バルバトス・ゲーティア



「俺の本能が叫ぶのさ、貴様等を殺せと!」

キャラクター紹介

年齢:32歳
身長:187cm
体重:82kg
一人称:俺
声:若本規夫

運命を解き放つRPG『テイルズオブデスティニー2』のボスキャラ。
CVが若本規夫なので「アナゴ」「元祖ぶるぁ」と呼ばれることも多い。
長くウェーブのかかった青い髪と青と黒を基調とした全身タイツに腰布と緑のマントといった容姿で、巨大な斧を片手で振るう屈強な肉体を持つ。またベルトには晶術の源となるレンズがつけられている。
『テイルズオブデスティニー』の主人公、スタン・エルロンの持つ意思持つ魔剣「ソーディアン・ディムロス」の人格ベースとなったディムロス・ティンバーとは浅からぬ因縁を持ち、「英雄」という言葉、概念に非常に強烈な執着心を持つ。

+ 以下原作ネタバレ


デスティニー2におけるバルバトス


序盤から終盤まで合計3度も戦う機会があり、しかもその全てにおいて強敵。色々とエターニアのヒアデスに通じるものがある。
狂戦士とも言える人柄だが、意外に動きや攻撃モーションはゆっくりとしていて、術も使ったりと猪突猛進というわけでもない。
だが殆どの攻撃行動が ガード不能 というアグレッシブさも持ち、その一撃の重さ、ノックバックにおける攻撃面の強さに加え
防御面では6属性全てに耐性がある、 物理攻撃へのハイパーアーマーが攻撃後以外に消えない という攻め時の難しさ、そして後述のカウンター行動が脅威となっている。
勿論パラメータ上の攻撃力も驚異的であり、なんとラスボスどころか隠しボスをも上回る数値となっている。
そのキャラクター(若本ボイス含む)と強さと出番の多さの相乗効果でTOD2プレイヤーに圧倒的な印象を残した。

初戦ではカイルとロニのたった2人で戦わなければならないうえ、堅い守備力と強力な攻撃、近づくと毒状態になるFOEを放つなどと厄介な要素しかない。
更に詐欺なことにこの戦いではノーマルだとHPが5000を切れば勝利するのだが、バルバトスのHPは10000と表記されている。
初戦で負けイベントと思い全滅したら、普通にコンティニュー画面が出て驚いた、そんなプレイヤーも多いだろう。
その初戦では序盤の序盤にも関わらず開始早々上級晶術である「グランヴァニッシュ」を使ってくる。
かわし方が特殊な技ゆえに初戦ではまず回避ができない広範囲の高威力技で、それによるダメージを回復するためにアップルグミを使ったらシャドウエッジでカウンターを食らうというプレイヤーは数多いことであろう。
(実質2周目以降限定だが)戦闘ランクを高くしているとエターニアのヒアデス同様、容赦なく通常でも各種上級晶術を使用してくる上、
場合によっては 術版秘奥義である具現結晶に繋げてくる。 序盤から飛ばしすぎである。
ただしこの時点では自称「紳士的」なのもあってか、晶術のダメージ自体は非常に低く、また正面からの物理攻撃でも仰け反ってくれる。攻撃した後に地味に反撃するが。

その後はイベントで幾度か出会うものの、当分は実際に刃を交える機会は無い。
仲間も6人全員揃い、物語も終盤に入った頃にようやく2戦目となる。
前述の物理攻撃へのアーマー、異常な詠唱速度の攻撃晶術、そして圧倒的な物理攻撃力で立ちはだかる。
ちなみに、ストーリー開始からこの2戦目のバルバトスの撃破まで戦闘中にグミを一切使わなければ、称号「グミ嫌い」が手に入る。

そして決戦となる3戦目。
自発的に晶術を使う事は少なくなるが、体力を減らすと何と晶術にカウンターするようになる。
勿論味方NPCはカウンターされる事を判断出来ず、更に高難易度ならこのカウンター晶術一発で後衛NPCは死ぬ。
この為に「術を当ててから物理攻撃でコンボ」という これまでの安定戦法を基本的に封じられる 事となる。
対策としては後衛NPCの晶術の使用を封印する、晶術の詠唱をすぐにキャンセルしてカウンター晶術を空振りさせる、といった方法がある。
HPを1にする「三連殺」や、即死級の威力で画面端まで届く光線状の強力な攻撃「ジェノサイドブレイバー」も使用するため、最後の最後まで油断は許されない。

PSP移植版では具現結晶用のカットインが追加され、隠しダンジョンにも登場し、合計で5回も戦うことになる(後のTOVのザギの5回に並ぶ)。
しかも5回目ではやはり強敵であった人間型ボスのサブノック(刀を使う前衛タイプ)やダンタリオン(術を使う後衛タイプ)と組んでおり、
遠距離・近距離ともに強化された状態で闘うことになる。…え?ガープはどうしたって?
いくらエルレイン四天王でも常時浮遊バリア張ってなぎ払えビームしてくる敵まで追加とか勘弁してください…。

共通する大きな特徴としては、
アイテムを使うと 「アイテムなぞ使ってんじゃねえ!」「軟弱者は消えうせろ!」
ガードしていると 「縮こまってんじゃねえ!」
後ろに下がると 「男に後退の二文字はねえ!」
背後に回ると「俺の背後に立つんじゃねえ!」
晶術で回復しようとすると 「回復晶術だと?貧弱すぎるわ!」
晶術全般を使うと 「術に頼るかザコどもが!」「いつまで術に頼るか!」
と、特定の行動に反応して(主に晶術で)カウンターを行うことが挙げられる。
(ただし常に全ての行動に反応するわけではなく、時と場合によって反応する行動が違う)
ん?「術に頼るか」と言いつつ術で反撃してる? 文句なぞ言ってんじゃねえ!
なお、晶術使用に対し「術に頼るかザコどもが!」と放ってくる「エアプレッシャー」はTPの消費量が多い。
このため、あえて術を使ってカウンターを発動させる→カウンターをかわす→あえて術を(ryの繰り返しでバルバトスのTPを枯渇させ行動パターンを抑制することができる。
しかし、これを繰り返し続けると「いつまで術に頼るか!」と晶術を「ネガティブゲイト」に変える。
こちらはバルバトスにとって消費TPがたったの2程度なので、TP自動回復能力の方が圧倒的に上回り、カウンターの手を一切緩めなくなる。
それとは別に全編共通で ダメージ>復帰中に反撃とばかりに攻撃判定がある。 どこまでカウンターを狙っているんだ…
そのうち、「てめぇらに今日を生きる資格はねぇ!!」とでも言いだすんじゃないかという位の無茶ぶりである。

3戦目の全滅時には「貴様らは俺の最高のおもちゃだったぜ」と言われてしまうが、
カウンターをうまく誘発させれば、 1戦目 2戦目 3戦目 (どれもようつべ)ともに、自身が最高のおもちゃにされるお茶目な面もある。

彼との2戦目及び3戦目では専用のBGM「COUP DE GRBCE」(フランス語でとどめの一撃の意)が流れる(ちなみに初戦は他のボス戦と同じ曲)。
その攻撃的な曲調が前述の彼自身の性能やイメージに良く似合っており、 処刑用BGM として名高い。
後述のリメDでも流れる他、MUGEN動画でも彼の試合で採用されることが非常に多い。

+ リメイク版デスティニーにおけるバルバトス

+ その他の外部出演

「俺に殺されるために立ち上がってきたか!」

MUGENにおけるバルバトス・ゲーティア

その圧倒的な強さとインパクトで、テイルズオブシリーズのキャラでは屈指の出番と知名度を誇る。
登場する試合のタグには大抵「君をぶち殺すRPG」(と大量の類似タグ)が付く。

+ BIRD氏製作
+ 無虚氏製作
+ ZuBeN氏製作
+ クロガネ氏製作

この他に、mel氏がなりダンドットを用いたD2再現のバルバトスと、それを更に格闘ゲーム風にアレンジしたバルバトスを公開している。
また、TODやTORのボス風の東方アレンジに定評のあるsoruzin氏により製作された、彼のスタイルを真似した三途の渡し守がいる。


主な出場大会

+ 一覧

出演ストーリー

+ ...

その他


*1  
ちなみに原作ではカイル達を人質にして無抵抗のスタンを殺害、
小説版では普通に戦闘するも負けそうになってカイル達を人質にしてスタンを殺害と卑劣な方法で勝っている。
ただし、その時の様子は原作ではスタンの死体を見て「脆い奴らだ」と笑っていたのに対し
小説版ではその結果を良しとせずエルレインに「やり直させろ!!」と叫んでいる。
ただし漫画版ではガチでスタンと対決して殺害している。多分、バルバトス的に一番いい結果だったのかもしれない。

*2  
天地戦争時代に名誉と富を盾に既にディムロスの恋人であったアトワイトに「俺の女になれ!」と迫った事がある。
「いっそ、俺の女になれ!

そうすれば何もかも手に入る!

力も!金も!!永遠の名声さえも!!!」

これぞ我が奥義、三連殺

*3
原作では魔法障壁の罠にかかったカイルたちをそのまま皆殺しにしようとしていたが、
小説版ではカイルたちを閉じ込めるのみで真の目的は本気のディムロスと戦うことであり、
カイルたちが罠から抜け出した後はまとめて相手をしようとしている。
が、このときバルバトスは片腕を失うなど完全に不利な状態であったためエルレインによって強制的に退去させられた。 

*4
天地戦争時代において実力ではディムロス以上を誇っていたようだが、
一方で味方も巻き込みかねない凄惨な戦い振りで不安を招き
(そもそも天上軍に寝返ったのも降伏した相手を殺害するなどの残虐な行為によって処罰されたため)、
中の人からも「けったいなドンキホーテ」と例えられている。
なお、小説版では英雄に興味を無くした理由は「本気のディムロスと戦えたから」
「これから先あいつがあれ以上の力を発揮することはできないと判断した」と語っており、
ロニの「負け惜しみ」という発言にも冷静に返答していた。
また、その容姿や原作での行動から「筋肉バカ」「脳筋」というイメージが強いが、
見た目に反して上級晶術や具現結晶を扱ったり(ちなみに主人公パーティーは女性しか使えない)、
小説版ではアトワイトに自分が復活した経緯や「英雄」の捉え方について語ったり、
ダイクロフトのエネルギー回路を変更して「神の眼」に流れるエネルギー量をソーディアンのものより
わずかに上回るよう調整(こうすることで「神の眼」は砕けず、外殻大地は破壊されないまま墜落する)したりと
意外にも頭脳派の一面も見せる。なんなんだアンタ

*5
バルバトスの場合、D2では見た目と戦闘力(声含む)に反して、とにかくやる事なす事が(エルレインが復活させる前から)小者であり、
漫画版に至ってはスタンを殺害する際、相討ち同然に深手を負わされた件で恐怖した余り、
スタンの存在自体がトラウマになってしまう など小者ぶりが酷くなってしまった。
小説版以降、性格が大幅に 改善 変更されてしまったのも仕方ないのかもしれない。
もっとも上記のとおり小説の時点で設定やストーリーのほとんどが はっきりいって美化といえる方向に 変更されているのだが。
まあ、死後に悪役キャラクターの設定が美化変更されるというのは今に始まった話ではない。