スーパーボーイ


+ 日本語吹替声優
新垣樽助
『ヤング・ジャスティス』
鈴木崚汰
『TITANS/タイタンズ』

アメリカのDCコミックの人気シリーズ『スーパーマン』に登場するヒーロー。
スーパーマンの若かりし頃を指してこの呼び方をする事もあるが、現在では他にこの名前を持つヒーローが居る。
そちらの初出は1993年の『Adventures of Superman #500』。
ドゥームズデイによってスーパーマンが一回殺された後である。

身長170.2cm。体重68.1kg。本名は当初無かった。
スーパーマンの死後、「カドモス計画」のリーダーだったポール・ウエストフィールドがクローン作成を企み、遺体を入手した。
直接クローンを作る計画は失敗したものの、「遺伝子の一部を地球人のもので補ったクローンを作ってパワーを移植する」という発想の転換を実行。
13番目の実験体にしてようやく成功した。彼は記憶を移植され、「実験体13番」と呼ばれた。
研究所から脱走した後にヒーロー活動を開始したが、当初は本人と誤認されて「スーパーマン」と呼ばれていたが、
他にスーパーマン及びその別名を名乗る人物の存在が判明してからは若さのために「スーパーボーイ」と呼ばれるようになった。
彼自身はアイデンティティの問題からこれらの呼び名を嫌がっていたが、スーパーマン復活後は戸籍上彼のいとこになり、
コナー・ケントの地球人名とコン・エルのクリプトン人名をもらえた。
以降も若いながらにヤング・ジャスティスやティーン・タイタンズで活躍した。
後に自身に使われた地球人の遺伝子がレックス・ルーサーのものである事が判明した上、それが原因で操られた事があり、彼の負い目になっている。

能力は、やはりスーパーマンに準じたものになっている。
強靱な体力やスタミナはもとより、スーパーマンのオーラを移植した事から、
肉体的には地球人であるにもかかわらずクリプトン星人の能力をほとんど使用できる。
もっとも肉体的な力に関しては完全な移植はできておらず、超能力を利用した疑似的な再現となっている。
詳しく言うと、スーパーボーイは自分の触れたものに対して念動力を作用させる事ができ、
スーパーマンが自身の腕力で岩を砕いたり車を持ち上げたりするのに対してスーパーボーイは念動力でそれらを行っている。
ただ、人生経験が足りないために色々と未熟な上、自分の出自に関するコンプレックスから、
当初は血気にはやっての失敗も多かった。
マーベルコミックスとの対決企画『DC vs. Marvel』の代表にも選ばれるが、スパイダーマンに敗れてしまう。

ヒーローとしての交友関係は、やはりスーパーマンを中心としたものになるが、
3代目ロビン(現レッドロビン)や2代目キッドフラッシュとはヤング・ジャスティスやその後継のティーン・タイタンズ以来の付き合いで仲も良くなっている。

「インフィニットクライシス」の際には、別次元「アースプライム」からやってきた悪のスーパーマンであるスーパーボーイプライムと戦い命を落とした。
クリプトンの血を引きスーパーマンとグリーンランタン及び意思の化身イオンの力を持つ最強の男「ソダム・ヤット」もプライムとの激闘の末に死にかけた。

しかしスーパーボーイは「ファイナルクライシス」の際に1000年の時間をかけて30世紀に復活し、今度は太陽光を充填したチートモードであったのか、
プライムとも互角に戦闘する事が可能になった。
未来では最後のグリーンランタンとなったソダムも何故かモヒカンになっていたがどうやら1000年の充填期間でパワーアップしたようで、
隊員達が遺したパワーリングを大量に使用しながらプライムを圧倒する。
時間を操る強敵タイム・トラッパーの正体が「こちらの時間軸を攻撃する別の時間軸にして特異点、そして未来のプライム」である事を知ったヒーロー達は、
トラッパーをフルボッコにしてからプライムがいる時代へ跳ばし、はち合わせさせる。
予想通り愚かなプライムは未来の自分であるトラッパーと口論になり、トラッパーに殴りかかる。
すると時空間的な異常によってトラッパーは完全消滅し、プライムもアースプライムへと吹き飛ばされ、家族にこれまでの所業がバレて自滅・引きこもった。
戦闘が終わると、スーパーボーイは久々に現代へと帰還した。


MUGENにおけるスーパーボーイ

Seth Zankuthen氏とTitan Goku氏が制作したものが海外サイト「Scruffydragon Team」で代理公開されていたが、現在はサイト消滅により入手不可。
スーパーマン同様にヒートビジョンなども使えるが、斜め上に撃ち出したり、
空中から地上をなぎ払うように発射できたりと応用範囲が広くなっている。

出場大会



最終更新:2023年04月25日 01:36
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