ロータスマスター


 「形意拳」でのキャラ名 : ロータスマスター
 名前 : 白蓮教主
 流派 : 白蓮秘術
 年齢 : 不明
 性格 : 感情の起伏が激しい
 趣味 : 修行
 家族 : 不明



「殺戮の世界で私一人独立し
                    血で塗られたカンフー業界でも私一人突き進む。」*1

台湾のゲームメーカーIGSの対戦格闘ゲーム『形意拳』のキャラクター。
またアッパーバージョンの「トゥルーロータスマスター」は本作のラスボスを務める。

不気味な仮面と白い衣装に身を纏う『白蓮教』の教祖。(なお、白蓮教自体は中国に実在した宗教団体である。)
命を賭して白蓮の秘術を極めた高尚なる存在として,絶大なる信仰心を持つ教徒を多く従える。
性格はその武功の高さ故か、感情の起伏が激しく、指令に失敗した教徒には容赦なく死を与える冷酷な心の持ち主である。
しかし褒美と罰を共に徹底的に行う為、信仰する者にとっては絶対の存在である。
近年になって教徒を厳罰を処して死なせる様になり、幼い少女を誘拐させようとしたりと何かふらついた行動が目立つようになっている。
それもそのはず、実はロータスマスターは作中に2人いて、プレイヤーキャラとして使えるのは偽物である*2


手足が長く通常技のリーチに優れており、
設置型飛び道具としても使える蓮の花弁状の気弾「白蓮神咒(ロータスマジック)」や、
発動中は上半身無敵で連続技や削りに使える突進乱舞技「狂鷹血舞(ファルコン)」等々、遠近問わず戦える技を持つ。
あと、ダッシュ時のモーションがなんだかこの人に似ている。
ラスボスのトゥルー(真の)ロータスマスターは一見単なる色違いに見えるが、その性能は全くの別物。
通常技こそ共通しているものの、運送技に空中ダッシュ、多段ヒットする飛び道具、相手を飛び越えつつ放つ巨大な蓮の花弁、
メテオストライクのごとく無数の白蓮神咒を降らせる超必殺技といった、隙が少なく強力な技を繰り出して来る。
偽者が超必殺技の一つ「白蓮秘伝・焔紅蓮」で放つ火柱すらノーゲージでポンポンぶっ放して来る様は、さすが本物と言わざるを得ない
使い回しなので火柱の中に偽者のシルエットが見えるのは秘密だ!
+本物は格が違った

特殊な方法を使ってプレイヤーが操作した動画。

サオジンと違い、現在に至るまで正規の使用方法は不明な模様。
また、画面全体に白蓮神咒を降らせる技のコマンドが判明しておらず、この動画でも使用していない。それでも十分すぎる性能だが。

見事勝利した場合は、偽物のロータスマスターが彼に代わって天下を獲るという、どこかで見たような結末となる。
ちなみに彼の素顔は自身のED及び、イントロの一つやそれを使い回した焔紅蓮のモーションで確認出来るが、
かなりボリューミーな白髪に 凄い眉毛 の持ち主であり、本物(こちらは物凄く厳ついオッサン)とは似ても似つかぬ悪人面であった。
+教主様のハンサム顔
本物は3:15、偽物は5:45から
+もっとはっきりご尊顔を拝みたい人へ
    

ちなみに、オフィシャルイラストやデモシーンでは白い衣服を纏っているのだが、どうもゲーム内でのデフォルト設定では異なっていたらしく、
デフォルトカラーやCPU戦での彼は 赤い衣服に緑の肌 という凄い事になっていた。どう見ても偽者だろ。


MUGENにおける白蓮教主

スコ様師父と同じく、『形意拳』勢の中では数体製作されている人気者(?)である。
+Lord Skiff氏作
  • Lord Skiff氏作
台湾ゲーに定評のあるLord Skiff氏の手によるもの。現在はDL先のデータが消失しており正規入手不可。
ベースは滅界覇王信長で、音声も信長のものと同じである。
まだベータ版との事だが、必殺技超必殺技ともに搭載されており使用に問題は無い。
AIもデフォルトで搭載済み。
ただし、分身攻撃などの原作のシステムは再現されておらず、
超必殺技の性能がアレンジされていたり、スプライトが揃わなかった一部の技や勝利ポーズがオミットされていたりと、原作の仕様とは大分異なる。
また、同氏のスコ様と違ってEDは付属しておらず、加えて上述のイントロや「白蓮秘伝・焔紅蓮」も未実装である為、
残念ながら後述の改変版も含めて教主様(偽)の素顔を拝む事は出来ない。

+くねくね氏作
  • くねくね氏作
2017年に公開された、上記Lord Skiff氏のものの改変版。
オリジナル版同様分身攻撃や一部必殺技がオミットされているものの、各種技性能・演出をより原作に近付けたキャラに仕上がっている。
特に原作同様多段ヒットする様になった「白蓮祕傳・白蓮霜天勁」が強力。ヒット時に追撃可能なのでゴリゴリ削っていける。
また、オリジナル版では未実装だった「白蓮秘伝・焔紅蓮」も実装され、3つの超必殺技が全て使用可能となった。
ただ流石にスプライト不足は如何ともしがたく、やはり教主様(偽)の素顔は拝めないのだった。
とは言え既存のモーションを上手く組み合わせてそれらしく再現されている。

特殊カラーも搭載されており、6Pでは性能据え置きで常時ゲージMAX、7P以降は「 修行によりトゥルーロータスマスターへ近づいた影武者モード 」となる。
このトゥルーモードでは超必殺技が本物のそれに近くなり、「白蓮神咒」を画面全体に降らせたりと大幅に変化する。
ただし、本物がノーゲージで連発していた「相手を飛び越えつつ放つ巨大な蓮」がゲージ消費となっており、そこはまだまだ修行が足りないという事だろうか。
11Pではこの状態で常時ゲージMAX、12Pではトゥルーモード+ゲージ自動上昇+防御力UPと更に強烈な性能となる。
AIは10段階に設定可能なものがデフォルトで搭載されており、中々の強さを見せてくれる。

+BoyBoyz氏作 トゥルーロータスマスター
  • BoyBoyz氏作 トゥルーロータスマスター
新MUGEN専用。2018年3月に公開された真・白蓮教主。
氏曰く、「出来るだけ原作に近付けてはいるが、完成度は90%」との事。
一部システムが未実装だったり、演出が変更or簡略化されていたりするが、動作に支障は無く技も全て揃っている。
ちなみにAC版のエンディングも搭載されており、遂にMUGENで教主様の素顔を拝める様になった。…って、こいつやっぱり偽者じゃねーか!
+必殺・超必殺技解説
技名はReadmeより。また、性能はあくまでMUGENでのもの。

必殺技

  • Fireball
偽者が使用する「ロータスマジック」と同じモーションで3ヒットする火球を放つ。
弱と強で弾速が異なり、しかも画面内に出せる数の制限が無い。
また、下方向への攻撃判定が非常に大きく、しゃがんでいる相手はおろかちびキャラにもヒットする。
  • Homing Fire Seal
上記gifと同じモーションで呪符を投げ付け、着弾地点から「白蓮秘伝・焔紅蓮」同じ火柱を発生させる。
弱は手前に、強は相手の位置をサーチして飛んでいくが、画面端までは届かない。
呪符さえ投げてしまえば本体が攻撃を受けても火柱は発生する。また、ダウン追い討ちにも使用可能という中々嫌らしい技。
  • Charging Slashes
突進しながら4連撃を繰り出す、偽者が使用する「狂鷹血舞(ファルコン)」と似た技。
非ロック式だが、ガードされても隙は少なく連続技に最適。
モーションが狂鷹血舞と同じもの(〆に後ろ蹴りで吹き飛ばす)になっているが、原作では専用のものが用意されている。
  • Homing Lotus Leap
相手の位置をサーチして飛び掛かり、頭上を飛び越えつつ巨大な蓮の花弁を放つ。
飛び掛かる最中は無防備で威力も低いが、画面のどこにいようと飛んで来る追尾性能に加え、技後には背後を取れる上に隙が皆無という超性能。
原作では発動時に超必殺技と同様に体が点滅していたのだが、MUGENではオミットされている。
  • Grab slam
相手を掴んで壁に叩きつける運送技。チネーイ!
連続技に組み込む事も可能。

超必殺技(全て1ゲージで使用可能)

  • Fire Pillars
焔紅蓮の火柱を前方へ無数に放つ超必殺技。
前進速度は遅めなで、ヒット時に追い掛けて追撃が可能。
上記の「Homing Lotus Leap」で追い越せるので、併用すればかなり強力。
また、こちらもダウン追い討ちになる。
  • Vacuum Lotus
巨大な蓮の花弁に変身し、相手を吸い寄せて大ダメージを与える。
持続が長く、かなりの距離から吸引する上に変身中は完全無敵だが、終了時に若干隙がある。
原作では変身時に衣服のみが残るのだが、MUGENでは姿を消してから花弁を展開する演出に変更されている。
  • Lotus Shower
空中に浮遊し、無数の蓮の花弁を降らせる。
コマンドが成立すると一旦宙に浮き、更に任意のボタンを押す事で発動する。
浮遊時は無防備だが、発動してしまえば完全無敵かつ終了時の隙も少ない高性能技。
ただし、花弁1つ1つの威力は小さい上にヒット数がやや安定せず、相手の位置次第ではカス当たりになってしまう事も多い。
更に背後に回られると当たらない為、原作ほど脅威ではない。
ちなみにReadmeにあるコマンドは下記の技と入れ替わっているので注意。
原作では終了時に衣服のみになる演出があるが、MUGENではオミットされている。
  • Strike of Death
相手をロックして宙に浮かべ、印を結んで念力で追撃する投げ超必。
演出自体は偽者も使用する「鷹王・傲空裂殺陣」と同じだが、こちらは若干地味。

ボスキャラらしくlifeは1500と高いものの、火力は意外と控え目。
しかし偽者と同じく長大なリーチと攻撃判定を持ち、所持する技も高性能なものばかり。
3ヒットする上に画面内に出せる数の制限が無く、相殺も難しい飛び道具「Fireball」、
ガードされても反撃を受け辛く、固めに使える突進技「Charging Slashes」も強力だが、
真に恐るべきは相手をサーチして飛び掛かり、頭上を飛び越えつつ巨大な蓮の花弁を放つ「Homing Lotus Leap」。
追尾性能が半端ではなく、画面端にいようと猛スピードでかっ飛んで来る上に、こいつの様に上空に避難している相手も叩き落とせてしまえる。
しかも技後は背後を取れる上に隙が皆無。ぶっちゃけこの技で往復してるだけで大抵の相手を削り殺してしまうほど。
これを連発してゲージを溜め、超必殺技「Fire Pillars」をぶっ放した後、更にこの技で追撃…という戦法が凶悪極まりない。
ただし、「Homing Lotus Leap」は飛び掛かる最中は無防備と言う欠点があり、この技に頼りすぎると手痛い反撃を受ける事も。
他の技も非常に優秀なので、色々織り交ぜて使っていきたい。
また、偽者同様食らい判定が大きい上に切り返し手段にも乏しく、攻め込まれると脆いと言う欠点もあるので過信は禁物。

AIはデフォルトで搭載されており、上記の「Homing Lotus Leap」を連発し、ゲージが溜まれば超必殺技をぶっ放す戦法が得意。
頻繁に投げ超必を空振りして隙を晒したりするが、それでもかなりの強さである。
ただ「Lotus Shower」を使おうとするとそのまま空高く上昇していくバグがあり、AI戦では件の技を拝めない。
幸い自力で復帰してくれるので試合が中断してしまう事はないが、少々シュールな光景ではある。


出場大会

出演ストーリー



*1
思わずツッコミたくなる台詞であるが、これは何もこの人に限った話ではない。
スコーピオンの項でも触れられているが、
海外産ゲームにありがちな言語面での拙いローカライズにより 全編こんな感じ なのである。
ちなみに『形意拳』を開発した台湾企業IGS社は珍妙な翻訳に定評があり、
ベルトアクションの『三國戦記』シリーズや『西游釋厄2』、『闘幻狂』でも迷言・珍文を連発。
今日ではそれらは「 IGS語 」と呼ばれ、一部のファンから親しまれている。

*2
実の所、ラスボスとして登場するトゥルーロータスマスターが本当に真の白蓮教主かは分からない。
と言うのも、レイカのエンディングではラスボスを倒した直後に本物が現れる為、彼女が戦っていたのは(恐らく本気モードの)偽者だったという事になる。
偽者でゲームを進めた場合、最後に戦う相手は件の厳ついオッサンで間違いないのだろうが、
他のキャラの場合はレイカ同様「真の白蓮教主ではなく本気出した偽者が相手だった」という可能性も……。