ギース・ボヒョー・ハワード


「写真で真ん中に写ったら死ぬって言うだろ!?」

雑誌「コミックゲーメスト」の投稿四コマで、奥村春夫氏が描くネタの中に登場する架空のキャラを格闘ゲームに移植したもの。
餓狼SP』におけるギース復活劇のIF……みたいなもので、通称「墓ギース」。某有名サイトとは無関係。
短い手足が生えた墓石に大きく「ギース」の3文字が書かれているだけのシンプルなキャラクターで、
本家ギースと比べて少々さっぱりした性格をしている。
リリーにテーブルと間違われたり、ジョー東ボーナスステージの石柱と間違われて破壊されそうになったりと、
たまに酷い扱いを受けたりもする。
ビリーだけは、こんな間抜けな姿になったギースに対しても変わらず忠誠を誓っている模様
(ちなみにビリーがギースだと判断した基準は烈風拳と当て身投げのモーションを見せられたため)。

見た目の絶大なインパクトから発表当時は好評を博し、四コマの読者人気投票で1位を数回獲得した他、
コスプレされたり、フィギュアが製作されたり(ゲーメストのグッズとしてマルゲ屋で売る計画があったらしい)、
当時の同人格闘ゲーム(後述)のキャラに抜擢されたりと、出身媒体の枠を超える活躍を見せた。
現在もMMDモデルが作られるなど、そのインパクトは未だに健在のようだ。

また、漫画内での技の設定は、
  • 死風拳:当たると死ぬ
  • 霊風拳:当たるとあの世に連れて行かれる
  • 霊ジングストーム:当たると怨霊に憑かれる
  • デッドリー霊ブ:当たると呪われる
等、格闘ゲーム化するには少々極悪な技性能となっている。
コミゲ廃刊以後は、媒体を同人誌に移して活躍を続けている。最近では、妖精界から来た妖精を蝶と間違えて捕まえたり、
屋敷の地下にいつの間にやら巣食っていた猫とネズミの王国の諍いを解決したりしている様子。
2020年からは氏がツイッター開設に伴い大体週1日曜に新作を公開しているので、気になる方はどうぞ。

なお、同作者の四コマの中には、タクマが熊のスーツを被った「た熊」や、
ヴォルフガング・つるばつはまるまるむし・クラウザー火星人Mr.BIGといったキャラクター達も存在している。
彼らの勇姿は『ゲーパロ四コマコミックス』に収録されているので、興味のある方は古本屋などで探してみてはいかがだろうか。


MUGENにおけるギース・ボヒョー・ハワード

X68000用のプラグイン格闘ゲーム『SFXVI』用のキャラをアレンジ移植したものと、
無限ロダで公開されたものが存在していたが、現在はどちらも入手不可。

+ にゃん☆鬼龍氏製
  • にゃん☆鬼龍氏製
現在はトクトクのサーバー障害復帰後のサイト消滅により入手不可。
『餓狼SP』を基準に若ギースの技や『MOW』のエフェクトが入る等、独特の仕様となっている。
また、身体が小さいので敵の攻撃に当たりにくいという利点もある
2010年4月2日に大幅な更新が行われ、全体的な仕様が『KOF』っぽくなった模様。
pprn氏やおまけの人氏によるAIパッチも公開されている。
参考動画

なお、試合開始時のイントロが存在せず、いきなり立ちニュートラルポーズになっている相手(スト2ザンギなど)との対戦時に、
イントロ部分がおかしな動きになる事がある。
そういう場合はgbh.cns内から、
; イントロデモ有り
[Statedef 192]
この部分を探して、
[State 191, 4]
type = Changeanim
triggerall = time > 0 ; ←この行を追加してください。
triggerall = Anim = 221
triggerall = NumHelper(190) = 0
trigger1 = P2StateNo = 0
trigger2 = time >= 200
trigger2 = P2StateNo != 0
value = 195
とすれば修正できる。


+ 製作者不明(無限ロダ)
  • 製作者不明(無限ロダ)
恐らく上記にゃん☆鬼龍氏製の改変と思われる。
無限ロダで公開され、随時更新されていたが、同所の閉鎖により現在は入手不可。


また、単体キャラ以外では羅将モンの技演出でその姿が確認できる。

出場大会

+ 一覧
シングル
タッグ
チーム
その他
凍結

出演ストーリー



最終更新:2023年04月13日 16:07
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