ一方的にボコボコにされる
  • ナパームの炎でゴジラとジャガーの逃げ道を塞いだ際尻を叩くような動作で挑発する
と、このように色々と愉快なことになってしまっている。

昆虫ブームを取り入れたカブトムシの頭とセミの体、両手がドリルという造詣こそ子供達のハートを掴みそうなメガロだったが
これらの点から新怪獣の癖にどうもパッとしないという印象を持たれたようであり、
これまでの敵怪獣に比べると人気を得ているとは言い難いものだった。
結局メガロはその後上記の『ゴジラアイランド』を除き映像作品に登場することはなかった。
タッグを組んだガイガンは昭和シリーズの敵怪獣の中でも屈指の支持を得たうえ、平成シリーズでも復活したのに…。

しかし、ゲーム作品ではこれらの不遇っぷりが嘘のようにメガロが目立っていることが多い。
『ゴジラ 怪獣大決戦』では容量の都合で前作的位置づけの『爆闘烈伝』からリストラされた怪獣が多く、
この中にはラドンバトラといった人気怪獣も存在した。
だがそれらより人気で劣るはずのメガロはなんとプレイヤーキャラとして続投。
この他アタリの『ゴジラ 怪獣大乱闘』シリーズでも皆勤しており、
特にGBA版ではゴジラ、モスラ、ラドン、キングギドラ、メカゴジラという、
東宝映画の代表的な怪獣が揃う中ガイガンを差し置いて参戦している。

昆虫を模したメガロの造詣自体はそれほど悪いものではないし、
両手がドリルという特徴は上で挙げられたようなアクションが重視されるゲームには割と栄えるのかもしれない。


ゴジラ 怪獣大決戦』での性能

発生保障のある地熱ナパームや投げ技の性能がよく、ナパームでガードを固めた相手をつかみ、
投げ技でダウンした相手にしゃがみ強攻撃やあるいはもう一度地熱ナパームを浴びせる連携が強力。
投げ技には隠し技として「スーパードロップキック」があり、相手を大きく吹き飛ばした後ダウンさせるので
タイミングを合わせればスーパードロップキック→高熱地熱ナパーム(超必)という即死級連携が可能。
ビオランテの場合は吹っ飛ばないのでスーパードロップキックからすぐに高熱地熱ナパームでもOK。
また、この技でビオランテをKOすると…?
※1:30辺りから


MUGENにおけるメガロ


ヘドラバガンを作ったこぜに氏によって『ゴジラ 怪獣大決戦』のドットを使用したメガロが製作されている。
バージョンが2種類公開されており、凶クラスの怪獣キャラとの対戦を想定したバージョンと、
他の格ゲーのキャラ達とも戦わせられるような強さの『メガロ+』がある。相手の強さに応じて使い分けるといいだろう。
他にもなだげつ氏が『メガロ+』の演出や性能を近年の格ゲー風に見栄えが良くなるように改変した『メガロA』も公開されており、bakisimu氏による外部AIも公開されている。

なおメガロAを含めたなだげつ氏のキャラは 動画使用時の禁止事項として、
『・AIのないキャラをAIのあるキャラと戦わせる、またはプレイヤー操作の対戦相手にすること(AIがないキャラを動画に使いたい場合はプレイヤー操作でお願いします)』、
『・明らかに勝ち目のない相手(狂キャラなど)の相手をさせること(ストーリー動画でその類の演出をさせる場合を除く)』
という2点を禁止する注意事項がホームページに記述されている。
メガロAにはデフォルトだとAIが入っていないので、もしメガロAを動画に使用する場合には注意する必要がある。

+対凶クラス怪獣仕様
  • 対凶クラス怪獣仕様
2010年3月16日公開。主なアクションは原作中の再現だが、性能は当時のMUGENに多かった凶ランク怪獣と互角の死闘を繰り広げられる程の強化が成されている。

上の動画では強さのランクが違うレイキュバスアントラーのどちらとも、中々いい勝負を繰り広げている。
この事からも分かるように、シラリージェロニモンキングジョーなどの強豪怪獣には分が悪いが
狂未満の強さの怪獣相手だと、割とどの怪獣が相手でも一方的にならずにバランスのとれた勝負を行ってくれることが多い。
さらにAIもデフォルトで搭載されており、ジャンプ攻撃や移動技も多用し適度に動き回ってくれるので、
画面の見栄えも中々良かったりする。
このように割と動画使用に適しているので、使ってみてはいかがだろうか。

上の動画を見ればだいたいの性能は分かるはずだが、以下に判定や性能の説明を補足しておく。
+技の補足説明

便利あるいは強力な技

  • ダブルドリル
    • 両手のドリルを回転させながら敵に突進する技。地上、空中どちらでも使用可能。
      使用中は無敵になるので、敵の必殺技の回避などにも使える。
      しかもノーゲージで移動と攻撃を同時に行えると非常に便利。
      威力は高くないが、この技を中心に戦うといいだろう。
  • 殺獣レーザー光線
    • 角からの光線で攻撃。2タイプがあり、空中でも使用できる。
  • 地熱ナパーム
    • 口から火球を吐き、地面に当たった火球の周囲に発生する火柱で攻撃する技。
      2タイプが存在するが、どちらでも特に差は無く、地上の割と広い範囲を攻撃できるので便利。
  • 高熱地熱ナパーム
    • パワーゲージが3本(3000)無いと使用できず、使用時にパワーゲージを3本消費する。
      広範囲を高威力の火柱で焼き尽くす技で、通常版より火柱が高い。
      無論威力もケタ違いで、相手のdefenceが100なら1000近いダメージを与え一撃で粉砕する。
      とはいえほとんどの怪獣は防御やライフが高めなので、一撃で死なずにバランスがとれることが多い。
      ただ、相手が素早いキャラだと回避されることもある。
      体力200以下の時は一度だけ無償で発動可能なので、この技で一発逆転することも多く、
      メガロの戦いがいい勝負になりやすい原因の一つである。

見栄えのいい技

  • ホーンアタック
    • しゃがみ状態で使用可能な、角で相手を投げ飛ばすオリジナル技。
      その動きはまさに甲虫の王様カブトムシ!
      アントラーとかに決めると楽しい技である。ムシキング的な意味で。
  • メガトンキック
    • 原作ゲームには無かったオリジナル技。空中から斜め下方向にキックを放つ。
      キングギドラの踏みつけとか流星キックライダーキックみたいなイメージ。
      使用中は自分の当たり判定が消失するので、ダブルドリル同様割と便利な技でもある。

ロマン技?

  • 地底爆撃
    • ナパーム弾を地底から相手に向けて飛ばし、爆発させるオリジナル技。
      見かけは中々面白いのだが、こちらがボタンを押したタイミングで爆発するので、
      動く相手に当てるのは至難の技で威力も低い。
      …見かけは面白いんだけどなあ。
ただしタッグでは有効な場面も多いかもしれない。

+メガロ+(一般キャラ仕様)
  • メガロ+(一般キャラ仕様)
2010年10月21日公開。『ゴジラ 怪獣大決戦』のドットを使用しているが、原作ゲームの再現ではなく、
色々なアレンジが加えられており、一般的な強さのキャラと戦わせることを目標に調整されている。
具体的には、自分に不利な原作システムであるショックゲージの削除、
エフェクトを見栄えのいい物に変更、超必殺技使用時のカットインの追加などが行われている。

またショックゲージは無くても怒号ゲージはきちんと搭載されており、
怒号ゲージが溜まると体が赤く光って超必殺技が使用可能になる。
超必の火力も普通の相手に4~5割程度のダメージと弱すぎず強すぎない威力になっている。
なお超必使用後に怒号ゲージは空になる。

紹介動画。サムネの人っぽいカラーがある以外はサムネと内容は無関係。

対凶クラス怪獣向けのメガロに比べると防御力や攻撃力が普通になり、ダブルドリルなどの無敵も無くなっているなど、
強さは普通の並~強キャラと戦えるような強さに調整されている。
技後の硬直の大きさからジャストディフェンスやブロッキングなどを持つ相手には不利だが
カプコン・SNK系列の相手とはそれなり以上に戦える。
強審査員相手にはドリルが回避されてなかなか当たらず外した隙につけ込まれたり
ジャストディフェンスからの反撃を喰らいやすいが下段判定のナパームからの崩しや
高熱地熱ナパームによる切り返しでラウンドを取れることも多く、互角~やや不利といったところ。

対怪獣戦ではガイガン、メカキングギドラ、平成メカゴジラ、muu氏改変版キングギドラなどといい勝負をしてくれる。

デフォルトAIも良く動き回り、ジャンプ攻撃などで見栄えのする立ち回りをしてくれるので動画にも適している。
また、殺獣レーザー光線、地熱ナパーム、ダブルドリル、すくい投げと遠中近あらゆる距離で適した技が揃っておりバランス良く使うのでタッグにも向いており
前衛・後衛どちらの役目もうまく果たしてくれるのでどのキャラと組んでも割といい感じのタッグになったりする。
一応、比較的前に出ることが多いため攻撃を食らいやすいが、そのおかげで怒号ゲージが溜まりやすく、
発動中完全無敵なうえに広範囲・高威力な超必、高熱地熱ナパームによる反撃は相手にとっては手痛いものである。
この一連の動作が派手に暴れまわっているようでなかなか見ごたえがある。

弱点としてはガードが比較的甘かったり、技の発生が軒並み遅く切り返しに有効な技が殆どないためガン攻めされると脆い。
高熱地熱ナパームも判定が縦方向にそれほど長くないことや攻撃判定が発生するまでに若干ラグがあるので
その間にジャンプや回避行動をされるとカス当たりになってしまったり、外してしまうこともある。
また、弾を口から出した後は完全無敵だが暗転後に一瞬だけ判定が残っており
そこに丁度相手の攻撃が重なるとダメージを受けて技が不発になってしまうため、切り返しとしてはやや不安要素が残る。
ゲージの溜まり方の関係で1試合に1~2回ほどしか撃てないのも難点。

原作同様ガイガンとタッグで使うと、前衛で暴れるメガロをガイガンが光線で援護し、
メガロが倒れた後に残った相手をガイガンが単体対象の超必でうまく仕留めるなどの連携を見せてくれる。
近接前衛型で超必が範囲攻撃のメガロとは逆に、ガイガンのタイプが後衛になりやすく超必が単体対象の投げなのでバランスもいい。
ガイガン以外にも相性のいい相方はいると思われるので、今後の活躍に期待したい。

ちなみにいずれのメガロも、 記述ミスにより一部ガード不能になっている技が存在したが、一般キャラ仕様版は2011年7月の更新で修正された。
気にする人は更新版を使おう。
+詳細や解決法など
その技とはしゃがみ攻撃全般とナパーム系の技。

例:しゃがみパンチのHitdef
[State 230, 2]
type = HitDef
trigger1 = Time = 0
attr = C, NA
animtype = Light
damage = 36,5
guardflag = C

おそらくしゃがみガード可能を意図していたと思われるが、
guardflugは「H(上段)」「M(中段)」「L(下段)」「A(空中)」以外の表記では機能しないため
実質guardflagが無効状態になってしまっているのである。
知識のある人は該当する記述で「C」となっているところを「L」になおしておくことを推奨。

ちなみに超必版ナパームはguardflagがコメントアウトされているため上記の方法だけではガード不能のままである。
これもバランスを気にするならコメントアウトを外しておいた方がいいだろう。
+メガロA(なだげつ氏改変版、一般キャラ)
  • メガロA(なだげつ氏改変版、一般キャラ)
2012年5月21日公開。こぜに氏のメガロ+をなだげつ氏が改変したもの。
一般キャラとバランスのいい戦いを繰り広げられるメガロ+の利点はそのままに、
エフェクトが派手になりカットインが追加されるなど技や演出に大きなアレンジが加えられている。
イントロもかなり派手になって効果音もパワーアップしている。
怒号ゲージも削除され、必殺技もパワーゲージ消費に変更されており、
次のラウンドでは溜まった量がリセットされてしまう怒号ゲージの欠点が無くなった。
ゲージ消費のガードキャンセル技が追加されたことで、切り返し性能も強化されている。

メガロ+でおなじみだった超必の高熱地熱ナパームは無くなり、
代わりに1ゲージ消費で巨大な火柱を噴き上げる大火力地熱ナパームが搭載された。
発動時には飛び道具無敵があり、中距離に着弾するので遠くの相手の迎撃に使おう。
接近されていると潰されやすいので注意。
他にも1ゲージ消費技としてバグ昇竜っぽくドリルで天に突っ込んでいく技もあるが、バグらないので大丈夫。

2ゲージ技の『シートピアの怒り』は実質の新超必殺技で、
相手にダブルドリルの体勢で突っ込んで行って画面端に叩き付け、
そのままフルパワーの殺獣レーザー光線を相手に叩き込む技になっている。
演出も非常に派手である。
ダメージは普通の相手に5割近くと威力も抜群だ。

なお3ゲージ技は…自爆技で味方殺しでどうみてもネタ技だが、
攻撃範囲の広さなども考えるとピンチの時にやけでぶっぱするには割と有りな技かもしれない。
どういう技なのかは自分の目で確かめて欲しい。

全体的には、対一般キャラを目指して演出も今風の派手で見栄えのすることを重視したキャラに仕上がっている。
同じ怪獣大決戦アレンジキャラとしては、FWアレンジガイガンに近いタイプのキャラと言える。
2014年4月6日にbakisimu氏によって外部AIが公開された。


出場大会

【対凶クラス怪獣仕様】
削除済み
【メガロ+】(一般キャラ仕様)

【メガロA】(なだげつ氏改変版、一般キャラ)

出演ストーリー

サザンクロス街伝 (第15話にF.O.E.として登場)
なこるる茶屋(第78話に昆虫怪獣ノコギリン役で登場)
ネクサスまてぃっく(8話に登場)
怪獣王 王座復権への道(最終話に登場)
ロボ昆【SF(すこし不思議ストーリー)】

その他

ブリジットと遊撃の旅(part481、こぜに氏製作版対凶クラス怪獣仕様)