ロミアス


「…本当に食べてしまったのか?」

                    (ロミアスはニヤリと笑った)


フリーのローグライクRPG『Eternal Leagu of Nefia(Elona)』に登場するキャラクター。種族はエレア。
ゲームを開始したばかりのプレイヤーに対して、所謂チュートリアルのようなものを行ってくれるキャラクターなのだが、
そのチュートリアルの内容が色々な意味で酷く、作中屈指のネタキャラとして扱われている。
あと顔がなんかウザい。
(実はRPGツクール用に発表されていたフリー素材なので、別にロミアス専用のグラフィックと言う事は無く他のゲームにも登場する顔だったりする)

+ロミアスの悪行三昧(若干ネタバレ)
  • 食事を摂る方法を教えてくれる際、これを食えと肉を渡してくれるのだが
    その肉が「人間の死体」。食べるまで人間だと気づきにくい上、このゲームの人肉は食べると発狂する。
    (ただし、低確率で「人肉嗜好フィート」という、人肉を食べても大丈夫、というか人肉のほうが美味しく感じられるという
    能力が手に入ることもある。倫理的にはともかく、序盤では有用な能力である)。
    周回プレイの際にある条件を満たしていると、この死体や後述のモンスターに関する事実が判明する。
  • 壁を掘る方法を教えてくれる際、壁の中に「途方もない価値の金塊」を埋め込んでおいてくれるのだが
    その金塊の正体が「途方も価値のない錆びた偽物の金塊」という嬉しくないアイテム。価値以前に売ることすらできない。
    なお、この金塊はどこを掘っても出てくる。プレイヤーが作った壁の中からでも。
  • 更新で改善されたが、装備の仕方と巻物の使い方を教える際、呪われた装備と解呪の巻物を渡して
    装備の呪いを解くように指示してくるのだが渡された解呪の巻物自体が呪われており、
    渡された装備はおろか他の装備も呪われて外せなくなる。
  • 戦闘の方法を教えてくれる際、こいつを倒してみろと弱いモンスターを三匹ほど召喚するのだが
    ゲーム開始時点では一匹倒すのが手一杯な強さのモンスターを三匹同時に召喚してくる。
    初期種族と職業によっては死ねる。
  • 開錠の方法を教えてくれる際、この箱を開けてみろと宝箱を渡してくれるのだが開かない。
    正確にはゲーム開始時点で開けるのはかなり難しい。
    しかもゲームを進めて開錠スキルをあげてから開けてみても大したものは入っていないことが多い。
    しかも宝箱自体が無茶苦茶重いので、どかす事すら出来ない上にうっかり拾ってしまうと最悪その場で圧死する。*1
  • 彼が装備している弓には逃げる相手を強引に引き寄せる追加効果が付いており、さらにまで仕込んでいる。
…等々。

一応フォローしておくと、彼らエレアの民はとある事情により迫害される立場にある。
そんな境遇にありながら彼はオープニングで死に掛けていたプレイヤーを助け、いくつかのアイテムまで与えている。
また、『Elona』の前身といえるRPG『Etherwind』のミロス(ロミアスに当たる人)は見捨てる事も考えたと言っており、
彼らの境遇を考えれば見捨てる方が自然であるとも考えられる。
それでも助けるという選択をした辺り、ロミアスは善人とみていいだろう。
でも多分コイツは寝床の確保以外には何もしてない。
というか彼の連れで数少ない善人であるラーネイレに助けられたという方が正確である。
+...
・・・
まあ慣れていくうちにプレイヤーは上に書かれてることよりもひどいことを平然と行うようになるのだが。
  • 町におかれている自分のものでない食べ物を食べる
  • 食事に媚薬を混ぜて誰かに食べさせる
  • 結婚してご祝儀を貰ったら嫁を売り払う。通称結婚詐欺。
  • 家に遊びに来た冒険者から窃盗する
  • 農村の女の子を特に理由もなく死に至らしめる
  • その肉を食べる。
  • もちろん持ち物は持っていったり売り払ったりする。
  • 町にいる傭兵、子供、老人、乞食は虐殺。
  • 封印されている魔人を開放して街の住人が全滅した後に遺品や家具を持っていく
このうち媚薬混入食料を食べさせる以外は罪にならないもしくは軽微な罪である。

どういうことなの…

+彼の種族であるエレアについて
本ゲームの世界観では、一か月続きの雨の後「エーテルの風」という突然変異をもたらす災厄が世界中を襲っており、
その発生源と目され今なお拡大を続けているのがヴィンデールの森(通称異形の森)と呼ばれる地域一帯である。
エレアとは、その異形の森に隠れ住む種族であり、エルフの末裔と言われている。
元々他種族とはあまり交流を持たない排他的種族だったようだが、上記の事情により西の王国ザナンの王子サイモアを始め、ヴィンデールの森とエレアの民の根絶を叫ぶ人も出始めている。
…とまぁ基本的には被差別的な扱いを受けているかわいそうな種族…という立ち位置のはずだが、上記のロミアスの悪行を見ているとエレアの側にも原因があったのでは…と思わせる部分もある。
実際のところ、その辺の町の人に話しかけても「エーテルの風は異形の森周辺で発生しているとか…興味ないでおじゃるな」とか言っていたりするので、
一部のノイジーマイノリティーが目立っているだけなのかもしれない。

プレイヤーの種族として選択することも可能。種族としてのスキルボーナスは詠唱や暗記など魔法使い向けで、ステータスも意思や魔力を始めとした魔法関連のパラメーターに長ける。
しかし、筋力や耐久も普通クラスはあり、別に肉体を使った行動が苦手なわけではない。
種族固有の特性として、「エーテル病の進行が遅くなる」と「マナの反動による自分へのダメージを半減」の2つを持つ。
エーテル病はうまく使えればメリットもあるが、初心者には厳しい効果も多いので進行速度を遅らせられるこの効果は有用。
もう一つの魔法の反動半減も、初心者魔法使いの死因の大半を占めるほどダメージが大きいので死亡率を減らせる。
総じて、魔法使い初心者に必要な要素がバランス良く揃っており、近接戦もそこそここなせるので「魔法を使った冒険をしたいが、何かと不安」という人にオススメである。

敵キャラとしては、「エレアの戦士」「エレアの魔術師」の2種類が存在する。
どちらもレベル自体は低く、能力もさほど優秀ではないがそれでも新米冒険者には危険な存在。
ダンジョン内の特定の場所に群れをなしてたむろしているケースが多く、下手に突っ込むと数の暴力にさらされやすい。



原作での性能

チュートリアルを行ってくれる友好的なNPCではあるが、『Elona』は自由度の高いゲームなのでいきなり喧嘩を挑むことも可能。
とは言っても最序盤のプレイヤーでは到底勝てない程度には強い。
スタート地点の洞窟から最寄の町・ヴェルニースに入ると洞窟から姿を消す。

しかし、手馴れたプレイヤーは他の町で核爆弾を調達して彼を相方のラーネイレごと吹き飛ばしたり
呪われた酒を飲ませて餓死させたりとあの手この手で彼を殺害し、彼の持つ装備品を奪ってから冒険を始める場合も多い。*2
強力なレア装備「★《異形の森の弓》」を所持しており、また相方のラーネイレもレア装備「★《エーテルダガー》」*3
持っているため仕方ないと言えば仕方ないが、巻き添えを喰らうラーネイレが哀れである。

やる夫とやらない夫による解説プレイ動画
ブロントさん天子衣玖さんによる解説プレイ動画

201X年、自宅は核の炎に包まれた!

姿を消した後もパーティー会場にストーリーガン無視でひょっこり登場するため、
そこでチュートリアルの憂さ晴らしとばかりにプレイヤー達に殺されて弓を奪われるという事件が後を絶たないとか。
レベル自体は20と、ユニークキャラの中では特別強い方ではないのである程度育ったキャラで戦うと割と普通に倒せる。

メインストーリーにも登場するが、愚痴を言ったり、皮肉を飛ばしたり、ラーネイレに文句を付けたり以外は特に何もしていない。
むしろ王に謁見する時とか置いていかれる。まあこいつが話しに入ると余計こじれr(オンヲアダデカエストハコノコトダ
そのせいか、出オチ呼ばわりする冒険者もいたりする。

まあ、あと一人ほど憎い種族不明緑髪がいるけど…「家の中で魔法書を読むと安全」だと?嘘だッッッ!*4
それに比べてロミアスは嘘は付かない。そう、嘘は。


MUGENでのロミアス

ネタキャラに定評のある夫氏がまたまたやらかしたらしい。
マジパネエ

乞食の死体や途方も価値の無い錆びた偽物の金塊といった、先述の悪行の数々を駆使して戦うキャラになっている。
変わった点として、元ゲームっぽくダメージがダイス判定によるランダム性があるものになっている。
攻撃によってはダメージの最大値は大きいが、ダメ-ジ幅が大きすぎてさっぱり安定しなかったり。
+ちなみに
製作者曰くジャスティスとやらせたらいい勝負してたから並キャラらしい。どこがだ。
また、凶悪ロダにて強化版のロミアスも公開されている。こちらは狂クラスなので注意。

出場大会

出演ストーリー



*1
宝箱の中身は開ける場所により変化する。つまり深いダンジョンの奥などで開けるといい物が出てくる可能性も必然的に高くなる。
が、300sなんてもの持ち歩ける頃には既に大概のものは揃っている。
*2
彼らの落とすもののほうが利用価値が高いため忘れられがちだが実はチュートリアルが終わった後ロミアスに「家から出て行って欲しい」といえばいくつかのアイテムと家具を置いていってくれる。
中にはこれを知らなかったと言う人もいたり・・・
*3
エーテルの名を冠する装備は作中でエーテル病と呼ばれる難病を進行させる効果を持っており、
顔の形が崩れる・目の数が増える・頭部の巨大化といった奇病や
意思とは関係なしに突然テレポート・重力が発生など病気の範疇を超えた超常現象が起きるなど
バッドステータスの割合が多く、20段階目まで悪化すると毎ターン超ダメージを受けて死ぬ(だがこれを耐える冒険者もいるとか)。
しかもエーテル病はエーテル製武器を装備していなくても進行していく為、
発症したら貴重なエーテル抗体のポーションを飲むしか抑える方法はない。

だが武器の性質としてはトップクラスで軽い・素早い・強い性能を誇るので、
エーテル抗体を集めるのに手馴れたユーザーはエーテル病を恐れること無く手持ちにしていることが多い。
実の所、全身エーテル装備なんて極端な装備やエーテルの風が吹き荒れる中で活動し続けるなんて
無茶をしない限り進行が異常に早くなるということは無いので普通にオススメの装備。
戦術面から重装備を出来ない魔法使いやエーテル病に掛からないペットにも良いだろう。
また、一部の症状(翼が生える・雨が振りやすくなる・首が太くなる・足が蹄になる・殺戮への餓え)は
デメリット以上にメリットが大きいので敢えてそのままにしておくユーザーも多い。
*4
魔法書を読むと魔法書に対応した魔法を覚える事ができるのだが、解読するには相応の「読書」スキルと能力値が必要になる。
もしこれが足りないと高確率で解読に失敗してしまい、様々なデメリットが発生する。
その中でも最悪なのが、魔力の渦によってモンスターが召喚されるというもの。
下手をするとPCよりも圧倒的に強いモンスターが召喚されてしまい、我が家がモンスターに占拠されてしまう。
一応超限定的状況では嘘とはならない。その状況とは人のいる場所以外を全て壁にする。
もはや模様替えも減った暮れもない。

「陰ながら応援しているよ(ニヤリ)」



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