ウルトラマンダイナ


「本当の戦いはここからだぜ!」

1997年に放送された特撮テレビドラマ『ウルトラマンダイナ』の主役ヒーロー。
地球平和連合TPCの特捜チーム「スーパーGUTS」のアスカ・シン隊員 「アンタって人は(ry」ではない) が変身する。

+ スペック

+ 『ウルトラマンダイナ』本編ストーリー

ダイナにはティガと同様にタイプチェンジ能力があり、変身直後はフラッシュタイプという銀・赤・青・金で彩られた姿になる。
フラッシュタイプは能力のバランスが取れた形態であり、
必殺技のソルジェント光線やフラッシュサイクラーなどの光線技を得意とする。
ただ、デスフェイサーやジオモスとの初戦が示すように、強敵相手に苦戦する事が多い姿でもある。
基本的にダイナが客演する時はこの姿のままで活躍することが多い。

また、ティガのスカイタイプとパワータイプに相当する「ミラクルタイプ」「ストロングタイプ」という形態も存在するが、
ティガのタイプチェンジにおける「形態ごとの能力の差別化」という概念がより推し進められ、形態間のステータス差が激しくなったほか、
ティガとの差別化を図る意味で「ミラクル・ストロングは一度の戦闘で使えるのはどちらか片方、一回ずつのみ」
「一度変化した後フラッシュに戻ることは可能」という制限が設けられた。
このため、タイプチェンジの選択を誤って逆にピンチに陥いることもあった。*1
(ゲームなどでは変身制限まで再現すると扱いにくくなるせいか、制限を設けていないことが多い。)
外見上は単なる色違いであったティガとは違い、模様やプロテクターの有無など、デザインも大きく変わるのが特徴。

ミラクルタイプはスピード戦を得意とするほか、超能力技を持つ姿である。カラーリングは青と銀。
やはりパワーとタフネスに難があるものの超能力の使い勝手が良く芸達者であり、
どちらかといえば影の薄かったスカイタイプに比べ、活用されたことが多い。
必殺技はレボリウムウェーブ。アタックバージョンとリバースバージョンの2種類があり、
後者は相手の攻撃を撃ち返す技で一度しか使われていないレアな技。
また、前者は衝撃波を撃ち込んで相手の背後に小型のブラックホールを出現させ、相手をその中へ吸い込んでしまう技で、
防がれたり回避されることもあるが、一度効果を発揮すれば大抵の敵は逃げられず(ジオモスにはバリアを張られ自力で脱出されたが)、
怪獣の爆発などによる周囲への被害を心配する必要も無い上、善良なファビラス星人を操っているムザン星の魔石(が生み出した鎧)だけを吸い込ませるという芸当もできる非常にチートな技だったりする。
他に未完成版も存在し、書物などでは3種類のレボリウムウェーブが掲載されることもある。*2
ちなみに、前述した通り普段はパワーは無いこの姿だが、灼熱合成獣グライキスとの戦いでは気合いでストロング並のパワーを発揮している。

ストロングタイプは力自慢の姿であり、カラーリングは赤と銀。
パワータイプ同様、肉弾戦や水中戦に強い反面、スピードに劣っている姿だが、
最大の違いは飛び道具がガルネイトボンバーしかないという点だろう。
パワータイプほど多用されてはいないが、冷遇された形態というわけでもなく、
デスフェイサーやネオジオモスを始めとした強敵との戦いで、反撃の狼煙として活躍したことも多い。
能力の性質上、熱血型のアスカの性格と最も相性がいい姿ではないかという声もある。
あと、体格のマッチョ化がパワータイプのそれに輪をかけて激しい。

またダイナはシリーズでも珍しい、 出自が一切不明のウルトラマン である。
ダイナ本人の意思が登場せず、その謎がストーリーと設定で一切触れられないため、未だに公式な解答はない。
超古代の光の巨人像を基に作られた人造ウルトラマン「テラノイド」がアスカから奪われたエネルギーで稼動したこと、
『ティガ』の劇場版での超古代文明の回想シーンにダイナと酷似した巨人が多数確認されたことなどから、
ダイナもティガと同じかつて超古代文明を護った光の巨人の一人ではないかとも思われるが、状況証拠だけで明言されてはいない。

+ 明日へ…

『ティガ』の続編として製作された本作はかつての大きな困難を乗り越えた人類の前に新たなる脅威が迫り、
ウルトラマンダイナとスーパーGUTSが立ち向かっていく姿を、アスカの苦悩や成長を交えて描かれている。
シリアスな面が強調された前作よりも娯楽性に力を入れた作風作りがなされ、
元高校球児(作中でも野球にちなむセリフをしばしば口にした)のアスカを始めとして熱血的・情熱的に描かれる
スーパーGUTSの面々や、ある時は強大に、またある時はコミカルに、さらにある時は感動的に物語を彩っていく
数々の怪獣たちが登場し、第42話「うたかたの空夢」はファンの間でも度々語り草となるほどの屈指の
迷(名とも言う)エピソードになっている。

一方で、前作にも劣らぬシリアスかつ緊迫感あふれるエピソードが世界観を崩さないように挿入されることで
『ティガ』とはまた違った魅力や物語の広がり方を持つ作品となった。
特に未来への希望を描きつつも悲しい余韻を残した最終回は、ハッピーエンドで終わることの多い
ウルトラシリーズの中では異彩を放つものとして評価されている。

「俺はどんな時だってあきらめないし、絶対に逃げもしない!」

……のであるが、実は評価されるようになったのは2008年の『超ウルトラ8兄弟』等に客演してからで、
90年代の評価は、大人の評価も高かったティガやガイアに比べると数段落ちる存在であった。
(娯楽重視の作風が、ティガで復帰したドラマ重視のマニア層に拒絶されたせいでもある)
勿論現在では映画での活躍や、アスカを演じたつるの剛士氏が後にクイズ番組『クイズ!ヘキサゴンII』で見せた
バカキャラに引きずられたキャラ付け(アスカも相当なバカキャラだったので違和感がない)によって
ダイナもファンに愛されるようになり、それに従って作品自体も再評価されている。

+ ダイナ関連でのつるの氏馬鹿ネタについて

+ 防衛チーム「スーパーGUTS」

エネルギーが完全に無くなった状態でも気合いと絶対にあきらめない心で挑むアスカ
http://www.nicovideo.jp/watch/sm10431935


ダイナの派生作品や客演作品は以下の通りである。
+ 劇場版 『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち』

+ 映画『ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦』

+ オリジナルビデオ作品『帰ってきたハネジロー』

+ 映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟』

+ 映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』

+ 映画『ウルトラマンサーガ』

また、映画『ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY』には後のスーパーGUTSメンバーがあちこちで登場、
アスカもTPCの作業員だったころの姿でラストに現れ、研究のために火星に向かうダイゴやレナと挨拶を交わしている。

+ 番外?漫画『ウルトラ忍法帖』


MUGENにおけるウルトラマンダイナ

muu氏により『対決!ウルトラヒーロー』のドットを用いたキャラが製作され、
『対決!』版のマンセブンティガと同時に公開されている。
muu氏おなじみのネビュラコンボやスピリッツシステム、防衛チームによる支援攻撃(ダイナはガッツイーグル)を搭載している。
原作同様にタイプチェンジ能力を持ち、ティガとダイナではYボタンはタイプチェンジに割り振られている。
また、FEシリーズに合わせ、上述のタイプチェンジの制限は設けられていない。
MUGENの仕様などの関係で特定の攻撃を受けるとフラッシュタイプに戻ってしまうことがあるが、
「フラッシュタイプのまま起き上がって再度タイプチェンジする」という起き上がり方を自動でやってくれるので、
いちいちタイプチェンジしなおす手間はないが、タイプチェンジ中は無敵ではあるものの隙だらけであるため、
タイプチェンジ直後に投げられたりフルコンボを叩き込まれたりすることもあるので注意が必要。

また技に関しても、タイプによって連射速度や弾速などの性能の変わるビームスライサーを始め、
フラッシュタイプなら出の速さとヒット数に優れるソルジェント光線や投球中の入力で軌道が変えられるウルトラフォーク、
ストロングタイプならコマンド投げのバルカンスウィング、アーマー付加のストロングパンチ、隙は大きいが攻撃力も凄まじいガルネイトボンバー、
ミラクルタイプなら飛び道具を跳ね返す「リバース」、命中すると相手がブラックホールに
吸い込まれてしばらく姿を消す(トドメならそのまま戻ってこない)「アタック」の2種類があるレボリウムウェーブ…
などなど原作同様に多彩な技を持ち、これらの技を如何に使っていくかが重要なキャラである。

3ゲージ技を使うとネオマキシマ砲による援護射撃が行われるが、このときに来るのは劇場版に登場した
戦艦プロメテウスであり、恐らく劇場版におけるゲランダ戦が元ネタだと思われる。
自分の体力が少なくなるとカラータイマーの点滅が始まり、敵の体力を半分以下にすると
劇中BGM『FIGHTING THEME-STRONG』が流れる。

またbakisimu氏による性能改変パッチが存在する。飛び込みからの空中攻撃がメインとなる性能になっている。
通常攻撃の性能が強化される代わりに、スピリッツを含む他の部分の性能が抑えられているため弱体化気味の調整となっている。
SEの変更やカットインの追加など演出面でも強化される。
2015年1月17日の更新で改変パッチから単独のキャラとして動作するようになった。

+ 大会ネタバレ

また、12Pカラーを選択すると、第31話に登場するニセウルトラマンダイナ*4を意識したモードになり、
タイプチェンジがなくなる代わりに、オリジナル技「熟練の体さばき」や「武人の心意気」、
劇中でも本物とのデスマッチに使用した電撃リングの設置などが使えるほか、ボイスやイントロ、勝利ポーズも変化する。

mugenで天の道を行くでも確認できる。
出番は、1:26から。 http://www.nicovideo.jp/watch/sm25844661
「見たか!俺の超ファインプレー!…って、うわああああ!?」

出場大会

削除済み

出演ストーリー

わたしたちのすわこさま(本物ではなく、ロボットとして登場)
KING OF FIGHTERS X(part EX02)

その他


*1
苦戦の例としてグライキス戦で素早いグライキスに対抗する為にミラクルタイプにチェンジした際、
レボリウムウェーブを回避された上、怪力の持ち主であるグライキスに接近戦に持ち込まれた際、
力の劣るミラクルタイプが苦戦した事例がある。
ストロングタイプの場合はバオーン戦において、赤い色に反応するバオーンがストロングタイプの体色に反応、
更に催眠効果のある鳴き声のせいで眠ってしまった為に、ダイナはチェンジしたものの殆ど何も出来ず
バオーンのペースに引き込まれ、ドタバタ劇を繰り広げた。
(バオーンに悪気は無く、ただダイナと遊んでもらいたかっただけである)

*2
『ウルトラマン OFFICIAL DATA FILE』の第47号ではさらに分類が細かく4種類の扱い。
なんでも、劇中で使用されたレボリウムウェーブは全てが同一の技であり、
  • 敵の攻撃を受け止めて、衝撃波に変換して撃ち返す技
  • 超能力で空間を圧縮して衝撃波を発生させ、敵に撃ち出す技
  • 敵を衝撃波で粉々にした後、超能力で作ったブラックホールで吸い込む技
  • 超能力で空間を圧縮して作った衝撃波を敵に撃ち込み、ブラックホールを発生させて飲み込む技
という具合に発展したと記述されている。

*3
このネオマキシマ砲は本来は宇宙を超高速で移動する為の手段であるネオマキシマエネルギーを兵器に転用したものである。
その威力は通常出力の一発で島が壊滅し、最大出力では地球と同じサイズのグランスフィアを粉砕した
ダイナの全力のソルジェント光線と並ぶ破壊力を発揮するほどの代物。
その威力はソルジェント光線が直撃しても平気な怪獣でさえ一瞬で消滅するほど。
これだけでネオマキシマ砲が如何に凄まじい物かわかるであろう。
尤も、作中では人類が持つにはあまりにも強すぎる力であるとして、劇場版での紆余曲折の末封印されている。
他にも、彗星を一撃で跡形もなく粉砕する兵器「ファイナルメガランチャー」といった強力な兵器が量産されており、
前作の兵器も全て健在であるため武装面では歴代でも最強だが、
本来は平和機構であるTPC全体が軍事方面に傾倒しているという矛盾を孕んでおり、
作中でもその危うさは何度か言及されている。
実際そのTPCの武力重視の思想が、劇場版や最終章の事件のきっかけになっているとも言える。

*4
宇宙格闘士グレゴール人が変身した、ウルトラマンダイナの偽物
なお、グレゴール人の目的は侵略ではなく、宇宙でも強さが評判となっているウルトラマンダイナに挑戦して勝つ事であり
ダイナに化けていたのは侵略者と決めつけられて地球人に勝負を邪魔させない為だった。
その為ダイナに敗れた後は「殺せ」と要求するもダイナに断られ、ダイナの強さは一人で戦っているだけでなくスーパーGUTSの仲間や
応援してくれる人達と共に戦っているからであることを悟り、完敗を認めて潔く宇宙に帰って行った。

なお最初の出現のときはフラッシュタイプに変身していたが、直接対決のときには分かりやすくする為か
格ゲー2Pカラーの如くミラクルタイプの模様に黒のラインが入った姿になっていた。