細川可南子


「ツーショット写真が欲しかったんです。……祐巳さまと私の」

今野緒雪の少女小説『マリア様がみてる』の登場人物。
『涼風さつさつ』で登場し、以降もたびたび出番がある。
CVは小清水亜美
また、本作の二次創作である同人姉妹格闘ゲーム『マリばと!』にも、三作目『マリばと!+プラス』から出演している。

二条乃梨子と同じく外部からの新入生で、乃梨子と松平瞳子のクラスメイト。
背が高くて(179cm)髪が長い。細身なため、 「ハリガネ」 と呼ばれたこともあった。
極端な男嫌いで、小笠原祥子のような男性恐怖症ではなく、憎悪に近い感情を男性に向けている。
+大嫌いです。最低の生き物だと思います。
可南子が男性を嫌悪するのは、自分の父親がバスケ部の二つ上の先輩(夕子)を妊娠させたためで、
結果両親は離婚し、先輩もバスケはおろか高校まで辞めてしまった。
家庭と憧れであった先輩の人生をめちゃくちゃにした父親が許せなかったのである。

+お母さんが毎晩お酒に逃げるのも、私の身長がこんなに伸びたのも、劇のセリフをうまく言えないのも、全部お父さんが悪いの!
と、こう書くと本当に最低な父親で、男嫌いになるのも無理はない…という所だが、真相は少し違う。
父親は元バスケットボール選手で、可南子が中学の時彼女のバスケ部に臨時コーチとしてやってきたのだが、
この時すでに可南子の母とは別居しており、実質的に離婚状態であった。
そして夕子は高一の時に交通事故にあってしまい、バスケを辞めたのはこれが原因であり、
二人が親密になったのも、かつて現役を故障で引退した可南子の父に相談したことがきっかけ。
もちろん女子高生を妊娠させたという事実は責められるべきではあろうが、無理矢理手込めにしたとかそういう訳でなく
お互い純粋な気持ちで交際した結果であり、その後夕子と可南子の父は結婚している。

また、可南子もこれらの事は(少なくとも離婚の原因は)解っており、父親が悪いのではないと知りつつも
それでもこの一連の出来事の原因と責任を全て父親一人に押しづけざるを得なかったのである。

当初は自分の理想像を福沢祐巳に投影していたようで、後をつけ回したり、花寺学園との合同体育祭に関わろうとするのを止めようとした。
人間関係もかなり極端で、「好きな人」「どうでもいい人」「殺したいほど憎い人」しかジャンルがないと公言しているほど。
その結果、『涼風さつさつ』では祐巳との行き違いから喧嘩別れとなってしまったが、次巻『レディ、GO!』にて修復された。
『特別ではないただの一日』にて、父親と和解。以降は良好な関係を築いているようである。
姉妹関係は最新刊『リトルホラーズ』時点ではまだ無い。

人間関係は、当初は一方的な関係が多かったが、わだかまりが解消してからは祐巳の相談相手となるなど、改善が見られる。
特に瞳子とは犬猿の仲だったが、現在では乃梨子ほどではないが瞳子の親友ポジションになっている。

+原作について、ちょっと穿った見方
「男嫌い」「背が高い」「髪が長い」など、かなり小笠原祥子と共通する部分が多く、
瞳子と並ぶ祐巳の妹候補として登場した感が強い。
ただ、登場巻での印象があまり良くなく、彼女の根元的な悩みについても早期に解決してしまったため、
以降は登場の機会が減ってしまったとも考えられる。
事実、「主要登場人物一覧」に書かれたのは『涼風さつさつ』から『妹オーディション』までの たった6冊 のみ。
「瞳子の友人」というポジションについても、乃梨子という先客がいたため、よりキャラが薄くなってしまった。
そういう意味では不幸なキャラである。


『マリばと!』での細川可南子


「意外とだらしないんですね」

『マリばと!+プラス』にて、蟹名静、久保栞と並んで参戦。
バスケットボールを使うほか、長い髪を振り回して戦うスタイル。
髪を使った攻撃は間合いが長く、全体的なスキも短い。
だが、超必殺技の「乱れ髪」と「地天髪」は攻撃範囲は広いものの持続時間が短く、制圧力も低め。
さらには原作で出番が少なかったせいか姉妹ゲージの恩恵をあまり受けられない。
このため、タッグパートナーとの連携よりも個人性能重視の戦い方にならざるを得ないのが欠点である。

MUGENでの細川可南子

サクラカ氏によるものが公開されている。
松平瞳子二条乃梨子同様、スールシステムではなくストライカーを呼べるようになっている。
呼べるのは福沢祐巳と小笠原祥子、クラスメイトの松平瞳子と二条乃梨子。
特に福沢祐巳は攻撃こそしないが、出ている間は攻撃力と防御力がアップする仕様となっている。

出場大会

出演ストーリー


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