ウルトラマンダイナ

究極の爆発力! 熱い闘いを見ろ!!


「本当の戦いはここからだぜ!」

+ 担当声優
つるの剛士
掛け声
『ダイナ』『光の星の戦士たち』『超ウルトラ8兄弟』『ウルトラ銀河伝説』『サーガ』
『ギンガ 決戦!ウルトラ10勇士!!』『オーブ THE ORIGN SAGA』
岡本寛志
『ウルトラマンボーイのウルころ』

1997年に放送された特撮テレビドラマ『ウルトラマンダイナ』の主役ヒーロー。
地球平和連合TPCの特捜チーム「スーパーGUTS」のアスカ・シン(演:つるの剛士)隊員が変身する。
奇しくもインパルス及びデスティニーガンダムのパイロットと同姓同名である。コンパチシリーズで絡むのはいつになるのか

+ スペック
  • 身長:55m
  • 体重:4万5千t
  • 飛行速度
    • フラッシュタイプ:マッハ8
    • ミラクルタイプ:マッハ10
    • ストロングタイプ:マッハ5
  • 走行速度
    • フラッシュタイプ:マッハ3
    • ミラクルタイプ:マッハ5
    • ストロングタイプ:マッハ2.5
  • 水中速度
    • フラッシュタイプ:マッハ2
    • ミラクルタイプ:マッハ3
    • ストロングタイプ:マッハ1
  • 潜地速度
    • フラッシュタイプ:マッハ2
    • ミラクルタイプ:マッハ1
    • ストロングタイプ:マッハ3
  • ジャンプ力
    • フラッシュタイプ:1000m
    • ミラクルタイプ:1500m
    • ストロングタイプ:800m
  • 握力
    • フラッシュタイプ:60000t
    • ミラクルタイプ:40000t
    • ストロングタイプ:90000t

+ 『ウルトラマンダイナ』本編ストーリー
ウルトラマンティガが世界を闇から守ってから数年後、人類は宇宙開発を推し進め、
いつしかネオフロンティア時代と呼ばれる宇宙開発時代を迎える。
特捜チームGUTSも「スーパーGUTS」として強化・再編され、新しいメンバーで運営されていた。
そんな中、TPCの隊員養成機関の訓練生の一人アスカ・シンは、
トップクラスの成績を持ちながらもその型破りな性格から問題児として扱われていた。
そしてある日、訓練生の卒業試験として、スーパーGUTSの隊員と模擬戦が開催される。
アスカはスーパーGUTSのユミムラ・リョウ隊員にいきなりナンパをしかけた結果、
怒った彼女にターゲットとして狙われる羽目になる。しかし、他の訓練生では見られないような咄嗟の機転で、
あろうことかアスカはリョウ隊員を返り討ちにしてしまう。
そんな模擬戦の最中に突如として謎の宇宙生命体・スフィアの群れが乱入してきた。
スーパーGUTSの隊員達と訓練生達はスフィアに立ち向かうが、その戦いの最中にアスカは乗機を撃破されてしまう。
自分はこのまま死んでしまうのだろうか。そう思ったアスカの脳裏に、かつて光を追って姿を消した父との思い出が浮かぶ。
父が見た光に自分も辿り着く、それまで死ぬわけにいかない。アスカが生き抜こうという意志を見せた瞬間、不思議な光が彼を包んだ。
次に目を覚ました時、アスカはTPCの医療施設に無事保護されていた。
そしてアスカは自分が特捜チーム「スーパーGUTS」に配属されたと知る。
一方、TPCの火星基地はスフィアが火星の岩石に取り付いて変化した存在「スフィア合成獣ダランビア」に襲撃される。
出動要請を受けたスーパーGUTSは新人のアスカと共に火星へ向かうが、
ダランビアに攻撃が通じず苦戦し、単機攻撃を試みたアスカも撃ち落とされてしまう。
それでもアスカは戦いを諦めず、銃を片手に生身でダランビアに戦いを挑む。すると、彼の体を宇宙で見た謎の光が再び包んだ。
次の瞬間、そこに立っていたのはティガとも異なる新しい光の巨人だった。

ダイナにはティガと同様にタイプチェンジ能力があり、変身直後はフラッシュタイプという銀・赤・青・金で彩られた姿になる。
フラッシュタイプは能力のバランスが取れた形態であり、
必殺技の「ソルジェント光線」や「フラッシュサイクラー」などの光線技を得意とする。
ただ、デスフェイサーやジオモスとの初戦が示すように、強敵相手に苦戦する事が多い姿でもある。
基本的にダイナが客演する時はこの姿のままで活躍することが多い。

また、ティガのスカイタイプとパワータイプに相当する「ミラクルタイプ」「ストロングタイプ」という形態も存在するが、
ティガのタイプチェンジにおける「形態ごとの能力の差別化」という概念がより推し進められ、形態間のステータス差が激しくなった他、
ティガとの差別化を図る意味で「ミラクル・ストロングは一度の戦闘で使えるのはどちらか片方、一回ずつのみ」
「一度変化した後フラッシュに戻ることは可能」という制限が設けられた。
このため、タイプチェンジの選択を誤って逆にピンチに陥いることもあった*1
(ゲームなどでは変身制限まで再現すると扱いにくくなるせいか、制限を設けていないことが多い)。
外見上は単なる色違いであったティガとは違い、模様やプロテクターの有無など、デザインも大きく変わるのが特徴。

ミラクルタイプはスピード戦を得意とする他、超能力技を持つ姿である。カラーリングは青と銀。
やはりパワーとタフネスに難があるものの超能力の使い勝手が良く芸達者であり、
どちらかといえば影の薄かったスカイタイプに比べ、活用されたことが多い。
必殺技はレボリウムウェーブ。アタックバージョンとリバースバージョンの2種類があり、
後者は相手の攻撃を撃ち返す技で一度しか使われていないレアな技。
また、前者は衝撃波を撃ち込んで相手の背後に小型のブラックホールを出現させ、相手をその中へ吸い込んでしまう技で、
防がれたり回避されることもあるが、一度効果を発揮すれば大抵の敵は逃げられず(ジオモスにはバリアを張られ自力で脱出されたが)、
怪獣の爆発などによる周囲への被害を心配する必要も無い上、善良なファビラス星人を操っているムザン星の魔石(が生み出した鎧)だけを吸い込ませる、
という芸当もできる非常にチートな技だったりする。
他に未完成版も存在し、書物などでは3種類のレボリウムウェーブが掲載されることもある。*2
ちなみに、前述した通り普段はパワーは無いこの姿だが、灼熱合成獣グライキスとの戦いでは、気合いでストロング並のパワーを発揮している。

ストロングタイプは力自慢の姿であり、カラーリングは赤と銀。
パワータイプ同様、肉弾戦や水中戦に強い反面、スピードに劣っている姿だが、
最大の違いは飛び道具がガルネイトボンバーしかないという点だろう。
パワータイプほど多用されてはいないが、冷遇された形態というわけでもなく、
デスフェイサーやネオジオモスを始めとした強敵との戦いで、反撃の狼煙として活躍したことも多い。
能力の性質上、熱血型のアスカの性格と最も相性がいい姿ではないかという声もある。
あと、体格のマッチョ化がパワータイプのそれに輪をかけて激しい。

またダイナはシリーズでも珍しい、 出自が一切不明のウルトラマン であった。
ダイナ本人の意思が登場せず、その謎がストーリーと設定で一切触れられないため、放送時に公式な解答は明示されていなかった。
超古代の光の巨人像を基に作られた人造ウルトラマン「テラノイド」がアスカから奪われたエネルギーで稼動したこと、
『ティガ』の劇場版での超古代文明の回想シーンにダイナと酷似した巨人が多数確認されたことなどから、
ダイナもティガと同じかつて超古代文明を護った光の巨人の一人ではないかとも思われたが、
闇の三巨人と異なりスパークレンスが変身アイテムではないなど腑に落ちない部分もあり、状況証拠だけで明言されてはいなかった。
+ 『未来へのゼロドライブ』ネタバレ
2020年1月に発表された小説においてその正体が光の巨人と化したアスカの父・カズマ当人であると公言された
ゼロドライブのテスト飛行中に光に飲まれ行方不明となったカズマだったが、
実はその過程で光の巨人と化しており、ウルトラマンとして各地で怪獣と戦っていたのだった。
スフィア襲来の際に息子の危機を感知し、光となって駆け付けアスカと同化したらしい。
TV本編でもこれを示唆する演出があるため、後付けではなく当初から構想されていたと思われる。

+ 明日へ…
太陽系に接近する、スフィアの元締めである超巨大生命体・暗黒惑星グランスフィア。
惑星や戦力を次々と飲み込むグランスフィアには禁断の力・ネオマキシマ砲さえも通用せず、
スフィアへの同化を迫られた人類は絶体絶命の危機に陥る。
しかし人質となったリョウ隊員をダイナとして救出しにグランスフィアの間近まで行っていたアスカは、
グランスフィアが強力な攻撃に対し一方向にしかバリアを張ることができないことを見抜き、
スーパーGUTSの面々に「釣り球を振らせ勝負球をぶち込む」両面作戦を提案する。
しかしそれは、自らがダイナであることを仲間に明かす結果ともなるのであった。

結果的に作戦は成功し、ネオマキシマ砲を防御した隙に撃ち込まれたソルジェント光線によりグランスフィアは消滅。
しかしその際に発生した重力崩壊にダイナ…アスカは抵抗虚しく飲み込まれてしまう。
その後グランスフィアに飲み込まれた惑星は元の空間に戻ってきたが、ウルトラマンダイナが帰ってくることはなかった…。
そして、アスカは気が付くとガッツイーグルαスペリオルに乗っており、謎の光の中にいた。
その光の中で父、アスカ・カズマと再会した彼は、共に光の中へと旅立って行った…前へ向かって。

「俺は今…君だけを守りたい!」

この後のアスカがどうなったのかが描かれたのは、 実に10年以上の月日が流れてから であった。

『ティガ』の続編として製作された本作は、かつての大きな困難を乗り越えた人類の前に新たなる脅威が迫り、
ウルトラマンダイナとスーパーGUTSが立ち向かっていく姿を、アスカの苦悩や成長を交えて描かれている。
シリアスな面が強調された前作よりも娯楽性に力を入れた作風作りがなされ、
元高校球児(作中でも野球にちなむセリフをしばしば口にした)のアスカを始めとして熱血的・情熱的に描かれるスーパーGUTSの面々や、
ある時は強大に、またある時はコミカルに、さらにある時は感動的に物語を彩っていく数々の怪獣達が登場し、
特に第42話「うたかたの空夢」は、ファンの間でも度々語り草となるほどの屈指の迷(名とも言う)エピソードになっている。
一方で、前作にも劣らぬシリアスかつ緊迫感溢れるエピソードが世界観を崩さないように挿入されることで、
『ティガ』とはまた違った魅力や物語の広がり方を持つ作品となった。
特に未来への希望を描きつつも悲しい余韻を残した最終回は、
ハッピーエンドで終わることの多いウルトラシリーズの中では異彩を放つものとして評価されている。

「俺はどんな時だってあきらめないし、絶対に逃げもしない!」

……のであるが、実は評価されるようになったのは2008年の『超ウルトラ8兄弟』等に客演してからで、
90年代の評価は、大人の評価も高かったティガやガイアに比べると数段落ちる存在であった
(娯楽重視の作風が、ティガで復帰したドラマ重視のマニア層に拒絶されたせいでもある)。
勿論現在では映画での活躍や、アスカを演じたつるの剛士氏が後にクイズ番組『クイズ!ヘキサゴンII』で見せた、
バカキャラに引きずられたキャラ付け(アスカも相当なバカキャラだったので違和感が無い)によって、
ダイナもファンに愛されるようになり、それに従って作品自体も再評価されている。

2022年には令和版ティガともいえる『ウルトラマントリガー』と世界観を同じくする、
令和版ダイナに相当する『ウルトラマンデッカー』が製作された。
当初はデッカーとの関係は不明だったが、中盤にて劇中より数百年後の未来にて、
デッカーと共にスフィアと戦っているという事実が語られた。
変身者がアスカかどうかは語られていなかったが……?(詳しくは後述)

+ ダイナ関連でのつるの氏馬鹿ネタについて
『クイズ!ヘキサゴンII』では、司会の島田紳助氏から直々に「ウルトラマンバカ」というあだ名を付けられ、
ペーパーテストの結果に『ウルトラマンコスモス』の春野ムサシ役で杉浦太陽氏には(ウルトラマンの後輩的な意味で)、
「先輩、どういう事ですか?」と尋ねられる程だった。
『大決戦!超ウルトラ8兄弟』の製作会見において、ダイゴ役の長野博氏には、
「つるのくんの台本には漢字に全部にふりがなが振ってあった」と暴露され、
初代マン役の黒部進氏も「台詞が絵で描いてあった」とつるの氏に突っ込みを入れていた。
更に映画公式サイトのキャスト説明では「ちょっとおかしなブレイク中」と書かれるわ、
「お前はヘキサゴン・ヘキサゴンって人気があっていいよなっ!」と絡むシーンや、
ウルトラマンショーでもダイナ、ゼアス、ナイスのトリオで「羞恥心」の歌を歌う有様だわ…。

しかし、つるの氏の努力の結果ヘキサゴンでの成績も上がり、おバカキャラを脱出。
また、男性芸能人としては珍しい育児休暇を取ったりと、パパさんタレントとしての側面が強くなってきている。

なお、円谷プロダクション公式サイトで毎年4月1日に行われるエイプリルフール企画に登場する際も、ダイナはおバカキャラとして扱われている。
巨大掲示板「78ちゃんねる」での書き込みや、某長男がブログで「組織の宝」について語った内容が理解できていなかった他、
自分で「ウルトラマンダイナだけど何か質問ある?」というスレを立ててはみたものの、
スレのお約束だった「日本語でおk」やウルトラ兄弟の設定を知らなかったり、
タイプチェンジ能力について質問された際に、反応したザラブ星人自分の能力にも拘らず
飛び付くように解説を求めたり、結局スレの話題に付いていけなかったりで、
ガイアが呆れ、キングシルバゴンがヘコみ、ガッツ星人が頭を抱える事態になった。

2010年の企画「円谷ッター」ではウルトラマンタロウの家で居候をしており、
ウルトラの母の作った食事を喜んで食べたり、『笑っていいとも!』を見たり、
冥王星での騒動やガイアの愚痴に付いていけなかったり、タロウとストIIで対戦してガイル禁止を要望したり、
絵本『ルドルフとイッパイアッテナ』を読んでもらったりしている姿が描かれた。

なお、破天荒なキャラ故に忘れがちではあるが、アスカは冒頭で触れた卒業試験でのアクシデントを超えて、
訓練を首席で卒業し、スーパーGUTSにも正式な試験の末採用されている。
実はシリーズ全体で見るとウルトラマンに変身にする人物の多くは勇気や才能を買われてのスカウトで入隊しており、
こうして正規の訓練を受けて防衛チームに入隊した者は少なく、意外にも歴代屈指のエリートであったりする。

+ 防衛チーム「スーパーGUTS」
本作の防衛チーム「スーパーGUTS」は『ウルトラマンタロウ』のZATに負けず劣らずかなりアットホームなチームで、
バオーンの回やビデオ版等では色々と面白い事をやっていたりもする。
しかし、実力は全防衛チーム中でも非常に高く、さらに兵器に関しては間違いなくウルトラシリーズ最強と言える兵器、
「ネオマキシマ砲」を有しており、歴代最強クラスの一角。*3
あと、このチームを語る上で外せないのが全員が全シリーズ中屈指の熱血漢だということ。
後述の劇場版では航空機はおろか車両も使えなくなった状態にも拘らず、
ティガとダイナを援護するべく銃と2本の足だけで戦場に向かい、電子機器搭載の戦闘機で近付けない相手にはグライダーで突っ込み、
金星の戦いでは、金星の大気の影響でビームが当たらず苦戦した相手に根性で突っ込み、
ギリギリの距離で撃ち落とすという偉業をやってのけ、その熱さをアピールした。
それ以外にも色々熱いエピソードがあるので、興味があるなら下の動画でのアスカの変身を見てみるといいだろう。
でも、給料はマツタケ一本も買えないぐらい安いらしい。仮にも地球を命懸けで護っているチームなのに…。


ダイナの派生作品や客演作品は以下の通りである。
+ 劇場版 『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち』
宇宙空間で怪獣ゲランダと交戦中のスーパーGUTSとダイナの前に突如現れたTPCの新造戦艦・プロメテウス。
プロメテウスは人間の思考パターンを読み取ったメインコンピュータを搭載し、
ネオマキシマエンジンの力を兵器に転用したネオマキシマ砲の威力で、
ダイナのソルジェント光線すら効かなかったゲランダを一瞬にして葬り去る。
しかしプロメテウス開発責任者は人類滅亡を企むモネラ星人に操られており、
アスカ=ウルトラマンダイナの思考をインプットされたプロメテウスは、モネラ星人の円盤の光線を浴び、
ロボット怪獣・電脳魔神デスフェイサーに変貌してしまう。
ダイナの動きを完全に読み、必殺技を跳ね返し、胸から究極兵器ネオマキシマ砲を放つデスフェイサーに、
そしてモネラ星人にアスカは、スーパーGUTSは勝てるのか…。

シリーズ初・TVシリーズ放映中に公開された劇場オリジナル作品。
劇場ならではのダイナ最大のピンチにスケールの大きな超巨大怪獣の登場、
そして旧GUTSメンバーの再登場にウルトラマンティガとの夢の共演と、非常に盛り沢山の豪華な内容となっている。
アスカが本当の意味でティガからの光を受け継ぐことになるエピソードであり、
そして最終章に繋がる要素も散りばめられた、作中でも重要な位置にある物語である。

+ 映画『ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦』
ウルトラマンも怪獣も架空の存在である世界に住む新星勉少年は、ウルトラマンの大ファンである普通の小学生。
パラレルワールドの人類が作り出したどんな望みでも叶える機械「赤い球」を偶然手に入れた勉少年が、
「我夢(=ウルトラマンガイア)に会いたい」と願うと、本物の我夢が『ガイア』の世界から召喚された。
それを目撃したいじめっ子達が勉少年から球を奪い、怪獣キングオブモンスを生み出してしまう。
さらにキングオブモンスからスキューラ、バジリスの2体の怪獣が分裂し、3体の怪獣によってガイアは窮地に立たされる。
ガイアと自分達の世界を助けたいという勉少年の願いにより、ティガとダイナが共に登場。
ダイナは宇宙空間でバジリスと戦い、ソルジェント光線で撃破する。

このティガとダイナの正体は公式にアナウンスが無く、キングオブモンスなどと同じく球が生み出した存在なのか、
それとも別の世界から召喚された本物なのかは不明だが、
『空想特撮映像のすばらしき世界』など一部の書籍では、映像化されていないエピソードにおいて、
ダイゴやアスカはワームホールに飲み込まれたことがあるとされており、アスカ本人が召喚されたのならその時か、
あるいはグランスフィア戦よりも後の時点(後述)のどちらかということになる。

+ オリジナルビデオ作品『帰ってきたハネジロー』
この作品は本編の第47話と第49話の間の時期の出来事とされ、
本編のマスコットキャラでアスカの友達だった迷子珍獣ハネジローや、
脚本の川上英幸氏が本編での担当回に登場させたミジー星人達も再登場している。
また、前年までテレビで放送されていた『ブースカ! ブースカ!!』(『快獣ブースカ』の続編)とのクロスオーバー作品でもあり、
同作の登場人物達が度々登場している他、彼らの台詞によると、今回の戦いの場となったのは同作の舞台である夢町のようである。

+ 映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟』
「ウルトラマンや怪獣が架空の存在である世界」に暮らす、普通の青年として登場。
幼少期からプロ野球選手を目指して努力し、甲子園の決勝戦ではマウンドに立つが、
最終回に満塁からのフォアボールを出してしまいサヨナラ負け。
自分の慢心によって仲間達の夢を終わらせてしまったことに責任を感じ、野球を引退した。
だが、野球を忘れることはできなかったため横浜ベイスターズのボールボーイとなる。

ダイゴが見た不思議な夢の話を聞いてから、自分がウルトラマンダイナに変身する夢を見るようになった。
ダイゴから「パラレルワールドのアスカや我夢はウルトラマンかもしれない」と言われるが、
アスカは「俺達がヒーローなはずが無い」とそれを否定する。

物語終盤、ティガとなって戦うダイゴの姿を見ていたアスカに「ダイナの世界」のアスカの記憶が蘇る。
同様にガイアの記憶を蘇らせた我夢と共に変身し、ティガと共闘した。

エピローグでは横浜ベイスターズ(監督はパラレルワールドのヒビキ隊長)に選手として入団した。
また、上記の事情からテレビ版では別れたままのリョウとは、こちらの世界では無事にゴールインしている。

+ 映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』
ティガとガイアを差し置いてまさかの平成シリーズからの客演。
恐らく設定的にも出しやすく、アスカ役のつるの氏も注目を集めている影響だと考えられる。
このダイナはTVシリーズの最終回において行方不明になったアスカ本人であり、別世界に飛ばされて旅を続けていた。
ZAPクルー達がゼットン星人と彼の操るナースに襲撃された時に突然現れ、
生身でゼットン星人と格闘してこれを倒した後にダイナに変身してナースも一撃で撃破する
(ゼットン星人を倒した際はダイナ本編でも言ったことのある下の台詞を発し、ファンを沸かせた)。
その後は光の国のウルトラマン達と共にベリアルや配下の怪獣軍団、百体怪獣ベリュドラに立ち向かう。

「見たか!俺の超ファインプレー!」

ちなみに、劇中で着ているスーパーGUTSの隊員服は『ダイナ』のクランクアップ後につるの氏本人が保管していたものらしい。

+ 映画『ウルトラマンサーガ』
この映画ではウルトラシリーズにおける複数の並行宇宙を扱っており、一部『ダイナ』TVシリーズの後日談が描かれている。
アスカが元いた宇宙ではスフィアとの決戦から15年が経過し、ヒビキ元隊長は現TPC総監、リョウはスーパーGUTS隊長に昇進。
アスカは人類を救った英雄として教科書にさえ載っており、彼が消えた日は「アスカ記念日」として毎年祝われていた。

スーパーGUTSのルーキーである主人公タイガ・ノゾム(演:DAIGO)は、
スフィアの残党との戦闘中にバット星人の円盤にスフィア諸共捕えられてしまい、
本作の舞台である並行宇宙の地球にやってきて、ウルトラマンゼロと出会う。

並行宇宙の地球はバット星人の実験場とされた結果、地球防衛隊「チームU」を名乗る僅かな女性と子供を残して、
あらゆる命が消え去っていた。本作でのダイナはこの地球に降り立ちチームUに協力してアーストロンを撃破。
バット星人とその使役するハイパーゼットンに対抗する勢力の一つとして子供達の希望となり、
別の宇宙からコスモスとゼロを呼び寄せるのだが…。
+ 僕らにはまだ、輝く希望がある
アスカはある日突然子供達の前から姿を消した。
それは、ハイパーゼットンの目覚めを阻止するために立ち向かったが、石化光線を食らい続けて石像と化したからだった…。
別の宇宙から2体のウルトラマンを呼び寄せたのも、石化して戦えない自分の代わりに残された子供達を守るためだったのだ。
目覚めたハイパーゼットンはギガントに進化。それに立ち向かうコスモス、ゼロはその圧倒的な強さの前に苦戦を強いられる。
防戦一方の中、チームUと子供達はリーフラッシャーを石化したダイナに投げ付けて復活させる方法をとり、
ダイナの敗北を目にしたのにそれを皆に伝える事ができなかったリーダーのアンナは、自分からその役目を引き受ける。
Uローダーでハイパーゼットンの猛攻を掻い潜るも、
とうとう鎌が直撃し、残された力を振り絞ってリーフラッシャーを石化した光の巨人に託す…。

「みんな!あなたを待ってる!!」

「目覚めてええええ!!」

アンナのUローダーは墜落、コスモスも戦闘不能、そしてゼロも虫の息となり、ハイパーゼットンがとどめを刺そうとしたその時、バット星人は驚愕した。
そこには『チームU』と生き残った子供達の希望であるダイナが復活し、ハイパーゼットンの動きを抑えたのだから。
ダイナの力で復活したコスモス、ゼロと共にハイパーゼットン・ギガントの撃破に成功する。

…が、その亡骸からハイパーセットン・イマーゴが出現し、その圧倒的な戦闘力によって変身解除に追い込まれてしまう。
しかし、タイガ、ムサシ、そしてアスカのあきらめない心によって新たな巨人「ウルトラマンサーガ」が誕生した。

劇中挿入歌としてダイナ本編ED「君だけを守りたい」が使われており
(リーサ役のAKB48・佐藤すみれverとアスカ役のつるの剛士verの二種類)、
さらにダイナが本作の中心となって進む内容やスーパーGUTSのその後が描かれることなど、
正に「ダイナ完結編」と言うべき扱いで、一方主役のゼロが微妙にギャグキャラとなっている(勿論活躍もしている)ために、
「真の主役」とまで言われている。ウルトラマンダイナ15周年に相応しい、ダイナファン感涙の映画と言えよう。


+ 劇場版『ウルトラマンギンガS決戦!ウルトラ10勇士!!』
エタルガーに敗北したらしく、鏡に閉じ込められていたが後に復活。
ティガ、ガイアと共に足止めに現れたファイブキングの相手を引き受けた。

+ ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA』
オーブの危機に駆け付けたウルトラマンの1人として登場。
ガイとは初対面だが多次元宇宙のあちこちを放浪していたため名前は知られていた。

中盤、ミコットの戦死を切っ掛けに騒乱の元凶である命の樹を庇おうとしたアマテ女王諸共斬り倒したジャグラスジャグラーのやり方を、
「それは光の戦士の戦いじゃない」と否定したことで、彼が闇に転落する切っ掛けを作ってしまった。
その星の住人でない者が当事者の意思を無視し、自らの「力」と「正義」により文明の在り方を捻じ曲げるのはウルトラシリーズにおいて禁忌とされ、
ジャグラーもアスカの言い分は理解はしており、以降は二度と文明の在り方に干渉することの無いスタンスを一貫していたが、
その「光の戦士のやり方」を通した結果ミコットの死が起きたことで、ジャグラーは「理解」はしても「納得」はできず
(自分のやり方が過ちだというなら、ミコットの死が光の側にとっては正しいことなのかよという考えに囚われた)、
「光のやり方がいつでも正しいとは限らない」と証明せんとばかりに闇に身を落とすことになった。
アスカの指摘は間違いなく正論であったが、正論であるが故にただそれを突き付けるだけだったアスカの行動もまた「過ち」だったのである。
ジャグラーはこの出来事を後年の『ウルトラマンZ』の時代になっても引きずっており、
ダイナメダルに「見せてくれよ、光の戦士の戦い方ってやつを」と嫌味を言いながらゼットに投げ渡すなどしている。

しかし、その後ダイナは以降の作品で長い間出番が無い、即ち「過ち」を挽回する機会が無いという状態になっていた。
ちなみに一緒に出演したコスモスは『ウルトラギャラクシーファイト』シリーズにおいて、
  • 『大いなる陰謀』で『オリサガ』では実現できなかったスペースコロナモードで登場し、ジャスティスと並び立って80達と共闘する
  • レジェンドに変身してアブソリュートタルタロスを撤退させる(これに加えその後の描写から双方がとった判断の正しさが際立つことに)
  • 『運命の衝突』ではスーパーウルトラマン2体の構成要素として目を付けられ、作品内で最初の戦闘を行う
…と、見せ場を貰えている。サーガの構成要素なのに全く話題に上がらないダイナは泣いていい

また、『大いなる陰謀』から繋がる『ウルトラマンZ』のラスボスは、
皮肉にもアスカの言う「光の戦士の戦い方」では対処出来ない相手であった。
また、タルタロスらアブソリューティアンはウルトラマン同様光の巨人ではあるものの、
その中のタルタロスは特に「光の戦士の戦い方」とは程遠い戦いをしているのだが、
博品館のイベントではダイナの平行同位体がアブソリューティアンの軍門に下っている。
ゼロやコスモスに現況を語ってもらえなかったり、ウルトラリーグに勧誘されなかったり「過ち」が尾を引きすぎではないだろうか

なお、『尊哉の部屋』でつるの氏がゲスト出演した際もこの話が蒸し返されており、
ジャグラーが『Z』の頃まで引きずっていることを知ったつるの氏は、ちょっと罪悪感を感じていた。

+ ウルトラマンデッカー
上記の通り長らく出番がなかったダイナだが、先代デッカーの発言から未来にてデッカーと共闘しているという発言があり、
時期は不明ながら未来に飛ばされたらしい事実が明かされたため、スフィア災害を静観できないだけでなく、
そもそも自力では時間転移できず帰還できなかったため、『THE ORIGIN SAGA』以降出番がなかったことが示唆された。

そして、第21話において遂に本編にサプライズ登場。
スフィアジオモスの登場が明らかな人災であった事などや、
アガムスから明かされた彼の故郷を滅ぼしたスフィアは地球人が連れてきたという事実を突き付けられたことで、
予てより抱いていた地球が歩む未来への不安を肥大化させてしまったカナタが変身できなくなってしまう。
しかもスフィアジオモスはワームホールを発生させる能力を備えており、
発展した惑星を同化吸収するための要となるスフィアザウルスを別の時間から召喚し、
スフィアザウルスが倒されても死骸を分解・吸収してエネルギーに変換、
再びワームホールを発生させて新たなスフィアザウルスを呼び寄せるという永久機関染みた戦法を取ってきたため、
GUTS-SELECTだけではジリ貧になり、地球の敗北は目前かと思われていた。

ところが、運命の悪戯かスフィアジオモスが開いたワームホールがたまたまダイナが戦闘していた時間軸に繋がってしまい、
次元の穴から出現しかけていたスフィアザウルスをソルジェント光線の一撃で沈めてダイナが乱入
偶発的な事態ではあったが、一目で状況を理解してスフィアジオモスへと立ち向かった。
テラフェイザーが加勢に入ったため流石に苦戦するも、ストロングタイプとなって食い下がり、
その姿に触発され迷いを振り切ったカナタがデッカーに変身できたため、タッグマッチへと発展。
ティガとダイナのウルトラディメンションカードをデッカーに託して、スフィアジオモスの撃破に貢献し、
スフィアジオモス爆破の余波で開いたワームホールを通って未来の世界へと帰還した。

スフィアジオモスにとってもダイナにとっても全くの想定外かつ突発的な戦闘であった事や、
元居た時間へ繋がるワームホールが閉じるまでの時間が非常にタイトだったため、ほとんどカナタと話すような余裕もなく別れたが、
去り際にカナタが抱いていた迷いを見抜き、「未来は誰にもわからない」と本編で将来に恐れを抱いたある宇宙人に送ったのと同じ言葉を投げかけ、
激励のサムズアップを送った描写などから、『トリガー』に登場したティガのような分身や、
別のマルチバースの同位体などではなく、変身者は間違いなくあのアスカだと旧作の視聴者が確信できる演出となっていた。

そしてのちに明かされた裏設定でデッカーに登場したスフィアは『ダイナ』に登場したスフィアの残党が独自進化したもので、
アスカはそれを追っていたと判明した。
アブソリューティアンにスルーされていたのは曲がりなりにも「光の巨人」である自分達に対し、
敵対してくるであろうスフィアをダイナと潰し合わせるためだったのだろうか

幸か不幸か、別の時間軸で戦っていたのが幸いして後の『ニュージェネレーションスターズ』の調査員Xの報告書では、
ダイナの情報は他のウルトラ戦士と比較して「推測される」「一部の情報では」という、既出の情報以外はかなり曖昧に書かれている。
一方でウルトラマンサーガの存在もあり要注意対象とも書かれている。

また、映画『ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY』には後のスーパーGUTSメンバーがあちこちで登場、
アスカもTPCの作業員だった頃の姿でラストに現れ、研究のために火星に向かうダイゴやレナと挨拶を交わしている。
『ウルトラマンボーイのウルころ』でも登場している。

+ 番外?漫画『ウルトラ忍法帖』
コミックボンボン連載の『ウルトラ忍法帖』では空手の師範代として登場。
ちなみに、作中でも本当に貴重な高頭身で描かれたウルトラマンでもある。
真面目な性格で武術も「隙が1つも無い」と言わしめる程の実力者。質実剛健とは正にこの事。
特にダイナを軸に描かれた「荒神流編」はギャグ一切無しの完全シリアス回になっており、ファンからの人気も高い名エピソードである。
反動で「荒神流編」終了後は下ネタギャグ全開のお下品話が続いたがな
一方それ以外の回ではギャグ漫画の真面目キャラの宿命か、真面目さが空回りに終わる事も多く、全体的な出番は意外と少ない。


MUGENにおけるウルトラマンダイナ

+ muu氏製作
  • muu氏製作
対決!ウルトラヒーロー』のドットを用いたダイナ。
『対決!』版のマンセブン、ティガと同時に公開されている。
muu氏お馴染みのネビュラコンボやスピリッツシステム、防衛チームによる支援攻撃(ダイナはガッツイーグル)を搭載している。
原作同様にタイプチェンジ能力を持ち、ティガとダイナではYボタンはタイプチェンジに割り振られている。
また、『FE』シリーズに合わせ、上述のタイプチェンジの制限は設けられていない。
MUGENの仕様などの関係で特定の攻撃を受けるとフラッシュタイプに戻ってしまうことがあるが、
「フラッシュタイプのまま起き上がって再度タイプチェンジする」という起き上がり方を自動でやってくれるので、
いちいちタイプチェンジし直す手間は無いが、タイプチェンジ中は無敵ではあるものの隙だらけであるため、
タイプチェンジ直後に投げられたりフルコンボを叩き込まれたりすることもあるので注意が必要。

また技に関しても、タイプによって連射速度や弾速などの性能の変わる「ビームスライサー」を始め、
フラッシュタイプなら出の速さとヒット数に優れる「ソルジェント光線」や投球中の入力で軌道が変えられる「ウルトラフォーク」、
ストロングタイプならコマンド投げの「バルカンスウィング」、アーマー付加の「ストロングパンチ」、隙は大きいが攻撃力も凄まじい「ガルネイトボンバー」、
ミラクルタイプなら飛び道具を跳ね返す「リバース」、命中すると相手がブラックホールに吸い込まれ、
しばらく姿を消す(トドメならそのまま戻ってこない)「アタック」の2種類がある「レボリウムウェーブ」等々、
原作同様に多彩な技を持ち、これらの技を如何に使っていくかが重要なキャラである。

3ゲージ技を使うとネオマキシマ砲による援護射撃が行われるが、この時に来るのは劇場版に登場した戦艦プロメテウスであり、
恐らく劇場版におけるゲランダ戦が元ネタだと思われる。
自分の体力が少なくなるとカラータイマーの点滅が始まり、敵の体力を半分以下にすると、
劇中BGM「FIGHTING THEME-STRONG」が流れる。

また、12Pカラーを選択すると、第31話に登場するニセウルトラマンダイナ*4を意識したモードになり、
タイプチェンジがなくなる代わりに、オリジナル技「熟練の体さばき」や「武人の心意気」、
劇中でも本物とのデスマッチに使用した電撃リングの設置などが使える他、ボイスやイントロ、勝利ポーズも変化する。
プレイヤー操作(1:26~)

+ 大会ネタバレ
ウルトラ戦士集結!タッグバトルではチルノと「おバカタッグ」を組んで出場。
1回戦でタロウ霧島翔のタッグとの激闘の末に敗退するも、ダブルチルノ形式であったため負け側トナメを勝ち進み、
見事決勝に進出。
決勝戦ではアグルの鬼畜技フォトンスクリューと長曾我部元親のコンボ力に苦しめられあっさりと2ラウンド取られてしまうものの、
その後怒涛の巻き返しで2ラウンドを奪取、決着の最終ラウンドにまで試合をもつれ込ませた。
最終ラウンドではやはりフォトンスクリューによって苦しめられ、善戦するも相手が二人残っている状態でチルノが先に倒されてしまい、
絶体絶命の危機を迎えるが、そこでスピリッツ「ウルトラマンキング」(常時ゲージMAX)を引き当て、更にネオマキシマ砲が発動、
見事1回戦敗退から勝ち上がって勝利という大逆転優勝を果たした。

+ bakisimu氏製作
  • bakisimu氏製作
公開当初はmuu氏の性能改変パッチであったが、2015年1月17日の更新により、単独のキャラとして動作するようになった。
飛び込みからの空中攻撃がメインとなる性能になっている。
通常技の性能が強化される代わりに、スピリッツを含む他の部分の性能が抑えられていたりと弱体化気味の調整となっている他、
SEの変更やカットインの追加等、演出面でも強化されている。
3ゲージ技のネオマキシマ砲はクラーコフから撃たれるようになり、ソルジェント光線の追撃でトドメを刺す演出に変更となった。

+ Dennyfh氏製作
  • Dennyfh氏製作
上記muu氏版を改変したもので、MUGEN1.0以降専用。
現在はBlackcat氏によって代理公開されている。

スピリッツシステムが削除されている他、演出が強化されており、テレビ本編のものにかなり近くなっている。
また、新技も多数追加されており、特にストロングタイプやミラクルタイプでは相手を投げた際の軌道や特殊技の移動範囲等、
細かい部分まで改変が施されており、muu氏版とは性能がほぼ別物となっている。
AIはデフォルトで搭載済み。
紹介動画(DLリンク有り)

+ Sans_UA氏製作 ニセウルトラマンダイナ
  • Sans_UA氏製作 ニセウルトラマンダイナ
中華圏の製作者による作品。
通常技のモーション等は元のダイナのものが使用されているが、立ち姿等はきちんとミラクルタイプに黒のラインが入っているため判別は可能。
また、勝利時に一瞬だけ正体を見ることもできる。
AIもデフォルトで搭載されているが、たまにキックの動作で止まってしまう不具合があるようなので注意。



「見たか!俺の超ファインプレー!…って、うわああああ!?」

出場大会

削除済み
更新停止中

出演ストーリー

わたしたちのすわこさま(本物ではなく、ロボットとして登場)
KING OF FIGHTERS X(part EX02)

プレイヤー操作

mugenで天の道を行く(part9、muu氏製)


*1
苦戦の例として、グライキス戦で素早いグライキスに対抗するためにミラクルタイプにチェンジした際、
レボリウムウェーブを回避された上、怪力の持ち主であるグライキスに接近戦に持ち込まれてしまい、
力の劣るミラクルタイプが苦戦した事例がある。
ストロングタイプの場合はバオーン戦において、赤い色に反応するバオーンがストロングタイプの体色に反応、
更に催眠効果のある鳴き声のせいで眠ってしまったために、ダイナはチェンジしたものの殆ど何もできず、
バオーンのペースに引き込まれ、ドタバタ劇を繰り広げた
(バオーンに悪気は無く、ただダイナと遊んでもらいたかっただけである)。

*2
『ウルトラマン OFFICIAL DATA FILE』の第47号ではさらに分類が細かく4種類の扱い。
なんでも、劇中で使用されたレボリウムウェーブは全てが同一の技であり、
  • 敵の攻撃を受け止めて、衝撃波に変換して撃ち返す技
  • 超能力で空間を圧縮して衝撃波を発生させ、敵に撃ち出す技
  • 敵を衝撃波で粉々にした後、超能力で作ったブラックホールで吸い込む技
  • 超能力で空間を圧縮して作った衝撃波を敵に撃ち込み、ブラックホールを発生させて飲み込む技
という具合に発展したと記述されている。

*3
このネオマキシマ砲は本来は宇宙を超高速で移動するための手段であるネオマキシマエネルギーを兵器に転用したものである。
その威力は通常出力の一発で島が壊滅し、最大出力では地球と同じサイズのグランスフィアを粉砕した。
ダイナの全力のソルジェント光線と並ぶ破壊力を発揮するほどの代物。
その威力はソルジェント光線が直撃しても平気な怪獣でさえ一瞬で消滅するほど。
これだけでネオマキシマ砲が如何に凄まじい物か分かるであろう。
尤も、作中では人類が持つにはあまりにも強すぎる力であるとして、劇場版での紆余曲折の末封印されている。
他にも、彗星を一撃で跡形も無く粉砕する兵器「ファイナルメガランチャー」といった強力な兵器が量産されており、
前作の兵器も全て健在であるため武装面では歴代でも最強だが、
本来は平和機構であるTPC全体が軍事方面に傾倒しているという矛盾を孕んでおり、
作中でもその危うさは何度か言及されている。
実際そのTPCの武力重視の思想が、劇場版や最終章の事件の切っ掛けになっているとも言える。

*4
宇宙格闘士グレゴール人が変身した、ウルトラマンダイナの偽物
なお、グレゴール人の目的は侵略ではなく、宇宙でも強さが評判となっているウルトラマンダイナに挑戦して勝つ事であり
ダイナに化けていたのは侵略者と決め付けられて地球人に勝負を邪魔させないためだった。
そのためダイナに敗れた後は「殺せ」と要求するもダイナに断られ、ダイナの強さは一人で戦っているだけでなく、
スーパーGUTSの仲間や応援してくれる人達と共に戦っているからであることを悟り、完敗を認めて潔く宇宙に帰って行った。

なお最初の出現の時はフラッシュタイプに変身していたが、直接対決の時には分かりやすくするためか、
格ゲー2Pカラーの如くミラクルタイプの模様に黒のラインが入った姿になっていた。

後に『デッカー』でも同族である「グレゴール人グレース」が登場した。

ソーシャルゲーム『ウルトラ怪獣バトルブリーダーズ』にも登場。
固有スキル「凄腕の格闘士」は、
  • 近距離特効(攻撃力超アップ)
  • 待機時3ターンの間移動力が2アップする
  • 攻撃時に相手のガードスキル発動を封印する
  • 近距離攻撃を受ける時に回避が716アップ
  • 回避時ダメージ量が大アップ(1回攻撃をするまでの間)
など、近距離戦に特化した性能となっている。
必殺技「ダークソルジェント光線」は2ターンの間相手の回避率が大ダウンする。


最終更新:2024年02月04日 13:42